観光大国フランス。その中でも群を抜いて人気なの都市がパリですね!わたしもパリが大好きでもう何度も足を運んでいます♪
これからパリ観光をしたいという方、観光地巡りやショッピングなどの情報収集はもちろん欠かせませんよね??
しかし、安全にパリの旅行を楽しむためには、現地の治安についても下調べしておく必要があります!
- パリで起こる犯罪手口
- パリの危険エリアと安全対策
- 女子旅・子連れ旅で気を付けたいこと
フランス旅行をもっと詳しく知りたい方は「mariのフランス旅行記ブログ」をどうぞ♪
フランスをもっと知る
このページの目次(もくじ)
フランス・パリの治安 注意すべきエリアと区域
パリの行政区は20区からなります。
中心から時計回りに渦巻き状に1区から20区まで区分けされており、パリの中心をセーヌ川が東から西へと流れ、そのセーヌ川を境に、セーヌ川の北側を右岸(Rive Droite)、南側を左岸(Rive Gauche)と呼びます。
右岸の1、2、3、4、8区、そして左岸の5、6、7区は、観光スポットが多く集まる場所で、旅行者を狙ったスリの多い地域です。
また右岸の10区、17区の北側、18、19、20区は、パリの中心部とは雰囲気がガラリと変わります。
特に18、19、20区は、移民が多く、貧困層が集まっているため治安の悪いエリア。盗難被害や傷害事件の件数が高いため、十分な注意が必要です。
外務省の安全情報
2021年1月現在、外務省の海外安全ホームページでは危険情報は出ていません。
他国と比べて犯罪も多く、日本人被害も多いので、危険レベル0というのがイマイチ理解できませんが仕方ありません。
テロやストライキも多い国ですから、危険情報がないといっても、渡航前にたびレジなどの安全情報の登録をしておくことをおすすめします。
コロナウィルスに関する情報
下記のグラフは感染者数(赤)と死者数(黒)の推移を表しています。
《コロナの影響について》
2021年1月現在、フランスの感染症危険情報レベルは3。渡航中止勧告(感染症)発令中です。
この地域への渡航は中止することをおすすめします。
いったんピークは超えたかのようにも見えますがまだまだ高水準で推移しています。
フランスに限らず、冬の期間中ヨーロッパへ渡航することは全くおすすめできません。
1月16日より18時から夜間外出制限措置を全土で導入。少なくても15日間は継続予定で、急に制限がかかる可能性もあります。
2021年1月18日以降、11歳以上の場合、日本などヨーロッパ圏外の国からフランスへ渡航する場合72時間以内のPCR検査院生証明書が必要となりました。
またフランス入国後に7日間の自主隔離を行い、その期間後にPCR検査を受ける必要もあり制限が厳格化されています。
夏の間は制限なく日本からの受け入れをしていたことから、春以降はおそらく感染者数も落ち着くでしょうし、比較的早い段階で日本人が旅行できる環境は整いそうだと予想します。
在ストラスブール日本領事館の「新型コロナウィルス関連情報」が日々更新されているので、渡航の際は必ずチェックしてください。
犯罪データ
フランスの軽犯罪の件数は日本と比べ物にならないくらい多いです。
置き引きやひったくりがほとんどで、パスポート、現金、航空券、スマホ、カメラなどあらゆるものが盗まれています。
パリに何度も足を運んでいるわたしですら、何度もポケットやリュックに手を入れられたりしています…。
また、スリならまだマシですが、殴ってでもカバンを持っていく強盗も少なくありません。
特に空港からのRER B線は治安が悪いことで有名。旅慣れている自信がないなら利用するのはやめておきましょう。
特に、日本人は多額の現金を持ち歩いている人が多いとされ、くり返し日本人ばかり狙う輩もいるので、十分な対策が必要ですね!
パリで危険な目に遭わないための安全対策

服装とカバン
できるだけ派手な服装は避けましょう。
日本のアパレルブランド特有のかわいらしいディティールの服装を着ていると、後ろ姿を見ただけで旅行者だとすぐに分かるので注意!
現地になじむ服装を心がけることも防犯につながります。
フランス人の服装については「フランス旅行の服装まとめ|季節・シーン別の最適な服装」にまとめています。
ショッピングと支払い
フランスでは、日常的な買い物をカードで支払うのが一般的です。
財布の中には、ほとんど現金を持ちません。小額の支払でもカードを使うことができるので、持ち歩く現金は最小限にし、支払にはカードを使うと安全です。
また現金は小分けにして数カ所に分けて持ち歩くと良いでしょう。
ホテル選びは慎重に
パリのホテルを予約する場合、できるだけ治安の良い地区を選ぶことをおすすめします。
中心部は旅行者を狙ったスリなどの軽犯罪がありますが、治安の悪い区では、傷害事件などに発展する可能性があります。
土地勘のない旅行者にとってとても危険ですので、中心部エリアにホテルを予約することをおすすめします。
メトロ(地下鉄)
パリのメトロは、スリが発生しやすい場所。
混雑した車両内に乗った場合、特に注意が必要です。バッグは前方に持ち、手をかけておくと安心です。
また、車内ではスリだけでなく、物乞いをする人も多く、演奏して⇒お金を求めるということも日常茶飯事。物乞いやチップは視線をあわせず無視をしていれば大丈夫。
観光地でのスリ・詐欺・ひったくりの手口
パリの観光地の至るところには、旅行者を狙った悪質な集団がいるので、その手口をご紹介します。
嘆願書のスリ集団
エッフェル塔やルーブル美術館、チュイルリー公園などパリの観光地に出没する女性のスリ集団。
クリップボードとペンを持ちながら、「Do you speak English?」と言って声をかけてきます。
旅行者に嘆願書を書かせている間に、財布などの貴重品を盗んだり、嘆願書にサインをさせた後、お金を催促したりします。声をかけられても立ち止まったり、話を聞いたりしないように注意です!

観光地での物売り
エッフェル塔やルーブル美術館周辺には、違法な物売りがたくさんいます。
物売りのほとんどがアフリカ系移民。
安物の金属でできたエッフェル塔のキーホルダーなどを売り歩き、警察とのいたちごっこが続いています。声をかけられても無視して、決して買わないことです。
シャルル・ド・ゴール空港⇔パリ市内間の移動で気をつけること
タクシーの場合
空港⇔パリ市内の料金は定額料金です。これはタクシー1台あたりの料金なので、複数で乗っても金額は変わりません
またチップは不要です。
- シャルル・ド・ゴール空港⇔パリ右岸まで50ユーロ
- シャルル・ド・ゴール空港⇔パリ左岸まで55ユーロ
タクシー乗り場に停車している公認タクシーに必ず乗りましょう!タクシーを装う人に声をかけられても、決して応じてはいけません!
もう1つ気をつけなくてはいけないのが、空港⇔パリ市内間の移動中、渋滞に巻き込まれることがあります。
停車しているタクシーの窓ガラスを割って、荷物を取られるという事件が多発していますので、タクシーに乗る際は、貴重品の入ったバッグなど、窓側や膝の上に置かず、外から見えないよう必ず足元に置くようにしてください。
電車の場合

RER B線は、空港⇔パリ市内を乗り換えなしで行くことができます。
料金が安いので利用する旅行者も多いのですが、治安の悪い地域を通るため利用する時間帯には特に気をつけましょう。
また各駅停車ではなく、急行に乗ることをおすすめします!!
女性1人の場合は、電車を避け、シャルル・ド・ゴール空港からパリ市内へ向かう直行バスに乗りましょう。
パリのテロについて
パリ同時多発テロの後、パリでのテロを心配される方も多いかと思いますが、美術館やデパートなどの観光地に限らず、あらゆる場所の入り口では、警備員による荷物検査があります。
ただ残念ながら、今後テロの危険性があるかないかについて断言することはできません。フランスはヨーロッパの中でテロが多く起こっている街であるということは間違いありませんからね・・・。
とはいえ年中テロが起きているわけではありませんし、多くの日本人が芸術留学していたり、仕事や勉強のためパリで暮らしています。
わたしはこれからもフランスに足を運ぶつもりですし、これ以上テロや治安が悪化しないことを心から願っています。

フランス旅行前に準備すべきはWi-Fiと海外旅行保険
フランス旅行に限らず、この2つはとても重要!海外旅行に行く際にスマホ利用と海外旅行保険はマストです。
Wi-Fiレンタルでネット環境を整える
何か困ったことが起きたとき、ネットが使えると安心感が違います。
海外では無料でWi-Fiを使えるスポットもありますが、いざという時のために海外Wi-Fiのレンタルをしておくことをおすすめします!
友達がスリにあった時、ネットが使えて本当に助かりました・・・。道に迷ったり、危険情報をチェックするためにもネット環境を整えることはとても大切です。
関連記事フランス・パリで海外ポケットWiFiレンタルを選ぶ際の注意点とおすすめ商品
海外旅行保険でいざという時に備える
実際にトラブルが起こってしまった時でも、海外旅行保険に入っていれば安心です。
何も起こらなければ良いのですが、海外では何が起こるかわかりません。万が一に備えて海外旅行保険には必ず入っておきましょう!
毎回入るのが面倒な人には海外旅行保険が付帯しているクレジットカードがおすすめですよ♪わたしが愛用しているメインカードはアメックスのSPGカード。
補償が手厚い上にマイルもたくさんたまるので、できればゴールドカード以上のクレカを1枚持っておくと本当に重宝します。空港から自宅まで無料ででスーツケースの宅配ができるのも神!!
とはいえ年会費が高いのでなかなか思い切りが必要かも・・・。そんな人におすすめなのが年会費永久無料のエポスカード!
エポスカードはなんと年会費無料で海外旅行保険が自動付帯*されています!年会費無料のクレジットカードの中でも補償額が高く旅好きなら絶対持っておくべき1枚。
ちなみに自動付帯とはクレジットカードを保有しているだけで保証の対象になる保険のことです。※付帯のタイプとしては「自動付帯」と「利用付帯」があり、利用付帯だと保証を受けるのに条件があるので注意が必要です。
エポスカードの海外旅行保険の内容
- 障害死亡:最高500万円
- 傷害治療:最高200万円
- 疾病治療:最高270万円
- 携行品損害:20万円
- 自動付帯あり
- キャッシュレス診療可能
クレカを作りたくない、または事情があって作れない人は通常の海外旅行保険でも全く問題ありません。
パリの治安まとめ
パリの治安についてまとめましたが、上記の他にも様々なケースがあります。
だからといって必要以上に怖がることはありません!
パリで安全に楽しい旅にするためにも、現地の治安状況をある程度確認しておき、トラブルに巻き込まれないよう自分自身で気をつけることが大切ですね!パリは世界のどこにも負けない素晴らしい街です。
ぜひみなさんのご旅行が楽しいものになりますように♪
フランス旅行をもっと詳しく知りたい方は「mariのフランス旅行記ブログ」をご覧ください!素敵な観光スポットをたくさんご紹介しています。
パリでぜひ泊まっていただきたいのがオテル リッツ パリ!!
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、最高級ホテルです。サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ最高でした。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!
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