バルセロナ親子旅|11泊12泊旅行記4日目【スペイン・フランス】
8歳の娘とふたりで11泊12泊のスペイン(バルセロナ)&アンドラ&フランス(オクシタニー)の旅へ。
4日目は終日バルセロナ観光。ほぼ最終日なので行っておきたいところをまわる編。
バルセロナ親子旅|11泊12泊旅行記4日目|バルセロナ観光
今朝も4時半ころに目が覚めたが、身体は起こさずに1時間ほど目を閉じて過ごす。その後、少し熱めの湯をバスタブにはり、疲れた足と身体を温めた。
疲れがとれていくのを感じる。特に選んだわけではないのだが、スペインは意外とバスタブ付きのホテルが多い。
6時過ぎに娘が起きてきたので、お風呂に入るよう促し、お腹がすいたというので、持参したカップうどんを作ってやった。
スペインは夜が遅い国なので、朝ごはんが食べられるお店があくのも遅いのだ。
もう少しで夜明けだなというころにホテルを出て、5分ほど歩く。
サグラダファミリア
目的はもちろん早朝のサグラダファミリア。
朝7時過ぎでもまだ暗くておどろおどろしい目の前のガウディ公園がフォトスポットになっていて、まだ人が少ないので写真が撮り放題。
それにしても、何度見ても飽きることのないこの教会。ガウディの才能と運と、当時のバルセロナの経済状況の良さに感謝してもしきれない。
まだ暗いうちはまともな写真が撮れなかったが、あたりは段々と明るくなっていき、次第に良い感じの写真が撮れるようになってきた。
あいにく天気はくもりなので、限界はあるが、娘とふたりでああでもない、こうでもないと話しながらの写真撮影はなかなか楽しいものだった。
同じ場所でも、iPhoneで撮るのと、pixelで撮るのとでは明るさも全然違う。
この日は曇ったり雨が降ったりで1日天気が安定しなかった同じ目的の人たちが数人いたので、お互いに写真を撮りあったり、朝の挨拶をしたりして気が済むと、サグラダファミリアを一周して、ホテルに戻ることにした。
ちょっとコーヒーでも飲もうかとあたりを見回すと、ようやく数件のカフェがオープンの時間を迎えたようだった。
カフェラテとクロワッサンを頼み、サグラダファミリアを背景に5ユーロもしない朝食をいただく。
ホテル代を安くあげるのは難しそうだが、それ以外ならバルセロナはお金をそうかけなくても楽しめる街だ。
グエル公園
ホテルに戻って荷造りをし、バスでグエル公園へ向かった。さすがの人気観光地、かつバスでのアクセスが容易とあって、かなりの混雑。
座れなかったので、転ばないように手すりをしっかりと握りながら、荷物にも気を配る。
バスはグングンと坂を上っていく。窓からの景色を楽しみながら、目的地で降りると、まぁとにかく人でいっぱい。お水やアイスクリームなど、キヨスク的なお店もあったが、何も買わず入園。
公園内には何もお店がなかったので、ここでもう1本水を買っておけばよかったと後悔したが、ホテルから持ってきていたもので乗り切った。
そこらかしこにフォトスポットがあるので、景色を楽しむのも写真を楽しむのも忙しい。
9年前に夫や母と訪れたときのことを思い出してみるが、こんなところへは来ていないなと思える場所もいくつかあった。
ガイドはガイドで良さがあるが、自由に動け周る楽しみもある。特にバルセロナのような場所は、SNSやYoutubeでたっぷり情報も出ているし、ぶらりと自分でまわるのも悪くない。
今日は私がガイドとなり、娘にグエル公園を案内する。しかし、娘の方が先におもしろそうな道を見つけて走り出し、こっちへ来いとはしゃぐ。
彼女の方がガイド(先を行く人)になることも少なくない。
娘のかわいい写真を文字通り山のように撮り、ここぞという場所だけふたりの写真も他の旅行者へお願いした。
写真を頼むのであれば、間違いなく韓国人が良い。彼らの腕は、他の国の旅行者とは比べ物にならない。
普通の外国人に頼むと、1枚か2枚適当に撮って時に酷い写真が帰ってくるのだが、韓国人の場合、複数の画角にそれぞれ数枚ずつ撮ってくれるので、ほぼベストショットを手に入れることができる。
これは色んな国で、何人もの韓国人にお願いしてきて間違いないと確認した。ありがと!
韓国人を見習って、また旅ブロガーの端くれとして、私が頼まれた時もプロのカメラマンになったつもりで、丁寧に撮るよう心掛けているので、観光地で私を見かけたらぜひ声をかけてほしい。
高台から見下ろすバルセロナの街は美しく、私も多くの旅行者と同じくその景色に魅了された。
しかし、階段や坂が多く少しくたびれた。
昨日から乾燥で喉に痛みを感じるようになっていたが、今後悪化しそうな気配がある。
公園を出て私は水を、娘にはアイスクリームを買い、バスで次の目的地サンパウ病院へ向かう。
帰りは下り坂なので、バス停のある大通りまでの道はラクに降りられた。
少しお腹も減っていて、昼食には良い時間帯だ。サンパウ病院へ行ってからでは遅くなってしまうので、さきに昼食をとることにした。
おしゃれなカフェやバルはいくつか体験したので、今回はもっとローカル感漂うお店にしよう。
Googleマップで候補になりそうなお店をいくつかピックアップし、近い順に立ち寄ってみることにした。
BAR Anetoでランチ
入ってみることに決めたのは、地元のおじさんの憩いの場所になっているBAR Aneto。旅行者が全くおらず、カタルーニャ語が飛び交い、いい感じ。
そうそう、こういう感じのお店を今求めていたのだ。ハムとチーズのサンドイッチとじゃがいものオムレツを頼み9.5ユーロ。
英語はあまり通じないが、常連客が助けてくれたり、声をかけてくれて、期待していた通りのものが出てきた。
娘はサンドイッチをいたくお気に召したようで、一口くれというと不服そうに差し出す。
オムレツはかなり塩がきつかったが、ぺろりと食べてしまった。
代金を支払い帰ろうとすると、シナ?と聞かれたので、ハポンと答えるとオオサカ?と聞き返される。
トーキョーと言うと、ナガサキとか、ナゴヤとか知っている土地の名前をポンポンと口にした。
会話とは程遠いものの、ローカルとの交流もでき、お腹も満たされ、満足の中サンパウ病院へ。
サンパウ病院
大人17ユーロ、子供無料。ここの入場料も円換算すると結構高いので、脳換算で1ユーロは100円で計算する(本当は160円)。
いつまでも現実ばかり見ていては、こう頻繁にヨーロッパなど来られるものではない。時には夢を見ることも大事なのだ。
本当に病院だったのだなと感じられる場所はほんの一部だったサンパウ病院はその名の通り、もともと病院として使われていた建物で、今は博物館としての役目を果たしており、1997年、カタルーニャ音楽堂と共に世界遺産として登録された。
中はひとつの街のようになっているバルセロナを代表する天才建築家、モンタネールが「芸術は人を癒す力がある」という理念のもと驚くべき病院を誕生させたのだ。
1902年に建設が開始され、28年の歳月をかけて完成。そして2009年まで実際に病院として機能していたというのだから驚くばかり。
サグラダファミリアからまっすぐ一本道を10分ほど歩いただけなのに、喧騒とは無縁の、静けさと穏やかさを感じられる不思議な空間だった。
ガウディ然り、バルセロナの街づくりにかける理想や夢は素晴らしく、それだけに世界中から旅行者が溢れる街になったのだろう。
一方、日本は京都をはじめ、優れた街がそこら中にあったのに、どこもかしこも同じような街になってしまった(現在進行形)。
旅好きな私からすると、どこよりも素晴らしい観光資源があちこちにあったのに、本当にもったいないなと思ってしまう。
娘が音声ガイドをつけたいというので、4ユーロ払ってタブレットガイドの案内の元進んでいく。
バルセロナは必見の建築が多すぎるので、すべて見てまわるには、時間も予算も足りない。けれど、やっぱり来てみると、どこも大満足なので、ぜひ余裕を持ってくることを推奨する。
予算は想定+100ユーロ、日数は+1日。それが簡単なようで難しいよね…。
サン・パウ病院のスーベニアショップもつぼ
もともとアール・ヌーボー好きなんだからバルセロナ好きに決まってるわ pic.twitter.com/OtglZqEWFG
— マリ@旅ブロガー オハヨーツーリズム✈ (@makiro77) September 23, 2024
Firo Tast Restaurantでコーヒーブレイク
今日もそれなりに歩いて疲れたし、一度ホテルに戻って休んでから、次の目的地に行くことにしよう。
ホテルに戻る途中で、ちょっと甘いものが食べたくなり、クレマ・カタラーナ(Crema Catalana)を食べられるカフェを探して入ってみた。
Googleマップで調べて、気になっていたレビューの良い店は2軒連続置いていないというので、近くで食べられそうな店をみつけたが、思ったほど美味しくなくてがっかり。
いつもなら1つを娘と半分こするのだけど、クリームブリュレ好きの娘が1個まるごと食べたいというので、ここでは2つ頼んでしまった。量も多いので頑張って食べる。
これはこの店が悪いのではなくて、クリームブリュレに柑橘とシナモンが加えられた本場のカタラーナが私たちの口に合わなかっただけ。
1つだったら無理せず食べきれたんだけどな。失敗失敗。
フットマッサージ
店を出てホテルに向かうとフットマッサージ15分10ユーロの看板を見つけたので、また寄り道。バルセロナは驚くほどアジア人経営のマッサージ店、ネイル店が多い。
フランスと比べると値段もまずまずだし、どんなものかと入ってみた。
足湯とマッサージチェアが組み合わされたようなイスに座ったが、結局足湯はおろか、タオルでふき取ることもせず、手袋をはめた状態でマッサージが開始された。
15分であってもそれなりに足の疲労は飛んだが、上手いとは言えず、施術中は気持ちがいいとか、リラックスするということはなかった。
20ユーロ渡すと、おつりが5ユーロしか返ってこなかったので、10ユーロじゃないのかと聞いてみたが、言葉が全く通じない。結局写真や身振り手振りで、リフレクソロジーは15ユーロだと言っていることが判明。
私が頼んだのはリフレクソロジーではなく、マッサージだと主張すると、色々文句をいって渋っていたが、結局5ユーロ返してくれた。
せっかくの癒しの空間が台無しになってしまったが、足取りは軽い。ホテルが近づくにつれ、サグラダファミリアも大きくなっていき、太陽も出ているし、最後に少しよってみることにした。
サグラダファミリア
朝とは比べ物にならぬほどの人混み。世界中から集まった多国籍な人々が、嬉しそうに記念写真を撮っている。
サンパウ病院とはうってかわって、静けさから喧騒へ切り替わる。
娘にスケッチをするかと聞くと、したいというので少し腰をおろして、下から時間をかけてサグラダファミリアを眺めた。
旅をしていると、時々スケッチをしている人がいて、その度にいいなぁ、こんな景色を写真ではなくて、絵に残すのは素敵だろうなぁなんて思っていたりしたのだけど、さぁ自分がやるかというと、それほどの興味もなければ技術もない。
このパートは夫と娘に託すとして、私はサグラダファミリアをじっくり眺めるとしよう。
私たちがいわゆるサグラダファミリアを思い出すとき、おそらくがこの生誕のファサードを正面に思い浮かべるだろう。
サグラダファミリアには3つのファサード(正面玄関のようなもの)があり、建設中の栄光のファザードが完成すれば、こちらが正式な門となる予定。
サグラダファミリア 生誕のファサード生誕のファサードはガウディが直接手掛けたとあって、何とも言えない世界観だ。
中央ど真ん中には受胎告知。その上には聖母マリアの戴冠。多くの教会やアート作品で取り上げられるキリスト教にとって大変重要なシーン。
庶民のための教会として計画されたサグラダファミリアは、文字が読めない人でも聖書の内容を視覚的に理解できるようにつくられている。
はじめてサグラダファミリアを見た時はまだ学生だったし、駆け足の欧州周遊だったので、ひとつひとつの建築物の歴史的背景だとか、物語をじっくり咀嚼するところまでは全くいけなかった。
こうして、特に時間に追われることもなく、スケッチに夢中になっている娘の横でのんびり教会を堪能できるのもなかなか良い時間だ。
30分か40分ほど座っていただろうか。絵が完成したというので、腰を上げてホテルへ戻る。
荷物をピックアップしてタクシーで次のホテルへ向かい、2時間ほどシエスタ(休憩)とることにした。
ボケリア市場(Mercat de la Boqueria)
カタルーニャ広場(Plaça de Catalunya)19時になったので、夕食もかねてボケリア市場へ。カタルーニャ広場を抜け、ランブラス通りを歩く。
夜の方が(といってもまだ明るいが)人が多く混雑している。
娘は少し香りに敏感なところがあって、市場はあまり得意ではない。
全く乗り気でないので、市場にはマグネットがあるかもしれないよ。と言って誘い出す。
予想通り、1ユーロのマグネットを発見。表通りでは2~3ユーロで売っているけど同じもの。
行きはしぶしぶだったけれど、思ったより市場の匂いはきつくなく、それなりに興味が惹かれるものもあったようで、マンゴージュースを飲みながら、市場を一周するのに付き合ってくれた。
フルーツジュースは結構毒々しいけど、味は普通に美味しい。
ふたりともそれほどお腹が減っておらず、たこのアヒージョとポテトチップスを買って食べ歩きしながら、それが軽い夕食になった。
日が落ちて、ライトアップされたバルセロナの街も美しい。
今回は荷物をこれ以上増やせないので、ほとんど買い物ができなかったのが悔やまれる。
ビタミン補給のためスーパーで生絞りオレンジジュースを手に入れ、ホテルに戻ると20時。シャワーを浴びてバタンキュー。
バルセロナ最後の夜が終わる。明日はアンドラへ出発だ。
バルセロナ親子旅|11泊12泊旅行記4日目
今日の1枚。サグラダファミリア、グエル公園、サンパウ病院とモデル二スモ建築オンパレードの充実した1日だった。
グエル公園すごい人だった!!
少し晴れ間がのぞいて気持ちいい😊😊 pic.twitter.com/S3o3C67yxG
— マリ@旅ブロガー オハヨーツーリズム✈ (@makiro77) September 23, 2024
今回余裕を持って4泊にしたのだけど、それでもちょっと足りないくらい。できれば1週間とって、近隣の街にも遠征したかったし、スーツケースに余裕があればショッピングも楽しみたかった。
ブランドからスーパーまで、結構気になるものがたくさんあったよ…。またサグラダファミリアが完成したら再訪します!
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