パラグアイ

パラグアイ治安・危険情報2024年最新!旅ブロガーが教える注意点と安全対策

この記事を書いた人
マリ@オハヨーツーリズム
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mari
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ハロー!オハヨーツーリズムのマリ(@mari_ohayotourism)です。

パラグアイでは、各地で殺人、強盗、窃盗が発生しており旅行するには十分注意が必要です。

女性ひとりでも観光することはできますが、注意すべきことは沢山あります。

旅慣れているからこそ、わたしは万が一のため最低限の備えは欠かしません。

  • 海外旅行保険(付帯のクレカ推奨)
  • 現金は1万円程度で基本クレカ払い
  • ネット環境(WiFiSIM)準備
  • セキュリティポーチで貴重品管理

旅慣れていない場合は高くても治安重視でホテルをとることを強くおすすめします。

関連記事パラグアイ旅行クレジットカード選び方
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当ブログ(オハヨーツーリズム)では、そんなパラグアイの実際の治安情報と、絶対注意しておかなければならないことをまとめました!

保険やネット環境、ホテル選びの大切さ、知っていれば避けられるリスクをこれでもかと盛り込んだので、必ずすべてに目を通しておいてくださいね!

この記事でわかること
  • 現地で起こる犯罪手口
  • 現地の危険エリアと安全対策
お得情報

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パラグアイの治安と世界平和度指数ランキング

外務省の安全情報

2024年1月現在、外務省の海外安全ホームページでは危険情報が出ています

コンセプシオン県、サン・ペドロ県の一部及びアマンバイ県の一部の地域でパラグアイ人民解放軍(EPP)等の反政府武装グループが、誘拐・殺人等の凶悪犯罪を引き起こしています。

危険レベル2の以下の地域では身代金誘拐などの事件も発生している地域もあるので不要不急な渡航はやめておきましょう。

コンセプシオン県ウブ・ジャウ市と隣接するアマンバイ県内の県境付近、コンセプシオン県の一部、サン・ペドロ県の一部、アマンバイ県カピタン・バド市及びアルト・パラナ県プレシデンテ・フランコ市
危険レベル1以下の地域では、十分に注意しながら観光してください!

首都アスンシオン市及びその周辺、アマンバイ県ベジャ・ビスタ・ノルテ市及びペドロ・ファン・カバジェロ市、カニンデジュ県サルト・デル・グアイラ市、アルト・パラナ県シウダ・デル・エステ市並びにイタプア県エンカルナシオン市

首都アスンシオンや、シウダ・デル・エステなどの観光スポットはオートバイや銃を使用した強盗事件、バスの中でのスリ、街中での置き引きなどの犯罪が頻繁におこっています。

そして、特にアスンシオン市内のパラグアイ川周辺は貧民街と呼ばれる『チャカリータ地区、バニャード・スル地区』などを中心に、所得の格差などによる貧困、麻薬がらみのトラブルなどから殺人、強盗などの犯罪が発生しています。

mari
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多くの犯罪において銃火器や刃物が使用されるため、絶対に近づかないでください!

もちろん必要以上に心配することはありませんが、渡航前にたびレジなどの安全情報の登録をしておくことをおすすめします。

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犯罪データ

2021年にパラグアイ国内で発生した殺人件数は493件(殺人未遂は925件)、傷害・暴行件数は3,399件、強姦・強制わいせつ件数は640件、強盗件数は3,219件、窃盗件数は8,042件となっており、パラグアイの人口が約700万人を考慮するとと日本と比べてかなり悪いのが現実。

特に貧民街❨チャカリータ地区、バニャード・スル地区❩では、日中でも危険な地域とされています。

これまでに日本人が殺害された事件、旧ガイドブックの情報から対象地域に入ってしまい強盗や窃盗などの被害にあわれた方もいるので、絶対に近づかないようにしましょう。

世界平和度指数ランキング

国際NGOの経済平和研究所(Institute for Economics and Peace)が23項目にわたって163か国を分析し、毎年世界中の国々の「平和さ」を数値化して世界平和度指数を算出しています。

GLOBAL PEACE INDEX 2023の情報によると、日本は9位、パラグアイは68位でした。自身の経験と必ずしも同じ印象ではありませんが、旅行の参考になると思うので、目安に利用してください。

パラグアイで注意すべき危険エリア

パラグアイとひと口に言っても、さまざまなエリアがあります。

特にガイドブックに載っている旅行者が多い地域の治安情報については気になるところ!

主なエリアごとに、治安情報をざっくりまとめてみました。

空港、長距離バスターミナル

空港や長距離バスターミナルでは荷物の盗難が日常茶飯事です。他のものに気を取られることなく、常に自分の荷物に注意しましょう。

またアスンシオン市郊外のシルビオ・ペティロッシ国際空港から市内への移動、流しのタクシーを利用した際に支払い等のトラブルが頻発しています。

Uberまたは空港内にある比較的安全なレミース(ハイヤー)を利用するようおすすめします。

カテウラ地区❨スラム街❩

アスンシオン郊外にあるカテウラ地区は、川沿いに首都の大量のゴミを処分するための埋め立て地があります。

そこに、ゴミを広いながら生活している人が集まり大きなスラム街ができました。

生きることが精一杯で犯罪や飛行にはしる子供達も多く治安は悪いですが、そのゴミをリサイクルしてお金にしたり、楽器を作ったりして夢や希望をいだいて過ごしている人々もいるのは事実です。

近づかないことはもちろんですが、今自分になにができるのか少し考えてみるのも旅の豊かさにつながるかもしれません。

ブラジル近辺の観光スポット

ブラジルに接する、

  • アルト・パラナ県
  • シウダ・デル・エステ
  • プレシデンテ・フランコ市
  • アマンバイ県
  • ペドロ・ファン・カバジェロ市
  • カピタン・バド市

の、周辺では人も多く犯罪が頻繁におこっているので、夜や昼間でも薄暗いところを歩くのは控えてください!

ゴミが溜まっていたり、落書きがたくさんある場所は治安が悪いので道を変更するなどの対応がおすすめです。

旧市街❨セントロ❩

貧民街❨チャカリータ地区、バニャード・スル地区❩の同地域、旧市街『セントロ』も全体的に治安が悪いので深夜には決して訪れないでください。

パラグアイで頻発する犯罪・トラブルの具体的事例

スリ・置き引きに注意

電車やバス、観光地など人が密集する場所でのスリ、またはレストランなどでの置き引きなどがあります。

パラグアイももちろん例外ではありません。荷物は肌身離さずが鉄則です。

ケチャップ強盗に注意

実は近郊のアルゼンチンやウルグアイなどは、ケチャップ強盗が有名です。

ケチャップ等の液状のものを服にかけ、被害者が拭き取ることに気をとられている間に置き引きしたり財布をすったりする手口が流行っています。

パラグアイでもこういった手口で、強盗が発生するかもしれません。頭のかたすみにおき荷物管理には充分に注意してください。

主な発生場所 : 空港・バス停周辺

タクシーのボッタくりに注意

空港や流しのタクシーなど、わざと遠回りをしたりして料金をごまかそうとするケースがあります。

流しのタクシーは利用せずにホテルのフロントなどでレミース(REMIS)と呼ばれるハイヤーを利用するようにしましょう。

レミースは流しのタクシーより若干割高ですが、トラブルが少ないのでおすすめです。

もし流しのタクシーを利用する場合は、運転手に行き場所を伝え、

  • 平日の日中 25000Gs  ❨約455円❩
  • 日曜日・深夜 30000Gs ❨約545円❩

上記の値段で行けるか確認して乗るのも過剰請求されずにすむので、トラブルを回避することができます。

バイク強盗に注意

パラグアイでは「モトチョロス」と呼ばれるバイク強盗。

バイクに乗車したまま犯行を行うので交通事故に巻き込まれるのも怖いですね。

ハンドバッグのひったくりをはじめ、白昼堂々停止中の車両を襲撃し現金を脅し取ることもあります。

とくに、パラグアイでは銃を所持している2人組のオートバイが接近してきて貴重品を強奪していく事件が多発しています。バイクにはくれぐれも注意してください!

スキミングに注意

町中のATMなどでキャッシングをした際に、スキミングの被害にあうケースも多く発生しています。

使う際には、必ずカードの挿入口に異常がないかどうか確認するようにしましょう。

スキミング対策は、以下のとおり。

  • 銀行など安全性の高いATMを利用する
  • 盗難保険付きのしっかりしたカードを持っていく※保険適応期間が、それぞれのカードで違うので、もし被害にあった場合はすぐにご連絡を!

デモに注意

労働組合等によるデモ・抗議行動が市内及び周辺で散発的に発生することがあります。

特に頻繁にデモが起こる国会周辺・大学・集会近辺に行く場合には事前にデモ等が行われていないか最新の報道等を確認するようにしておきましょう!

 

パラグアイで犯罪にあわないために気をつけたい11の安全対策

危険な場所を避ける

上記の危険スポットはもちろん、宿泊先の従業員にこの辺りで危険なスポットはないかどうか聞いてみてください。

最新の情報はやはり実際に住んでいる方から聞くのが一番です。

怖いもの見たさで危険な場所へ立ち入るのは絶対にやめてください。日本とは違うということをお忘れなく!

安全な地域でホテルを予約

パラグアイに泊まるなら、安全に滞在できる高級ホテルがおすすめです。

安宿の場合もブッキングドットコムなどで口コミをよく読んで、安いからといって危険な地域に宿泊することは絶対に避けましょう!!

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現金を大量に持ち歩かない

パラグアイでは支払いの際、デビットカードやクレジットカードでの支払いが主流になっています。

もちろん現地の屋台やローカルマーケットなど、一部の場所で現金しか受け付けないケースもありますが、そのような少額の支払いを除いて、クレジットカードが使えます。

万が一スリや盗難の被害にあった時のために、持ち歩く現金は最低限(目安は1万円以下)にしておきましょう。

関連記事旅のプロが教えるパラグアイで得する人気クレジットカードランキング

しつこく話しかけてくる人は無視する

物売りやナンパなどは、徹底的に無視しましょう。

酔っ払いなど危ないと感じたら、賑わっているお店に入るなどしてその場を離れるようにしてください。

mari
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しつこい人があなたに何か利益をもたらすことはまずありません。

荷物は必ず体の前に

ただでさえ南米ではアジア人というのは目立ちます。

スリなどの盗難に合わないためにも必ずリュックなどのバッグは前掛けにしましょう。

チャックなどをしていても、知らないうちにナイフなどでリュックを切られ、中身を盗られているケースがあります。

できればリュックに小さな南京錠、あるいは薄いウエストポーチに貴重品の保管はしたほうが良いです。

またブランドバッグや高級ブランドの紙袋をもっていると「お金持ちだ!」と広告を背負って歩いているようなものなので控えましょう。

関連記事パラグアイ旅行おすすめの服装と現地で浮かないシーズン別コーデ

わたしは貴重品(財布、パスポート)を必ずセキュリティポーチへ入れるようにしています。

実際に愛用しているセキュリポ

ファッション性はありませんが、危険を回避するにはとても有効で手放せません

夜間の一人歩きは避ける

基本的に南米の夜は一人で出歩くのをおすすめしません。

当たり前ですが、日中でも危ないので、夜間はもっと危ないです。できるだけ外出は避け、また外出する際には、必ずタクシーを使いましょう。

強盗などの被害にあった際には抵抗しない

強盗などの犯罪において、拳銃を所持する犯人には絶対に抵抗してはいけません。
身の安全を第一に考え、行動するようにしましょう。

万が一運悪く強盗に遭遇してしまったら、残念ですがお財布や携帯などお金になりそうなものはさっと渡して彼らがいち早く立ち去るのを願うほかありません。

路上のATMは使わない

路上のATMを使ってキャッシングなどでお金をおろさないようにしましょう。

スキミングの危険性もありますし、なによりお金をおろしているのを不特定多数の人に見られていると、強盗にあう可能性があります。

ショッピングセンターやホテルなどセキュリティーがしっかりしているところで行いましょう。

街歩きや移動中に携帯を出さない

町中で歩きスマホや公共機関を使って移動している際にスマホを開くのは控えましょう。

お財布と同じようにスマホもひったくりなどの対象になりやすいです。特に町中は強盗の格好のターゲットになってしまいますので注意が必要です。

装飾品を付けて歩かない

イヤリングやネックレスなどは、つけて歩くことで、ひったくりされる危険性があります。
装飾品をつけて歩かないようにしましょう。

mari
mari
なるべくシンプルなファッションで目立たないようにしよう

配車アプリを活用しよう

流しのタクシーの場合、ぼったくりやタクシー強盗にあう危険性があります。比較的安全なレミース(ハイヤー)の利用も良いですが、少し割高。

「Uber」などの配車アプリを使い、安全に移動しましょう。

また移動中もひったくりや強盗の危険性があるので、窓は開けないようにしましょう。

パラグアイで女子旅をするなら気をつけておきたいこと

南米の男性からみると、アジア人はかなり若く、幼く見えます。

特にパラグアイの男性は女性に凄く紳士な対応をしてくれるので、クラっときてしまいそうですが(笑)、やはり知らない人についていくのは危険

それに、パラグアイのバーやカラオケ店は麻薬の密売をしているところもあるので、値段はあがりますができるだけレストランでのお食事をおすすめします。

mari
mari
夜は、数人で安全な場所で過ごすのがマスト!

パラグアイで子連れ旅行をするなら気をつけておきたいこと

パラグアイに子連れ旅行をされる方はあまりいないかもしれませんが、中南米に子供と一緒に旅行する場合は日本の治安とは全く違うので、迷子にならないように本当に注意してください!

南米の人たちは子供好きが多く、優しく声をかけてもらえることは多いので観光する分には楽しいですよ♪

パラグアイ旅行前に準備すべきはWiFiと海外旅行保険

パラグアイ旅行に限らず、この2つはとても重要!海外旅行に行く際にスマホ利用と海外旅行保険はマストです。

WiFiレンタルでネット環境を整える

旅先で何か困ったことが起きた時、ネットが使えると安心感が違います

道に迷って危険そうな場所に迷い込んでしまった時、スリに逢った時、体調を崩してしまった時、すぐに検索して助けを求められれば大きな被害にならないことも十分あり得ます。

普段なら落ち着いて判断できることも、焦っていると思わぬ方向にいってしまうものです。

旅慣れた人であれば現地のSIMカードを、そうでなければレンタルWiFiを準備しておくことをおすすめします。

レンタルWiFiは価格、品質、サポートなどを比較した結果わたしはグローバルWiFiをすすめることが多いのでぜひ参考にしてみてください。

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海外旅行保険でいざという時に備える

実際にトラブルが起こってしまった時でも、海外旅行保険に入っていれば安心です。

万が一に備えて海外旅行保険には必ず入っておきましょう!

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パラグアイの治安まとめ

今回は、パラグアイの治安についてご紹介しました。

わたしのおすすめを最後にまとめます。

  1. エポスカードを作って海外旅行保険に備え、現地ではクレカ払い
  2. WiFiSIMカードを用意し、いつでもネットが使えるように準備
  3. 貴重品はセキュリティポーチに隠し、財布をカバンやポケットに入れないようにする!

中南米の中では比較的安全だとは言われていますが、今後の経済の動向次第では治安が悪化する可能性もあります。

南米は銃を使った犯罪が後を絶ちません。アジアやヨーロッパの危険度とはレベルが1段階違いますので旅慣れた方こそ注意してください!

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