ブカレストの街は広いので、快適な旅のためには地下鉄やバスの乗りこなしが必要となってきます。
特に我が家は小さな子供がいるので徒歩で長時間あるくのは大変!今回はルーマニアの公共交通機関や移動方法についてご紹介したいと思います。
各公共交通機関の乗り方は日本と少し違う部分があり最初は戸惑うかもしれませんが、慣れてしまえばとっても簡単!
それでは、ルーマニアの公共交通機関(地下鉄・バス・トラム・タクシー)の乗り方や料金、注意点などを徹底解説します!
海外旅行に行くなら
海外旅行保険が絶対に必要
年会費無料のエポスカードは
無料なのに海外旅行保険付帯
(実はこれめちゃくちゃスゴい)
保険付きクレカをまだ持ってないなら
発行しない理由はありません
すでにメインクレカを持っていても
補償額は合算なので複数枚持ちがお得
ルーマニアをもっと知る
このページの目次(もくじ)
ルーマニアの公共交通機関
ルーマニアの公共交通機関は主に以下の3つ。
- バス
- トラム
- 地下鉄
市内の移動ならそれにタクシーが加わり、さらに中、長距離の鉄道やレンタカーがルーマニアでの主な移動方法です。
もちろん飛行機を使った国内線も利用価値大ですが、ここでは多くの日本人が使用するであろう主な手段を解説していきたいと思います。
日本とは少し違うチケットの制度になっているので、あらかじめ買い方・使い方をマスターしておきましょう!
ルーマニアのバス・トラム
ブカレストの市営バスと市営トラムでは何度もチャージできる緑色の『Activカード(4.7レイ)』を購入する必要があります。
日本のように1回券というような切符がないため、観光客であってもチャージ式の交通カードを購入することになります。
バス・トラムのチケットの買い方
バス停やトラムの停留所の付近にボックスの窓口があるので、カード代の4.7レイ(約120円)とチャージする乗車料金をまとめて支払いカードを受け取りましょう。
1回の乗降料金は市内の通常路線で1.3レイ(約32円)、オトペニ空港と国鉄北駅間などの急行路線で3.5レイ(約88円)、郊外路線で1.5レイ(約37円)です。
※バス、トラムともに同料金
1日乗車券を購入する場合は、上記のカードとは別に『multiple card(1.6レイ)』というカードを購入し、乗り放題料金である8レイ(約200円)を支払う必要があります。
トラム・バスの乗り方と注意点
トラム・バスに乗った際は、必ず打刻が必要。
機械にチケットを通し絶対打刻を忘れないようにしてください。
もし、打刻せずに乗っている時に私服警官による調査が入ると、チケットを持っていようが観光客だろうがおかまいなく、罰金を払わなくてはなりません(;’∀’)
出発するまで停留所に数分間停まっている場合がありますが、そのような場合は出発してからの打刻でも大丈夫です。
ルーマニアの地下鉄
前述した通り、ルーマニアの地下鉄は現在のところ首都ブカレストのみ。
青色で《M》と大きく書いてあるエスカレーターや階段を下っていくと駅に着きます。
メトロはブカレストで6路線。M5と6は最近建設が進んでそろそろ完成予定。運行時間は5:00~23:00と日本の地方都市と同じような感じ。
地下鉄のチケットの買い方
地下鉄の入り口にあるオレンジ色の券売機か窓口でチケットを購入しましょう。
券売機は2、5、10、20回分のチケットが購入可能。
地下鉄の乗り方と注意点
地下鉄の駅では上の写真のような改札があります。日本のように改札にチケットを通すとドアが開く仕組みになっています。
なんとコンタクトレスカード(非接触)なら、Suicaのようにクレジットカードをピッとかざすだけで通れるんです。すごい!!便利!!
わたしがメインで使っているVisaカードがコンタクトレスなので使ってみました。地下鉄に限らずすべての場所で非接触カードが使えて最高でしたよ♪
ルーマニアのタクシー事情&使える配車アプリ
ルーマニアのタクシーは広範囲を網羅しており、値段もあまり高くありません。
そのため、荷物が多い場合や、駅からホテルが遠い場合には使っていきたいツールの一つでもあります。
そして、今や世界中で使われている配車アプリのUberも使用可能であるため、状況に合わせて使い分けてください!わたしたちはかなりUberを活用しました。
元旦以外はいつでもサクッと捕まりましたよ♪Uberについては後述します。
タクシーの乗り方・初乗り料金
タクシー会社にもよりますが、基本はメーター制で1.69レイ(約45円)~。1㎞ごとに同額加算されていきます。
ガイドさん曰く、メーターの領収書を出さなければ支払う義務はないという法律があるとのことで、絶対に領収書を受け取ったうえで支払いましょう!
現金の場合でも、高額紙幣だとお釣りがないためにお釣りが返ってこない、もしくは少なく返ってくることもあるため小銭を用意しておくことも大切です。
配車アプリは「Uber」が一般的
Photo: BBC News
ルーマニアでの配車アプリはUberが一般的です。
行き先を告げる必要もなく、支払いはアプリで完了するので旅行者でも利用が簡単!
料金はオーダー時に確定し、ただでさえ安いルーマニアのタクシーよりもさらに安いので、とても重宝します!
また、アプリで支払いまで完結することができるので、ネットさえつながればどこでも車を呼ぶことができ、とても便利。
Uber
Uber Technologies, Inc.無料posted withアプリーチ
UberはこちらのURLから登録すると、今なら初回5ドル引きのクーポンがもらえます
ルーマニアのレンタカー
空港や大きな都市ではレンタカーもあります。ビジネスでくる外国人がよく使うので、レンタカー会社は英語がよく通じます。
国際免許証とパスポートでレンタルでき、価格は日数が長いほど単価が安くなります。
1日だけなら約30ユーロで、料金には事故の保険料など全てが含まれていますから結構リーズナブルではないでしょうか!?
国土が広く道の幅も広いので郊外から田舎には楽に運転でき、左ハンドルにとロータリー式の交差点に慣れるまで少し時間がかかる程度です。
冬季には道路に融雪剤が撒かれるものの、おおざっぱなのと、夜間に凍結しやすいので、左ハンドルや冬道に慣れていない場合は控えておきましょう!
ルーマニアの鉄道(国鉄・私鉄)
最後に中・長距離の移動に便利な鉄道について解説しておきます。国鉄(CFR)と私鉄(Regio caratoriなど)は同じ線路を使っていて料金は同じくらい。
本数自体は少なく、乗り継ぎに時間がかかってしまうという面もありますが例えば、ブカレスト北駅 – ブラショブ間は各駅停車(3時間40分)で25レイ(約625円)、急行(2時間43分)で48.6レイ(約1,215円)と低価格で長距離を移動できます。
ちなみに、鉄道には国鉄(CFR)と私鉄に分かれています。
同じ線路を使用し、料金も同じくらいなのですが、Regio caratoriなどの私鉄のほうが車両が快適かな?という感じ。
切符は駅の窓口や券売機で購入できますが、小さな町だと窓口や券売機が無い場合もあります。乗車してから車掌さんから切符を購入すれば大丈夫です。
中・長距離バス
また、都市間を結ぶ長距離バスもありますが、乗り方がややこしく初心者には難しいので鉄道を使うのがベター。
ヨーロッパの格安長距離バス「Flix Bus(フリックスバス)」であればインターネットで簡単に予約ができ、バス自体も快適なので検討の余地ありですが、ルーマニア現地のバスは電話かメール予約(しかもルーマニア語)が必須であったりしてかなり難しく断念しました。
また、中長距離でバスを使いたい場合は遅くとも20分前にはバスターミナルへ向かいましょう。発車間際は満席で乗車できない可能性もありますよ!
公式サイト都市間バスautogari
ルーマニア公共交通機関まとめ
公共交通機関のチケットが共通なため、コツさえ覚えればとても簡単に移動ができてしまうルーマニア。
最初は慣れず難しいかもしれませんが、困ったときは近くのルーマニア人に道を尋ねてみてください。
ルーマニアの方々のお国柄か、これまでわたしが尋ねた方々は全員足を止め、丁寧に教えてくれました。
そんなほっこり優しいルーマニアを、公共交通機関を使って満喫してくださいね♪
ルーマニアをもっと知る
東京⇔ルーマニアの航空券はアジアの経由便が1番安いです。個人旅行が好きならエクスペディアで一括検索してお得なチケットを探しましょう!!年末年始にカタール航空往復10万円台でブカレスト行きのチケットをとりました。
好きなホテルと組み合わせて自分のオリジナルツアーを作るのも楽しいですよ♪
公式リンクエクスペディアで格安航空券をみてみる
ブカレストでぜひ泊まっていただきたいのがヒルトンガーデンインブカレスト!!
booking.comで立地と口コミの良さを信じて年越しに泊まってきたのですが最高でした。
旧市街のど真ん中という最高の立地でどこへ行くにも徒歩圏内。ルーマニアはとにかくホテルが安いのでコスパ抜群です。
ブカレスト旧市街は素敵なカフェやレストランがたくさん!ホテルの朝食もとても美味しいのでぜひチェックしてみてください!
ブカレストおすすめホテル!ヒルトン ガーデンイン宿泊記を読んでみる