みなさん憧れのホテルってありますか?わたしはたくさんあります。
パリの『リッツ』、シンガポールの『ラッフルズ』、日本だと石川県の『加賀屋』や『奈良ホテル』はいつか泊まってみたい!!
今回旅程に箱根を組み込んだ時どこの宿を予約しようかかなり悩んだのですが、日本の歴史あるホテルを紹介するのもいいかもしれないということで箱根富士屋ホテルに宿泊することに決めました。
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このページの目次(もくじ)
一生に一度は泊まってみたい日本三大クラシックホテル「箱根富士屋ホテル」
チャップリン、ヘレンケラー、ジョンレノンなど多くの著名人に愛された日本を代表するクラシックホテルです。
当時のお目当ては日光東照宮本殿をモデルに建てられたメインダイニングルーム「ザフジヤ」でいただく朝食。
冨士屋ブレックファーストは4,500円ほどするかなりお値段の張る朝食なんです。
まだ社会人になってそれほど経っていなかったので、かなり大きい出費でしたが当時超ミーハーだったわたしたちは十分に楽しむことができました。
前回はホテルの本館で昔ながらの洋館に宿泊。
今回はせっかく箱根の温泉地にきたということもあり、富士屋ホテルのもう一つの顔、別館「菊華荘」で純和風建築を楽しむことにしました。
富士屋ホテル | |
---|---|
住所 | 神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下359地図 |
電話 | 0460-82-2211 |
施設 | レストラン、ラウンジ、スパ、プール |
子連れおすすめ度 | |
HP | https://www.fujiyahotel.jp/ |
皇室も宿泊する富士屋ホテル「菊華荘」
菊華荘は明治28年に明治天皇の内親王、富美宮内親王の避暑のために建てられました。
簡単に言うと明治天皇の娘(八女)のために建てられた別荘です。
昭和21年に払い下げを受けた歴史ある建物で、部屋数はたったの3部屋。そのため予約は早めにとることをおすすめします。
明治天皇は正室との間に子供ができず、側室達との間に5男10女の子供をもうけました。
時代のせいもあってか、結局成人まで生き延びたのが1男4女のみだったため、そのひとりの男の子が大正天皇になったそうです。
ほんの少し前の歴史なのに良く知らないことが多く勉強になりました。
そんな歴史ある部屋への宿泊。とっても楽しみです!
本館とは違って落ち着きのある佇まい。昭和天皇も皇太子時代はよくご静養されていたとのこと。
写真はプリンスヤスヒトと書いてあるので昭和天皇の弟ですね。みんなにはざっくりロイヤルファミリーだよと説明しました(笑)
その他今とっても話題の秋篠宮家のお写真も飾ってありました。
「菊華荘」季節の絶品懐石
夕食をいただいた部屋のお庭。富士屋ホテルはどこのお庭も手入れされていてとてもきれいなんです。
本館も建物は洋風ですがお庭は和風ですごく素敵!
夕食は個室で懐石をいただきました。
まだ生後半年の娘のために赤ちゃんイスだけでなくベッドも用意してくださっておりとても気づかいが感じられます。
おかげで食事中すやすやと眠ってくれました。
5月のお花は菖蒲ということで、お品書きや器、料理に至るまで細部に菖蒲が飾ってありとってもきれい。もはや芸術品ですね!
どれも手がこんでいて、季節感を感じます。和食の繊細さや上品さが伝わる素晴らしいお食事でした。
ただしお野菜と魚が中心のメニューでかなり薄味なので、パンチのきいた料理が好きなパパイだけはおそらくかなり物足りなかったのではと思います。
わたしも子供のころは懐石なんて全然好きじゃなかったからわかるよパパイ(笑)!
「菊華荘」総檜造りの貸切風呂
富士屋ホテルはもともと外国人専用ホテルだったため、大浴場はありません。
本館にも浴場はありますが、4人程度でいっぱいになってしまうのでお風呂をゆっくり利用したい方はやはり菊華荘をおすすめします。
先ほどお伝えした通り、菊華荘には3室しかありません。お風呂は貸し切り(別途費用はなし)なのですが2つあるのでまず間違いなく入りたいタイミングで利用することが可能です。
お部屋にも素敵な内風呂がありますが、ここは広々貸切風呂を堪能します。
少し熱め(40~42度くらいと書いてましたが、利用者がいないから冷めないのかもう少し高めに感じました)のお湯でしっかりあたたまります。
静かだし広くてきれいなのでかなりリラックスできました。
ママイも初めての温泉はとても気に入ったようでまた入りたい!と言ってくれたので連れてきてよかったです。
本館では浴衣の利用はお部屋のみですが、菊華荘では浴衣で過ごすことも可能。
心配していた3Lサイズのパパイにもぴったりの浴衣(特大サイズ)があり、たくさん写真を撮りました。
わたしの両親は本館に泊まりましたが、男湯は混んでいて入れなかったらしく部屋風呂を楽しんだそうです。
部屋にも温泉がひいてあるので、ただのお湯ではありません。
温泉と料理のおかげで全員21時過ぎには就寝。しかしこのあと蚊の襲撃にあいそれぞれ眠れぬ夜を過ごすことになったのがちょっぴり残念でした。
メインダイニングルーム「ザ・フジヤ」
朝食は、メインダイニングの「ザ・フジヤ」・カジュアルレストラン「ウイステリア」のビュッフェ・菊華荘でいただく和定食の3つから選ぶことができます。
わたしと両親は富士屋ホテルの看板である「ザ・フジヤ」。
夫家族は「ウィステリア」のビュッフェを選んだので、別々に朝食をとることになりました。
結婚式の披露宴会場にもなる5.5mの天井をもつこちらのレストランはとってもゴージャスで朝から気分も上がります。
格天井には636種類の異なる高山植物が描かれ、天井付近の壁には507羽の野鳥と238匹の蝶が羽ばたき、天井下には鶴などの色鮮やかな絵が施されているそうですよ。
日光東照宮に行ってきたばかりなので余計に嬉しい!
オムレツはとても美しいフォルム。
シンプルな朝食ですが、ひとつひとつが美味しいので満足度は高いです。
わたしはフレンチトーストを。カリカリっとしていて普通のフレンチトーストとは違った味わいです。
確か10年前もフレンチトーストを食べたような。
メニューにはアサイーボウルなどもあり、時代に対応しているところも垣間見れました。
3人とも大満足。娘は夫に預けてきたのでゆったりと食事をとることができてよかったです。
夫家族とは時間差だったので、娘のおもりもかねて「ウィステリア」にも潜入してみました!
やはりメインダイニングと比べると、かなりカジュアルで豪華さはあまり感じられません。
ビュッフェのためメニューはこちらの方が断然多く、いろいろなものが食べたい人には良いのかも。
メニューは豊富で美味しそうですね。
パンプキンスープやカレーもあって夫家族も大満足。
パパイは豆腐をスイーツ(杏仁豆腐的なもの!?)と見誤り、ヨーグルト、豆腐、ブルーベリージャムというものすごい取り合わせをしていました。
日本三大ホテル富士屋の5000坪の庭園と、歴史ある写真展示散策
朝食後はもう一度お風呂にはいり、ホテル内を散策します。
5000坪ほどある庭園は15分ほどで1周できるので天気が良ければお散歩するととっても気持ちいいですよ!
クラシックホテルは赤の絨毯がひいてあるところが多いですね。
お庭に出ると、鯉の餌も200円で売っているのでみんなで餌やりしました。
ここの鯉は餌をまくと陸まで上がってくる勢い!!
とても気持ち悪いので、前回の旅行で友人は相当なトラウマになっていました(笑)
魚が苦手な方は要注意です!
過去の宿泊客も錚々たるメンバーで、廊下の壁には写真の展示もあります。ちょっとした博物館みたいな雰囲気。
- チャップリン
- ヘレンケラー
- ジョンレノンマッカーサー
- サッチャー
- アームストロング(アポロ1号)
- 皇室
などなど・・・
モノクロの写真が富士屋ホテルの雰囲気と絶妙にマッチしています。
どの季節に来ても自然を豊かに感じられる素晴らしい景色ですが、深緑もまたよいですね。
宿泊棟「花御殿」では、部屋番号の代わりにそれぞれ違った花の名前がつけられてります。その数なんと43!
ドアと鍵には、三井萬里によって鮮やかな花の絵が描かれています。
「花御殿」での特別なご滞在を象徴するこちらの鍵も、現在使用しているものは4代目。最新ホテルのカードキーとは一味も二味も違います。
いかがでしたでしょうか?箱根は温泉目当ての方が多いので、旅館に泊まることが多いかもしれません。
大浴場好きの方にはおすすめできませんが、富士屋ホテルは他では味わえない素晴らしいホテル。
20代で宿泊した時より、30代の今のほうが断然クラシックホテルの価値を感じられるようになりました。
40代、50代とまた歳を重ねた時再訪したいホテルの一つです。
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