南イタリア最大の港湾都市ナポリは、13世紀からナポリ王国の首都として繁栄。
世界遺産ポンペイや大人気リゾートのカプリ島、マルフィ海岸への出発地としても知られています。
旧市街の「ナポリ歴史地区」は世界遺産に登録されており、見どころが満載!
またグルメの宝庫として知られるナポリは、マルゲリータの発祥地。
街中には美味しいピザ屋さんがたくさんあるので、普段はあまりピザは食べないという人にもぜひ本場のピザを楽しんでいただきたいと思います♡
港町ナポリならではの新鮮なシーフードも見逃せません。美味しくないものを探す方が難しいというイタリア、やっぱり旅行中は食べ物が一番の楽しみかな~(笑)
オハヨーツーリズムでは、ナポリに来たら必ず足を運びたい人気観光スポットや、おすすめの料理、ここがよかった!と感じたお店など、いろいろご紹介していきます♪
ぜひブックマークして旅のお供にしてください!
このページの目次(もくじ)
- ナポリの観光情報
- ナポリで絶対行行くべき人気観光スポットおすすめ8選
- ナポリ王宮(Palazzo Reale di Napoli)
- サン・カルロ歌劇場(Teatro di San Carlo)
- ガッレリアウンベルト1世(Galleria Umberto I)
- ヌオーヴォ城(Castel Nuovo)
- 卵城(Castel dell’Ovo)
- サンタ・キアラ教会(Basilica di Santa Chiara)
- サン・セヴェーロ礼拝堂美術館(Museo Cappella Sansevero)
- スパッカナポリ(Spacca Napoli)
- ナポリ大聖堂(Duomo di Napoli)
- ナポリ国立考古学博物館(Museo Archeologico Nazionale di Napoli)
- 国立カポディモンテ美術館(Museo e Real Bosco di Capodimonte)
- ナポリで絶対食べたいおすすめグルメ
- ナポリで絶対買いたいおすすめ土産
- ナポリの行き方・アクセス
- ナポリの治安
- ナポリをもっと楽しむ
- ナポリで絶対行きたい人気観光スポットまとめ
ナポリの観光情報
それでは早速ナポリの見どころと観光情報をご案内していきます!
おすすめ観光の周り方
世界遺産の街として知られるナポリには、おすすめの観光スポットがたくさん!
ナポリ王道の定番観光スポットをまわるだけでも1日では足りないほど。できれば1泊2日はかけてほしいところ。
バスや地下鉄を使えば主要な場所はだいたい個人でまわれますが、暗くなってからの外出はあまりおすすめできません。
ナポリは治安面に不安があり、残念ながら街の中心地はびっくりするほど汚いです。
食事は美味しいし、見どころもあるし、わたしなんて3度も来ているくらいですから、好きな人は一定数いるのですが、こういった雰囲気が苦手な人にはそれほどおすすめしませんん。(人によって感想がわかれる街です)
路地はまだしも、教会への落書きに辟易して、住んでいる人には失礼な話ですが、とてもじゃないけれど住むなんて無理だな~と感じることが多々ありました。
わたしが滞在した時は警察の巡回が頻繁で、旅行者自体の数も多かったので、「強盗のリスク」をあまり感じなかったのが救い。
治安については後述しますが、くれぐれも貴重品は最小限にして華美な恰好はせずにお出かけすることをおすすめします!
現地ツアーに参加する
基本的にはすべて徒歩、メトロやバスで移動できるので車は必要ありません。
また、治安に不安もありますし、限られた時間での移動リスクや、トイレの場所、重要な場所の見逃しを避けることを考えると、不慣れな方は現地ツアーに参加するのがおすすめです。
日本語で予約できるベルトラでナポリの現地ツアーを調べてみました。市内のツアーよりナポリ発のポンペイやカプリなどのツアーが人気です。
わたしもポンペイは大好きで、2度足を運びました。結構歩くので、歩きやすい靴でどうぞ!
ベルトラの現地ツアーは出発前に日本語で予約できる上に価格も良心的なので、わたしたちもよく利用しています。
また海外のサイトでもよければ、GetYourGuideのツアーの種類がかなり豊富でおすすめです。
眺めているだけで楽しくなるものがいっぱいあるのでぜひチェックしてみてください
近隣の観光スポット
周辺の主な都市は下記の通り。
- ポンペイ
- アマルフィ海岸
- カプリ島
イタリアの定番観光都市をマップでまとめたので位置関係の把握に利用ください。
ナポリで絶対行行くべき人気観光スポットおすすめ8選
ナポリ王宮(Palazzo Reale di Napoli)
プレビシート広場の前に立つナポリ王宮は、17世紀にナポリやシチリアの王でもあったスペイン王フェリペ3世の居城として建てられた宮殿です。
けれどもフェリペ3世がこの宮殿を訪れることはなく、この宮殿が使われたのは18世紀のブルボン家のカルロ3世時代になってから。
現在は王宮博物館として一般公開されています。
まず中に入って驚くのが、吹き抜けのエントランスホール。
白い大理石を基調に作られた大階段は見事!
また調度品や絵画の保存状態も良く、どれも豪華なものばかりで一見の価値があります。豪華絢爛な玉座の間や劇場も必見です。
ナポリ王宮 | |
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住所 | Piazza del Plebiscito, 1, 80132 Napoli 地図 |
行き方 | ムニチーピオ駅から徒歩9分 |
時間 | 9:00-20:00 |
定休 | 水曜日 |
料金 | 大人10ユーロ、18歳未満無料 |
HP | https://palazzorealedinapoli.org/ |
サン・カルロ歌劇場(Teatro di San Carlo)
ナポリ王宮のすぐ隣にあるサン・カルロ歌劇場は、ブルボン朝ナポリ王国の初代国王カルロによって作られました。
オペラ好きだった国王は、王宮から直接足を運べるよう、王宮のすぐ隣に建設しています。
劇場としてはヨーロッパで現役最古のもので、1737年に開場。
ミラノのスカラ座、ローマのオペラ座と共にイタリア三大劇場として知られています。
1816年に火事により焼失しましたが、約10ヵ月で再建され、現在の姿となりました。
馬蹄型の豪華な歌劇場で、天井には美しいフレスコ画「知恵と戦いの女神ミネルヴァに偉大な詩人たちを紹介する太陽神アポロ」が描かれています。
ガイドツアー(イタリア語・英語)で中を見学することができるので、オペラ好きの方は必見です。
サン・カルロ歌劇場 | |
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住所 | Via San Carlo, 98, 80132 Napoli NA 地図 |
行き方 | ムニチーピオ駅から徒歩6分 |
時間 | ガイドツアー10:30-16:30 |
料金 | 大人9ユーロ、子供7ユーロ |
HP | https://www.teatrosancarlo.it/it/ |
ガッレリアウンベルト1世(Galleria Umberto I)
19世紀にナポリではコレラが大流行。
そのためナポリの街では大規模な再開発が行われ、ガッレリアウンベルト1世もナポリ復興の一環として建てられました。
ナポリ歴史地区にあるウンベルト1世ガッレリアは、1887年から1890年にかけてミラノのガッレリア・ヴィットリオエマヌエーレ2世を参考にして作られた美しいアーケード。
高さは57mの広々とした空間で、ガラス張りの見事なクーポラや床にモザイク画で描かれた十二星座などが見どころです。
ウンベルト1世ガッレリア | |
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住所 | Via Santa Brigida, 68, 80132 Napoli NA 地図 |
行き方 | ムニチーピオ駅から徒歩5分 |
ヌオーヴォ城(Castel Nuovo)
13世紀後半に築城されたヌオーヴォ城は、ルネサンス建築の壮麗な城です。
ナポリのランドマーク的存在で、当時ナポリを支配していたのはフランスのアンジュー家だったため「アンジュー家の砦」とも呼ばれています。
入り口正面を飾る凱旋門は、白大理石がふんだんに使われ、ルネサンス建築の傑作といわれています。
現在は市立美術館として一般公開されており、15世紀から20世紀にかけての絵画や美術品を見ることができます。
また美術館の屋上は、ナポリの街を一望できる絶景スポットになっていますので、ぜひ足を運でみてください。
ヌオーヴォ城 | |
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住所 | Via Vittorio Emanuele III, 80133 Napoli NA 地図 |
行き方 | ムニチーピオ駅から徒歩3分 |
時間 | 8:30-18:30 |
定休 | 日曜日 |
料金 | 大人6ユーロ、7-14歳7ユーロ、6歳以下無料 |
HP | https://www.comune.napoli.it/maschioangioino |
卵城(Castel dell’Ovo)
ナポリ最古の城である卵城。紀元前6世紀にギリシャ人が入植し、街の起源になった時の中心地でした。
なんとも可愛いらしい名前ですが、特に形が丸っこいわけでも、色が黄色や白なわけでもありません。
偉大な魔術師であり、予言者とも言われた詩人のウェルギリウスが地下に魔法の卵を隠したという言い伝えに由来し、この名前がつけられました。
卵はウェルギリウスの骨と共に保存され、もし割れるようなことがあればナポリに災いが降りかかり滅びるだろうと予言されたそうです。
かつての城であり、刑務所であり、倉庫であった卵城は何度も破壊や改修が繰り返され、現在の姿になりました。
卵城 | |
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住所 | Via Eldorado, 3, 80132 Napoli NA 地図 |
行き方 | 王宮から徒歩13分 |
時間 | 長期改修中 |
定休 | なし |
料金 | 無料 |
HP | https://www.castel-dell-ovo.com/ |
サンタ・キアラ教会(Basilica di Santa Chiara)
ロベルト1世によって1310年から1328年にかけて建てられたサンタ・キアラ教会は、ナポリ最大のゴシック様式の教会です。
18世紀後半にバロック様式に改修工事されましたが、第二次世界大戦で空爆の被害に遭い、もとのゴシック様式で修復されました。
見どころは、同じ敷地内にあるサンタ・キアラ修道院のマヨリカ様式の回廊。
64本の美しい八角形の柱が並び、本当にここがナポリ??とびっくりしました。
マヨリカタイルは見ているだけで楽しく、娘と一緒に散策する時間が至福。
また壁には、旧約聖書が描かれた美しいフレスコ画もあります。
サンタ・キアラ教会 | |
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住所 | 49/c, Via Santa Chiara, 49/C, 80134 Napoli NA 地図 |
行き方 | ダンテ駅から徒歩6分 |
時間 | 9:30-17:30(月〜土)、10:00-14:30(日) |
定休 | なし |
料金 | 大人6ユーロ、学生・シニア4.5ユーロ(教会は無料) |
HP | https://www.monasterodisantachiara.it/ |
サン・セヴェーロ礼拝堂美術館(Museo Cappella Sansevero)
スパッカナポリからすぐの場所にあるサン・セヴェーロ礼拝堂。知らないと見落としてしまいそうなひっそりとした外観ですが、ここにナポリの大人気スポットがあります。
豪華絢爛、イタリアの素晴らしい芸術品が堪能できる美術館で、ぜひ訪れてほしい場所のひとつ。
中でもジュゼッペ・サンマルティーノによって製作された彫刻《ヴェールに包まれたキリスト像》は世界でも最高傑作のひとつとされ、その素晴らしさに言葉を失います。
ヴェールの質感を大理石で見事に表現する、匠の技は鳥肌もので、これを見るだけでも入場料を払う価値があるでしょう。
※内部は写真撮影が禁止のため、公式ホームページの写真を引用しています。
サン・セヴェーロ礼拝堂美術館 | |
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住所 | Via Francesco de Sanctis, 19/21, 80134 Napoli NA 地図 |
行き方 | ダンテ駅から徒歩10分 |
時間 | 9:00-19:00 |
定休 | 火曜日 |
料金 | 大人8ユーロ(オンラインは+2ユーロ)、学生7ユーロ、9歳以下無料 |
HP | https://www.museosansevero.it/en |
スパッカナポリ(Spacca Napoli)
世界遺産に登録されている下町「旧市街(スパッカナポリ)」は最もゴミゴミしており、おすすめと言っていいのか悩みますが、やはり外せないスポットのひとつでしょう。
スパッカナポリとは、「ナポリを真二つに割った」と言う意味で、その名の通り東西に走る直線の通りが街を南北のふたつにわけています。
写真でよく見る頭上に洗濯物がはためく細い路地裏!わー本当に洗濯物が干してある~楽しい!!
わたしはちょっと治安が悪い場所も冒険心をくすぐられワクワクするのですが、家族はワクワクではなくドッキドキだった模様(笑)
旅行者も多いので、昼間の大通りは問題なく街歩きできますが、荷物はしっかりガードして気をつけつつ大金を持ち歩かないように注意しましょう。
スパッカナポリ | |
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住所 | Via Duomo, 147, 80138 NA 地図 |
行き方 | ナポリ・ピアッツア・カヴール駅から徒歩8分 |
ナポリ大聖堂(Duomo di Napoli)
ナポリ歴史地区にあるナポリ大聖堂(サンタ・マリア・アッスンタ大聖堂)は13世紀に建てられた教会で、度重なる修復により幾つかの建築様式が入り混じっています。
ドゥオーモが建てられる以前からあったサンタレスティトゥータ教会は、ナポリ大聖堂の一部に。
ナポリ大聖堂を入ってすぐ右手にはサンジェンナーロ礼拝堂があり、サンジェンナーロの胸像や天井のフレスコ画などが見どころです。
ナポリ大聖堂 | |
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住所 | Via Duomo, 147, 80138 Napoli NA 地図 |
行き方 | ナポリ・ピアッツア・カヴール駅から徒歩8分 |
時間 | 8:30-12:30、16:30-18:30 |
定休 | 日曜日 |
料金 | 大人6ユーロ、7-14歳7ユーロ、6歳以下無料 |
HP | http://www.chiesadinapoli.it/ |
ナポリ国立考古学博物館(Museo Archeologico Nazionale di Napoli)
旧市街にあるナポリ国立考古学博物館は、ファルネーゼ家の財宝(ファルネーゼ・コレクション)をはじめ、ポンペイやエルコラーノ遺跡からの発掘品などを所蔵するイタリアを代表する博物館。
博物館の建物は、1585年に騎兵隊宿舎として建てられ、1616年から1777年まで大学として使用されました。
ナポリ公国のカルロ3世が母エリザベッタ・ファルネーゼから受け継いだファルネーゼ家の財宝を展示するようになったのが博物館の始まりといわれています。
また、ポンペイから発掘された考古学品から、エジプトコレクションまで必見の宝物がたくさんあるので、時間をしっかりと確保して鑑賞してください。
ナポリ国立考古学博物館 | |
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住所 | Piazza Museo, 19, 80135 Napoli NA 地図 |
行き方 | ナポリ・ピアッツア・カヴール駅から徒歩8分 |
時間 | 9:00-19:30 |
定休 | 火曜日 |
料金 | 大人22ユーロ(6月15日〜12月15日23ユーロ) 18-25歳2ユーロ(6月15日〜12月15日3ユーロ) 18歳未満無料 |
HP | http://www.museoarcheologiconapoli.it/ |
国立カポディモンテ美術館(Museo e Real Bosco di Capodimonte)
ナポリにはイタリアを代表する2大博物館があります。
それが先程ご紹介したナポリ国立考古学博物館とこの国立カポディモンテ美術館です。
国立カポディモンテ美術館は、カルロ7世が母エリザベッタ・ファルネーゼから受け継いだ美術品コレクションを展示するために建設したバロック・ロココ様式の宮殿で、美しい庭園と植物園もあります。
エリザベッタ・ファルネーゼが所有していた美術コレクションは、「ファルネーゼ・コレクション」と呼ばれ、コレクションはあまりに多岐にわたるため、古代ローマ彫刻などはナポリの国立考古学博物館に収蔵されています。
国立カポディモンテ美術館 | |
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住所 | Via Miano, 2, 80131 Napoli NA 地図 |
行き方 | ナポリ国立考古学博物館からタクシーで13分 |
時間 | 8:30-19:30 |
定休 | 水曜日、1月1日 |
料金 | 大人15ユーロ、18歳未満無料 |
HP | http://www.museocapodimonte.beniculturali.it/ |
ナポリで絶対食べたいおすすめグルメ
グルメの宝庫ナポリには、美味しいものがたくさん!
マルゲリータの発祥地といわれるナポリで、本場の味を楽しんでください。
ピッツァ
イタリア人からも別格と言われるナポリのピッツァ。長時間発酵させた生地を超高温の窯で一気に焼いていきます。
もちっとした生地とシンプルなトマトとチーズの味わいが最高!
おすすめの人気ピッツェリアを紹介します。
ランティカ・ピッツェリア・ダ・ミケーレ(L’Antica Pizzeria da Michele)
ナポリで1番有名な行列店といえばダ・ミケーレでしょう。過去2度とも大混雑に気圧されれて別の店に行ってしまったので、3度目の正直ということで今回は並びました。
到着すると整理番号をもらい45分くらい待ったかな?
メニューは4種類のみ5.5ユーロでこのボリューム!日本だと1枚2,500円します。
実は向かいの店でテイクアウトを注文できるようで、賢い旅行者は、そこで飲み物を頼んでテイクアウトを楽しんでいました。並びたくない人用の裏ワザとしてひっそり公開しておきます(笑)
アンティカ ピッツェリア ポルタルバ(Antica Pizzeria Port’Alba)
ナポリ最古のピッツェリアとして有名なのが、1738年創業、アンティカ ピッツェリア ポルタルバ。
テイクアウトの列が気になり、その場で立ち食いを楽しみました!顔よりも大きい!
日本でこんな大きいピザを立ち食いなんて考えられませんよね(笑)さすがナポリ~♪
ピッツェリア ブランディ(Pizzeria Brandi)
マルゲリータ王女のため、彼女の名がついたピザを発明したのがこのブランディだといわれています。
他の料理も美味しいので、ピザ以外も楽しみたい人におすすめです。
ピッツェリア・ディ・マッテオ(Antica Pizzeria Di Matteo)
1936年創業。数々の受賞歴がある名店。クリントン元大統領が来たということでも知られています。
カルツォーネ
またナポリの伝統料理として知られるカルツォーネもおすすめ。
他にも名物の「水牛のモッツァレラ」はぜひとも味わっておきたいチーズです。
ナポリで絶対買いたいおすすめ土産
リモンチェッロ(Limoncello)
レモンの爽やかな香りとシロップの甘さが特徴のリモンチェッロは、ナポリの名産品。
可愛い瓶のボトルに入っているので、お土産に喜ばれますよ!
ファッションブランド
イタリアといえば、プラダやグッチ、ボッテガ、トッズなどのハイブランドを生み出したファッション大国。
特に革製品に定評があり、ガイターノ・フィランジエリ通り(Via Gaetano Filangieri)は様々なブランドのブティックが軒を連ねています。
ただしナポリでブランドショップの
以前よりブランド製品の価格がかなり高騰しているのと、円安の影響でそれほど安くはありませんが、ヨーロッパブランドなら日本より1~2割程度安く手に入ることが多いです。
マルニのバッグは老舗デパートRINASCENTEで40%オフに。免税と合わせて半額で購入しました。
フランスの子供服、Jacadiもセールで半額に。日本で買うと17,000円のワンピースを5,000円でゲット!
セリーヌもフランスブランドですが、免税されるので日本より1万円安くカードケースを手に入れました!
ナポリの行き方・アクセス
イタリア国内の移動は鉄道が主流です。国外に行く場合や発着地によってはバスの利用もおすすめ。
鉄道で行く場合
イタリアは定刻に出発することが少なく、数十分遅れは当たり前。あまりギチギチにスケジュールを組まないよう余裕を持っておきましょう!
- IC:インテルシティ(特急)
- RGV:リージョナルベローチェ(急行)
- REG:リージョナル(普通)
- FB:フレッチャビアンカ(特急)
- FR:フレッチャロッサ(新幹線)
- FA:フレッチャルゼント(新幹線)
主要駅からの移動時間を簡単にまとめました。
- ローマからFRで約1時間20分
- フィレンツェからFRで約3時間
- ミラノからFRで約4時間40分
イタリアは4~12才が子供料金で大人料金の半額。大人と一緒に乗車することで割引や無料になるチケットもあります。
人気の路線は、直前だと高額になるので、スケジュールがある程度決まっているなら早めの予約をおすすめします。
ナポリの治安
イタリア旅行ではスリとの遭遇が日常茶飯事。
どんな都市でも旅行者の多い中央駅周辺や観光地周辺は注意が必要です。
スリ対策の基本
万が一に備えて準備しておきましょう。
たとえば
- 海外旅行保険付帯のクレカを使う
- 現金は100ユーロ以下で基本クレカ払い
- 高くても治安重視でホテルをとる
などは必須レベルでおすすめしたいです。
海外旅行保険は必要
ヨーロッパに関しては、海外旅行保険は絶対に必要です。
毎月海外旅行へ行き、何度もヨーロッパ渡航しているわたしですら、スリに狙われたことは一度や二度ではありません。未だに盗られていなのは運が良かっただけだと思っています。
ですので、どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前にあらかじめ携行品保証が入っている保険に入っておきましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は旅行好きのあいだでは有名なカード。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
公式サイトエポスカード
そのほかクレジットカードについては「イタリアで得する人気クレジットカードおすすめ」の記事で詳しく解説しています。
ナポリをもっと楽しむ
ベストシーズンは春から夏
イタリアのベストシーズンは春から夏にかけて。
6月に入ってくると段々と暑くなってくるので、春から夏が本格的に始まる前が最高の季節です。
ガイドブックは持ってて損なし
ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
イタリア関連の書籍を20冊以上読んでおすすめしたいガイドブックをまとめました。
正直その国をしっかりと堪能したいなら地球の歩き方1択といっても過言ではありません。
ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやっぱり地球の歩き方。
全616ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
ローマやミラノ、フィレンツェ以外の地方都市の情報が詳しく載っているので周遊するには欠かせない1冊。
イタリアのハイライトはもちろん、電車の種類から伝統料理やおすすめの土産まで、様々な分野で詳しく紹介されています。
現地で体調を崩した時や犯罪に巻き込まれた時の連絡先や緊急時の医療会話まで載せているのは本当に素晴らしいと思います。
ナポリで絶対行きたい人気観光スポットまとめ
ナポリは歴史的遺産が多く残り、見どころが満載の港街です。
また近くには世界屈指の高級リゾート地の「カプリ島」や世界で最も美しい海岸といわれる「アマルフィ海岸」などもありますので、ぜひ足を延ばしてみてください!!