夫の両親とはじめてのヨーロッパ旅行!16日間かけてイタリアを周遊しました。
久しぶりのローマには贅沢に8泊。
ローマはヨーロッパの中でもあまり治安がよくないことで有名。特にテルミニ駅前はスリや強盗が多発しているエリアなので、駅周辺を避けて予約することに。
IHG系列で選んだのはインターコンチネンタルローマ アンバシアトリ パレス。すぐそばにウェスティン、サボイ、マリオット、Wなど外資系ホテルが軒を連ねるエリアです。
スペイン広場、トレヴィの泉までも徒歩圏内にあり、観光にも最適でとってもおすすめ!
IHGはマリオットやヒルトンと比べるとエリート特典が少ないのでついつい優先度が下がりますが、同じランクで比較的安く泊まれることも多く、検討の価値ありだと思います。
当ブログ(オハヨーツーリズム)では、イタリア旅行に関する記事をたくさんアップしているので、あわせて読んでいただけるととっても嬉しいです!
このページの目次(もくじ)
インターコンチネンタル ローマ アンバシアトリ パレス宿泊記
インターコンチネンタル ローマ アンバシアトリ パレスは、1900年代初頭、著名な建築家カルロ ブシリ ヴィチによってネオルネサンス様式の宮殿のスタイルで設計されました。
もともとは近くのアメリカ大使館を訪れる外交官を迎えるために建設され、フェデリコ フェリーニの傑作「甘い生活」にインスピレーションを受け、リノベーションされています。
パレスに一歩足を踏み入れると、元の建築の壮大さがほぼそのまま残っていることに気づくでしょう。
クラシックな洗練さを醸し出すメインホールは、オーダーメイドのシャンデリアと赤い絨毯で飾られた大理石。
今回泊まった他のホテルと比べると、豪華さには少し欠けますが、洗練されたスタイルとサービスは素晴らしく、さすがインターコンチネンタルといった印象を受けました。
客室の使い勝手もよく、リピートしたいホテルです。
接客・サービス
ドアマン、フロント、コンシェルジュと、出会ったスタッフすべての感じがよく、大変気持ちのよい滞在でした。
特に接することの多かった朝食レストランのスタッフは、飲み物がなくなったらすぐに気がついてくれたり、「今日の素晴らしい1日をコーヒーから始められますか?」など気の利いた声掛けをしてくれたりと、レベルの高さが際立っており、毎日驚かされました。
インターコンチネンタル ローマ アンバシアトリ パレス | |
---|---|
住所 | Via Vittorio Veneto, 62, 00187 Roma RM, イタリア地図 |
電話 | +390647493 |
施設 | フィットネス、レストラン、バー |
子連れおすすめ度 | |
HP | https://rome.intercontinental.com/ |
予約 | Booking.com |
ルームカテゴリー
- クラシックルーム(20平米)
- プレミアムルーム(28平米)
- ジュニアスイート(36平米)
- スイート(47平米)
予約したのはポイント利用で一番下のカテゴリーでしたが、当日子供用のベッドを無料で追加してくれました。
料金
わたしが滞在した日は1泊520ユーロ(8.0万円)。
ポイント利用をしたので、2泊で136,000ポイントでした。1ポイント0.66円くらいで購入していたので半額近くで泊まれたかな?
インターコンチネンタル ローマ アンバシアトリ パレス客室
今回の旅行で滞在したセントレジスやウォルドーフアストリアは、煌びやかで目もくらむような豪華さでしたが、インターコンチネンタルはエレガントで上品。
客室
みなさんはどちらが好みでしょうか。調度品が少ないので、すっきりとして使いやすい客室です。
なんと無料でエキストラベッドを置いてくれました。これはダイヤモンド会員の威力!?
通常は追加料金がかかるので、まだギリギリ一緒に寝ることが多いのですが、別で眠れるとやっぱり身体がらくなのでありがたい!
滞在日はお天気が悪かったので、テレビを観たり冬休みの宿題を終わらせたりホテルでのんびり過ごしました。
バスルーム(トイレ・お風呂)
バスルームもエレガント!シャワーも使いやすいし、清潔感も抜群。
アメニティ
バスアメニティはスウェーデンのフレグランスブランド「BYREDO」。
ザプリンスギャラリー東京紀尾井町ラグジュアリーコレクションや翠嵐と同じブランドです。
かなり大きなポンプタイプで使いやすい。
WiFi・ネット環境
WiFiは快適につながりました。仕事も滞りなくできるレベル。
カフェ・お菓子
イタリアの高級ホテルは上級会員だとウェルカムギフトにお酒が置いてあることが多かった!
インターコンチネンタル ローマ アンバシアトリ パレス レストラン・バー
インターコンチネンタル ローマ アンバシアトリ パレスには3つの飲食店があります。
- Scarpetta NYC
- Anita Lounge & Bar
- Charlie’s Rooftop
朝食はScarpetta NYCでいただきます。
朝食
インターコンチネンタルの場合、朝食は大人ふたりだけついて子供は有料なこともあったような気がしたのですが、ダイヤモンド特典で、ローマは全員分無料でした。
30ユーロ以上するのでありがたい。
朝食のとれるレストランもめちゃくちゃ素敵で気分が上がります!
そして、とにかくレストランのスタッフの対応が素晴らしかった。
朝食ビュッフェは他のホテルと比べると品数が少なめだった印象ですが、その分質が高く、パンも美味しかった(イタリアのパンはあまり自分好みのものがなく、イマイチ)!
そして、必ず数種類用意されているのが、甘いパウンドケーキ。
右に写っているのがたぶんブラッドオレンジジュースで、めちゃくちゃ美味しかったのだけど、お代わりしようと思ったらもうなくて、次の日もなくてしょんぼり。
フルーツもパンもなくなるとすぐ補充され、素晴らしい管理でした。
イタリアってホテルでなくても、たいがいのレストランのスタッフがテキパキしてて、仕事できる人多いよね(せかっち過ぎる時もあるけど)。
インターコンチネンタル ローマ アンバシアトリ パレス館内施設
館内施設は下記の通り。
- フィットネスルーム
- マッサージルーム
インターコンチネンタル ローマ アンバシアトリ パレス エグゼクティブラウンジ
エグゼクティブラウンジはありませんが、ダイヤモンド特典で15ユーロ分バーの利用ができたので、行ってきました。
寒いし天気も微妙だったので、外には誰も人がいなかったけど、DJは音楽をかけていて、いい感じのバーです。
とりあえず、義両親を見送っておつかれさま&今年もよろしくの乾杯。
小さい子供と一緒に食事をとっているファミリーもいました。ヨーロッパは子連れに寛容なので、遠さを我慢すれば結構旅行しやすいです。
インターコンチネンタル ローマ アンバシアトリ パレス近隣施設
ローマの主要観光地とホテルの位置関係を地図にまとめてみました。
徒歩圏内で行ける場所も多く、次回ローマに滞在する際もこのエリアに泊まりたい!
ホテルのすぐ隣にハードロックカフェがあり、大人気で常に満席でした。
イタリア料理を2週間食べ続けて少し飽きてきた頃だったので、メキシカンが美味しかった(笑)
コロッセオ(Colosseo)
言わずと知れたローマ最大の見どころ、コロッセオ。
古代ローマ帝政期に皇帝ウェスパシアヌスの命により造られた巨大円形闘技場で、約5万人の収容が可能な大舞台です。
はじめてローマに来たときは外観のみの見学だったので、今回初めて内部に入ったのですが、他の地域のコロッセオと違って立ち入り部分が限られており、思ったよりあちこち散策ることはできなかったのが残念でした。
アリーナは見世物として猛獣と剣闘士の戦いが行われており、たくさんの剣闘士がここで命を落としました。
コロッセオの中心部で剥き出しになっている部分は地下部分で、猛獣や剣闘士の待機場所がありました。
こんな昔から人力のエレベーターシステムがあったようで、展示もなかなか面白かったです。
コロッセオの観客席は全4階あり、アリーナを囲むように配置されています。
コロッセオは、「ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂」として世界遺産に登録されています。
スペイン広場(Piazza di Spagna)
映画「ローマの休日」でオードリー・ヘプバーン演じるアン王女がジェラートを食べるシーンでもおなじみのスペイン広場は、ローマ観光で外せないスポット!!
階段の上にはトリニタ・デイ・モンディ教会が立っていて、ローマの美しい街並みが一望できます。
また広場手前のバルカッチャの噴水(船の噴水)は、1627年に彫刻で有名なベルニーニの父ピエトロ・ベルニーニが手がけたものです。
ベルニーニ本人も父と協力し、噴水が完成しました。バルカッチャとはイタリア語で《ボロ船》という意味。
その昔、ローマを流れるテヴェレ河が氾濫して広場に流れ着いた船がモデルとなっています。
トレビの泉(Fontana di Trevi)
トレヴィの泉もローマで絶対外せない有名スポット!
フェデリコ フェリーニの「甘い生活」や「ローマの休日」、「愛の泉」など数々の映画の舞台となっています。
古代の水道橋の中で現在まで継続的に使用されている唯一の水道橋で、いつ行っても旅行者であふれかえっていました。
コイン投げで願いが叶うというと有名で、泉に背を向けて、右手にコインを持ち、左肩越しに投げるというルールがありますが、そのまま正面に投げている人も多数(笑)
- 1枚投げ入れると、「もう一度ローマへ戻ってこられる」
- 2枚だと「愛する二人が結ばれる、永遠の愛」
- 3枚だと「別れられる、離婚できる」
なんて言われているので、ぜひその時の気分で試してみてください。
その他の詳しい見どころや観光情報は「ローマ人気観光地と見どころ|地図付きモデルコース!治安・行き方・おすすめ土産・ホテル・子連れ情報」で詳しく説明しています。
インターコンチネンタル ローマ アンバシアトリ パレス行き方・アクセス
- 地下鉄 Barberini駅から徒歩約5分
- 路線バス Veneto/Emilia停留所 から徒歩約4分
近くに他のメトロ駅やバス停も沢山あるので荷物がなければとても便利。
荷物が多いときは断然タクシーがおすすめ!ローマの地下鉄は大変混雑しており、時間帯によっては東京の満員電車ほどの人がいました。
スリが多く、移動もとても大変なので複数人や子連れであれば、タクシーが便利です。
空港からのアクセス方法は「フィウミチーノ空港⇔ローマ市内への行き方・アクセス」で詳しく解説しています。
インターコンチネンタル ローマ アンバシアトリ パレス特典
エリート特典
インターコンチネンタル系列のホテルに興味があるならIHGの会員になるのがおすすめです。
マリオットやヒルトンと比べると特典が少ない感じもありますが、お部屋のアップグレード、ボーナスポイント、レイトチェックアウトは嬉しい特典です。
また、わたしが加入している「インターコンチネンタル・アンバサダー」というプログラムを利用すれば通常40泊必要なプラチナエリート(4段階中上から2番目)に自動的になれるほか、アンバサダーの特典を受けることができます。
年間200ドルが必要ですが、ウィークエンド無料宿泊という特典がついてくるのでうまく使いこなせればプラスに。
- お部屋のアップグレード
- 16時までのレイトチェックアウト
- 滞在ごとに20ドルのホテルクレジット
- 専用チェックインエリア
- ミネラルウォーター無料
過去の宿泊経験から、ドリンクチケット2枚と20ドルのホテルクレジット、アップグレードを考えると少なくとも1滞在で5,000円~1万円くらいはお得になります。
ラウンジ付きのお部屋に泊まった場合、翌日のアフタヌーンティーも利用できるのでその場合はさらに数千円変わってきますね!
クラウンプラザにはよく泊まるけど、インターコンチネンタルまでは不要という感じならANAの上級会員になれるSFC修行というおもしろいシステムもあります。
インターコンチネンタル ローマ アンバシアトリ パレスの総評・感想
IHGはマリオットと比べると、どこのホテルもそれほど奇抜な点はありませんが、王道の高級感がありクラシカルなタイプが好きな人にとてもおすすめです。
特にローマのインターコンチネンタルは新しいので、清潔感と使い勝手もレベルが高く、これから評判が上がっていくこと間違いないと感じました。
料金は高いけれど、新婚旅行など記念日なら奮発する価値のある素晴らしいホテルです。
オハヨーツーリズムでは、ローマをはじめのその他の地域のホテルも紹介しているので、ぜひ旅行の参考にしてください!良い旅を!
旅が好きすぎて毎月海外旅行!
お金がなくてもマイルを貯めれば
無料で海外旅行に行けちゃいます
なんと!!マイルを使って
家族で世界一周を実現しました♪
一緒にマイルを貯めて家族旅行!
気になる方は今すぐチェック☆