一生に一度は行きたい伝統のクラシックホテル９選

わたしは無類の海外旅行好き！

国内47都道府県すべて達成した今、国内旅行の新たな楽しみ方を探っていました。

そんな中、最近気に入っている国内旅行の種類がふたつあります。

ひとつは地方のお祭り。

東北三大祭りや長岡の花火大会に行ってみると、いつもは少し閑散としている場所も打って変わって素晴らしい景色に！普段とは一味も二味も違ったおもしろさがありました。

そしてもう一つが各地のクラシックホテルを巡る旅です。

今までは出かけること自体を目的とした旅も多かったので、これからはホテルや旅館にステイすることも楽しみたいですね！

今回奈良ホテルの館内ツアーで、日本のクラシックホテルのことを色々と教えてもらったのでみなさんにも詳しくご紹介したいと思います。

クラシックホテルとは？

クラシックホテルとは、戦前からの長い歴史を持つ西洋の文化を取り入れたホテルのことを指します。

日露戦争（1904年）で日本が大勝利した後、外国人がたくさん来日するようになり、外国人には日本の旅館だと使い勝手がよくないことから西洋式のホテルが必要になりました。

今は外国人も温泉を楽しむようになってきていますが、みんなで裸になって同じお風呂に入るなんて考えられなかったことでしょう。

第二次大戦前に創業し、戦前に建設された建物で営業が行われているホテル

1932年（昭和7年）には、外国人旅行者誘致の国策として日本各地に外国人向けのホテルが建設されることになり、その頃から西洋式のホテルが増えていったようです。

奈良ホテルでの案内によると、現在「日本クラシックホテルの会」というグループが結成され、全国のクラシックホテルを盛り上げる活動をしています。

さて、次は「日本クラシックホテルの会」お墨付きのクラシックホテルを見ていきましょう。

日本のクラシックホテル９選

クラシックホテルで検索をすると、各旅行会社や旅メディアがまとめた「ベスト３」「１０選」などのタイトルで埋め尽くされています。

実際わたしも、ネットで見かけた三大ホテルの文字に心惹かれ、泊まっていますしね。

ネットの情報だけでは、なかなか明確な定義をもってクラシックホテルを順位付けするのは難しいんです。

今回「クラシックホテルの仲間たち」の話を聞いたので、本ブログではこちらのクラシックホテルの仲間たちをいったん日本のクラシックホテル９選と定義していきたいと思います。

開業	1873年6月開業
住所	栃木県日光市上鉢石町1300
電話番号	0288-54-0001
HP	http://www.kanayahotel.co.jp/

箱根富士屋ホテル

まるで箱根に突然現れた竜宮城かと思えるようなジャパネスクな建物。

箱根リゾートを代表するホテルとして、1世紀以上にわたり愛されてきました。

その世界観はもちろん、全室に温泉をひくなど、施設からサービスまで息づく「おもてなしの心」も大きな魅力です。

わたしも富士屋ホテルへ宿泊しました。

関連記事一生に一度は泊まってみたい日本三大クラシックホテル「箱根富士屋ホテル」

開業	1878年7月15日開業
住所	神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下359
電話番号	0460-82-2211
HP	http://www.fujiyahotel.co.jp/

軽井沢万平ホテル

軽井沢の発展と共に歩み続けてきたリゾートホテル。エレガントで古き良き日本を感じることができます。

『おもてなしは心なり、ホテルは人なり』という、創業者・佐藤万平の日本的サービス精神が外国人客にも愛された理由でしょうか。

ジョンレノン一家が気に入り愛用していたことでも知られ、カフェテラスではジョンレノン直伝のロイヤルミルクティーを楽しむことができます。

わたしも万平ホテルへ宿泊しました。

関連記事ジョンレノンが愛したクラシックホテル「万平ホテル」で、秋の軽井沢を味わってきた！

開業	1894年7月1日開業
住所	長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢925
電話番号	0267-42-1234
HP	http://mampei.co.jp/

奈良ホテル

古都・奈良にふさわしい、重厚華麗な名門ホテル。奈良の人々に受け入れられるよう、外観はお寺を意識して建築されました。

桃山御殿風桧造りの本館は、館内随所に明治･大正の趣が残っています。

四季を感じることのできる自然いっぱいの奈良の街。訪れた人に創業当時の華やぎを感じさせてくれるホテルです。

わたしも奈良ホテルへ宿泊しました。

関連記事一生に一度は泊まってみたい日本三大クラシックホテル「奈良ホテル」

開業	1909年10月17日開業
住所	奈良県奈良市高畑町1096
電話番号	0742-26-3300
HP	http://www.narahotel.co.jp/

東京ステーションホテル

東京駅丸の内駅舎の復元工事の完成に伴い、内装を一新してグランドオープン。

大正の時代からのアカデミックな伝統が息づく場所でありながら、現代のホテルに求められる機能性も満たす、首都東京ならではのクラシックホテルです。

多くの文豪にも愛され、江戸川乱歩の「怪人二十面相」ではホテルが舞台になりました。

開業	1915年11月2日開業
住所	東京都千代田区丸の内1-9-1
電話番号	03-5220-1111
HP	http://www.tokyostationhotel.jp/

※ネット情報によると「クラシックホテルの仲間たち」の対象から外れているという噂が多数でしたが、電話で確認したところそのようなことはありませんでした。

横浜ホテルニューグランド

異国情緒あふれる横浜。外国人専用ホテルとして長い間、外国との架け橋的存在だったホテルニューグランド。

ドリア、ナポリタン、プリンアラモードもこのレストランが発祥だとか。

富士屋ホテルと同じくチャップリンやマッカーサーが宿泊したことでも有名で、今でもマッカーサースイートに宿泊することができます。

わたしもニューグランドへ宿泊しました。

関連記事中華街から徒歩3分！横浜ホテルニューグランドは超お得に泊まれるクラシックホテルだった

開業	1927年12月1日開業
住所	神奈川県横浜市中区山下町10番地
電話番号	045-681-1841
HP	https://www.hotel-newgrand.co.jp/

蒲郡クラシックホテル

古き良きヨーロッパを彷彿とさせるアールデコ調のあたたかく知的な内装。

つつじの名所としても知られ、手入れの行き届いた日本庭園は、訪問客の目を楽しませてくれます

開業	1934年２月開業
住所	愛知県蒲郡市竹島町15-1
電話番号	0533-68-1111
HP	http://www.classic-hotel.jp/

川奈ホテル

温暖な気候に恵まれた景勝の地、伊豆『川奈』。

60万坪の敷地には本格的なゴルフコースも併設しており、数々のエピソードがあるのだそうです。

日ロ首脳会談でエリツィンが訪れたことでも有名なホテル。

開業	1936年12月6日開業
住所	静岡県伊東市川奈1459
電話番号	0557-45-1111
HP	http://www.princehotels.co.jp/kawana/

雲仙観光ホテル

九州唯一のクラシックホテル。長崎は江戸時代に国内唯一の貿易港を持ち、日本の玄関口として発展してきた街です。

スイスシャレー式を採用した山小屋風の建築が印象的で、ホテル館内には今も当時の面影が色濃く残されています。

開業	1935年10月10日開業
住所	長崎県雲仙市小浜町雲仙320
電話番号	0957-73-326
HP	http://www.unzenkankohotel.com/

1935年は昭和10年。昭和１０年１０月１０日、午前１０時にオープンしたこだわりのホテルです。

クラシックホテルまとめ

見ているだけで行きたくなってくるような素敵なホテルばかりですね。

わたしが宿泊したことのあるホテルは4つ。富士屋ホテルと奈良ホテルと万平ホテルとホテルニューグランドです。

日光の金谷ホテルはパン屋さんが有名なので、パンを買いに行きましたが宿泊はしていません。

星野リゾートやリッツ、ハイアット、ヒルトンなどの外国ブランドホテルが人気ですが、ぜひ歴史に思いを馳せながら、素敵な旅に出発してみませんか？

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