メキシコのグアダルーペ寺院は、聖母が出現したと言われる奇跡の場所!
カトリックの総本山であるバチカンが認めたの奇跡の寺院なんです。
今回は、グアダルーペ寺院への行き方や見どころなどをご紹介します♪
前回記事はこちら>>>アエロメヒコ搭乗&メキシコ弾丸2時間旅行記!
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このページの目次(もくじ)
グアダルーペ寺院 基本情報
グアダルーペ寺院は、アステカの神殿があったテペヤックの丘に建てられたカトリックの寺院。
なぜこの場所が「奇跡の地」とされたかというと、聖母マリアの出現があったから。
1531年12月9日先住民のファン・ディエゴの前に聖母マリアがあらわれ、聖堂を建てるように告げたと言われています。
その聖母マリアの姿は、ファン・ディエゴたち先住民と同じく、褐色の肌に黒髪だったんだとか。
このお告げを聞いたファン・ディエゴは、スペイン人の司教にいきさつを話しますが、司教はファン・ディエゴの話を信じません。
そんな様子を聖母マリアが見ていたのか、3度目の出現のときに聖母マリアは12月に咲くはずのないバラをファン・ディエゴに差し出します。
ファン・ディエゴはこのバラを大事にマントに包み司祭の元へ!
いざ司教にバラの花を見せようとマントを広げると、なんとそこには褐色のマリア像が・・!
マントに浮かび上がったマリア像を見て、司教はファン・ディエゴの話を信じ、グアダルーペ寺院が建てられました。
ほとんどの人がカトリック教徒のメキシコ人。現在でもグアダルーペ寺院を訪れる人は多く、メキシコの人々に愛され続けています。
そして、そのマリア像が浮かんだマントは、グアダルーペ寺院で本物を見ることができます!!わたしたち家族も、ばっちり奇跡のマントを見てきたので、記事の後半で詳しくご紹介しますね♪
グアダルーペ寺院 行き方・アクセス
メキシコシティの中心部より北に位置するグアダルーペ寺院。寺院は地下鉄の駅から歩いて6~7分程なので、アクセスしやすいかと思います!
最寄り駅は、メトロ6号線のLa Villa Basilica駅。
駅から大きな道に出ると、グアダルーペ寺院の旧寺院(↑の写真)が見えます。周りの建物と全く異なる外観をしているので、すぐにわかるはず!
そのまま寺院に向かってまっすぐ歩くだけなので、迷う心配もありません♪
わたしたちは空港からタクシーで直接向かいました。空港行って帰っての2時間で$35(約4,000円支払ってスーパーや教会へ連れて行ってもらいました)。トランジットであまり時間がない方もここだけ行っておいて損はありません!
グアダルーペ寺院 入場料金・開館時間
誰でも訪れることができる寺院なので入場料はありません。旅行者にはありがたいですね!
開館時間は、6時~21時(土・日曜11~15時)です。休みの日はなく、朝早くから見学できます。
寺院中にはいくつか小さな礼拝堂があり、場所によっては開館時間が異なる場合もありますが、6~21時の間に訪れれば奇跡のマントは見られるはず!
グアダルーペ寺院見学の注意点
グアダルーペ寺院は多くの旅行者が訪れる場所ですが、カトリックの寺院です。
マナーを守って見学しましょう!
- ショートパンツなどの露出の高い服装はNG
- 寺院内での帽子の着用禁止
- お祈りをしている方の邪魔にならないように騒がない
また、グアダルーペ寺院の周辺にはいろんな人たちが集まってきます・・。
こんな感じの露店やお土産物屋さんがいーーっぱい!
日中はそんな風に感じませんでしたが、治安があまり良くないとう意見もみかけるので、夜遅くの見学はあまりおすすめではありません。
グアダルーペ寺院新聖堂・見どころは奇跡のマント!
冒頭から何度も触れていますが、とにかくグアダルーペ寺院といえば「奇跡のマント」!
これを見ずにして、グアダルーペ寺院を訪れたとは言えないくらい重要なものだと思います。
グアダルーペ寺院は旧聖堂と新聖堂の他にも礼拝堂や広場、噴水・・かなり広いです・・。
左下青緑の丸いのが新聖堂。とにかく広場も広い!!
奇跡のマントがあるのは、「新聖堂」なので、お間違えなく。
一見、聖堂とは思えない外観ですね!
旧聖堂は地盤沈下によって傾いてきているので、この新聖堂が建てられたそうです。
中の聖堂はこんな感じ。わたしが訪れたときは結構人がたくさんいました。
ヨーロッパなどの歴史ある聖堂とは違った雰囲気ですが、今までに見たことのない素晴らしいデザインでものすごく感動しました!
大きなパイプオルガンに、様々な国旗たち。
照明もおしゃれで、とってもモダンな雰囲気!
これは・・?
なんともメキシコらしい色使いが素敵!ドアのガラスまでおしゃれでした(笑)
そして、いよいよ「奇跡のマント」ですが・・
額縁にきれいに収まっているマントは、まるで絵画のよう!
決して手前の布が奇跡のマントではありませんよ!メキシコの国旗です(笑)
これが、500年くらい前のものとは信じられません・・。噂(都市伝説?)によると、このマントは本物なので色あせないらしいです。なのでフラッシュをたいて撮影してもOKなのだとか!
聖人の遺体は腐らないと聞きますが、それと同じような効果なのでしょうか。
また、マリア像を描くのに使われている絵の具は、地球上に存在しない成分で出来ていると分析されたという話も。
さらに、奇跡のマントの見学方法も面白いんです!
なんと、動く歩道に乗りながら見学するスタイル!(笑)
まるで空港のようですね。これは、立ち止まって見学する人たちでの混雑をさけるために配慮した結果だそうです。
正面でまじまじと観察はしにくいもの、奇跡のマントをばっちり見ることができました♪
歴史ある宗教的なものと近代の技術が融合した、なんとも面白い聖堂でした!
グアダルーペ寺院旧聖堂
時間があまりなくて旧聖堂はほんの少しだけでしたが、見学しました。
いわゆる日本人がイメージする教会そのもの。こちらでもお祈りをしているカトリック教徒の方が何人もいらっしゃいました。
ああ!もっと時間が欲しかった~。
グアダルーペ寺院お土産(Tシャツ・キリスト像)
グアダルーペ付近には土産物屋やキリスト像を売っているお店がひしめいています。
日本では絶対に見られないかなりリアルなキリスト像がいくつも売られていました。
こんなにたくさん!かなり大きなものまであって日本人の子供が見たら泣いてしまうかも。
Tシャツやロザリオもたくさんありました。同じキリスト教でも国によって随分と印象が違います。
ちなみに日本の結婚式などで使える教会はほぼ100%プロテスタント。教会にイエスが磔にされていたらカトリック、十字架だけならプロテスタントであることが多いようです。
こんなかわいらしい小銭入れ?も。
教会の入り口にキャンドルが売られていました。すごく素敵なデザインですね!ブラジルのママイにプレゼントしたいなぁ。
グアダルーペ寺院 まとめ
カトリック教徒の人々には、とても有名なグアダルーペ寺院。
キリスト教に詳しくなくても、かなり見ごたえのある寺院でした!
元々メキシコでは観光しない予定だったので、急遽こんな素晴らしい場所へ行けて良かった。と共に何の前知識もなく出かけたので後悔の念も・・・。
14時間フライトはきついけど、メキシコ絶対に再訪したいと思います!
特に奇跡のマントがある新聖堂は、ヨーロッパの古い聖堂とは一味違うここでしか見ることのできな貴重な建物なので、ぜひ訪れてみてください!
次へ>>キューバの英雄チェ・ゲバラを巡る旅!ゲバラゆかりのスポットに行ってきた!
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