家族で石垣島旅行へ行ってきました!
石垣島を中心とする八重山諸島についてはほとんど知識がなく、どうやって周るのが効率的なのか、全て周るのにはどれくらいの時間がかかるのかさっぱりわかりませんでした。
実際に8日間滞在して、それぞれの島の特徴や楽しみ方がわかってきたので島巡りの話を中心に、我が家が参加したおすすめツアーのご紹介をしていきます。
「西表島・由布島・竹富島3島日帰りツアー/マングローブ+水牛車渡し+グラスボート+竹富バス観光」、参加しようか迷っている方の参考になると嬉しいです。
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このページの目次(もくじ)
西表島・由布島・竹富島3島日帰りツアー内容
ツアーの行き先はタイトルにもある通り、かなり盛りだくさん。
- 八重山の秘境と言われる西表島でマングローブカヌー
- 西表島から水牛で15分で渡れる小さな由布島
- 人口360人の竹富島でグラスボート、バス観光
普段はこのプランにプラスして小浜島の4島ツアーもあるのですが、コロナで小浜島のホテルがランチの受け入れ不可で催行していませんでした。
西表島・由布島・竹富島3島巡りのおすすめツアー会社と料金
今回わたしたちが参加したのは当ブログおなじみベルトラのツアー。
日帰りツアーは頭が痛くなるくらい調べたのですが、Gotoトラベル対象でない旅行会社も多かったので、確実に割引をきかせるためベルトラで予約しました。
実際に催行している会社は石垣島トラベルセンターで、石垣港の中にブースがあるので港で目にしたこともあるはず。
ツアー料金
- 大人(12歳以上)15,030円
- 子供(0~11歳)9,540円
大人1名につき子供1名無料でした。Goto適用なのでひとり9,770円。
交通費は自力でフェリーを使って同じプランを組んだ場合、以下の通りです。
- 石垣→西表 1,830円
- 西表→竹富 1,690円
- 竹富→石垣 700円
わたしたちが宿泊していたフサキビーチリゾートから石垣港まではだいたい1,500円かかるので、これだけで約5,000円(大人2名で1人分)
そう考えるとめちゃくちゃ安い…。
西表島・由布島・竹富島3島日帰り実際のツアー内容
スケジュール
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7:30-8:10送迎ホテルお迎え又は「石垣島トラベルセンター 離島ターミナル営業所」集合
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8:30石垣港から西表島大原港へフェリーで35-40分
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9:30仲間川マングローブクルーズ緑々としたマングローグ林の間をボートでジャングルクルーズ
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11:15美原から水牛車で由布島へ西表の大自然と三線の演奏を楽しむ
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11:45由布島でランチ由布島特製幕の内弁当
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14:00大原港から竹富島へフェリーで35-40分
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14:50竹富島でグラスボートサンゴや熱帯魚のいる美ら海を観覧
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15:20竹富島でマイクロバス観光星砂浜、集落を散策
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16:20竹富港から石垣港へフェリーで10-15分
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16:35解散ホテル送迎または「石垣島トラベルセンター 離島ターミナル営業所」解散
竹富での時間が結構短いので、自分たちでレンタサイクル等して自由散策してもいいのですか?と聞いてみました。
竹富島到着以降は全てのチケットを放棄してもいいし、チケットを使った後で自由散策しても大丈夫だそうです。
自由度が高いのはとても嬉しい♡
出発~石垣港
ホテルまでバスのお迎えが来てくれます。フサキへのピックアップ時間は7:45だったので早めに朝食をとりました。
他のツアー会社と合同送迎のようで、ここで一緒になった人たちとは港でわかれました。
石垣港(石垣島トラベルセンター)
石垣港へついたら、石垣島トラベルセンターの受付で1日の流れを説明してもらいます。
写真のように綴りになっていて、移動ごとにチケットを渡していくシステム。わかりやすい。
石垣港から大原港(八重山観光フェリーあやぱに号)
八重山観光フェリーあやぱに号、8:30ぴったりに出発!
少し波が高いので、念のためわたしと母、あもちゃんは酔い止めを飲んでおきました。
薬を飲ませたくない場合は飴をなめさせるだけでも酔いにくくなるのでおすすめです。
八重山では安栄観光と八重山観光フェリーの2つあり、どちらも何度か利用しましたがどっちが良い、悪いは特に感じなかったので純粋に航路と時刻で選べばいいと思います。
大原港から西表仲間川マングローブクルーズ
大原港では少しだけトイレ休憩&お土産購入の時間があり、すぐにマングローブクルーズの開始です。
八重山は移動のすべてがフェリーになるので、常に船に乗っているなぁという感覚。
船嫌いの人にはあまりおすすめできません(笑)
マングローブクルーズは波で揺れたりしないので安心。
10月上旬で30度近くあり結構暑いです。船がいい感じで揺れるのでめちゃくちゃ眠くてずっとウトウトしていました。
ガイド兼ドライバーさんの解説が子守唄に…。とにかくよくしゃべるおじさんで、マングローブや植物についての詳しい解説をしてくれます。
質問したらなんでも答えてくれそうなので、話したい人はできるだけ前に座った方が良さそう。
これなんだっけ。シジミって言ってたような。
全く歩くことなく、のんびりクルーズなので高齢者や小さな子連れでも全く問題ありません。
その分、アドベンチャー感はなく前の日に体験したカヌーツアーの方が楽しかった!
西表島のマングローブと言ってもプランによって全く違うので若い人にはぜひカヌーやSUPを体験してほしいです。
大原港から由布島水牛車乗り場
バスで15分揺られ、由布島水牛車乗り場へ向かいます。
段々と乗り物に飽きてきたあもちゃん、牛に乗れるというとなんとか機嫌がなおりました。
由布島・水牛車
八重山へ来たら、どこかで一度水牛車には乗ってみたいなと思っていたのでこれが一番楽しみでした。
ツアー会社によってプランがわかれているので、ちょうどよい人数ずつ振り分けられて牛車に乗り込みます。
わたしたちを運んでくれるのは雌のあんりちゃんという水牛。
由布島の水牛はアジア水牛で、すべてに名前がつけられ生後半年から1年で仕事がスタート。
30年の寿命のうち15~20年を現役として過ごすそうです。
あんりちゃんの1番近くに座りたいというあもちゃん。出発するとすぐに大量のうんちが放出され大興奮(笑)。
天敵から身を護る習性が今でも残っていて、匂いを残さないよう水の中でしか排泄しないんだって。
ずっと我慢してたのかなぁ。それにしてもすごい量と勢いだった(笑)
15分くらいの短い移動時間におじさんが三線を出して歌ってくれます。
フェリーやバスに乗るのは疲れるけど水牛はいくらでも乗っていられそうなほどのんびりとして癒される~!
沖縄の音楽って、本当に沖縄にぴったりで、3つしかない弦で十分という感じが素朴でいいなぁ。
由布島散策
あっという間に到着。
1時間45分の自由時間の間に用意されたお弁当を食べ、ここへ戻ってきてくださいと案内されます。
遅刻すると水牛は出発できずみんながフェリーに乗れなくなるので念入りに時間を確認。
放し飼いされている水牛に興味津々のあもちゃん。でも怖くて近づけません。
由布島は小さな小さな島。滞在時間は短いけれど、そんなにバタバタせずに散策できるのが嬉しいです。
普段目にすることのない植物。ついつい写真を撮ってしまいます。
旅行に非日常を求めているわたしとしては、由布島はかなり外国感があって最高でした。
旅行者の数も適度でゴミゴミしていなかったのも良かったかもしれません。
こんな小さな島に旅行者が溢れていたらやっぱり癒しの気分は半減してしまいそう。
お腹もすいてきたのでランチのお弁当をいただきにレストランへ向かいます。
由布島ランチ
結構しっかりしたレストランがあってびっくりしました。
どうやって食材を運んでいるのでしょうか。種類豊富な幕の内弁当。見た目より美味しかったです。
ツアーでこのレベルなら十分合格点。
由布島散策
あもちゃんに地図を渡し、道案内をお願いしました。あたりを散策しながらマンタの浜へ向かいます。
レストランの程近くに学校跡地がありました。
素敵なフォトスポット。天候もよく本当に気持ちが良くてもっとここにいたかったです。
ツアーはとても便利だけど、盛りだくさんだからこそ落ち着かないというデメリットもありますね。
由布島マンタの浜
数分歩くとマンタの浜に出ました!透明度が高くて美しいビーチ!!
いち早く海に入る父と、負けずに走り出すあもちゃん。
勢い余ってずぶ濡れに(笑)子供と一緒に海に行くなら着替えとタオルは必須です。
由布島茶屋
島の雰囲気は怖さないように残しつつ、おしゃれな雰囲気の由布島茶屋がありました。
ガイドさんが奥に美味しいアイスクリームと珈琲があると言っていたけどこんな場所に??
でも本当でしたね!
口コミを見ると、わざわざここのジェラート、珈琲目当てで由布島へ来る人もいるのだとか…。それはびっくり。
どれも美味しそうだったので迷ったけれど泡盛のジェラート初挑戦。
お酒は苦手だけど意外といける!美味しい!
ここで作っているのか、どこからか運んできているのだろうか、とっても気になります。
それくらい何もない・・・。素朴な島なので。
マンタ浜の手前には気仙沼から流れ着いた杭が埋められていました。
東北から八重山まで…。捨てずに立てかけたくなる気持ちわかります。
由布島蝶々園
小さな蝶々園の目玉は日本最大のチョウ、オオゴマダラ。
さなぎは黄金に輝きファンも多いめずらしい蝶々だそうです。
今日は残念ながら見れないらしく、サッと入ってみるだけ。
蝶々園のチョウチョは全然逃げないし、手に止まってくるほど人懐っこいので簡単に写真が撮れました。
虫はわたしも苦手だし、チョチョ恐怖症の人もいるようなので1枚だけ。
時間なので少し足早に集合場所へ。子牛がとてもかわいかった!もう調教は始まっているのだろうなぁ。
水牛が頭近くまで浸かっています。暑い日は1日中ずっと池の中にいることもあります。
最後に記念撮影をして終了。短い時間なのにゆったりとした時間を過ごせて良かった~。
西表島滞在する機会があればぜひ由布島へ行ってみて欲しいです。
帰りの水牛ムサシ君。なんと7年前、フェニーが同じ水牛に乗ったというミラクルが発覚!!
年齢的にもその時活動していたので間違いなさそうです。
帰りも三線の演奏があり、おじさんからお話が聞けますよ!
来た道をバスで戻ります。港ではまた少しだけトイレ、土産休憩がありすぐに大原港からフェリーが出発約35分の船旅です。
大原港から竹富港
海風にあたろうとむき出しの部分で過ごしていたのですが、エンジン音がうるさくガソリンの匂いが嫌だとあもちゃんが駄々をこねるので船内へ移動。
船によって外の方が人気なこともあれば全員内側へ入ってしまうこともありました。
どちらが酔いにくいのかな。そろそろフェリーも飽きてきました(笑)
竹富島以降のプランは放棄して自由散策もOKということでしたが、両親とフェニーがグラスボートは初めてだったので体験することに。
竹富島グラスボート
泳げない人や小さな子連れに人気のグラスボート(個別手配で大人1300円)。
こんなお天気で綺麗に見えるのかなぁと半信半疑でしたが結構たくさん魚が見えました。
船はまぁまぁ揺れていて、下を向いてジッとするのでかなり酔いやすい状況です。
だいたい80%の確率で船酔いする母はここでアウト。50%のわたしはセーフ。
自信がないという人は当日の天気を見て、波がどうか相談した方がいいと思います。
後半、船から餌を巻くとワッとあたりにいる魚が一気に集まってくるのが面白かったので、見逃さないよう注意してください♪
竹富島マイクロバス観光
小浜島でのレンタサイクルがあまりにも楽しかったので、天気が良ければバス観光はやめてレンタサイクルをするつもりでした。
実際雨が降るか降らないかというような微妙なお天気だったので、結局マイクロバス観光をして時間通り帰ることにします。
マイクロバスに乗るとドライバー兼ガイドのおじさんが竹富島の紹介をしながら案内してくれるので、前知識ゼロでもある程度のことがわかります。
ツアーの良さはこうやって説明が聞けること。
1周しても9キロしかない小さな島。小浜島は16キロだったのでさらにレンタサイクル向き。
1つ目のポイント、星砂浜で星の砂の集め方を教わりました。まずギュッと手の平に砂を押し付けるといくつか星砂がくっついてきます。
どこもかしこもおしゃれに開発されてしまっている八重山諸島ですが、ここは昔懐かしの昭和の雰囲気が漂っていました。
自分が拾った星砂を入れる容器にするため、小さな小瓶をひとつ購入。
砂を集め、ヤドカリと戯れ短い滞在時間を過ごします。
次に島の中心集落で20分ほど街歩き。
赤やビビッドなピンクもいいけど、こんなやわらかな色のハイビスカスも。沖縄には200種類以上もあるそうです。
教えてもらったフォトスポットで写真撮影。青空が見えないのがちょっぴり残念。
もし晴れていたら自分たちの足で歩いたり、自転車で周るととても楽しいと思います。ぜひ帰りの時間をずらして滞在を楽しんでみてください。
竹富や小浜島へ行くと、石垣が随分都会だなぁと感じます。これぞわたしたちが頭の中で思い描く八重山の景色。
これだけ小さい島に旅行者がドッと押し寄せると大変だろうな。マナーを守った滞在にしなければと少し気が引き締まります。
あっという間に滞在時間が終わり、港へ。
竹富港から石垣港
大人の旅行に1日付き合ってくれたあもちゃんへご褒美のクッキー。珍しい長命草味。
約15分ですぐに石垣港へ到着。
ホテルへはフェリーの時間にあわせて約1時間おきに送迎がありますが、わたしたちは市街中心地で食事や買い物して過ごすことにしたので送迎は放棄しました。
これにて長い1日が終了!すごいたくさん移動した気がします。みんなおつかれさま。
西表島・由布島・竹富島3島日帰りツアー注意点
実際にツアーへ参加して感じた注意点は2つ。
天候によって当日までツアーの催行が読めないことは結構ストレスでした。
石垣はかなり天気が変わりやすく、天気予報も全然あてにならないそうです。10月初旬は全て雨予報でしたが実際に降ったのは半日くらいであとはほぼ晴れていました。
また、船酔いしやすい人はかなり注意が必要です。
バス、フェリー、グラスボートなど結構酔いやすいシチュエーションが多いので酔い止めは持っておいた方がいいと思います。
西表島・由布島・竹富島3島日帰りツアーに参加しての感想とこんな人におすすめ
石垣へ実際に行くとよくわかるのですが、バスやフェリーの本数が少ないので自力でスケジュールを作るのは結構難しいです。
リピーターはともかく、初めてで個人旅行の計画を立てると恐らくツアーの半分くらいしか周れないのではないでしょうか。
3歳児、65歳の両親でも問題なく参加できたので、どんな人でも楽しめると思います。
そして、これだけ盛りだくさんでこの料金はGoto抜きにしてもなかなかコスパが良いので料金面でもおすすめ。
唯一のデメリットはやっぱり少し忙しないこと。記事を読んで移動が多すぎると感じた場合は2島巡りや、1島巡りもぜひ検討してみてください♡
何もしないなら何もしないで最高なのが八重山です。
時間に余裕があれば初日にざっくり周って島の雰囲気をつかんでから、好きな島へリピートで行ってみるというのが一番良い気がします。
素敵な旅になりますように!
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