ヨルダンは国土の大半が砂漠地帯で、日差しが強く、年間を通して乾燥しています。
四季があるものの、春と秋はとても短く、冬は冷えるのでしっかりとした防寒が必要!
日本とは全く違う地域なので初めてヨルダンへ旅行される方の中にはいったいどんな洋服を着ていけばいいの?と悩まれる方も多いはず。
そこで今回はヨルダン旅行に行く際にどんな格好をすればいいのかについて、世界一周経験者、ヨルダンへ5回も足を運んだ旅のプロのわたしが、季節ごと、シーンごとにおすすめの服装をまとめてみました。
- ヨルダンに来ていく洋服がわからない
- ヨルダンのファッションの傾向が知りたい
- 現地でのマナーがわかならいので不安
圧縮袋なしで衣類を50%圧縮
HOLICCのPackBagが超便利!!
一般的な圧縮袋のように
空気を抜く手間は一切なし
※複数購入はセット購入がお得です
海外旅行に行くなら
海外旅行保険が絶対に必要
年会費無料のエポスカードは
無料なのに海外旅行保険付帯
(実はこれめちゃくちゃスゴい)
保険付きクレカをまだ持ってないなら
発行しない理由はありません
すでにメインクレカを持っていても
補償額は合算なので複数枚持ちがお得
このページの目次(もくじ)
海外旅行ってどんな服を着ればいいの?
海外旅行へ行くとなると、たくさん写真を撮りますし、お洒落な服を色々持って行きたくなります。
お洒落を楽しみたいけど、ヨルダンは観光地が1ヶ所に固まっていないし、荷物をたくさん持って移動するのはイヤですよね。
わたしは、どこに出かけるにもシンプルな恰好を心がけています。
服で荷物を埋めてしまってせっかくのお土産が入らない!なんてことにならないように、事前にチェックしておきましょう。
まずは洋服の必要枚数や履物について、一般的な考え方をお伝えします。
必要な洋服の枚数
旅行の日程もよりますが、わたしは3日以内なら日数分。ワンピースが楽なので多用しています。
それ以上であれば着まわしてできるようなものを中心に、3日~5日分の洋服を持っていくことが多いです。
最近は写真を撮ってブログに載せることも増えたので、特に暑い季節は荷物に余裕があればそれ以上持っていくことも。
秋から春までの間は防寒対策のため、ユニクロのウルトラライトダウンを必ず忍ばせています。
動きやすい服装&靴がマスト
観光スポットをたくさん巡る予定がある方や、石畳など歩きにくい道が多い国では、動きやすい恰好+履きなれた靴がマストです。
特に、靴は重要!
「服に合わないから」という理由でヒールのある靴やパンプスを履くと、現地でひどい目に合います。
せっかくの楽しい観光が、思い出は足の痛みだけ・・なんてことにならないよう、スニーカーなどの歩きやすい靴を履いていくのがおすすめ。
「足が痛くてこれ以上歩けない・・!」なんて同行者にも迷惑をかけてしまうので、おしゃれな靴は日本で楽しみましょう♪
わたしのおすすめはNIKEかニューバランスの白、黒、グレー。シンプルな配色で色んな服に合わせやすいと思います。
また、季節に関係なくビーチサンダルを持っていくのもおすすめ。
海外ではバスタブなし、シャワールームのみというホテルも結構一般的。
ホテルでスリッパがない場合やシャワールームでサンダルを使いたいときに重宝するのでビーチサンダルは必需品。
100均のビーサンはすぐに壊れたり、歩くと足が痛くなるので履物は少し高くても良いものを購入されることをおすすめします。
薄手のストールかパーカーがあると便利
薄手のストールやパーカーは、肌寒い時にちょっと羽織るという定番の使い方以外に、日差しが強い場所での日よけ、空気が悪く排気ガスが臭い途上国ではマスク替わりとしても役立ちます。
教会やお寺、モスクなどの宗教施設を観光する際など、肌を隠さなければいけないシチュエーションが意外とあります。
1枚持っておくとめちゃくちゃ便利。
更にダサくなりがちな旅行の服装のアクセントにもなるのでおしゃれアイテムとしても一押しです。
身につけるもので防犯対策を
海外旅行ではスリが日常茶飯事。
外国に慣れておらず、危険を回避できる自信がないのであれば、できる範囲で現地の人の恰好に合わせた、カジュアルな服装を選ぶのが無難です。
例外として、旅行中にオペラなど観劇の予定がある場合はカジュアルすぎるのも問題。ジャケットやよそ行きのワンピース(ドレスの人もいますが、ワンピースでも大丈夫です)を持って行くことをお忘れなく。
また、わたしが海外に行くときは必ずこのセキュリポを使うようにしています。
貴重品はポケットにしまわず、必ずファスナー付きのカバンに入れてカバンから注意をそらさないように気を付けましょう。
貴重品は肌身離さずセキュリティーポーチで管理するのがおすすめです!
荷物を増やさない工夫と収納方法
荷物を増やさない工夫はいくつかあります。
わたしが実践しているのは
- 下着は100均の紙ショーツを使う
- ホテルで手洗い洗濯する
- 現地でコインランドリーを利用する
など。
また、荷物のパッキングには圧縮袋いらずで衣類を50%圧縮できる便利な商品もあるので活用しましょう。
一般的な圧縮袋って、空気を抜いて圧縮する作業が面倒だったり、袋が壊れやすかったり、ひと手間かかるイメージですが、パックバッグなら圧縮の手間なし。ファスナーも丈夫なので安心感も使いやすさも全く違います。
わたしはヨーロッパ1ヵ月旅行(幼児ひとり、大人ひとり)でLサイズ、Sサイズをそれぞれ2つずつ(計4つ)用意して自分の服と子供の服を管理しました。
大きな方に洋服をいれ、小さな方はブラトップや下着、靴下などを収納。
複数購入する場合は、パッと見てわかるように大きさや色を変えると便利です。
LサイズとSサイズをまとめて購入する場合はセット購入がお得ですよ。
ヨルダンのファッションの傾向
ヨルダンにいる民族は、9割以上がアラブ人。
国民の大半はイスラム教徒で、女性はヒジャブ(髪の毛を隠すスカーフ)をつけていますし、身体のラインを出さないように、長袖、ロングスカートを着ています。
男性は、街中ではあまりスーツを着ている人はいなく、夏はTシャツに長ズボンと言うスタイル。
砂漠地帯にいるベドウィンになると、日差しから頭を守るため、男性でもスカーフを巻いていたりします。
またヨルダンには、少数ながらキリスト教もいて、女性はヒジャプは巻かず、Tシャツにジーパンなど普通のファッションをしていますが、キリスト教徒であっても過度な露出はしていません。
わたしは頭にはスカーフ、Tシャツと腰の下まである薄い長袖のカーディガン、ロングスカートを履いていました。
また、アンマンや死海ではサンダルを履いていましたが、死海のビーチではかかとまでしっかりフィットする脱げないサンダルがおすすめです。
ぺトラ遺跡では結構歩くのでスニーカーが良いですよ!
旅行者も現地の人に合わせるべき?
結論から言うと、できる範囲で現地の人の恰好に合わせたほうが良いというのがわたしの考えです。
日本から遠いエリアであることに加え、なじみの薄いイスラム圏なので、難しいとは思いますが、その土地になじんだファッションをしている方が犯罪に巻き込まれるリスクも減ります。
日本と同じようにお洒落な恰好をして旅を楽しみたいのも理解できますが、イスラム諸国では、特に女性は服装に注意が必要。
イスラム諸国の旅する際の注意点や現地の文化や習慣、避けた方が良い服装などをポイントを紹介しているので、イスラム諸国を旅する際の注意点もあわせて読んでみてだくさい♪
ヨルダンでタブーとされている服装
ヨルダンは伝統を守って暮らしているムスリムが多いので、服装には注意が必要です。
女性はスカートや短パンなど露出は避け、身体のラインが出る服もやめた方がいいと思います。また、髪にはスカーフを巻くことをおすすめします。
観光客の場合髪の毛を隠さなくても問題ありませんが、隠していると「あ、この人はイスラムのことをわかっているな」ということで敬意を払われたり親切にされることが多いです。
男性は女性に比べてタブーは少ないですが、短パンなど過度な露出は避けましょう。
モスク・教会見学時の服装
ヨルダンにはたくさんのモスクがあり、旅行者が見学できる所もあります。
モスクを訪れる場合は街を歩いている時以上に注意が必要です。
有名で観光客がよく訪れるモスクでは羽織るものを貸してくれるところもありますが、観光客が多いと足りなくなる場合もあるので、街歩きの時から自分で用意しておくと安心‼
モスクはムスリムにとって、とても神聖な場所。イスラム教の習慣や文化に敬意を払い、露出した格好で行くのは避けたいですね。
同様に、教会でも過度な露出はしないようにしましょう。
高級ホテルやレストラン
死海沿岸には高級ホテルが多くありますが、街中とは違い、リゾートスタイルの服装をした外国人観光客ばかりです。
しかし、ホテル内のレストランやアンマンなどの高級ホテルではやはりドレスコードがあります。
タンクトップや襟の付いていないトップス、短パン、ジーンズ、ビーチサンダルでは断られる場合があるので注意が必要。
もし高級なホテルやレストランで食事をする予定がある場合は、きちんとした服装を1着用意しておきましょう。
高級ホテルでは外国人も多いため、世界共通のドレスコードにしたがっていれば問題ありません。
服装以外に、現地の治安や安全に関する情報を知っておくことも大切です。
万が一に備えて海外旅行保険には必ず入っておきましょう。エポスカードなら年会費無料な上ポイントまでもらえます!
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ヨルダンの季節ごとのおすすめの服装
ヨルダンは大まかに、夏が暑い地中海性気候です。小さい国ながら、地域によって色々な気候がありますが、四季もあります。
しかし、国土の大半は砂漠であるため、乾燥していて日差しも強いため、年間を通して日焼け止めなど紫外線対策は必要です!
ヨルダンではどこにでもスーパーマーケットがある訳ではないので、日焼け止めは、日本から普段使っている物を持っていくことをおすすめします。
アンマンの平均気温や降水量をチェック
ヨルダンは地域によって気候が違います。ここでは首都アンマンの年間平均気温と年間降水量をご紹介します。
そのため、東京にいる時と同じ服装でよいでしょう。
大きな違いは雨の少なさ!ヨルダンは雨が本当に少なく、11月から3月を除きほとんど降りません。
ヨルダンには四季があるので、4つにわけて考えてみてください。ヨルダン旅行のベストシーズンは3月~5月、10月後半~11月と言われています。
ヨルダンの春(3月・4月)
短いですが、ヨルダンにも春があり、野花が咲く美しいシーズンです!アンマンの平均最高気温は16度〜22度、平均最低気温は7度〜11度。
春先はしっかりと冬の服装をして、日中暖かい場合は気温にあわせて脱ぎ着して調整して下さい。
4月は薄手の長袖に上着ですが、4月中旬以降は、昼はかなり暑くなり、日差しもかなり強いです。
ぺトラなど砂漠地帯では、35度以上まで気温は上がりますが、乾燥しているためそこまで不快感はありません。死海沿岸は湿度が高くなり、蒸し暑いです。
ヨルダンの夏(5月・6月・7月・8月・9月・10月)
ヨルダンの夏は長く、死海や紅海沿岸の町は、夏の気温が50度にも上り、湿度も高いため、とても暑いです。
アンマンの平均最高気温は27度〜32度、平均最低気温は14度〜20度。
多くの人がアンマンからヨルダンに入ると思います。アンマンは標高800m程の高地のため、夏でも海沿いに比べると暑さは多少薄れますが、日差しはとても強くなります。
日焼け止め、帽子、薄手のストールなど紫外線対策を絶対忘れないようにしてください!
海外の日焼け止めは刺激が強く、合わないことも多いので、わたしも必ず日本から持参するようにしています。
その他サングラスや日傘などもお忘れなく!しかし夜には涼しくなり、日中の気温差がありますのでご注意を。
わたしはイスラム諸国を旅行する時は、真夏でもTシャツの上にはおるものを持っていきます。
薄い長袖のパーカーやストールが便利!砂漠地帯ではスカーフを巻いていると砂が髪につくのを防いでくれますよ♪
ヨルダンの秋(11月)
春と並んで、秋もヨルダン旅行のベストシーズンです。アンマンの平均最高気温は19度、平均最低気温は10度。
昼間は暖かいのですが、朝晩冷え込むことが多くなるので、しっかりとジャケットなどの上着も必要。
ぺトラなど砂漠地帯はさらに冷えるので、セーターやフリースがいいでしょう。また、風も強いのでウィンドブレーカーがいいかもしれません。
ヨルダンの冬(12月・1月・2月)
冬はとても冷え込み、雨も降るので、雨具も忘れずに。アンマンの平均最高気温は11度〜14度、平均最低気温は4度〜6度。
折り畳み傘は重さか機能性か悩みどころですが、風が強いと軽くて小さい傘はすぐ壊れます。天気に不安があるなら丈夫なものをおすすめします。
とは言え、雨がずっと降っていることはないです。アンマンの平均気温は9度となり、アンマンやぺトラでは雪が降ることもあります。
しっかりとした厚手のジャケットやコート、マフラーなど防寒対策をしっかりと。死海は昼間なら半袖でも大丈夫で、水泳もできますが肌寒いです。
ヨルダン室内での冷房対策
ヨルダンの町のレストランはエアコンが効きすぎていて寒いということは滅多にありません。
むしろ、大衆食堂ではエアコンはないか、あってもファンが回っているような生温い気温。
ただし、真夏の高級ホテルや高級レストランでは冷房がガンガンに効いていおり、室内との気温差が激しいので、体調が崩れないように注意しましょう。
羽織るものやストールなどを持っていくと重宝しますよ♪
死海でもTPOに合わせて
ヨルダン随一のリゾートタウンである死海沿岸はリラックスした旅行者でいっぱい!
死海にはホテルのビーチと公共の有料ビーチ、無料のビーチがあり、ホテルのビーチではビキニで泳いでいる外国人女性もたくさんいます。
しかし、公共の有料ビーチではできるだけ肌の露出が少ないワンピースの水着や、特に無料ビーチは地元の人だらけのため、女性は服を着たまま海に入ることをおすすめします。
地元の女性はアバヤのまま足だけ海に浸かっていたりするんですよ~!!初めて見たらびっくりすると思います!
リゾートには欠かせないワンピースは1枚でさまになりますし、夏らしい花柄ワンピースもおすすめです♪
レストランのディナーではワントーンでまとめてスタイリッシュにして、エレガントな雰囲気を演出しましょう。
ヨルダンの服装まとめ
ヨルダンはイスラム教徒が大半を占める国。
イスラム教徒の服装は、日本人は慣れないことが多く、空港に降り立った瞬間から、自分たちとの違いを肌で感じると思います。
現地の習慣だけでなく寒暖差、日差しと乾燥にも気をつけながら、現地の女性にならってスカーフなどでオシャレを楽しんできてくださいね!
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