ケニアは東アフリカの経済の中心地であり、サファリなど観光資源が豊富、英語が広く通じることから、ビジネス・観光目的を問わず多くの人が訪れる国です。
が、その抜群の知名度の割に治安がよくない国です。
南アフリカのヨハネスブルク、ナイジェリアのラゴスと並んで、ケニアの首都ナイロビは治安が悪いことで有名であったため、何となくそのまま怖いイメージを持っている人も多いかもしれません。
実際に訪れた印象として、ケニアやナイロビは聞いていた程危ない場所ではありませんでしたが、注意すべきことは山のようにあります!
旅慣れているからこそ、わたしは万が一のため最低限の備えは欠かしません。
旅慣れていてもケニアでは治安重視でホテルをとることを強くおすすめします。
関連記事ケニア旅行クレジットカード選び方
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当ブログ(オハヨーツーリズム)では、そんなケニアの実際の治安情報と、絶対注意しておかなければならないことをまとめました!
保険やネット環境、ホテル選びの大切さ、知っていれば避けられるリスクをこれでもかと盛り込んだので、必ずすべてに目を通しておいてくださいね!
- 現地で起こる犯罪手口
- 現地の危険エリアと安全対策
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このページの目次(もくじ)
ケニアの治安と世界平和度指数ランキング
アフリカは治安が一気に悪化することが多いのですが、治安が回復した後もその情報がなかなか入って来ないため常に最新情報をしっかりとキャッチする必要があります。
ケニアの人たちは陽気ですし、道に迷っていても一緒に探してくれるような親切な人が多かったです。
過信は禁物ですが、同時に必要以上に怖がってばかりいても肩も凝りますし(笑)楽しい旅行はできません!実際にビクビクしていた方が犯罪に巻き込まれやすいので、堂々としていましょう。
外務省の安全情報
2024年1月現在、ナイロビを含めたケニアの国土全体が危険レベル1以上。日常的な強盗、スリ、ひったくり、置き引きやテロ等に十分に注意してください。
ソマリアとの国境地帯の北東地域には退避勧告が出ていますので、絶対に行かないようにして下さい。
レベル4:退避勧告・継続
ソマリアとの国境地帯、北東地域ガリッサ郡ダダーブ難民キャンプ周辺地域及びガリッサ
レベル3:渡航中止勧告・引き上げ
マルサビット郡(モヤレ準郡を含む)のエチオピアとの国境地帯
レベル3:渡航中止勧告・継続
リフトバレー地域トゥルカナ郡の南スーダン及びウガンダとの国境地帯並びに南部一帯、ウェスト・ポコット郡、バリンゴ郡北部一帯、北東地域マンデラ郡、ワジル郡、ガリッサ郡の一部並びに沿岸地域ラム郡の一部
レベル2:継続
ナイロビ郡の一部(ナイロビ東部イスリー地区周辺地域、キベラ、マザレ、カワンガレ等スラム街周辺地域)、リフトバレー地域トゥルカナ郡の一部、東部地域マルサビット郡(エチオピアとの国境地帯を除く)、サンブル郡及びイシオロ郡、沿岸地域タナ・リバー郡及びモンバサ郡
日本に比べてあまり治安が良いとは言えない国へ行く場合、渡航前にたびレジなどの安全情報の登録をしておくことをおすすめします。
ケニアでは、男性女性問わず治安があまり良くないと言うことを認識した上で、女性や子連れ旅行の場合はガイドをしっかりと雇い、移動はタクシーにする、等安全対策を徹底することをおすすめします。
犯罪データ
ケニアの犯罪発生率は日本と比べて高く、強盗、スリ、ひったくり、置き引きが多く、家宅侵入やカージャック、テロ等もあります。
また凶悪犯罪は多くはありませんが、強盗等の凶悪犯罪には銃器が使用されることも多いです。中には犯人は被害者が抵抗すれば容赦なく発砲し、被害者が殺害されるといった事件も発生しています。
さらに女性の場合、犯罪を起こす際に犯人は興奮していることが多く、強姦なども発生しています。
エリアで言うと、ナイロビの犯罪率が突出しています。これは、職を求めて地方や近隣諸国から都市部に来たにも関わらず仕事が見つからず、犯罪に手を染めないといけない事情が関係しています。その次にリフトバレー(西部)、沿岸部と続きます。
特に、日本人は多額の現金を持ち歩いている人が多いとされ、くり返し日本人ばかり狙う輩もいるので、十分な対策が必要ですね!
また近年、隣国ソマリアを拠点とするイスラム過激派組織「アル・シャバーブ」やその他イスラム過激派組織によるテロが度々発生しています。
最後に旅行を避けるべきタイミングですが、大統領選が行われるタイミングは民族対立が激化し、デモや暴動が起こりやすいのでこの時期に行くのは避けましょう。
世界平和度指数ランキング
国際NGOの経済平和研究所(Institute for Economics and Peace)が23項目にわたって163か国を分析し、毎年世界中の国々の「平和さ」を数値化して世界平和度指数を算出しています。
GLOBAL PEACE INDEX 2023の情報によると、日本は9位、ケニアは135位でした。自身の経験と必ずしも同じ印象ではありませんが、旅行の参考になると思うので、目安に利用してください。
ケニアで頻発する犯罪・トラブルの具体的事例
強盗に注意
ケニアで最も多い犯罪が強盗です。
暗い夜道を歩いていたら物影に隠れていた男たちに突然襲われ、身につけていた金品を奪われたり、銀行やATMで現金を下ろした後につけられ、人通りが少なくなったところで襲われたなどと言うケースが多いです。
サファリツアーの国立公園の一部であっても強盗の被害が出ているため、危険な行動を避け、勝手に茂みなどに入らないようにして下さい。
スリ・ひったくり・置き引きに注意
ケニアで強盗の次に多いのが、スリ・ひったくり・置き引きの被害です。
- マタツ(小型乗り合いバス)の混み合う車内で、人の乗り降りや車の揺れに乗じ、ポケットやカバンの中から財布や携帯電話等を抜き取られた。
- 夜間街中を歩いていたら、後ろから近づいてきた男数名にパスポートの入ったバックをひったくられた。
- 携帯電話で話しながら歩いていると、後ろからいきなり携帯電話をひったくられた。
- 車で移動中、開けていた窓から手が入ってきて、座席の上に置いていたカバンをひったくられた。
- レストランで、カバンや中身を盗まれた。
- 荷物を足下に置き、店内の商品を見ていた、あるいは知り合いと話し込んでいたなど、荷物からほんの少し目を離した隙に荷物が盗まれた。
ホテルや空港は、なんとなく街中より安全な感じがしてしまいますが、どこにいても油断は禁物!
家宅侵入
留守の間にドアの鍵が破壊され室内に侵入されたり、警備員やメイドが内通者となって犯人と共謀し、家を留守中に侵入され現金を盗まれる事件が発生しています。
同様に、宿泊しているホテルから外出中に何者かが部屋に侵入し、部屋にあった貴重品を盗むケースもあります。フロントを含むホテル従業員が内通している場合が多いです。
カージャック
帰宅時、自宅の門が開くまで門の外で停車していたところや、突然後ろから来た車に追い越されて前方を塞がれ、動けなくなったところを襲撃されることがあります。
また、公共交通機関であるマタツ(小型乗り合いバス)に乗車中、乗客を装った犯人が車を乗っ取り、銃等を突きつけられて脅され、所持金品を奪われたケースも。
テロ
2013年のナイロビの高級ショッピングモールで外国人を含む約70名が殺害されたケースや2015年の大学が襲撃され、約150名の大学生が殺害されたテロ事件があります。
2019年に入ってからも1月にナイロビ市内の複合施設におけるテロが発生し,多くの外国人が殺害される事件が発生しています。
ソマリアと国境地帯である北東部やイスラム教徒の多いモンバサなどのインド洋沿岸部ではテロが多く起きています。
大統領選・デモに注意
ケニアに限らずアフリカで大統領選がある時は民族対立が激化し、治安が悪化することが多いのでこのタイミングでの不急不要な渡航は避けましょう。
2007年の大統領選挙では、それぞれの大統領候補者を支持する民族同士で争いが起き、千人以上の死者を出した民族虐殺事件が起きてしまいました。
その後行われた2013年の大統領選挙では、前回の反省から厳戒態勢が敷かれたため、無事に終わっています。
大統領選挙が開催される時には、デモが暴動に発展することがあるので、先にご紹介した「たびレジ」などで事前にデモの情報を収集したうえで、当日はデモに近づかないことが大切です。
それ以外でも、大学生が学校側に不満を持ち、学校周辺でデモを起こすこともあります。
不当な賄賂や料金の要求に注意
空港関係者や陸路国境での入国管理局職員、ナイロビ市内で警官から不当に賄賂の要求をされることがあります。
また、通称「白タク」と呼ばれる無許可タクシーを利用すると,不当な料金を請求されるなどのトラブルに巻き込まれる可能性があるので,絶対に利用しないようにしましょう。
声をかけてくる人に注意
スリはグループで行われることも多いです。
単独犯のスリもいますが、2人一組で、1人が注意を惹き、その間に貴重品をスるといった手口から数十人の組織がらみのスリもあります。
親切そうに声をかけてくる人にも注意しましょう。
また睡眠薬強盗の発生も報告されています。知らない人から食べ物や飲み物を受け取らないようにしましょう。
ケニアで注意すべき危険エリア
ケニアとひと口に言っても、さまざまなエリアがあります。
特にガイドブックに載っている旅行者が多い地域の治安情報については気になるところ!
ナイロビを中心に、治安情報をざっくりまとめてみました。
ナイロビ
ナイロビ現地の知人に、ナイロビ中心部で治安の良くない場所を聞いてみましたのでご紹介します!
- Town Centre CBD(=Central Business District)
- Tom Mboya Street
- Luthuli avenue
- River Road
- Moi Avenue
- Haille selassie Road
- Uhuru highway
ナイロビに限らずアフリカでは、「この道は安全なのに、その一本隣の通りはあまり治安が良くない」と言った感じで、通りによって治安が大きく異なることがあります。
そのため至近距離にも関わらず、驚く程雰囲気がガラッと変わることがありますので、町を散策する時も気を緩めないようにしましょう。
わたしが実際に町歩きをしていた中では、19時以降はKeek
また、以下のエリアは中心部から少し離れたエリアですが、こちらも治安が良くないとのことです。
- Kayole
- Dandora
- Umoja
- Satelight
- Pipeline
- Kinoo
- Kibra
名前を挙げた場所は全て現地の人であっても19時以降は敢えて近づかないエリアです。家のない人たちが夜に暗躍します。
ナイロビ川の奥の方にも行かない方がいいでしょう。
モンバサ
オールド・タウンの治安はあまり良くなく、カメラや金品を狙った強盗が多発しています。
また、現地ツアーやガイドを装った犯行グループが外国人旅行者を誘導し,銃器を使用して金品を強奪する事案が発生しています。
昼間であってもフォート・ジーザス付近の土産物や周辺に留めておきましょう。
また、テロも多く発生しています。
マリンディ
ナイロビやモンバサに比べると治安は良いです。
しかし、バスコ・ダ・ガマ・クロスから続くシルバーサンド・ビーチ周辺は旅行者を狙ったひったくりが起きています。
リゾート地であっても外国人を狙った窃盗,路上強盗及び押し売りが発生していますので、気を抜かないようにしましょう。
マタツ(小型乗り合いバス)内
先にご紹介したように、マタツの車内でもスリや強盗が多いです。
マタツに乗車中、ポケットやカバンの中から財布や携帯電話等を抜き取られたり、中には乗客を装った犯人が車を乗っ取り、銃等を突きつけられて脅され、所持金品を奪われる事件もあります。
ケニアで犯罪にあわないために気をつけたい11の安全対策
危険な場所を避ける
上記の危険スポットはもちろん、宿泊先の従業員やツアーのガイドさんにこの辺りで危険なスポットはないかどうか聞いてみてください。
最新の情報はやはり実際に住んでいる方から聞くのが一番です。
人通りの少ない場所、不審な集団がいるような路上、低所得者が多く住むエリア、スラム街などは絶対に避けましょう。
怖いもの見たさで危険な場所へ立ち入るのは絶対にやめてください。日本とは違うということをお忘れなく!
また、テロは観光地周辺の道路、イベント、ショッピングモール等人が多く集まる施設や教会・モスク、政府関連施設で発生することが多いので、テロの標的となりやすいことを十分認識しておきましょう。
大統領選挙が開催される時には、デモが暴動に発展することがあるので、デモが発生しそうな場所(ナイロビ大学、ウフルパークなど)を避け、十分な注意を怠らないようにして下さい。
安全な地域でホテルを予約
ナイロビでホテルを予約するならやはり少し高いお金を払ってでも、セキュリティがしっかりしたホテルがおすすめ!
その上で、貴重品を室内に放置したような状態で外出せず、しっかりとした防犯対策(鍵、金庫等)講じているホテルを選びましょう。
安すぎるホステルやボートハウスは、防犯対策が不十分なので、治安のよいエリアできちんとしたホテルに泊まるようにしましょう。
現金を大量に持ち歩かない
ケニアでは支払いの際、旅行者が多く泊まるようなホテル、旅行代理店、サファリ会社やレストランではクレジットカードが使えます。
万が一スリや盗難の被害にあった時のために、持ち歩く現金は最低限にしておきましょう。また、実際にバッグは持たず、服の中に隠して出かけるのもいいと思います。
また、大量の現金を持ち歩いていなくても人前で財布を開く行為は避けましょう。
万が一スリや盗難の被害にあった時のために、持ち歩く現金は最低限(目安は1万円以下)にしておきましょう。
関連記事旅のプロが教えるケニアで得する人気クレジットカードランキング
しつこく話しかけてくる人は無視する
物売りやナンパなどは、徹底的に無視しましょう。
酔っ払いなど危ないと感じたら、賑わっているお店に入るなどしてその場を離れるようにしてください。
置き引き対策をする
空港や駅など、ついつい荷物を床に置いておきたくなりますが、一瞬の隙に置き引きされることがほとんど!油断は禁物です。
レストランなどでは、場所取りなどに荷物をおいて席を離れなりすることのないようにしましょう。ホテルの朝食ブッフェなどでも油断できません!
席に座っているときも荷物は膝の上などに置き、いすの後ろにかけたりしないようにしましょう。
スリ対策をする
貴重品、パスポート、スマホなどもスリに狙われやすいので、リュックなどに入れて背負って持つのはやめましょう。
ナイフなどでリュックを切られて荷物を抜かれる可能性があります。
リュックを持つ際は体の前に持ち、ジッパーなど完全にバッグを閉じることができるタイプのものにしましょう。
とにかく身軽にして出かけるのがポイントです。貴重品や現金も必要最小限にして、常に身体から離さないように持ち歩きましょう!
あまり高価な時計やアクセサリーを身につけないようにしましょう。
わたしは貴重品(財布、パスポート)を必ずセキュリティポーチへ入れるようにしています。
ファッション性はありませんが、危険を回避するにはとても有効で手放せません。
マタツ(小型乗り合いバス)には乗らない
ナイロビでは、至近距離の移動であってもできるだけ公共交通機関であるマタツではなく、ホテルに手配してもらうなど信頼できるタクシーを使用しましょう。
また、タクシーであっても特に夜間は治安の悪いエリア、交通量が少ないエリアを通らないようにしましょう。
夜間の一人歩きは避ける
基本的にアフリカの夜は一人で出歩くのをおすすめしません。
ナイロビではダウンタウンのユースホステルに泊まっていましたが、人通りはまだあるものの夕方18時位になるとお店が一気に閉まっていました。
スケジュールにはゆとりを持ち、日が暮れる前までにはホテルに戻りましょう。
大きな荷物を持ったままうろうろしない
スーツケースやバックパックを持ったままうろうろすることは、まず単純に目立ちますし、何より全財産を持っていることを言わずとも証明しているようなものです。
ホテルの周辺で迷ってしまった場合などどうしようもない時がありますが、至近距離でもタクシーを使うか、周囲の人に声をかけ、一緒に目的地を探してもらいましょう。
賄賂にはしっかりと拒絶を
空港関係者からの不当な賄賂の要求には毅然とした態度を取りましょう。
「在ケニア日本国大使館へ通報する」と言ったり、領収書を求めることで賄賂を諦める可能性もあります。
エチオピアとケニアの国境モヤレではケニアのビザが取得できるのですが、その際に賄賂を要求されて払ってしまったと言う話を聞きました。
その後にモヤレへ行ったところ、ビザ取得に要らないはずのインビテーションの有無を聞かれ、賄賂を要求されましたが、「インビテーションが必要ないことを知っている」とフレンドリーに伝えると、割とあっさり発行してくれました。
ツアーに参加する
先に書いた内容は自分で手配をして旅する場合、ツアーに参加する場合いずれにしても参考にして欲しい内容ですが、女性や子連れの場合は、やはりツアーに参加することをおすすめします。
日本を出発してから戻ってくるまで全てガイドが着くフルパッケージのツアーもありますし、例えばナイロビ中心部を数時間のみガイドしてくれるようなものもあります。
いずれにせよ、ガイドと一緒に行動を共にして女性のみや子連れで外へ出ることのないようにして下さい。
ケニアで女子旅をするなら気をつけておきたいこと
女性のひとり旅や女性だけのグループだと男性から声をかけられやすくなるので注意が必要。
頼んでもいない親切を押し付けてくる輩には用心しましょう。特に片言の日本語を使ってくるなら間違いなく慣れています。
もちろんローカルととその場限り楽しむのは個人の自由ではありますが、スリや強盗、レイプ犯も紛れ込んでいる可能性があります。
性犯罪の率も決して低くはありません。自信がないなら必ずガイドをつけて行動してください。
ケニアで子連れ旅行をするなら気をつけておきたいこと
子連れでサファリと言うのは素晴らしい経験になると思います。
しかし、子連れの場合注意力が散漫になりやすく、その隙を狙われやすくなります。
子連れ旅ならツアーでの移動をおすすめします。
虫刺されや体調不良に気をつけましょう。
ケニア旅行前に準備すべきはWiFiと海外旅行保険
ケニア旅行に限らず、この2つはとても重要!海外旅行に行く際にスマホ利用と海外旅行保険はマストです。
WiFiレンタルでネット環境を整える
旅先で何か困ったことが起きた時、ネットが使えると安心感が違います。
わたしは早朝にナイロビに到着したのですが、ガイドブックの地図はナイロビ全体であったので、メインロードでない道はほぼ書かれておらず、泊まる宿を求めてバックパックを背負ったまま彷徨うことになりました(笑)
道に迷って危険そうな場所に迷い込んでしまった時、スリに逢った時、体調を崩してしまった時、すぐに検索して助けを求められれば大きな被害にならないことも十分あり得ます。
普段なら落ち着いて判断できることも、焦っていると思わぬ方向にいってしまうものです。
旅慣れた人であれば現地のSIMカードを、そうでなければレンタルWiFiを準備しておくことをおすすめします。
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3,000万円 | 20万円 | 100万円 |
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ケニアの治安まとめ
読んでいて怖がるようなことが色々とあったと思いますが、殺人のような凶悪犯罪に関してはごく一部であり、やはり強盗やスリ、ひったくり、置き引きがほとんどです。
ケニアに関しては、男女問わず安全対策をしっかりと行って欲しいのですが、女性や子連れ旅行の場合は特にガイドと行動できるようなパッケージツアーがおすすめ。
記事でご紹介した犯罪は事前に傾向を把握し、しっかりと対策をしていれば防ぐことができます。
わたしのおすすめを最後にまとめます。
ビクビクしているだけだとせっかくのケニア旅行を楽しめないと思いますので、ご紹介したことを情報として頭に入れ、できる対策はしっかりとした上で、楽しい思い出だけを持ち帰ってくださいね♡
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