日本から遠く離れたルクセンブルク。
ややマイナーな国なので、いったいどんな洋服を着ていけばいいの?と悩まれる方も多いはず!
そこで今回はルクセンブルク旅行に行く際にどんな格好をすればいいのかについて、世界一周経験者、旅のプロのわたしが、季節ごと、シーンごとにおすすめの服装をまとめてみました。
- ルクセンブルクに来ていく洋服がわからない
- ルクセンブルクのファッションの傾向が知りたい
- 現地でのマナーがわかならいので不安
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海外旅行ってどんな服を着れば良いの?
ルクセンブルクは日本と同じく四季がある国です。
そのためベストな格好は行く時期によってかなり変わってきます。
服で荷物を埋めてしまってせっかくのお土産が入らない!なんてことにならないように、事前にチェックしておきましょう。
まずは洋服の必要枚数や履物について、一般的な考え方をお伝えします。
必要な洋服の枚数
旅行の日程もよりますが、わたしは3日以内なら日数分。ワンピースが楽なので多用しています。
それ以上であれば着まわしてできるようなものを中心に、3日~5日分の洋服を持っていくことが多いです。
最近は写真を撮ってブログに載せることも増えたので、特に暑い季節は荷物に余裕があればそれ以上持っていくことも。
秋から春までの間は防寒対策のため、ユニクロのウルトラライトダウンを必ず忍ばせています。
動きやすい服装&靴がマスト
観光スポットをたくさん巡る予定がある方や、石畳など歩きにくい道が多い国では、動きやすい恰好+履きなれた靴がマストです。
特に、靴は重要!
「服に合わないから」という理由でヒールのある靴やパンプスを履くと、現地でひどい目に合います。
せっかくの楽しい観光が、思い出は足の痛みだけ・・なんてことにならないよう、スニーカーなどの歩きやすい靴を履いていくのがおすすめ。
「足が痛くてこれ以上歩けない・・!」なんて同行者にも迷惑をかけてしまうので、おしゃれな靴は日本で楽しみましょう♪
わたしのおすすめはNIKEかニューバランスの白、黒、グレー。シンプルな配色で色んな服に合わせやすいと思います。
また、季節に関係なくビーチサンダルを持っていくのもおすすめ。
海外ではバスタブなし、シャワールームのみというホテルも結構一般的。
ホテルでスリッパがない場合やシャワールームでサンダルを使いたいときに重宝するのでビーチサンダルは必需品。
100均のビーサンはすぐに壊れたり、歩くと足が痛くなるので履物は少し高くても良いものを購入されることをおすすめします。
薄手のストールかパーカーがあると便利
薄手のストールやパーカーは、肌寒い時にちょっと羽織るという定番の使い方以外に、日差しが強い場所での日よけ、空気が悪く排気ガスが臭い途上国ではマスク替わりとしても役立ちます。
教会やお寺、モスクなどの宗教施設を観光する際など、肌を隠さなければいけないシチュエーションが意外とあります。
1枚持っておくとめちゃくちゃ便利。
更にダサくなりがちな旅行の服装のアクセントにもなるのでおしゃれアイテムとしても一押しです。
身につけるもので防犯対策を
海外旅行ではスリが日常茶飯事。
外国に慣れておらず、危険を回避できる自信がないのであれば、できる範囲で現地の人の恰好に合わせた、カジュアルな服装を選ぶのが無難です。
例外として、旅行中にオペラなど観劇の予定がある場合はカジュアルすぎるのも問題。ジャケットやよそ行きのワンピース(ドレスの人もいますが、ワンピースでも大丈夫です)を持って行くことをお忘れなく。
また、わたしが海外に行くときは必ずこのセキュリポを使うようにしています。
貴重品はポケットにしまわず、必ずファスナー付きのカバンに入れてカバンから注意をそらさないように気を付けましょう。
貴重品は肌身離さずセキュリティーポーチで管理するのがおすすめです!
荷物を増やさない工夫と収納方法
荷物を増やさない工夫はいくつかあります。
わたしが実践しているのは
- 下着は100均の紙ショーツを使う
- ホテルで手洗い洗濯する
- 現地でコインランドリーを利用する
など。
また、荷物のパッキングには圧縮袋いらずで衣類を50%圧縮できる便利な商品もあるので活用しましょう。
一般的な圧縮袋って、空気を抜いて圧縮する作業が面倒だったり、袋が壊れやすかったり、ひと手間かかるイメージですが、パックバッグなら圧縮の手間なし。ファスナーも丈夫なので安心感も使いやすさも全く違います。
わたしはヨーロッパ1ヵ月旅行(幼児ひとり、大人ひとり)でLサイズ、Sサイズをそれぞれ2つずつ(計4つ)用意して自分の服と子供の服を管理しました。
大きな方に洋服をいれ、小さな方はブラトップや下着、靴下などを収納。
複数購入する場合は、パッと見てわかるように大きさや色を変えると便利です。
LサイズとSサイズをまとめて購入する場合はセット購入がお得ですよ。
ルクセンブルク旅行で気を付けるべき服装の注意点
ルクセンブルク旅行を安全に楽しむ上で
- 現地の人の恰好
- タブーとされる服装
- 現地での服装マナー
を知ることはとても大事。
トラブルに巻き込まれないためにも、事前にルクセンブルクの文化を知っておきましょう。
ルクセンブルクのファッションの傾向
ルクセンブルクではH&MやZARAなど、日本でも有名なヨーロッパのファストファッションブランドが人気です。
実際のところあまり日本と変わりませんが、かわいらしい恰好をするというよりカジュアルといった感じ。
柄物より無地、フリフリよりシンプル。がヨーロッパスタイル!
メイクは眉毛とリップくらいで、そのほかは元々の顔を「活かす」程度。あまりバッチリメイクの人は見かけません。
旅行者も現地の人に合わせるべき?
結論から言うと、できる範囲で現地の人の恰好に合わせたほうが良いというのがわたしの考えです。
日本と同じようなかわいらしい恰好をして旅を楽しみたいのも理解できますが、できるだけカジュアルな服装を選んだ方が無難だと思います。
無地のトップスにジーパン、スニーカーなどのスタイルがおすすめ。
また、レストランや観劇の予定がある人はスーツやよそ行きのワンピース(ドレスの人もいますが、ワンピースでも大丈夫です)を持って行きましょう!
ルクセンブルクでタブーとされている服装
ルクセンブルクでタブーとされている服装は特にありません。
しかし、海外ではひとりひとりが《日本人》として見られるので教会やフォーマルな場所では服装やマナーに配慮してください。
また、ミニスカートは全世界共通でやめたほうが良いと思います。
ミニスカートに高いヒール、ばっちりメイクのような恰好をしているとナンパされたり、性犯罪に巻き込まれてしまう可能性も。
ルクセンブルク教会見学時の服装
カトリックにとって教会は神に祈りを捧げる場。カトリックが8割以上を占めるルクセンブルク国民にとって大切な場所です。
教会やモスク、寺院などの宗教的な建物や神聖な場所での露出はNG×
ストールなどを貸してくれる場合もありますが、入場を断られる場合も。TPOをわきまえた恰好をしましょう。
男性でもハーフパンツはNG!ひじとひざが隠れていればOKと覚えておくと便利です。
そして教会に入ったら帽子やサングラスをとり、携帯は音が鳴らないよう電源を切るかマナーモードにしておきましょう。
ルクセンブルクの季節ごとのおすすめの服装
ルクセンブルクには四季があります。小さな国なので、国内であまり気温差はありません。
季節によって雨量も気温もかなり違うので、事前にチェックしておきましょう!
ルクセンブルクの気温や降水量をチェック
ルクセンブルクは東京と比べ基本的には涼しいです。日本の北海道や東北地方と同じくらいの気温と考えて良いでしょう。
夏場でも最低気温は10度~13度とかなり涼しいです。
11月〜2月は氷点下になることもしばしば。
ルクセンブルク春の服装(3月・4月・5月)
ルクセンブルクの春は3月〜5月で、平均最高気温は8度〜17度、平均最低気温は1度〜8度。
この時期はまだまだ冷えるので、服装は、スプリングコートよりも厚いコートを着ましょう。
3月なら冬の格好、4月に入ってからも、朝晩はとても冷えるので、まだまだ防寒具が必要でセーターや薄手のダウンがあってもいいですね。
厚手のストールがあると気軽に体温調節できるので重宝します!
また、そろそろ日焼け対策も忘れずに準備しておきたい季節。海外製品は肌に合わないこともあるので日本から持っていくことをおすすめします。
ルクセンブルク夏の服装(6月・7月・8月)
ルクセンブルクの夏は6月〜8月頃までです。
日本の初夏のような気候で、平均最高気温は20度〜22度、平均最低気温は10度〜13度。
真夏の時期は半袖で過ごしても大丈夫ですが、朝晩は少し肌寒いです。
さらに日によっては一日中15度前後であることもあるので、必ず長袖、もしくは脱ぎ着できる上着を持っていきましょう。
また、この時期の日差しはかなりきついです。30度を超える日もあるので水分をとりつつ休憩しながら観光するようにしてください。
ルクセンブルク秋の服装(9月・10月・11月)
ルクセンブルクの秋は9月〜11月で平均最高気温は7度〜18度、平均最低気温は2度〜10度。
ルクセンブルクの秋は雨が多くお天気が悪くなります。
ルクセンブルクでは傘をささない人が大半ですが、せっかく旅行に行って体調を崩したらもったいないので、折り畳み傘を持っていくのがおすすめ。
子連れならレインコートもGOOD!
この時期は、暖かい日があるかと思えば突然寒くなったりと、気候がコロコロ変わるので、寒い日に合わせて、しっかりとした上着を持って行くようにしましょう。
1日の中でも気温が変わるので、着脱しやすいものをおすすめします!
ルクセンブルク冬の服装(12月・1月・2月)
ルクセンブルクの冬は、平均最高気温は2度~4度、平均最低気温は-2度~0度。
かなり寒くはなりますが、日本の冬を過ごすのと同じように、しっかりと防寒具を揃えていけば問題ないでしょう。
積雪もあるのでスノーブーツとヒートテック、ダウンコートで完全防寒がおすすめ。わたしは普通のスニーカーで行って歩くのが大変でした(笑)
カイロは売っていないので、日本から持参するのを忘れずに!
ルクセンブルクの服装まとめ
ルクセンブルクは四季があり、季節によって気候が大きく異なります。
体調を崩したり、凍えるような思いをしないでいいように、しっかり事前準備を心がけましょう。
写真にも残るので、ぜひ旅先でのファッションも楽しんでくださいね!
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