サウジアラビアの中央部に位置する首都リヤド。
サウジアラビアの建国者アブド・アルアジーズ・イブン・サウードによって王国を再興され、リヤドに首都がおかれました。
1931年に石油が発見されてから急速に発展し、都市化が進みます。
リヤドの中心部にはキングダムセンターをはじめ、高層ビルが建ち並びまるでニューヨークのよう。
近代化しているとは聞いていても実際に足を運ぶとその姿に驚きました。サムライをイメージした外国人が東京に来て驚くようなものでしょうか。
オハヨーツーリズムではサウジアラビアに来たら必ず足を運びたい人気観光スポットや、おすすめの料理、ここがよかった!と感じたお店など、いろいろご紹介していきます♪
数年後には色々変わってしまっていると思いますが、ぜひブックマークして旅のお供にしてください!
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このページの目次(もくじ)
サウジアラビアの観光情報
気候も文化も何もかもが日本と違うサウジアラビア。よりサウジアラビアを楽しむため、基本的な情報を頭にいれておきましょう!
おすすめ観光の周り方
リヤドは広いので、タクシーを使った移動がベースになります。
観光は1日あれば、だいたい周れるので、あとはエンタメ施設とショッピングにどれくらい時間を使うのか、世界遺産のディルイーヤに行くか行かないかで所要日数が変わってきます。
わたしは3泊したのでかなり余裕がある滞在となりました。
東側の街も好きでしたが、サウジアラビアのメイン観光はやはり西のメディナ、アルウラ、マダインサーレあたりになってくると思うので、東はサッと切り上げるのもあり。
↓観光地の位置関係をGoogleマップにまとめました。ぜひ活用ください。
現地ツアーに参加する
基本的にはすべて個人で移動できるサウジアラビアですが、限られた時間での移動リスクや、トイレの場所、重要な場所の見逃しを避けることを考えると、不慣れな方は現地ツアーに参加するのがおすすめです。
日本語で予約できるベルトラとGetYourGuideでサウジアラビアの現地ツアーを調べてみました。
ベルトラの現地ツアーは出発前に日本語で予約できる上に価格も良心的なので、わたしたちもよく利用しています。
また海外のサイトでもよければ、GetYourGuideのツアーの種類がかなり豊富でおすすめです。眺めているだけで楽しくなるものがいっぱいあるのでぜひチェックしてみてください。
近隣の観光スポット
周辺の主な都市は世界遺産のディルイーヤ。
サウジアラビア定番観光都市をマップでまとめたので位置関係の把握に利用ください。
かなりの時間かけてリニューアルオープンしたので、そのままの遺跡が好きな人には物足りないかもしれませんが、素晴らしいデートスポットのような雰囲気になっています。
リヤドで泊まりたいおすすめホテル
リヤドで泊まりたいホテルは沢山ありますが、やはりリッツカールトンは別格でした。
この眺めだけでも圧巻!ホテル内も素晴らしく、歩くたびに感動の連続。
クラシカルで豪華絢爛な内装や調度品に圧倒されます。
シャンデリアも豪華絢爛。お城のようだと感じるのも当たり前。もともとパレスだったものをホテルに変更したそうです。
スタッフと話が弾んだかと思えば、お花やお菓子など、たくさんのプレゼントをいただき、今日はハネムーンか何かだったろうか?と錯覚するほどのおもてなしに感動の連続でした。
リヤドの観光名所と見どころ
①サウジ国立博物館(National Museum)
国立博物館は、リヤド奪回100周年を記念して1999年に開館。
8つのパビリオンから成り、サウジアラビアの歴史や考古学などを学ぶことができます。
17,000平方メートルの敷地内には、3,700 点の彫像、写本、彫刻などが展示され、かなり見ごたえがありました。
イスラムの2大聖地「メッカのグランドモスク」と「メディナの預言者のモスク」の模型など、イスラムファンにはたまらない、興味深い展示もあります。
マスマク城か国立博物館かどちらか迷ったら国立博物館のほうが断然楽しいです。
ミュージアムショップも充実しているので、お土産探しにもおすすめですよ!
②ムラバ宮殿(Murabba Palace)
国立博物館のすぐ隣にあるムラバ宮殿は、1946年に初代国王イブン・サウード(アブドゥルアジズ)によって建てられました。
現在は記念館として一般公開されており、王室ゆかりの品々が展示されています。
1946年にイギリスのウィンストン・チャーチル首相から贈られたロールスロイスも飾られているのでお見逃しなく!
③マスマク城塞(Qasr al-Masmak)
リヤドの旧市街にあるマスマク城塞は、かつてリヤドの実権を握っていたラシード家が拠点を置いていた場所。
1902年、クウェートで亡命生活を送っていたイブン・サウード(アブドゥルアジズ)がマスマク城塞を奪還し、リヤドの支配権を握りました。
その後、イブン・サウードはこの城塞を拠点に様々な王国と州を統一し、サウジアラビア王国を築き、初代国王となりました。
現在、マスマク城塞は歴史博物館として公開されており、無料で見学することができます。
④スーク(Souq Al Zel)
リヤドに来たら、スーク巡りも外せません!
ローカル感溢れるスークは、マスマク城塞から歩いてすぐです。
ゴールドジュエリーの店が集まったゴールド・スークをはじめ、伝統衣装、民芸品、絨毯、雑貨、香料、骨董品など、ありとあらゆるものが売られています。
香木の香りがエキゾチックに漂い、ついつい財布のひもを緩めてしまう~。
地元の人々で賑わう場所ですが、お土産探しにもピッタリです。
マスマク城とスークの近くは開発真っただ中。古いリヤドをのぞきたいなら、このエリアの西側がおすすめ。
⑤アル・ファイサリア・タワー(Al Faisaliyah Tower)
ビジネス地区にあるアル・ファイサリア・タワーは、1位の座をキングダム・センターに奪われたものの、高さ267mを誇る超高層ビルです。
印象的なデザインで、車から何度も見えました。
44階建てのビル内には、オフィスやショッピングモール、レストラン、高級マンションなどが入っており、巨大なガラス球の下には展望台があります。
屋外展望デッキもあるのでお見逃しなく!
ちなみにタワーに隣接する5つ星のアル・ファイサリア・ホテルの宿泊者は、展望台に無料で入れます。
⑥キングダム・センター(Kingdom Centre)
リヤドで最も高い超高層ビルであるキングダム・センターは、高さ302mを誇ります。
99階建ての建物には、ショッピングモールをはじめ、ホテル、オフィス、高級マンションなどが入っています。
99階には展望台「スカイブリッジ」があり、ここから見渡すリヤドの街は圧巻!
ちなみに展望台は有料で、ショッピングモールの2階にチケット売り場があります(わかりにくいですが、なんとかたどり着きました。)
営業時間は12:00-22:30(土〜木)、16:00-22:30(金)と遅いので、注意が必要です。
⑦ディルイーヤ(Dir’iyah)
ディルイーヤはリヤドとは少し離れますが、車で30分ほどなので、ここであわせて紹介します。
サウード王家の本拠地で、1744年から1818年までの第一次サウード王国時代、首都だった場所です。
1811年から1818年にかけて勃発したオスマン・サウジ戦争の終わり、ほぼ1年にわたる包囲の後に降伏。
侵略軍のリーダー、イブラヒム・パシャがディルイーヤの破壊を命じ、サウード王国は滅び、ディルイーヤは廃墟と化しました。
再び覇権を取り戻したサウード家はディルイーヤに戻ることなくリヤドへ都を築きます。
街の中心であったツライフ地区には、サアド・ビン・サウード宮殿やサルワ宮殿、イマーム・モハンマド・ビン・サウード・モスクなどの都市遺跡が残っていることから、2010年にユネスコの世界遺産に登録されました。
開発が完了し、入り口部分はテーマパークのようになっていて、かなりおしゃれです。
夜になるとダンスやライトアップなど体験も増えてくるので、日が沈む時間~夜にかけての訪問が特におすすめ!
リヤドのショッピング&エンタメ施設
サウジアラビアに行ってみて、想像以上にショッピングモールとエンタメ施設が人気であることがわかりました。
日本でテーマパークと言えばディズニーとユニバーサルスタジオが代表的ですが、似たような規模のハイクオリティな施設が色々とできているようです。
おもしろいのが、気候に合わせて夕方から夜にかけて賑わうところ。
はじめはサウジアラビアまで来て遊園地?子供が一緒でもないのに…と思っていましたが、仲良くなったサウジ人のほとんどにすすめられたので行くことに。
とっても楽しめたので、みなさんにもおすすめします!
Boulevard Riyadh City&World
サウジアラビアのエンタメ施設は期間限定であることが多く、みなさんが旅行するタイミングで同じものがあるか怪しいので、観光スポットとはわけて紹介したいと思います。
2023年時点でものすごい盛り上がりを見せていたのが、Boulevard Riyadh CityとBoulevard World!
入場料がそこそこするので、どんなものか不安な気持ちでWorldへ行ってみたところ、クオリティが高く大人でも十分楽しめる場所でした。
サウジ人は基本的に民族衣装を着ているので、より一層世界観がおもしろく、エンタメ要素もあります。
こんな1000%テーマパーク!だけど、お祈りの時間にバリバリアザーンは流れる
以前と違って、祈るかどうかは本人の裁量になったようで金曜以外はしない人も増えてるみたい pic.twitter.com/fqg1rLX9AA
— マリ@旅ブロガー オハヨーツーリズム✈ (@makiro77) February 26, 2023
テーマパークが期間限定というのが、なかなか理解できなかったのですが、夏場はクローズしていたり、逆に夏しかオープンしない施設がサウジにはたくさんあるようです。
リヤドやジェッダへ訪問の際はぜひ、このような施設でサウジの最新エンタメを満喫してみてください!
ただいま日本!
外国人に、こんにちは!ようこそ!と言われるのめっちゃ変な気分(笑)
サウジアラビアが考える日本はこれだ! pic.twitter.com/zdS2Mu641e
— マリ@旅ブロガー オハヨーツーリズム✈ (@makiro77) February 26, 2023
ショッピングモール
サウジアラビアにはドバイと同様たくさんのショッピングモールがあり、ハイブランドからファストファッションまで特に女性が買い物を楽しむ光景が見られました。
リヤドの人気モールをいくつか紹介します。
- リヤド ギャラリー モール
- キングダム センター
- アルファイサリアモール
- アル ナキール モール
- リヤドパーク
- グラナダモール
わたしたちはキングダムセンターの展望台に上るついでにモールを散策。あまり混んでおらず、ゆったりとした空間でウィンドウショッピングを楽しみました。
デーツやチョコレートで有名なバティールをはじめ、ちょっとしたお店では試食もできます。
香水ショップは星の数ほどあって、フレンドリーなスタッフがこれでもかと商品を紹介してくれるので、ひとり旅でも寂しくありません。
サウジアラビアで絶対食べたいおすすめ料理
サウジアラビアと言えば、必ずおすすめされるのが「Najd Village」
定番中東料理はもちろん、サウジの伝統料理が一気に楽しめるうえ、雰囲気も抜群。
わたしも友達に連れて行ってもらい、大満足でした!
床に座って手を使って食べる中東スタイルを体験するのもいいですし、椅子に座ってフォークとナイフでいただくのももちろんOK。
メインの米料理も1,500円前後、お肉がたっぷり入ったものでも3,000円と料金も◎
こんなに素敵に盛り付けてくれ、味も美味しいので人気なのも納得です。
有名なサウジのファストフード、ALBAIKも忘れてはいけません。
ケンタッキー的なお店なので、お手頃価格でお腹いっぱいになります。
大都市では日本料理もそれなりに食べられるようで、時代は変わったな~と不思議な気分です。
本格的なお店は高いので、アジア人がやっている怪しいお寿司を食べてみました。久しぶりのアジア飯、それなりに美味しいです(笑)
その他の詳しい中東料理は「サウジアラビアで人気の食べ物と中東料理おすすめ25選」でまとめています。
サウジアラビアで絶対買いたいおすすめ土産
せっかくここまで来たら、サウジアラビアならではのお土産を買って帰りたいですよね!
わたしがリヤドで見つけたおすすめのお土産をご紹介します。
香水(Perfume)
中東といえば香水!モールもスークもとにかく香水がびっしり並べられ、嫌いな人はいないというくらいみんな使っています。
アンバーの香りが人気で、高品質の香水が低価格で手に入るのが魅力。
だって、みんな1度に10プッシュくらいするからね…。すごい消費量ですよ、ほんと…!
どれもこれもおしゃれだし、いい香りなので迷ってしまいますが、わたしが心惹かれたのは空港免税店とリヤドの国立ミュージアムで見かけた都市の名前が刻印されたブランド。
メッカやメディナ、バグダードなどの名が刻まれているのがとっても素敵で、インテリアにもなりそうです。
アバヤ(Abaya)
イスラム圏に今後も旅行に行く可能性があるならアバヤを1枚持っておくと大変便利!
モスクの見学時には着用を求められますし、国によってはセクハラが激減します。
多くのムスリムが宗教上の理由から着用していますが、砂漠の砂や強い日差しから身を守るためにも理にかなっている衣類だと思います。
ピンクやグリーンなどかわいいアバヤも沢山販売されていますが、やっぱり黒がかっこいいので(明るいのは全く似合わない…)シンプルでありながら、細部にデザインのある素敵なアバヤを購入しました。
サウジスタイルの木箱(Box)
サウジアラビアでよく見かける、エキゾチックンな木箱。上の写真は実際にサウジアラビア人の友人がお土産としてくれたもの。
かつてディルイーヤで使われていた伝統的な模様が施された家の扉をかたどったものです。
アジアで安く売られているものと違って、職人のハンドメイドのためお値段ははりますが、質はよいです。
色んなサイズがあり、棚に飾りたくなる可愛さ。アラビア語があしらわれた小箱も素敵。
バティールのデーツ(Bateel Dates)
デーツは中東で大人気の「ナツメヤシの実」。
イスラムの経典コーランには「神の与えた食物」、キリスト教の旧約聖書には「エデンの園の果実」と記述されている奇跡のフルーツなんです!
初めて見た時は見た目が気持ち悪くて敬遠していたのですが、食べてみると干し柿やプルーンのようなべっとりと濃厚な味わいで癖になります。
鉄分、カルシウム、カリウム、リンなどのミネラルが豊富で美容にも良いのでダイエット中のお菓子にいかがでしょう??
もしデーツが苦手という人がいたら、5つ星ホテルやファーストクラスでも提供されるバティール(サウジブランド)を一度試してください!!
チョコやナッツの入ったデーツは、美味しさの次元が違い、高級品なのも納得。
駐在員御用達のブランドで、試食もできるのでお見逃しなく。
ここで紹介した以外にも沢山素敵なお土産があるので、「サウジアラビアの人気定番お土産32選と特産品|旅のプロおすすめ心ときめく商品」をぜひご覧ください。
サウジアラビアの治安
海外旅行保険は必要
海外旅行は治安が一番心配になると思います。サウジアラビアは治安がよく、通常街を歩いていて怖い思いをすることはほとんどないと思います。
しかし犯罪内容をみてみると、女性や子供を対象としたわいせつ事案、車上狙い等での盗難が散見されるほか、高級住宅地の戸建て家屋を対象とした強盗事件等の発生もあるのは事実。
また、食事があわずお腹を壊してしまったり、気候が合わず、熱中症になったり風邪をひいてしまうことも海外ではよくあること。
そのため、どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前にあらかじめ携行品保証が入っている保険に入っておきましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は旅行好きのあいだでは有名なカード。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
関連記事サウジアラビア旅行におすすめのクレジットカードの選び方
サウジアラビアをもっと楽しむ
ベストシーズンは冬
サウジアラビアを快適に観光できる時期というと、11月半ば~3月前半がベストシーズン!
サウジアラビアでは観光スポットが散らばっているため、車を使って移動することが多くなります。
しかし、屋内の施設以外は気温が高すぎると、とにかく歩くのがしんどくてなかなか楽しめません。
夏(4月~10月)はとにかく暑く湿度も高いので、街歩きは相当体力を消耗します。
ガイドブックは持っておいて損なし
中東、アフリカのガイドブックは本当に少ないので、サウジアラビアに関しては実質「地球の歩き方」一択。
わたしももちろん購入しましたが、情報のアップデートがされておらず使えないことも多かったです。(2018年版を持っており、21年版を買いなおしましたがほとんど内容同じでした)
たとえば女性はアバヤ必須だとか、ひとりでバスに乗れないとか、2019年よりも前の情報が沢山残っているので事前に立ち読みしてアップデートされていることを確認してください。
それでもないよりは随分マシ。と思えるほどWEB上にまとまった情報が少ないです。
- カバーしているエリアが多い
- 写真小さめ・文字多め
- Kindle版があるので荷物を増やしたくない方にも
リヤド人気観光スポットまとめ
リヤドはあまり見どころがないと言われています。
たしかに観光スポット的な場所は多くありませんが、少し足を延ばせば世界遺産のディルイーヤ、遊園地も楽しいですし、リッツカールトンはホテル自体がエンタメ施設の様でした。
旧市街や博物館など少なからずアラブの歴史を感じられる所もあり、探せば色々とあります。
この記事が旅行計画の参考になると嬉しいです!
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