ソロモン諸島に旅行を考えるということは戦跡巡りかわたしのように世界中の国を周っている途中でしょうか??
ソロモン諸島はガダルカナル島を含む南太平洋にある島国で、ご存知の通り第二次世界大戦の激戦地でした。
この記事では世界一周経験者、旅のプロのわたしがソロモンの実際の治安情報と、絶対注意しておかなければならないことをまとめました!
- ソロモンで起こる犯罪手口
- ソロモンの危険エリアと安全対策
- 女子旅・子連れ旅で気を付けたいこと
このページの目次(もくじ)
ソロモン諸島の治安について
ソロモン諸島ホニアラは、お隣の国パプアニューギニアに比べてかなり治安がよいと感じました。
少なくとも子連れで街歩きをして「怖い」という雰囲気は感じなかったです。
外務省の安全情報
2023年1月現在、外務省の海外安全ホームページでは危険情報は出ていません。危険度レベルは1・十分注意してください。となっています。
周辺各国の協力により、ホニアラの銃器回収、武装集団リーダー等の逮捕、武装解除が行われたことにより治安情勢は大幅に改善されました。
必要以上に警戒する必要はありませんが、渡航前にたびレジなどの安全情報の登録をしておくことをおすすめします。
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コロナウィルスに関する情報
下記のグラフは感染者数(黒)の推移を表しています。
《コロナの影響について》
2023年1月現在、ソロモン諸島の感染症危険情報レベルは1。十分注意(感染症)に引き下げられました!
医療体制の良くないソロモン。
いち早く外国人のソロモン諸島入国を不可とし、すぐに非常事態宣言を出すなど厳しい体制がひかれていました。
それが功を奏したのか、コロナ陽性者が初めて確認されたのは10月3日。その後も限りなくゼロに近い数字しか確認されていませんでした。
年が明け、現在はコロナの第2波が落ち着きを見せてきていてますが、1日当たりの感染者数は1,000人前後のようです。
2023年1月現在、外国人の入国については政府の許可と下記条件が必須です。
- 出発の4週間以上前にワクチンの接種完了
- 到着前72時間以内のPCR検査での陰性証明
- 到着前12時間以内の抗原検査またはPCR検査での陰性証明
- 入国後10日間の隔離義務
- 到着前7日間の自主隔離要請
まだまだ厳しい規制があるので、観光目的での渡航は難しいですね。
在ソロモン日本国大使館の「新型コロナウィルス関連情報」が日々更新されているので、渡航の際は必ずチェックしてください。
犯罪データ
上述の通り、ソロモンでの事件は年々減少傾向にありますが、国家として警察が完全に機能しているとはいえない一面もあります。
また、2021年11月には反政府デモに起因して大規模な暴動が起こりました。
その際、首相邸や警察署、チャイナタウン等が焼き討ちに遭って相当規模の被害が発生し、また、暴動中に死亡者も出ています。
現在は沈静化していますが、突発的に大規模な暴動や事件が起きる可能性も否定できません。
旅行中は滞在エリアの情報収集を行い、くれぐれも気を付けてくださいね。
ソロモン諸島で頻発する犯罪・トラブルの具体的事例
スリ・置き引きに注意

比較的安全といわれるソロモン諸島でもスリや置き引きの被害にあう旅行者はいるため、注意が必要です。
ホテルや空港は、なんとなく街中より安全な感じがしてしまいますが、油断は禁物!
声をかけてくる人に注意
親切そうに声をかけてくる人、一緒に飲みに行こうと誘ってくる人はなにか目的があるのかもしれません。
市場などでは明るく声をかけられることも多いホニアラ。
コミュニケーションは楽しみつつ知らない人から食べ物や飲み物を受け取らないようにしましょう。
デモや暴動に注意

過去に選挙の結果を受けて暴動がおこったことがあります。
「たびレジ」などで事前にデモや暴動、選挙の情報を収集したうえで、当日は繁華街に近づかないことが大切です。
ソロモン諸島で注意すべき危険エリア
ソロモン諸島とひと口に言っても、さまざまなエリアがあります。
特にガイドブックに載っている旅行者が多い地域の治安情報については気になるところ!
主なエリアごとに、治安情報をざっくりまとめてみました。
ホニアラ中央市場

ホニアラは戦跡地以外の観光スポットがほとんどないので、ホニアラ中央市場くらいしか出かけませんでした(笑)
とても活気があってとっても楽しかった!結構人が多いのですられるならここかもしれませんね。
公共交通機関内
ホニアラ市民の足はバス!満席にならないと出発しないとあって混みあうことが多いのです。
どんな人が隣に座ってくるかわからないのが公共交通機関。スリ被害に遭った人もいるのでバス停やバスの近くでは貴重品から目を離すことのないようにしましょう。
ソロモン諸島で犯罪にあわないために気をつけたい7つの安全対策
危険な場所を避ける
上記の危険スポットはもちろん、宿泊先の従業員にこの辺りで危険なスポットはないかどうか聞いてみてください。
最新の情報はやはり実際に住んでいる方から聞くのが一番です。
怖いもの見たさで危険な場所へ立ち入るのは絶対にやめてください。日本とは違うということをお忘れなく!
安全な地域でホテルを予約
ホニアラでホテルを予約するなら高級ホテルがおすすめです。
安すぎるホステルは、防犯対策が不十分なので、治安のよいエリアできちんとしたホテルに泊まるようにしましょう。
ちなみにわたしたちが泊まったホテルはコーラル シー リゾート&カジノ。プールもきれいで子連れにもおすすめです♪
現金を大量に持ち歩かない
ソロモンでは支払いの際、まだまだ現金での支払いが主流になっています。
しかしソロモンで大金を使うような場面はあまりないと思います。
万が一スリや盗難の被害にあった時のために、持ち歩く現金は最低限にしておきましょう。
しつこく話しかけてくる人は無視する
物売りやナンパなどは、徹底的に無視しましょう。
酔っ払いなど危ないと感じたら、賑わっているお店に入るなどしてその場を離れるようにしてください。
置き引き対策をする
空港や駅など、ついつい荷物を床に置いておきたくなりますが、一瞬の隙に置き引きされることがほとんど!油断は禁物です。
レストランなどでは、場所取りなどに荷物をおいて席を離れたりすることのないようにしましょう。
スリ対策をする
貴重品、パスポート、スマホなどもスリに狙われやすいので、リュックなどに入れて背負って持つのはやめましょう。
ナイフなどでリュックを切られて荷物を抜かれる可能性があります。リュックを持つ際は体の前に持つようにしましょう。
とにかく身軽にして出かけるのがポイントです。貴重品や現金も必要最小限にして、常に身体から離さないように持ち歩きましょう!
夜間の一人歩きは避ける
基本的にソロモンの夜は一人で出歩くのをおすすめしません。
わたしたちも旅行の際は必ずタクシー移動をするようにしていました。
ソロモン諸島で女子旅をするなら気をつけておきたいこと

ソロモンでは残念ながら夜間だけではなく、日中でも女性をターゲットにした性犯罪が増加しています。
外務省の安全情報によると、タクシーやバス内で運転手や車掌等から痴漢行為や暴行を受けるケースが多発しているとのことなので女性ひとりで乗り物に乗る際は十分注意してください。
ソロモン諸島で子連れ旅をするなら気をつけておきたいこと

ソロモンの人たちは子供が大好きで、小さな子供と歩いていると声をかけられることが多かったです。
交通マナーがあまりよくないので、道路を渡るときはかなり気を使いました。ベビーカーの利用はあまりおすすめできません。
ホテル滞在をメインに車をチャーターして戦跡地巡りをする方がよいでしょう。
ソロモン諸島旅行前に準備すべきはWiFiと海外旅行保険
ソロモン旅行に限らず、この2つはとても重要!海外旅行に行く際にスマホ利用と海外旅行保険はマストです。
WiFiレンタルでネット環境を整える
何か困ったことが起きたとき、ネットが使えると安心感が違います。
海外では無料でWiFiを使えるスポットもありますが、いざという時のために海外WiFiのレンタルをしておくことをおすすめします!
友達がスリにあった時、ネットが使えて本当に助かりました・・・。道に迷ったり、危険情報をチェックするためにもネット環境を整えることはとても大切です。
ソロモンではWiFiレンタルができないケースもあるので、SIMフリーの携帯を用意して現地でSIMカードを購入するのもおすすめです。
海外旅行保険でいざという時に備える
実際にトラブルが起こってしまった時でも、海外旅行保険に入っていれば安心です。
万が一に備えて海外旅行保険には必ず入っておきましょう!
わたしは頻繁に旅行するため、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードをおすすめしています。
愛用しているメインカードはマリオットボンヴォイアメックス。
補償が手厚い(盗難補償50万円)上にマイルもたくさんたまるので、できればゴールドカード以上のクレカを1枚持っておくとかなり重宝します。
空港から自宅まで無料でスーツケースの宅配ができるのも神!!
とはいえ年会費が高いのでなかなか思い切りが必要かも・・・。そんな人におすすめなのが年会費永久無料のエポスカード!
エポスカードはなんと年会費無料で海外旅行保険が自動付帯されています!年会費無料のクレジットカードの中でも補償額が高く旅好きなら絶対持っておくべき1枚。
疾病・傷害治療費用 | 傷害死亡 | キャッシュレス診療 |
---|---|---|
疾病270万円・傷害200万円 | 500万円 | 〇 |
賠償責任 | 携行品損害 | 付帯 |
2,000万円 | 20万円 | 自動付帯 |
携行品損害の20万は少なめなので、高価な財布やアクセサリー、PCやiPhoneを持っていく場合は足りなくなる可能性があることは頭にいれておきましょう。
疾病、傷害治療費の200万円台はアメリカ以外であればわたしは許容範囲と考えます。
事情があってクレカを作れない人は通常の海外旅行保険でも全く問題ありません。

ソロモン諸島の治安まとめ
比較的治安のよいとされているソロモン諸島。
1歳、3歳、5歳の子連れで旅しましたが、気をつけていたので特に怖い思いをすることはなかったです。
プールや市場で遊んだり、戦跡巡りをするだけならそれほど神経質になる必要はありませんが、夜間の移動や女性のひとり旅は気をつけてくださいね!
ついつい観光に夢中になりやすい旅行中。身の回りの貴重品をきちんと管理して、楽しい思い出だけを持ち帰ってくださいね♡
ソロモンをもっと知る
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ホニアラでぜひ泊まっていただきたいのがコーラル シー リゾート & カジノ!!
モダンでとってもきれいなホテルだったので家族旅行にもぴったりでした。
海沿いなのでお散歩するのも気持ち良いし、リゾート内を走り回るのも楽しい♪
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