スイスは世界的に見ても非常に治安の良い国といわれています。
女性ひとりでも特段問題なく観光することはできますが、注意すべきことは沢山!
治安が良い国でも、わたしは万が一のため最低限の備えは欠かしません。
旅慣れていない場合は高くても治安重視でホテルをとることを強くおすすめします。
関連記事スイス旅行クレジットカード選び方
おすすめbooking.comでホテルを探す
当ブログ(オハヨーツーリズム)では、そんなスイスの実際の治安情報と、絶対注意しておかなければならないことをまとめました!
保険やネット環境、ホテル選びの大切さ、知っていれば避けられるリスクをこれでもかと盛り込んだので、必ずすべてに目を通しておいてくださいね!
- 現地で起こる犯罪手口
- 現地の危険エリアと安全対策
海外旅行に行くなら
海外旅行保険が絶対に必要
年会費無料のエポスカードは
無料なのに海外旅行保険付帯
(実はこれめちゃくちゃスゴい)
保険付きクレカをまだ持ってないなら
発行しない理由はありません
すでにメインクレカを持っていても
補償額は合算なので複数枚持ちがお得
このページの目次(もくじ)
スイスの治安と世界平和度指数ランキング
外務省の安全情報
2024年1月現在、外務省の海外安全ホームページでは危険情報は出ていません。危険レベルも日本と同じ0です。
治安の良い国ランキングの常連国でもあるので旅行者には嬉しいですね!
必要以上に心配することはありませんが、ヨーロッパの治安は昨今不安定。渡航前にたびレジなどの安全情報の登録をしておくことをおすすめします。
海外旅行に行くなら
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年会費無料のエポスカードは
無料なのに海外旅行保険付帯
(実はこれめちゃくちゃスゴい)
保険付きクレカをまだ持ってないなら
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補償額は合算なので複数枚持ちがお得
犯罪データ
スイスの犯罪統計によれば、2022年の犯罪件数は10年ぶりに増加に転じ、458,549件(前年比10%増)となっており人口当たりの発生率は日本よりも高いです。
窃盗・車両盗難・強盗・詐欺・恐喝等が全体の半分を占めています。
前年比では減少傾向にありますが、デジタル犯罪や近年急速に普及した電気自転車の盗難が増加しています。
特にチューリッヒ・ルツェルン・バーゼル・ジュネーブ・ベルンといった都市部において、日本人旅行者をねらった窃盗事件が発生しています。
具体的な場所としては空港、駅、鉄道内、レストラン、ホテル(ロビーや朝食会場)などにおいて置き引きやスリが多発しています。
殺人などの大きな犯罪は多くありませんが、旅行者が気をつけなければならない窃盗罪については日本より多いという認識を持ち、気を引き締めて過ごしましょう。
世界平和度指数ランキング
国際NGOの経済平和研究所(Institute for Economics and Peace)が23項目にわたって163か国を分析し、毎年世界中の国々の「平和さ」を数値化して世界平和度指数を算出しています。
GLOBAL PEACE INDEX 2023の情報によると、日本は9位、スイスは10位でした。自身の経験と必ずしも同じ印象ではありませんが、旅行の参考になると思うので、目安に利用してください。
スイスで注意すべき危険エリア
スイスとひと口に言っても、さまざまなエリアがあります。
特にガイドブックに載っている旅行者が多い地域の治安情報については気になるところ!
主なエリアごとに、治安情報をざっくりまとめてみました。
コルナヴァン駅周辺(ジュネーブ)
photo by MPD01605
コルナヴァン駅の周辺は、売春婦や麻薬の売人が多いと言われています。
コルナヴァン駅は多くの旅行者が利用する場所でもありますが、トラブルに巻き込まれないためにも、知らない人に声をかけられてもついていくことのないようにしましょう。
プランパレ広場、BFM周辺(ジュネーブ)
photo by keepps
コルナヴァン駅の周辺と同じように治安があまり良くないエリア。
売春や麻薬取引のほか、拳銃を使った傷害事件も発生しているので、夜間にひとりでうろつくなどということはしないようにしましょう。
他にはジュネーブではパキ地区・リヴ地区・オーヴィーヴ地区も治安が悪いので足を運ばないようにしましょう。
ヘーエ通り(インターラーケン)
photo by YongSIC
私服警察官を名乗り、「財布は盗まれていないか?いますぐ確認してみて」などと言い、財布を見せると中身を抜き取られたなどの被害が出ています。
他にも旅行者相手に古典的な手口でスリや置き引きをしようとする輩がいるので、注意しましょう。
空港
空港では、クレジットカード詐欺が発生しています。
具体的な事例としては、「フライトがキャンセルとなったため航空会社に電話したい。クレジットカードを持っていないので20ユーロと引き替えにクレジットカードを使用させてほしい」などと話しかけられ、クレジットカードを貸したところ、同種のカードにすり替えられていて、不正使用されてしまったという内容。
スイスで頻発する犯罪・トラブルの具体的事例
スリ・置き引き・盗難に注意
スイス旅行で最も気を付けるべきはスリと置き引き、盗難。
実際に合った事例をご紹介します。
- 電車の入口などで、「重い荷物を運ぶのを手伝う」と申し出て、やりとりをしている隙に共犯者が後ろから財布やカバンなどを盗む
- 人混みなどでわざとぶつかって被害者の気を引き、共犯者が財布やカバンを盗む
- 旅行者になりすました犯人が、路上や電車内で被害者に話しかけ、注意を引いている間に共犯者が財布やカバンを盗む
- 見知らぬ人が突然両替を頼んできて、小銭を数えている隙に紙幣を抜き
取る - 電車の車内などでわざと被害者周辺でコインをばらまき、拾うのを手伝わせている間に共犯者が財布やカバンを盗む
- ビュッフェレストランで、椅子やテーブルに置いたバッグが盗まれる
- 鉄道内で被害者の手荷物が見えないように地図を広げ、場所を聞くふりをしている間に盗む
- 手荷物を「網棚に置いてあげる」と申し出て、置くふりをしている間に盗む
中には人の親切心につけこんだ手口も。判断がしにくい場合もありますが、声をかけられたときは警戒するようにしましょう。
強引なひったくりに注意
最近では市内の公園や路上、有名な観光スポットなどの人目のある場所でも強引なひったくり事件が起きています。
悪質なものだと、数人のグループにかこまれ羽交い絞めにされた挙句、財布やカバンなどを盗られたということも・・。
治安が良いと言われるスイスですが、日中でも一人や少人数で行動する場合は、十分な注意が必要です。
スイスで犯罪にあわないために気をつけたい6つの安全対策
危険な場所を避ける
上記の危険スポットはもちろん、宿泊先の従業員にこの辺りで危険なスポットはないかどうか聞いてみてください。
最新の情報はやはり実際に住んでいる方から聞くのが一番です。
怖いもの見たさで危険な場所へ立ち入るのは絶対にやめてください。日本とは違うということをお忘れなく!
スリや置き引きは人ごみの中や混み合う時間帯など人が多い場所と、逆に人通りが少なかったり、薄暗い場所に注意して下さい。
安全な地域でホテルを予約
スイスの中でも治安が良く人気のある大都市「チューリッヒ」。
「リンデンホフの丘」や「グロスミュンスター大聖堂」、「聖ペーター教会」など、さまざまな観光スポットにアクセスしやすいチューリッヒ中央駅を中心としたエリアがおすすめです。
現金を大量に持ち歩かない
実は、スイスは比較的クレジットカードの普及率が低い国でもあります。
しかし、外国人旅行者が多く訪れる国でもあるため、観光で訪れるようなお店やホテルなどではほとんどの場所でクレジットカードが使用できます。
もちろん現地の屋台やローカルマーケットなど、一部の場所で現金しか受け付けないケースもありますが、万が一スリや盗難の被害にあった時のために、持ち歩く現金は最低限(目安は1万円以下)にしておきましょう。
関連記事旅のプロが教えるスイスで得する人気クレジットカードランキング
しつこく話しかけてくる人は無視する
物売りやナンパなどは、徹底的に無視しましょう。
酔っ払いなど危ないと感じたら、賑わっているお店に入るなどしてその場を離れるようにしてください。
派手な服装はせず荷物は少なめに
ヨーロッパの冬というと、黒をメインとした暗いシンプルな服装でお出かけする人が多いです。
日本のようにあまり華やかな恰好をしているとすぐに旅行者だとわかって狙われてしまうかも。
なるべく現地に馴染むようなカジュアルな恰好を心掛け、荷物も少なめにお出かけしましょう!
関連記事スイス旅行おすすめの服装と現地で浮かないシーズン別コーデ
ブランドバッグや紙袋をもっていると「お金持ちだ!」と広告を背負って歩いているようなもの。普段派手な洋服を好む方は気を付けてくださいね。
わたしは貴重品(財布、パスポート)を必ずセキュリティポーチへ入れるようにしています。
ファッション性はありませんが、危険を回避するにはとても有効で手放せません。
夜間の一人歩きは避ける
基本的にヨーロッパの夜は一人で出歩くのをおすすめしません。治安が良いスイスであっても、人気のない場所で夜の一人歩きはしないようにしましょう。
スイスは終業時間が日本より早め(16時半~17時)なので、お酒を飲み始めるのも早い傾向にあります。
また、これは日本でも同じですが金曜日と土曜日の夜はいつもよりにぎわいますので少し注意が必要です。
比較的早い時間でも酔っ払いが歩いているということも珍しくないので、危険を感じたら速やかにその場を離れましょう。
スイスで女子旅をするなら気をつけておきたいこと
スイスの女子旅で特に注意すべきことは夜遊び!
夜は酔っ払いが増えてナンパされる確率も高まりますので性犯罪に巻き込まれないようくれぐれも注意してください!
スイスでは夜型の人が多く、特に繁華街のナイトスポットは夜遅くまで現地人、旅行者ともに賑わっています。
旅行者がたくさん集まる場所は夜間でも問題なく出歩けますが、見るからに治安の悪そうな路地もあるので立ち入らないようにしましょう。
スイスで子連れ旅行をするなら気をつけておきたいこと
とにもかくにもスリです!!
子連れで注意が散漫になっているところをサッとすられます。
子どもに関して特別気をつけておかなければならないというより、大人がスリや置き引きのないよう目を光らせておくのが大切です!
スイス旅行前に準備すべきはWiFiと海外旅行保険
スイス旅行に限らず、この2つはとても重要!海外旅行に行く際にスマホ利用と海外旅行保険はマストです。
WiFiレンタルでネット環境を整える
旅先で何か困ったことが起きた時、ネットが使えると安心感が違います。
道に迷って危険そうな場所に迷い込んでしまった時、スリに逢った時、体調を崩してしまった時、すぐに検索して助けを求められれば大きな被害にならないことも十分あり得ます。
普段なら落ち着いて判断できることも、焦っていると思わぬ方向にいってしまうものです。
旅慣れた人であれば現地のSIMカードを、そうでなければレンタルWiFiを準備しておくことをおすすめします。
レンタルWiFiは価格、品質、サポートなどを比較した結果わたしはグローバルWiFiをすすめることが多いのでぜひ参考にしてみてください。
キャンペーンページからお申し込みいただくと1,000円割引で申し込めます。
※4000円以上の申込みで割引対象
海外旅行保険でいざという時に備える
実際にトラブルが起こってしまった時でも、海外旅行保険に入っていれば安心です。
万が一に備えて海外旅行保険には必ず入っておきましょう!
クレジットカードは、磁器不良で使えない場合や、盗難や紛失に備えて絶対に複数枚必要です。
さらに、複数枚持っているとそれぞれのカードに付帯している海外旅行保険の補償額が合算されるので、無料のクレジットカードは何枚あっても損がありません。
ゴールドカードの中でも海外旅行に強い航空会社系のクレジットカードは1枚持っておくと一生使える旅の相棒になってくれるでしょう。
当サイトでは
☑年会費15,000円程度
☑海外旅行保険自動付帯
☑VISAもマスターも選択可能
☑マイルも貯まる
航空系のクレジットカード
のいずれかをメインに、
わたしのイチオシカードである、年会費無料エポスカードを組み合わせて持つことをおすすめしています。
エポスカード(VISA)
まず、絶対に外せないのが年会費永年無料のエポスカード。
エポスカードというとファッションビルのマルイのイメージですが、実はこのカード海外旅行好きのあいだでは有名なカードです。
年会費が一切かからないにも関わらず、海外旅行保険が付帯。
他社の年会費無料クレジットカードと比較してみても、保険適用の条件も、補償額も、エポスカードが使いやすさ抜群なので、すべての旅行者の方におすすめです。
海外旅行保険は利用付帯。
利用付帯というと使いづらいイメージがあるかもしれませんが、エポスカードの保険は利用条件がゆるめで利用しやすいのでおすすめです。
ツアー料金や電車・バス・タクシーなど移動に関する支払いをエポスカードでおこなうだけで自動的に保険が付帯されます。
海外旅行保険の補償内容は以下の通り。
疾病治療 | 傷害治療 | 傷害死亡 |
---|---|---|
270万円 | 200万円 | 3,000万円 |
賠償責任 | 携行品損害 | 救援者費用 |
3,000万円 | 20万円 | 100万円 |
携行品損害の補償額20万円は少なめなので、高価な財布やアクセサリー、PCやiPhoneを持っていく場合は足りなくなる可能性があることは頭にいれておきましょう。クレジットカードを複数枚持って50万円以上は欲しいところです。
キャッシング枠ありで審査を通れば、海外キャッシングも問題なく使えますし、ブランドはVISAなので使えずに困ることもほぼありません。
もしまだ持っていないのであれば、今すぐ申し込みをお忘れなく。
航空系のクレジットカード
航空系カードをANAにするか、JALにするかは完全に好みで選んで問題ありません。
マイル目的で発行する場合のそれぞれのおすすめカードは以下の通り。
ANAカード(VISA・Mastercard®・JCB)
- 海外旅行保険自動付帯
- 好きなブランドを選べる
- ANAマイル貯まる
- 海外キャッシング対応
ブランド | 年会費 | マイル還元率 |
---|---|---|
JCB / VISA Mastercard® |
15,400円 | 1.0% |
もう1枚のおすすめは、マイルの貯まるANAカード。
「ANAの飛行機が好き、マイルを貯めていきたい、マイルを使っていつかビジネスクラスに乗ってみたい」という人にはANAのクレジットカードをおすすめします。
入会キャンペーンをやっていることが多いので、年会費の安い一般カードでも初年度は一気に5万マイル貯まることも…!!
とはいえ一般カードとゴールドカードでは搭乗時の獲得マイルや還元率に大きく違いが出るため、メインカードにするならゴールドカードのANAカード(ワイドゴールドカード)がイチオシです。
海外旅行保険は自動付帯。
カードを持っているだけで保険が適用になります。
海外旅行保険の補償内容は以下の通り。
疾病治療 | 傷害治療 | 傷害死亡 |
---|---|---|
150万円 | 150万円 | 最高5,000万円 |
賠償責任 | 携行品損害 | 救援者費用 |
2,000万円 | 50万円 | 100万円 |
これ1枚で補える部分も多いですが、ここに年会費無料のエポスカードを組み合わせて補償額をアップさせると安心感が増します。
エポスカードと同様に、キャッシング枠ありで審査を通れば、海外キャッシングも問題なく使えます。
JAL CLUB Aゴールド(VISA・Mastercard®・JCB)
- 海外旅行保険自動付帯
- 好きなブランドを選べる
- JALマイル貯まる
- 海外キャッシング対応
ブランド | 年会費 | マイル還元率 |
---|---|---|
JCB / VISA Mastercard® |
17,600円 | 1.0% |
JAL CLUB AゴールドはJALを含むワンワールドのマイルを貯めたいならイチオシのカード。
かつてのわたしのメインカードです。
JAL CLUB Aゴールドも入会後のJAL便初搭乗で5,000マイル、翌年以降も毎年最初の搭乗で2,000マイルがもらえます。
加えて、空港でカードラウンジの利用やJAL CLUB Aよりも手厚い海外旅行保険の補償額が魅力。
海外旅行保険は自動付帯。
海外旅行保険の補償内容は以下の通り。
疾病治療 | 傷害治療 | 傷害死亡 |
---|---|---|
300万円 | 300万円 | 5,000万円 |
賠償責任 | 携行品損害 | 救援者費用 |
1億円 | 50万円 | 400万円 |
ここに年会費無料のエポスカードの補償をプラスするとかなり安心感が増します。
JAL CLUB Aゴールドの年会費(17,600円)と比べるとその差はわずか1,650円。
- 通常年会費11,000円
- ショッピングマイルプレミアム年会費4,950円
- 合計15,950円
(JAL CLUB Aゴールドの場合はショッピングマイルプレミアムが自動付帯のため、同等のマイル還元率1%でマイルを貯められます)
年会費たった1,650円の差で海外旅行保険の補償額がグッと手厚くなるので、そこにメリットを感じるならJAL CLUB Aゴールドがおすすめです。
下記のボタンから公式サイトに飛んだら、「JAL CLUB Aゴールド」のタブをタップして申し込んでください。
スイスの治安まとめ
スイスは日本と同じくらい、もしくはそれ以上に治安が良い国のひとつ。
旅先でおこるトラブルの多くが、スリや置き引き、ひったくりなどの軽犯罪なので、十分警戒いれば安全な旅行になるはずです。
わたしのおすすめを最後にまとめます。
しっかり対策をして、スイス旅行を満喫してください♪
スイスをもっと知る
東京⇔スイスの航空券はアジア・中東経由が1番が安いです。個人旅行が好きならエクスペディアで一括検索がおすすめ!!往復たった7万円のチューリッヒ行きチケットも見つかりました。
好きなホテルと組み合わせて自分のオリジナルツアーを作るのも楽しいですよ!ドバイ&スイスの旅もインパクトがあっておもしろいかも!?
公式リンクエクスペディアで格安航空券をみてみる
チューリッヒでぜひ泊まっていただきたいのがロマンティック ホテル ヨーロッパ!!
その名の通り、とってもかわいくってヨーロッパの雰囲気たっぷりの4つ星ホテルです。
スイスはとても物価が高く5つ星ホテルのサービスも最上級…というほどではないためコスパの良いロマンティックホテルは一押し。
ゼーフェルト地区の中心と立地も抜群で、誰もが満足できる素晴らしいホテルです♡