海外に行くはずだった日程を使って、10日間の関西高級ホテル行脚を決行しました。
マリオットボンヴォイのカテゴリー6以上に絞って1泊ずつ計9泊するという狂気のスケジュール。もう人生でこんな贅沢をすることはないんじゃないかな…(笑)
5日目は大阪本町にあるセントレジス大阪へ宿泊しました。
セントレジスはあの有名なカクテル「ブラッディ・メアリー」のレシピ発祥のホテルでもあります。
絶品朝食と豪華絢爛な世界をぜひお楽しみください!
マリオット系列ホテルは
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このページの目次(もくじ)
セントレジスホテル大阪宿泊記
セントレジスはアメリカの財閥アスター家の一族ジョン・ジェイコブ・アスター4世(タイタニック号で逝去)が創設したニューヨークの最高級ホテル。
スターウッド・ホテル&リゾートの最高級ホテルとして日本第一号に選ばれたのは大阪(2010年開業)でした。現在はマリオット傘下となっています。
同じくアスター4世が創立したホテルに「ウォルドルフ=アストリア」があり、こちらはヒルトングループの最高級かつ旗艦ホテル。
また、ミシュランガイドが最高評価のホテルに贈る「5レッドパビリオン」を獲得しており宿泊するのがほんっとーーーに楽しみでした。
クラシカルで伝統的な雰囲気のホテルが大好きなのでハードの好みはドンピシャです。
ホテルのあちこちにアート作品が飾られ唯一無二の世界観。
ソフト面は期待しすぎたためなのか、前後で泊まったホテルが良すぎたのかやや物足りない印象もありましたが、トータルで見るとそれなりに満足感はありました。
小さな子連れにおすすめのホテルとはいえず星は2にしています。
駅直結ですし、立地はとても良いので、朝食をルームダイニングにするなど工夫すれば特段問題なく泊まれるかと思いますがご参考まで。
子供が喜びそうな館内施設やアクティビティはないので、やはり大人向きのホテルと言えるでしょう。
マリオット系のホテルに泊まったら、マリオットボンヴォイアメックスで支払うのを忘れずに!通常利用の2倍貯まるのでかなりお得にポイントを貯めることができますよ♪
セントレジスホテル大阪 | |
---|---|
住所 | 大阪府大阪市中央区本町3丁目6−4 地図 |
電話 | 06-6258-3333 |
施設 | フィットネス、レストラン、ラウンジ |
子連れおすすめ度 | |
HP | https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/osaxr-the-st-regis-osaka/ |
ルームカテゴリー
- デラックス シティービュー・スカイラインビュー(43平米)←今回予約したお部屋
- グランドデラックス 2ダブル シティービュー・スカイラインビュー(46平米)
- グランドデラックス 1キング シティービュー・スカイラインビュー(51平米)
- グランドデラックススイート(87平米)
- エグゼクティブスイート(102平米)←今回宿泊したお部屋
- ユリスイート(88平米)
- 藤スイート(129平米)
- マツスイート(142平米)
- ローヤルプレジデンシャルスイート(197平米)
セントレジスはお花の名前がついたスイートルームが沢山あり、わたしたちは椿スイートへアップグレードしていただきました!ありがとうございます!
100平米超えのお部屋ってなかなかないですよね…!国内だと恐らく宿泊したのは初めてじゃないかな。
リビングルームが広すぎてびっくりです。どうやって利用したらいいのかわからないくらいソファーが大きかった(笑)
料金
お値段は1泊50,000円~。平日空いていれば直前はこれより安くなっているかも。わたしたちが宿泊したのは金曜日1泊で50,000ポイント。
同じ日のデラックスルームの料金は48,987円。アップグレード後のお部屋は132,826円でした!
なぜだか公式では朝食付きプランしか出てこなかったので、素泊まりなら約1万円安いとおもいます。
マリオット系のホテルに宿泊するならマリオットボンヴォイアメックスの発行がおすすめ!
カードを持っているとホテル宿泊時にレストランの割引やレイトチェックアウト等の様々な特典がついてくるほか、年間150万決済+カードの継続特典で無料宿泊がついてきます。
※デメリットは年会費が高いところですが、継続特典の無料宿泊で年会費の元は取れます。
セントレジスホテル大阪フロント・ロビー
フレグランス
ホテルに入ると香ってくるのはセントレジス専用フレグランス 「キャロラインズ・フォーハンドレッド」。
ニューヨーク社交界を代表する存在だったアスター夫人。
香りは社交界をモチーフとしており、彼女がお気に入りだったバラの花、アメリカンビューティーを再現しました。
高級感のある大人の香りが館内を漂います。子供や匂いに敏感な人にはちょっときついかも。
フロント・ロビー
ロビー・フロントを彩るアートはトラシリーズで有名な長沢明氏。
客室、バーへ続く廊下の端にも対になるように長沢氏の作品が飾られています。作品の題名は「太陽」と「守護神」
ここのインテリアが本当に素敵で、一押しのフォトポイント!
チェックイン
1階から11階へ上がりチェックイン。1階ではスタッフがひとりしかおらず、接客中だったので声をかけられることなくエレベーターで上がりました。
チェックインカウンターもおひとりで、荷物も全て自分で持って上がりました。
これくらいのクラスになると、だいたいのホテルで荷物は運んでいただけるので、人が足りていないのかなと感じます。
良い面としては、デポジットのためのクレジットカードを出すことなく簡単なサインのみでチェックインできたこと。すごく楽でした。
セントレジスホテル大阪客室
椿スイートのリビングルームは圧倒的広さ。
リビングルーム
本当に外国のおうちに遊びに来たみたい!アメリカにあるような大きなソファーと大きなデスクを持て余します。
クローゼットも2ヵ所あり、どうやっても散らからないほど。
ベッドルーム
寝室にもソファーがふたつ。今思い出しても本当に広かった!
バスルーム(トイレ・お風呂)
スイートルームなのでトイレは2つ。
ダブルボールの広々とした洗面。
ドライヤーは最新のレプロナイザー(わたしが持っているのと同じ♪)
重厚なバスタブとシャワースペース。これは初めて見るタイプで正直どこを捻ったらいいかよくわからず使いづらかった(笑)
アメニティ
アメニティはセントレジスでおなじみ、アメリカのコスメブランドREMÈDE。爽やかなミントの香りですっきりとしたバスタイムが過ごせます。
リクエストでもらえるスキンケアはPOLAのアロマエッセ。
キッズアメニティ
キッズアメニティはバスローブ、スリッパ、歯ブラシの3点。
WiFi・ネット環境
WiFiは快適につながりました。仕事も滞りなく。
広いリビングでブログを書いていると、ちょっとえらくなった気分です(笑)
カフェ・お菓子
ウェルカムギフトはサブレ。バターがきいていて美味しい!
ドリンクやスナックはこのド派手な金色の扉の中。あけるとミニバーが登場します。
珈琲はネスプレッソ。紅茶はロンネフェルト。
ミニバー3,000円まで無料とはいえなかなかお高いので、ミックスナッツとソフトドリンク2本飲んだら終わり(笑)
さすが高級ホテルですね。
セントレジスホテル大阪レストラン・バー
セントレジスホテル大阪には4つのバー、レストランがあります。
- La Veduta(イタリア料理)
- Rue d’Or(フランス料理)
- 和城(鉄板焼)
- The St. Regis Bar(バーラウンジ)
どのレストランも大変フォトジェニックで、そこにいるだけで気分が上がるような内装。
もちろんホテル内で食べてもいいですし、立地も抜群なので食事に困ることはないでしょう。
レストランのメニューについては「セントレジスホテル大阪朝食レポ」で紹介しています。
サービスも味もよく、またリピートしたいくらい素敵な朝食でした。
セントレジスホテル大阪館内施設
セントレジスホテルはそれほど広くありません。館内施設は下記の通り。
- IRIDIUMスパ
- フィットネスジム
ジムは鍵がかけられていて、毎回フロントに立ち寄らないといけないシステム。
その他、廊下からお庭に出られるようになっていたので、気候がよければここでゆっくりするのもよさそうです。
セントレジスホテル大阪クラブラウンジ
セントレジスにはクラブラウンジがありません。
その代わりプラチナ以上でミニバー3,000円分のクレジットと1,000ポイントまたはセントレジスバーで使えるドリンクチケットがいただけます。
また、バトラーサービスもあって2回ソフトドリンクをもらえるタイミングもあるので沢山お酒を飲みたい人でなければ十分代替してくれる感じ。
セントレジスバー
セントレジスバーが素敵なので迷わずドリンクチケットを選択。お酒に強かったら絶対ブラッディ・マリーにしたんだけどな…。
素敵なノンアルカクテルを作っていただきました。
ここ素敵すぎるでしょう。なかなか忘れられない空間でした。
写真は朝食前、朝一に撮ったもの。
夕方までアフタヌーンティー利用のお客さんでいっぱいなのも納得。
一番奥中央のアートは現代の洛中洛外図を描いた鴻崎正武氏の作品。よく見ると通天閣があったり、大阪の様子が絶妙に表現されています。
照明の効果もあって、ものすごく良い雰囲気。
アルコールが飲めなくてもぜひドリンクチケットを選択してここでゆっくり過ごして欲しい。
セントレジスホテル大阪サービス
バトラーサービス
セントレジスと言えばジョン・ジェイコブ・アスター4世によって導入されたバトラーサービス。
バトラーとはいわゆる執事のように要望を聞いてくれる客室担当者のこと。
通常高級ホテルであってもハイグレードの客室ゲストにしかバトラーがつくことはありませんが、セントレジスでは宿泊客全員が対象になります。
公式ホームページによると24時間下記のサービスがお願いできるのだとか。
- 荷造り荷ほどきサービス
- ドリンクサービス(到着時、モーニングコール後)
- 衣装のプレスサービス(2着まで無料)
- サービスデスク
- Eバトラーサービス
せっかくなので色々お願いしてみました。
ブログ記事に書いてもいいですか?と聞くと「ぜひ!」と言っていただけたので詳しくレポートします。
ドリンクサービス
まずは到着時のドリンクサービス。お部屋までコーヒー、紅茶を持って来てくれます。
わたしはカフェラテ、スヌヌーピーさんはハーブティーをオーダー。
翌日はモーニングコール後ではなく、食後のお茶を11時頃いただきました。ラウンジがないので、お昼前に少しティータイムができるのは嬉しいです♡
荷ほどきサービス
日本人はあまり利用しなさそうな荷ほどきサービスも頼んでみました。スーツケースの中身を出して、クローゼットに閉まってくれます。
通常はお出掛け中自分のいない時に作業することになっているのですが、特別に作業中の様子を見たり聞いたりしてOKと承諾をいただきました。
手際よくきちっとした間隔でハンガー掛けや収納をしてくださり最高でした。見られて困るものがなければ、わたしのような収納難民のみなさまへおすすめです。
衣装のプレスサービス
旅行中、リネンのワンピースをコインランドリーで洗濯したらしわくちゃになってしまったのでプレスサービスもお願いしました。
これ、衝撃ですよ…。
旅行中に洗濯したらシワシワになったリネンのワンピース
セントレジスのバトラーにプレスお願いしたらこの通り生き返りました…
プロの技に感激です(*_*) pic.twitter.com/kXankYaOuj
— マリ@子連れ旅ブロガー 取材先募集中!オハヨーツーリズム (@makiro77) July 10, 2021
わたしのシッワシワ。完璧なプレスです。
荷造りサービス
荷造りもお願いしたところ、びっくりするほど完璧なパッキング!
洋服のしわが少しでもつかないように種類によってミルフィーユ式とロールケーキ式のMIXで収納されています!!ひゃー感動!!
詳しくは「旅ブロガー伝授!パッキングのコツと便利グッズ」をどうぞ(笑)
ちなみに隙間がある時は、くしゃくしゃになる紙を入れて中身がズレないように工夫してくれるそうです。プロの技とおもてなしすごいね!
その他サービス
バトラーサービス、心ゆくまで堪能しました!
しかしバトラーサービスも含め気になる点がいくつか・・・。
冒頭にも記載した通り、荷物を運んでくれない、バトラーサービスについての詳細説明がない、挨拶がしっかりできるスタッフが少ない。
せっかくのサービスも、説明がなければ気付かず帰宅してしまいそう。
ドリンクサービスの提供に時間がかかってすぐに出かけられなかったり、何か頼もうにもウェルカムな雰囲気ではない(何でも聞いてと口では言うけれど、本当に聞いてOKという感じがしない)ので気が弱ければリクエストすら躊躇ってしまう気がします。
これはわたしたちだけが感じたことなのか…。口コミも読み漁ってみたところ、多くはありませんが、同じような意見がちらほら。
色々と推察してみると、おそらく全ての原因が人手不足にあるのではないかという結論に。
ネガティブな口コミの多くが、チェックインや駐車場で待たされた、バトラーサービスが使えなかったというような内容。
あとは人によってサービスの質がかなり違うという指摘も差散見されました。
また、初日は色々と不安もありつつも、翌日は打って変わって素晴らしい接客を受けることができました。
朝食、チェックアウト、ランチまでとても快適に過ごすことができ、ホテル側も忙しくて色々大変なのだろうと気分を変えて楽しみました。
決してリーズナブルなホテルではありませんので、できればもう少し人手を増やすか、均一なサービスをしていただけることを期待します。
5段階で4と5をつけている人が86%もいるので決して悪いホテルではありませんが、ハードと比べてソフトが低い評価になっているのはわからんでもないなという感想です。
セントレジスホテル大阪近隣施設
セントレジスのある本町はビジネス街。2大繁華街の梅田(キタ)、なんば(ミナミ)の間という便利な立地。
緑豊かな靱公園まで徒歩10分。その他徒歩圏内で行ける場所をサラッとご紹介します。便利なエリアなので観光の拠点にもピッタリ!
心斎橋筋商店街
雨の日に大助かりな心斎橋筋商店街。
アーケード沿いにファストファッションから大丸、パルコまで何でも揃うのでショッピングするのも楽しいです。
岡山にいた頃は《大阪=買い物をする街》でした。
東京に住むようになって大阪はグルメの街、遊びの街に変わりました。東京より活気があってただ歩いているだけでワクワクします。
道頓堀
大阪の繁華街道頓堀までは2キロ弱。東京の繁華街より好きだと外国人の友達からも評判上々。
かに道楽を代表とする飲食店の個性的な看板や、くいだおれ人形を見て歩くだけで大阪に来たぞ~~!という気分になります。
天気がよければクルーズもおすすめ。関西弁の船頭がノリ良く案内してくれますよ!
セントレジスホテル大阪行き方・アクセス
分
- 地下鉄中央線・四つ橋線・御堂筋線 本町駅直結。
地下の入り口から地上にグルッとまわれば雨の日でも濡れずにホテルまで到着できます。
セントレジスホテル大阪エリート特典
エリート特典
マリオット系列のホテルに興味があるならマリオットボンヴォイの会員になるのがおすすめです。
朝食、ラウンジが無料になるプラチナエリート以上が理想ですが、ゴールドエリートでもレストランの割引やレイトチェックアウトが楽しめます。
セントレジスはお部屋の種類が豊富。アップグレードされると部屋が広くなる可能性も高いです。まずはゴールドエリートを目指しましょう♪
- お部屋のアップグレード
- 14時までのレイトチェックアウト
- ウェルカムギフト500ポイント
- 25%のボーナスポイント
- ラウンジアクセス(大人2名)
- お部屋のアップグレード(スイートルーム含む)
- 16時までのレイトチェックアウト
- ウェルカムギフト1,000ポイント
- 50%のボーナスポイント
セントレジスホテル大阪お得に楽しむ方法
マリオットボンヴォイアメックスプレミアム
- マリオットゴールドエリート
- 150万円利用で5万ポイント分無料宿泊
- 年間400万円以上でプラチナ
ブランド | 年会費 | 還元率(マイル) |
---|---|---|
AMEX | 49,500円 | 3.00%(1.25%) |
ゴールド会員に最短でなるためにはアメックスカードの発行が欠かせません。
通常ゴールドエリートのステータスを得るには年間25泊の滞在が必要です。
しかしマリオットボンヴォイアメックスカードを発行すると、カードを持っているだけで、自動的にマリオットのエリート会員にランクアップ♪
その他旅行好きには見逃せない
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年会費は49,500円と高いですが、更新時に無料宿泊特典がプレゼントされます。
ハイシーズンに値段の高いホテルに泊まれば、簡単に年会費をペイできるので高級ホテル好きには超おすすめ。
もちろん、パリやロンドン、ニューヨークなどのラグジュアリーホテルも無料宿泊の対象です。
カードの入会時にもたくさんポイントがもらえるので、わたし自身、ポイントを使って海外旅行を楽しむことも少なくありません。
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カードの詳しい特典内容は「マリオットアメックス特典メリット・デメリット徹底解説」でわかりやすく解説しました。
セントレジスホテル大阪の総評・感想
セントレジス大阪は全体的にみると満足のいく滞在でした。
しかし、ポイント予約、大きなアップグレード、バトラーサービスを存分に利用させていただいたという条件でこそ。
もし有償で予約し、スイートへのアップグレードがなく、バトラーと特段コミュニケーションをとることがなければ不満の残る滞在になった可能性もあります。
今から振り返っても挨拶ができないスタッフがいたのはとても残念。
声をかけていただけないと、それ以上のコミュニケーションが生まれません。わたしにとって良いホテルの条件として挨拶は外せません。
今後の改善に期待しつつ、いつの日か再訪したいと思います!
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