ドバイは国土の大半が砂漠地帯で、日差しが強く、年間を通して乾燥しています。
四季があるものの、春と秋はとても短く、冬は冷えるのでしっかりとした防寒が必要!
イスラム圏でもありますし、気候が日本と大きく異なるドバイへ旅行される方の中にはいったいどんな洋服を着ていけばいいの?と悩まれる方も多いはず!
そこで今回はドバイ旅行に行く際にどんな格好をすればいいのかについて、世界一周経験者、旅のプロのわたしが、季節ごと、シーンごとにおすすめの服装をまとめてみました。
- ドバイに来ていく洋服がわからない
- ドバイのファッションの傾向が知りたい
- 現地でのマナーがわかならいので不安
旅行に必要な洋服の枚数、荷物を増やさずに旅先でもおしゃれを楽しむ方法、避けた方が良い服装など、海外旅行で着る服を選ぶポイントを紹介します。
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一般的な圧縮袋のように
空気を抜く手間は一切なし
※複数購入はセット購入がお得です
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このページの目次(もくじ)
海外旅行ってどんな服を着ればいいの?
海外旅行へ行くとなると、たくさん写真を撮りますし、お洒落な服を色々持って行きたくなります。
お洒落を楽しみたいけど、お土産も色々買いたいし、荷物をたくさん持って移動するのはイヤですよね。
まずは洋服の必要枚数や履物について、一般的な考え方をお伝えします。
必要な洋服の枚数
旅行の日程もよりますが、わたしは3日以内なら日数分。ワンピースが楽なので多用しています。
それ以上であれば着まわしてできるようなものを中心に、3日~5日分の洋服を持っていくことが多いです。
最近は写真を撮ってブログに載せることも増えたので、特に暑い季節は荷物に余裕があればそれ以上持っていくことも。
秋から春までの間は防寒対策のため、ユニクロのウルトラライトダウンを必ず忍ばせています。
動きやすい服装&靴がマスト
観光スポットをたくさん巡る予定がある方や、石畳など歩きにくい道が多い国では、動きやすい恰好+履きなれた靴がマストです。
特に、靴は重要!
「服に合わないから」という理由でヒールのある靴やパンプスを履くと、現地でひどい目に合います。
せっかくの楽しい観光が、思い出は足の痛みだけ・・なんてことにならないよう、スニーカーなどの歩きやすい靴を履いていくのがおすすめ。
「足が痛くてこれ以上歩けない・・!」なんて同行者にも迷惑をかけてしまうので、おしゃれな靴は日本で楽しみましょう♪
わたしのおすすめはNIKEかニューバランスの白、黒、グレー。シンプルな配色で色んな服に合わせやすいと思います。
また、季節に関係なくビーチサンダルを持っていくのもおすすめ。
海外ではバスタブなし、シャワールームのみというホテルも結構一般的。
ホテルでスリッパがない場合やシャワールームでサンダルを使いたいときに重宝するのでビーチサンダルは必需品。
100均のビーサンはすぐに壊れたり、歩くと足が痛くなるので履物は少し高くても良いものを購入されることをおすすめします。
薄手のストールかパーカーがあると便利
薄手のストールやパーカーは、肌寒い時にちょっと羽織るという定番の使い方以外に、日差しが強い場所での日よけ、空気が悪く排気ガスが臭い途上国ではマスク替わりとしても役立ちます。
教会やお寺、モスクなどの宗教施設を観光する際など、肌を隠さなければいけないシチュエーションが意外とあります。
1枚持っておくとめちゃくちゃ便利。
更にダサくなりがちな旅行の服装のアクセントにもなるのでおしゃれアイテムとしても一押しです。
身につけるもので防犯対策を
海外旅行ではスリが日常茶飯事。
外国に慣れておらず、危険を回避できる自信がないのであれば、できる範囲で現地の人の恰好に合わせた、カジュアルな服装を選ぶのが無難です。
例外として、旅行中にオペラなど観劇の予定がある場合はカジュアルすぎるのも問題。ジャケットやよそ行きのワンピース(ドレスの人もいますが、ワンピースでも大丈夫です)を持って行くことをお忘れなく。
また、わたしが海外に行くときは必ずこのセキュリポを使うようにしています。
貴重品はポケットにしまわず、必ずファスナー付きのカバンに入れてカバンから注意をそらさないように気を付けましょう。
貴重品は肌身離さずセキュリティーポーチで管理するのがおすすめです!
荷物を増やさない工夫と収納方法
荷物を増やさない工夫はいくつかあります。
わたしが実践しているのは
- 下着は100均の紙ショーツを使う
- ホテルで手洗い洗濯する
- 現地でコインランドリーを利用する
など。
また、荷物のパッキングには圧縮袋いらずで衣類を50%圧縮できる便利な商品もあるので活用しましょう。
一般的な圧縮袋って、空気を抜いて圧縮する作業が面倒だったり、袋が壊れやすかったり、ひと手間かかるイメージですが、パックバッグなら圧縮の手間なし。ファスナーも丈夫なので安心感も使いやすさも全く違います。
わたしはヨーロッパ1ヵ月旅行(幼児ひとり、大人ひとり)でLサイズ、Sサイズをそれぞれ2つずつ(計4つ)用意して自分の服と子供の服を管理しました。
大きな方に洋服をいれ、小さな方はブラトップや下着、靴下などを収納。
複数購入する場合は、パッと見てわかるように大きさや色を変えると便利です。
LサイズとSサイズをまとめて購入する場合はセット購入がお得ですよ。
ドバイ旅行で気を付けるべき服装の注意点
ドバイ旅行を安全に楽しむ上で
- 現地の人の恰好
- タブーとされる服装
- 現地での服装マナー
を知ることはとても大事。
トラブルに巻き込まれないためにも、事前にドバイの文化を知っておきましょう。
現地のファッションの傾向
ドバイの人口の80%が外国人であり、多種多様な民族が混在しています。
外国人の割合としてはインド人が多く過半数を占め、パキンスタン人、バングラディシュ人、フィリピン人が続きます。
出稼ぎに来ている男性は、例えばウェイターならユニフォームなど会社から支給された服を着ていますが、ビジネス街以外ではあまりスーツを着ている人はいなく、比較的カジュアルです。
出稼ぎに来ている女性はフィリピン人が多く、彼らもドバイの属するUAE(アラブ首長国連邦)の国教はイスラム教であるために、あまりキャミソールや短パン等の露出のある服を着ていません。
地元の女性はアバヤを着ていますし、イスラム教徒の女性はヒジャブ(髪の毛を隠すスカーフ)をつけ、身体のラインを出さないように、長袖、ロングスカートを着ています。
しかし、ドバイではイスラム教徒であっても髪にヒジャブを巻いていなかったり、しっかりと身体のラインを覆わないような服を着ている人もいます。
履物は日本から履いて行ったスニーカーの他、ホテルでも使えるような少し良いサンダルとビーサンを持っていきました。
水場やちょっとしたハイキングも含めローカルは常にサンダルだったので、わたしの場合スニーカーの出番はなかったです。
旅行者も現地の人に合わせるべき?
結論から言うと、できる範囲で現地の人の恰好に合わせたほうが良いというのがわたしの考えです。
日本から遠いエリアであることに加え、なじみの薄いイスラム圏なので、難しいとは思いますが、その土地になじんだファッションをしている方が犯罪に巻き込まれるリスクも減ります。
日本と同じようにお洒落な恰好をして旅を楽しみたいのも理解できますが、イスラム諸国では、特に女性は服装に注意が必要。
イスラム諸国の旅する際の注意点や現地の文化や習慣、避けた方が良い服装などをポイントを紹介しているので、「日本人ムスリムが伝授!イスラム諸国を旅する際の注意点」もあわせて読んでみてだくさい♪
ドバイでタブーとされている服装
ドバイの地元の人は実は伝統を守って暮らしているムスリムが多いのですが、ドバイ首長国連邦自体が観光業に力を入れているため、外国人に関してはそこまで厳しい服装のコードはありません。
しかし、やはりイスラム教の国ですので、女性はスカートや短パンなど露出は避け、身体のラインが出る服もやめた方がいいと思います。
観光客の場合髪の毛を隠さなくても問題ありませんが、モスクに入る際は絶対必要ですし、髪を隠していると「あ、この人はイスラムのことをわかっているな」ということで敬意を払われたり親切にされることが多いです。
モスク・教会見学時の服装
ドバイにはたくさんのモスクがあり、旅行者が見学できる所もあります。
モスクを訪れる場合は街を歩いている時以上に注意が必要です。
有名で観光客がよく訪れるモスクでは羽織るものを貸してくれるところもありますが、観光客が多いと足りなくなる場合もあるので、街歩きの時から自分で用意しておくと安心‼
モスクはムスリムにとって、とても神聖な場所。イスラム教の習慣や文化に敬意を払い、露出した格好で行くのは避けたいですね。
高級ホテルやレストラン
ドバイには高級ホテルが多くありますが、やはりリゾートスタイルの服装をした外国人観光客ばかりです。
しかし、ホテル内のレストランではやはりドレスコードがあります。
タンクトップや襟の付いていないトップス、短パン、ジーンズ、ビーチサンダルでは断られる場合があるので注意が必要。
もし高級なホテルやレストランで食事をする予定がある場合は、きちんとした服装を1着用意しておきましょう。
高級ホテルでは外国人も多いため、世界共通のドレスコードにしたがっていれば問題ありません。
服装以外に、現地の治安や安全に関する情報を知っておくことも大切です。
万が一に備えて海外旅行保険には必ず入っておきましょう。エポスカードなら年会費無料な上ポイントまでもらえます!
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ドバイの季節ごとのおすすめの服装
ドバイは亜熱帯性乾燥気候で、年間の半分以上が夏(4月~10月)で、湿度も非常に高いです。
冬(11月~3月)は20~30度で、日本の秋にあたるので比較的過ごしやすいですが、砂漠の特徴で夜は結構冷え込みますので、注意が必要です。
しかし、国土の大半は砂漠であるため、乾燥していて日差しも強いため、年間を通して日焼け止めなど紫外線対策は必要です!
ドバイの平均気温や降水量をチェック
ドバイとアブダビの気温はそこまで変わりませんので、ここではドバイの年間平均気温と年間降水量をご紹介します。
見て分かるとおり、夏は大変暑く、逆に雨はほぼ降らない砂漠特有の気候です。
UAE(アラブ首長国連邦)に四季はなく、夏と冬があるのみです。晴れが多く過ごしやすいドバイ旅行のベストシーズンは11月半ば~12月頭、3月前半と言われています。
ドバイの夏(4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月)
アラブ首長国連邦の夏は長く、湿度も高いため、とても暑いです。平均最高気温は31度~40度、平均最低気温は20度〜30度。
日焼け止め、帽子、薄手のストールなど紫外線対策を絶対忘れないようにしてください!
その他サングラスや日傘などもお忘れなく!
しかし夜には涼しくなり、日中の気温差がありますのでご注意を。
わたしはイスラム諸国を旅行する時は、真夏でもTシャツではなく、薄い長袖の服を着ています。
また、薄い長袖のパーカーやストールなどを持参すると便利!砂漠地帯ではスカーフを巻いていると砂が髪につくのを防いでくれますよ♪
ドバイの冬(11月・12月・1月・2月・3月)
この時期は過ごしやすく、日中の平均気温は25度前後。平均最高気温は23度~30度、平均最低気温は14度〜20度。
気温差があるので、涼しい格好と少し暖かい格好の二種類のパターンがあると良いと思います。
冬に雨が降ることはありますが、雨がずっと降っていることはないです。
しかし、日本に比べて格段に紫外線は強いので、冬でもしっかりと紫外線対策をするのがいと思います☆
折り畳み傘は重さか機能性か悩みどころですが、風が強いと軽くて小さい傘はすぐ壊れます。天気に不安があるなら丈夫なものをおすすめします。
室内での冷房対策
外がとても暑いため、その反動か室内はエアコンが効きすぎていて寒いと言うことがよくあります。
特に真夏の高級ホテルや高級レストランでは冷房がガンガンに効いていおり、室内との気温差が激しいので、体調が崩れないように注意しましょう。
羽織るものやストールなどを持っていくと重宝しますよ♪
ビーチでもTPOに合わせて
ドバイではプライベートビーチが多いですが、こちらでは外国人の利用も多く、日本で海を楽しむ格好で問題ありません。
しかし、公共ビーチではできるだけ肌の露出が少ないワンピースの水着や、特に無料ビーチは地元の人だらけのため、女性は服を着たまま海に入ることをおすすめします。
地元の女性はアバヤのまま足だけ海に浸かっていたりするんですよ~!!初めて見たらびっくりすると思います!
リゾートには欠かせないワンピースは1枚でさまになりますし、夏らしい花柄ワンピースもおすすめです♪
レストランのディナーではワントーンでまとめてスタイリッシュにして、エレガントな雰囲気を演出しましょう。
ドバイの服装まとめ
ドバイは外国人が大半とは言え、イスラム教徒が大半を占める国。
イスラム教徒の服装は、日本人は慣れないことが多く、空港に降り立った瞬間から、自分たちとの違いを肌で感じると思います。
現地の習慣だけでなく寒暖差、日差しと乾燥にも気をつけながら、現地の女性にならってスカーフなどでオシャレを楽しんできてくださいね!
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