イタリア

イタリアで人気の食べ物と名物料理おすすめ【グルメ・スイーツ】

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マリ@オハヨーツーリズム
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ハロー!オハヨーツーリズムのマリ(@mari_ohayotourism)です。

「まずい思いをするのが難しい」と言われるほど食通の国、イタリア!

実際、どのレストランに入っても大きな外れはないものですが、でも何を食べたら、選んだらいいかわからないと悩むこともあるかもしれません。

また、観光地でカフェの客引きに呼ばれて適当に選んだ挙句、あまりパッとしないものを割高な料金で払わされた、なんて話もよく聞きます。

ということで、イタリアで絶対食べたい人気料理を選んでみました!

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中には、地方でしか食べられないようなメニューもあるのでぜひ挑戦してみてください♪
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イタリアで食べたい名物&人気料理

前半はイタリア全土で食べられる定番メニュー、後半に地域の名物などをピックアップしてみました。

イタリア人は基本的に頼んだ料理は自分ひとりで楽しむため、シェアすることはありません。

日本人は、ヨーロッパの人たちと比べるとたくさん食べられないし、ついついシェアしてしまいたくなりますが、その場合も、必ず最低1人1皿は注文するように気を付けましょう!

mari
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観光地は慣れているのか、シェア用のお皿を出してくれることもありました。

イタリア料理のおすすめメインメニュー

ピッツァ(Pizza)

ナポリで最も有名なピッツェリア ダミケーレナポリで最も有名なピッツェリア ダミケーレ

やはり、イタリアに来て味の違いが簡単に分かるといえばピザでしょう!もとい、ここはイタリア流に「ピッツァ」と発音してみましょう♪

街の至る所にあるお手軽ピッツァ街の至る所にあるお手軽ピッツァ

モチモチ感のナポリ流、薄くてパリパリのローマ流、それぞれの街にはバラエティ豊かな切り売りピッツァの店もありますが、魅力は安くて美味しいこと!

シンプルなモッツアレラチーズにトマトソースが組み合わされた『マルゲリータ』の発祥地であるナポリでは、店で食べても5ユーロ程度と格安です。

アンティカ ピッツェリア ポルタルバ(Antica Pizzeria Port’Alba)アンティカ ピッツェリア ポルタルバ(Antica Pizzeria Port’Alba)

『ポルタフォーリオ』と呼ばれる立ち食いサイズもあるんですよ!

中には、こんな変わり種も…

リンゴとブルーチーズのピッツア(トレンティーノ=アルト・アディジェ州カゼツ)。りんごの産地の街のピッツェリアで食べたものです。

りんごとブルーチーズのフルーティーなピッツァはいかがでしょうか?!

パスタ(Pasta)

海鮮のシャラティエッリ(ナポリ)。少し長めのショートパスタで、呼び名は地方によって違います。

パスタも説明不要ですね。

スパゲッティ、ペンネ、サルデ、オレッキエッテなど種類は様々ですが、地方によって乾麺を好んだり、手打ち麺でないとダメというこだわりがあったりします。

海鮮もの、肉の煮込みとあえたもの、中にはウニソースのパスタだとか、バルサミコ酢の産地として有名なモデナではバルサミコソース”だけ”のパスタなどの変わり種もあります。

海沿いの街でイカ墨のパスタはいかがでしょう。海沿いの街でイカ墨のパスタはいかがでしょう。

定番のカルボナーラなども良いですが(ただし食べるなら本場のローマで)、どうせなら旅行先にしかないものをいただきましょう!

イノシシ肉ソースのタリアテッレ(ウディネ)。山間部だと、こういうものも食べられますよ。

リゾット(Risotto)

パルマの生ハムのリゾット(パルマ)

鍋に入れて出汁でグツグツ煮込んでいくのがイタリアの米料理、リゾット。

穀倉地帯であるピエモンテ州、ロンバルディア州などではパスタかそれ以上に食べられています。

牛の骨髄のスープで煮込み、バターやチーズ、サフランで味付けてしていくミラノ風リゾットは、真面目に作ると手間が掛かるもの。

こちらはぜひ、ミラノで立ち寄った時に食べてみてください。

ニョッキ(Gnocchi)

黒トリュフソースのリゾット(パルマ)

パスタ、リゾットなどと同じようにして食べられるジャガイモの練り物ですが、こちらも地方によって全然様子が変わります。

トマトソースと溶かしたモッツァレラを和える「アッラ・ソレンティーナ」は絶品。北ではチーズ、トリュフソースとも合わせられます。

イタリア料理のおすすめ前菜メニュー

ハム類(vari tipi di salumi)

ハム類の盛り合わせ(パルマ)

ハムもイタリア料理の定番!

「プロシュット」と呼ばれる生ハムが有名になりましたが、それはあくまで豚の後脚もも肉を使った生ハムの1種類。

部位により「コッパ」や「ロンツァ」、脂身の多い「パンチェッタ」と色々名前が違います。

プロシュットは熱を通した「プロシュット・コット」というものもあります。またサラーメ(サラミ)やサルシッチャ(イタリアンソーセージ)なども、ここに入ります。

前菜で盛り合わせを頼み、味の違いを楽しみましょう♪

また街の肉屋さん、ハム屋さんに駆け込んで、計り売りでハムを切ってもらってパニーノを作ってもらうのも裏技です。

チーズ類 (vari tipi di formaggi)

ブッラータ(ポリニャーノ・ア・マーレ)

チーズも地方によってバラエティがあります。

前菜で頼むと一通りの種類を出してくれるところやジャムや蜂蜜などをつけて愉しませてくれるところも。

プーリア州などの南部に行った時は、「ブッラータ」というフレッシュチーズをぜひ試してください。モッツァレラのように新鮮ですが、ものすごく濃厚です。

イタリア料理のおすすめ魚メニュー

魚介のグリル(Grigliata di pesce)

エビのグリル(ポリニャーノ・ア・マーレ)

海辺の町で、セコンド・ピアットを頼むならこちら。

大体地元で揚がったものを仕入れてくるスタイルになるため、メニューにはあっても実際仕入れがない場合があります。店の人に今日はどういうものがあるのかきいてみましょう。

だいたいはそのままグリルし、塩やオリーブオイル、レモンなどで自分で味付けするスタイル。

大きい魚を頼むと、店員がテーブルのそばまで持ってきて取り分けてくれますよ!

フェニー
フェニー
4、5人で行った時にはこういう楽しみ方も良いかも。

魚介のミックスフライ(Fritto misto di pesce)

魚介のミックスフライ(Fritto misto di pesce)魚介のミックスフライ(Fritto misto di pesce)

言葉がわからないのに注文したら失敗しそう…とご心配なら、ミックスフライを頼んじゃいましょう!

エビやイカ、または小魚などに軽く衣をつけるか、素揚げに近い形で出されます。海の風味が満点です。

魚介のミックスフライ(カターニア)

ここまで挙げたものはどこへ行っても食べられるものですが、ここから地方色を出していきます。

イタリア料理のおすすめ郷土料理

フィレンツェ風Tボーンステーキ (Bistecca alla fiorentina)【フィレンツェ周辺】

 フィレンツェ風Tボーンステーキこれでも小さいサイズですフィレンツェ風Tボーンステーキこれでも小さいサイズです

食通の街として知られるフィレンツェ。キアーナ牛と呼ばれる中世から続いた地産ブランド牛があります。

そこで食べるTボーンステーキは、食べ応え満点で、脂のサシを好む日本とは違い赤みのおいしさを味わいます。

フィレンツェで日本人の学生と一緒に食べた思い出フィレンツェで日本人の学生と一緒に食べた思い出

ちょっとボリュームが…という方には、柵に切って出てきたタリアータというものもあります。

ミラノ風カツレツ (Cotoletta alla milanese) 【ミラノ周辺】

店によっては、トマトとルーコラが乗ったものも出ます

仔牛肉を叩いて薄く伸ばし、カツにする肉料理。

どこの街のレストランにも存在はするのですが、これはぜひミラノかその周辺で食べてください。別物です。

ここでは、「オレッキョ・ディ・エレファンテ(ゾウの耳)」などと呼んでいるところもあります。

骨つきの肉を叩いて、それこそピッツァのお皿いっぱいに広げたものを衣をつけ、揚げるというより油で炒めていくというほうが近いかも。

豚スネ肉(Stinco)料理 【山間に近い北イタリア】

ドロミティ地方で食べたスネ肉のロースト。マンガに出てきそう

肉料理がメインとなる北イタリア。地方によっては牛肉よりも豚肉料理の方がごちそうになるところもあるんですよ!

その中の王様が、このスネ肉の料理。地方によって焼いたり、あるいは煮込んだりします。

結構見た目は豪快。ですが意外とさっぱりとして、しかも味わいが深いです。

カラスミ(Bottarga)料理【サルデーニャ島】

ボッタルガとセロリのサラダ(カリアリ)サルデーニャ島には、カラスミを食べる習慣があります。

干潟で取れるボラの卵巣を使ったものがとても有名ですが、実はマグロ類の卵巣を使ったカラスミもポピュラー。

粉末のボッタルガをかけたパスタが有名で、塊のものを乱切りにしてセロリと和えたサラダもおいしいです。

シチリア料理(vari piatti della cucina siciliana) 【シチリア島】

野生のウイキョウとイワシのパスタ(アグリジェント)

イタリアの最南端に位置するシチリア島は、食文化の豊かなイタリアの中でもとりわけバラエティーに富む地域。

街単位で土地の名物が違いますし、パスタ料理も様々。写真のパスタ料理はシチリア西部特有のもので、あまじょっぱく不思議な味がしますが美味しいです。

アラブ人が統治していた時代があることから、アラブ地方でよく食べられるクスクスも味わえるのです。

またファーストフード的なものやお菓子までも安くて美味。これだけで一本記事が書けそうです(笑)

カチュッコ(Cacciucco)【リボルノ】

魚介はほろほろに柔らかく煮込まれてます

ピサに近い、湾港都市リボルノの名物。魚介類にじっくりと煮込み、トマトソース仕立てにした沢山の魚介の煮込み料理です。

他の地域にも「ズッパ・ディ・ペッシェ」と呼ぶ魚介のスープはありますが、これは煮詰めて味が凝縮された完全な煮込み。魚料理が好きな人は、ぜひ一度試してみてください。

白アスパラガス(Asparago bianco)【イタリア北東部】

白アスパラガスと卵のサラダ(ウディネ)。上に乗っかっているものは、フリウリ州名物サン・ダニエレの生ハムのロースト。

オーストリアと国境を接するヴェネト州、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州の春の風物詩は、この白アスパラガス。

大きくて香りの強いものを、卵などと合わせたサラダなどで。旬のものが大切にされているイタリアでは、その土地、その時期でしか味わえないものが色々とあります。

なおオーストリアに近いチロル地方では、オーストリアやハンガリー同様にグヤーシュ(イタリア語でグーラッシュ)やクネーデル(イタリア語でカネーデルリ)もよく食べられます。

魚の盛り合わせ(Antipasto misto di pesce)【ヴェネツィア】

魚の盛り合わせ(Antipasto misto di pesce)魚の盛り合わせ(Antipasto misto di pesce)

ヴェネツィアの前菜で注文したいのが魚の前菜。

干したらのペースト、いわしの南蛮漬けなどフレッシュな魚介のうまみが口いっぱい広がります。

ジビエ料理(Cucina Servatica) 【イタリア山間部】

鹿肉のロースト、ベリーソース仕立て(ペルージャ)

アルプスに近い北イタリア、また中部イタリアの山岳部では、鹿やイノシシ、野ウサギや野鳥などの料理も出てきます。

意外とクセがなく処理されていて、なかなか美味しいものです。

生の魚介類 (Frutti di mare crudi) 【プーリア州】

要予約、生の魚介盛り合わせ(ポリニャーノ・ア・マーレ)

海に面したイタリアですが、実は南部のプーリア州には生の魚介類を食べる習慣があります!

新鮮なイカや貝類などに、レモンをかけていただくと海の香りがぶわぁっと広がります。

ただし、食べられるかどうかはその日の漁次第!

量や質が保証できなければレストランも出しません。当然ながら要予約、仕入れがあるかどうかをレストランにきいてみましょう。

なお流通技術が発展した昨今では、ミラノあたりでも生物を出すレストランはあります。ただしバカ高いです。

イタリア料理のおすすめデザートメニュー

ジェラート(Gelato)

ライムベースとマンゴーベースの変わり種ジェラート(サロンノ)

デザート天国のイタリアでも、定番はやっぱりジェラートですよね!暑い時にはついつい手が伸びてしまいます♡

最近はイタリアの中でもブームが起こっていて、天然素材にこだわった伝統的なものから、デコレーションにもこだわったカフェテリアチックなものまで、スタイルが豊富になってきました。

mari
mari
旅行中毎日といっていいほどジェラートを食べました。

イタリアで絶対食べたいグルメまとめ

イタリアグルメは日本人の口に合うものが多く、本当にハズレが少ないです。

今回ご紹介した料理はどれも絶品ばかりなので、ぜひホテル近くの美味しいレストランを探してみましょう。

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