ロシア、サンクトペテルブルクにある「血の上の救世主教会」。
日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、一度サンクトペテルブルクへ計画したことがある、または訪れた人にはお馴染み、サンクトペテルブルクのシンボル的教会です。
他の多くのサンクトペテルブルクの建築物と違う趣の、独特の雰囲気があるロシア正教会で、サンクトペテルブルクに行くなら絶対外せない場所のひとつ。
わたしは夏の時期に2度訪れました。2019年7月時点では残念ながら工事中でしたが、少しでも素晴らしさが伝わるようレビューしていきますね!
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このページの目次(もくじ)
血の上の救世主教会(ハリストス復活大聖堂)基本情報
正式名称はハリストス復活大聖堂。ほとんどの場合「血の上の救世主教会」「血の救世主教会」と呼ばれています。
何故こんな名前かというと、ロシア皇帝アレクサンドル2世暗殺の地にできた教会だから。
弔意を込めて建立された、文字通り血の上の教会なのです。
建設は1883年から1907年、アルフレッド・アレクサンドロヴィチ・パルランドの設計。なんと25年も要し、ロマノフ王朝末期を代表する建物となりました。
ソ連時代は宗教が禁じられていたため、血の上の救世主教会も例外なく閉鎖。第二次世界大戦中はなんと野菜倉庫として使われたというのだからなんとももったいないですね・・・。
ソ連崩壊後、すぐそばにあるイサアク大聖堂管理下となった血の上の救世主教会は、27年もの時をかけ修復が完了。60年ぶりに姿をみせることとなりました。
施設名 | 血の上の救世主教会(Church of the Savior on Spilled Blood) |
---|---|
営業時間 | 10時30分~18時 夏季は夜間の部18:00~22:30あり |
住所 | Griboyedov Canal Emb., 2A, St. Petersburg 191011, Russia |
電話番号 | +7(812) 315-1636 |
料金 | 大人/350ルーブル 子供(8~18歳)100ルーブル |
お休み | 水曜 |
血の上の救世主教会へのアクセス・行き方
住所は:Griboyedov channel embankment, 2Б, Sankt-Peterburg, ロシア 191186
最寄駅のネフスキー・プロスペクト駅からは歩いて10分。
サンクトペテルブルクで欠かせない観光スポットエルミタージュ美術館からも歩いて10分ほどですので同じ日に見て回ることも可能。
主要観光スポットから徒歩圏内ですし、周辺はカフェやレストランも非常に充実しています。
ツアーで行く
血の上の救世主教会には現地ツアーで参加するのもおすすめです。
解説があるとより理解が深まりますし、移動が楽なのが大きなメリット!
日本語で簡単に予約できそうなものだとベルトラが良いと思います。わたしは2回ともツアーで参加し、大満足でした!
デメリットはもっと長く滞在したくても時間が限られてしまうこと。好みに合った方法で訪問してみてください♪
血の上の救世主教会の見どころ・周り方
正面右手にチケットオフィスがあるので、ツアーでなければこちらでチケットを購入しましょう。
ロシアの教会といえばやはり玉ねぎ型の丸い装飾が上についているのが特徴的ですよね!
丸い装飾はクーポルといい、福音記者や聖人のシンボルなど、数字によってあらわすものが異なります。
血の上の救世主教会もクーポルを持つ教会で、青や緑を使った派手な装飾が人気。
モスクワの聖ワシリーと似ていますが、こちらは比較的新しい教会です。
外観の素晴らしさは言わずもがな、内部も必見!
内部の壁はすべてモザイク画で埋め尽くされており、無地の壁はどこにもありません。とても見ごたえがあります。
堂内の精密なモザイク画がもちろん一番の見どころで、壁だけでなく天井や柱など隙間なく描かれています。
どこが一番の見どころかと聞かれると難しい。全て!と言いたいくらい見応えがあります。
美しいモザイク画は天井まで続いているので、夢中になって眺めていると首が疲れたり人とぶつかったりしやすいのでご注意を。
こんなに豪華絢爛な教会も珍しいなという煌びやかさです。ツアー客などで混雑しており、教会は本来ならゆっくり回りたいですがそんなわけにもいきません(笑)
日中は非常に混雑していますが、閉館間際の17時から18時の間は人がまばらになるそう。ゆっくり見たい人はこの時間帯が狙い目!
ひとつひとつの絵も素晴らしいですが落ち着かない雰囲気。
ロシアらしい素敵な写真がたくさん撮れるので、カメラを片手に絶対訪れて欲しい場所です。
2019年7月時点で修復中。お天気も良くなかったので、晴れた日に撮影したいですね♪
注意事項
近隣にはパフォーマーがたくさんいて、勝手に写真を撮るとお金を請求されるので注意!
また、教会内部にはたくさんスリが潜んでいるので貴重品はしっかりと胸にかかえておいてくださいね♪
血の上の救世主教会の撮影スポット
個人的におすすめなのが、血の上の救世主教会をネフスキー大通り、グリボエードフ運河側から眺めた風景!!
夜になるとまるでベネチアか・・・小樽のような雰囲気でした(笑)
海や川など水が中心に作られた町は、やっぱりとっても美しいと思います。毎晩このあたりを遅くまで散歩しました。
血の上の救世主教会周辺の土産物屋・ショップ
周辺には移動パン屋さんやお土産物屋さんでいっぱい!
風にさらされているので品質はどうかな・・・?といったところですが、いろんな商品があって見ているだけでも楽しいです。
血の上の救世主教会のチケット料金・営業時間・所要時間・レビュー
血の上の救世主教会のチケット料金
入館料 大人/300ルーブル 子供(8~18歳)100ルーブル 7歳以下無料
オーディオガイド(日本語あり)200ルーブル
血の上の救世主教会の営業時間
営業時間 10時30分~18時、夏季は夜間の部18:00~22:30あり(5月1日~9月30日)
チケットは開館30分前から閉館の30分前まで購入することが可能。
ガイド付きツアーは17時クローズなのでご注意を。
血の上の救世主教会の所要時間
全体を回ってゆっくり見ても1時間ほどで見て回ることができるでしょう。
チケットもリーズナブルで所要時間も長くないので、サンクトペテルブルクに行くなら本当に一度足を運んでほしい…!
血の上の救世主教会の口コミ・レビュー
日本名「血の上の教会」。正式名称は「スパース・ナ・クラヴィー大聖堂」。外観でモスクワの聖ワシリーと間違える人も多いが、全くの別物。有料で中に入れる。ミサも普通にやっている。静寂で荘厳。写真は、教会裏手の川沿いから撮影するとキレイに納まる。中世のコスプレを着た人が、一緒に写真を撮りませんか? と声をかけてくるが、有料なので注意(500ルーブルくらい、交渉可)。人が多い時期はスリにも注意。教会の玉ネギを見上げながら歩いて、つまずいて顔から倒れてヒタイを割った人もいるので足元にも注意。(Gooleレビュー)
血の上の救世主教会(Faberge Museum)まとめ
サンクトペテルブルクといえばエルミタージュ美術館やロシア美術館の知名度が圧倒的ですが、教会といえば血の上の救世主教会も知名度で負けていません。
教会はあんまり興味がないなという人や、行ったことが無いという人にもぜひ訪れて見て欲しいサンクトペテルブルクの主要観光スポットです。
ロシア正教会の華麗な教会は西欧では見ることができません。ふらっと散歩するだけでもおすすめです!
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