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ロシアサンクトペテルブルク4泊6日女子ひとりツアー旅行記

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マリ@オハヨーツーリズム
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今回初のプレスツアーに参加し、ベストシーズンのサンクトペテルブルクへ足を運んできました。

サンクトへは2年前に北欧バルト海クルーズで2日間滞在したので、2年ぶりの訪問です。

前回は晴天でしたが、今年はヨーロッパの異常気象いうことで雨が続いた5日間でしたがその中でもとても充実した過ごし方ができて満足しています。

今回はわたしを含む8人の日本人と一緒+ロシア人の日本語ガイドさんの計9人でサンクトペテルブルクの主要観光スポットを駆け足で巡ったので、ぜひみなさんにもサンクトペテルブルクのすばらしさを知っていただければと思います。

それでは4泊6日のロシア旅行記ご覧ください!

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ロシアサンクトペテルブルク4泊6日女子ひとりツアー旅行記

日本からサンクトペテルブルクへ出発!アエロフロートSU261

サンクトペテルブルクへの直行便はないため、成田からアエロフロートでモスクワ経由。

ここまでは先日イベントに誘っていただいたいIMATABI編集長の本山さんとずっと行動を共にしていたのであっという間に到着!

mari
mari
アエロフロートは評判が良くないけど機内食も美味しかったしアメニティまでついていた。

乗り継ぎに2時間あるから余裕と思っていたのに、入管が混んでいたりターミナルが遠かったりで最後は走って移動(笑)ほんと焦る。

モスクワからサンクトペテルブルクまでは1時間半であっという間。

サンクトペテルブルク プルコヴォ空港到着(Pulkovo)

サンクトペテルブルク プルコヴォ空港サンクトペテルブルク プルコヴォ空港

20時に到着すると今回一緒にツアーに参加する新聞社の方、モデル、インフルエンサー、記者の方と合流して遅めの夕食へ。

空港から市内中心地までは17km。うまくいけば20分ほどだが、渋滞の多い街なので時間によっては1時間くらいかかることもあるらしい。

今夜のレストランはジョントラボルタやマリリンモンローも宿泊した?タリオン インペリアル ホテル(Taleon Imperial Hotel)内にある《VICTORIA》。

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入り口からとってもゴージャスで、こんな場所で食事できるの?と大興奮。

ピアノの生演奏、窓から差し込む白夜ならではの太陽光、カザン聖堂の荘厳な佇まいに思わずうっとり。

VICTORIAから見える景色VICTORIAから見える景色

ロシア名物をいただき、ベルモンド グランド ホテル ヨーロッパへチェックイン。このホテルがまたヨーロッパの五つ星ということで素晴らしくて再び感動。

mari
mari
レストランから見える景色が本当に素晴らしいので、おすすめです!

サンクトペテルブルクベルモンド グランド ホテル ヨーロッパへ宿泊

グランド ホテル ヨーロッパ デラックスルームグランド ホテル ヨーロッパ デラックスルーム

ネフスキー大通りに面しており、抜群の立地。口コミ評価も高く観光に最適のホテルだった。

高級ホテルは家族や友達と来た時だけで、取材の時は安宿ばかり泊まっていたのでとても感慨深いものがある。

お風呂もベッドも独り占め。ひとりで高級ホテルなんて寂しいかなと思っていたけど、忙しくて寂しさを感じる暇もなく0時をまわった頃すぐに眠りにつく。

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関連記事ベルモンド グランド ホテル ヨーロッパ宿泊記

サンクトペテルブルク旅行2日目

朝食は本山さんと合流し、バイキング形式の朝食。

サーモンだけで数種類。美味しいと評判のいくらのパンケーキやオムレツをチョイス。

どれもとても美味しいし、種類が豊富なのであれもこれも食べたくなる。

あっという間に集合時間になり2日目の観光スタート。

最終日は食事をとって帰国するだけなので、3日間のスケジュールは下記の通り。

日程 内容
2日目 午前 市内観光
午後 エカテリーナ宮殿
3日目 午前 エルミタージュ美術館
午後 ペテルゴフ、野外オペラ(雨のため不参加)
4日目 午前 打ち合わせ
午後 ファベルジェ美術館エラルタ現代美術館

市内観光は前回とほとんど同じコースだったけれどお天気がイマイチだったのと内部見学の時間がなかったので少し残念だった。

6、7月はサンクトペテルブルクのベストシーズンではあるものの、やはり天気が変わりやすいこの街では当日にならないと天気が読めない。

この後も天気に振り回される旅程となった。

mari
mari
帰国後ポーランドにいる友人からの話によると、今年はヨーロッパの異常気象らしい。ので仕方ないですね!

血の上の救世主教会

工事中の血の上の救世主教会工事中の血の上の救世主教会

最初に到着したのは血の上の救世主教会。サンクトペテルブルクのシンボルとも言えるタマネギ型のかわいい教会はわたし以外の旅行者もきっと大好きなはず!

mari
mari
モスクワの聖ワシリー大聖堂とよく似ていて、どちらもロシアでしか見られない素晴らしい教会です。

ロマノフ王朝を代表するロシアならではの教会は近くで見ても、ネフスキー大通りから眺めても絵になるのでついついたくさんシャッターを切ってしまう。

内部の装飾は圧巻で、人の多さを除けば文句の付け所がないくらい素晴らしい。ツアーで来てもバタバタするのでここは個人でオーディオガイドを借りてまわるのが◎

入場料は昼350、夜400ルーブル。

ちょうど真ん中の部分が修復中だった。歴史的な建造物は度々修復しているし、運良く全景を見れることもあれば、そうでないことも多いので絶対見逃したくない人は事前にチェックすることを強くおすすめします。

川沿いのお土産やさんを少し冷やかし、着ぐるみを着た怪しいクマから足早に逃げてバスへ戻る。

サンクトペテルブルクはロシアの一大観光地とあって、着ぐるみやドレスアップしたパフォーマーがとても多いので注意

一緒に写真を撮ったり、彼らを撮影するとお金を請求されるので払いたくない人は無視すること!

その後ピョートル大帝の像を見て少し歩いた後イサク聖堂の写真撮影タイム。

関連記事血の救世主教会へ行って来た!行き方・見どころ・所要時間完全ガイド

聖イサク大聖堂

聖イサク大聖堂はヨーロッパの中で3番目に大きな教会でドームで収容人数はなんと1万4,000人。

設計はフランス人建築家オーギュスト・リッカルド・デ・モンフェラン。40年の生涯を全てこの教会へ費やしたという。展望台が素晴らしいと評判なので、サンクトペテルブルクの絶景写真を上から見下ろしたいなら足を運ぶべき場所。

イサク聖堂は入場料あり、350ルーブル。
展望台は昼200、夜400ルーブル。

関連記事イサク大聖堂へ行って来た!行き方・見どころ・所要時間完全ガイド

土産屋さんでトイレ休憩。

ツアーで連れて行かれるお土産屋さんは大抵かなり割高なので、安く済ませたいならこういうお店では買わないこと。

ロシアのお土産は結構かわいいので見て回るには楽しめます。

オーロラ戦艦

オーロラ戦艦オーロラ戦艦

お次はネバ川沿いのオーロラ戦艦を見学。元々防護巡洋艦として日露戦争にも実際参加した船なのだとか。

ロシア革命の象徴として記念館となり、戦艦がそのまま博物館になっており人気を博している。

カラフルな街並みに灰色の戦艦がおどろおどろしい。

鳩がいたので戦艦と一緒に写真を撮った瞬間に3人のロシア人に囲まれチップを要求された。あートラップにかかってしまっためんどくさい。

本当に1円もキャッシュを持っていなかったしアホらしいのでその場で写真を消して退散。色々怒鳴られて気分は良くないけどとにかく無視して立ち去る。

しばらくついてきたけど大丈夫だった。ロシアでは鳩に要注意

スモーリヌイ聖堂(松ヤニの教会)

スモーリヌイ聖堂スモーリヌイ聖堂

市内観光最後は松ヤニの教会《スモーリヌイ聖堂》。ピョートル1世の娘エリザベータ時代に建設された鮮やかなブルーが美しい教会。

中は白とゴールドのシンプルな内装で外観ほどの華やかさはない。ここで販売されていた絵画が素敵だった。

エカテリーナ2世時代は女学校だったというこのスモーリヌイ聖堂、周辺にも同じブルーの建物がたくさんあって少し散策。

緑もたくさんあるし、こんなところで勉強するのもいいな。

サンクトペテルブルクランチはロシア料理

ウォッカ博物館を併設している面白いレストランで、ロシア風サラダ、ピロシキ、イクラのパンケーキ、ボルシチやキエフ風カツレツをいただく。

日本のピロシキは偽物で、本物は写真の通り。ひとつはキャベツで、もうひとつはキノコ。

全然肉も入っていないし、カレーパンみたいな見た目でもない。

朝食も重かったのでこの辺でお腹も限界に。西欧料理は3食食べると日本人には重すぎる。

午後はバスを1時間走らせ郊外のエカテリーナ宮殿へ。

エカテリーナ宮殿

エカテリーナ宮殿エカテリーナ宮殿

エカテリーナと言っても女帝エカテリーナ2世ではなくピョートル大帝の妻のエカテリーナ。

名前が同じなのでややこしいけど全然違う人なので間違いに注意!妻のために宮殿をプレゼントするなんてロシア皇帝はスケールが違う。

エカテリーナ宮殿前の大行列エカテリーナ宮殿前の大行列

前回唯一未訪問だったのでとても楽しみにしていたのだけどなんと4時間待ちの大行列。

到着が16時半で閉館が19時なので絶対に入れない雰囲気…。

観光局の方に並んでもらいつつわたし達は待ち時間でお庭を散策。

ここで青空も見え始め美しいエカテリーナ宮殿をお散歩することができた。

エカテリーナ宮殿のソクラテスエカテリーナ宮殿のソクラテス

写真はソクラテス。鼻を触ると賢くなれる?らしく鼻だけ金ピカ。

お庭の花々もとても美しく、晴天だったらもっともっと気持ち良いだろうなぁ。

この辺りで入場が不可能なことが確定し、残念ながら今回は内部見学は断念。またサンクトペテルブルクに戻ってくる口実ができたとしよう。

関連記事エカテリーナ宮殿へ行って来た!行き方・見どころ・所要時間完全ガイド

ロシアのスーパーマーケット

ロシアのスーパーマーケットロシアのスーパーマーケット

宮殿見学の時間が空いたので急遽スーパーマーケットに寄れることになった。

海外のスーパーは大好きで必ず立ち寄る。ロシアはやっぱり物価が安い。

人気のチョコレートは約150円人気のチョコレートは約150円

特にアルコールは本当に安いので自分用にもお土産用にもおすすめ。あとは定番のチョコレートやハチミツもリーズナブル。

特別他の国と違うロシア独特の雰囲気などはなく、快適に買い物を楽しめた。

サンクトペテルブルクでディナー

まだランチでお腹いっぱいだけど夕食の時間。血の上の救世主教会がよく見えるとても景色の良いレストラン。

ビルがたくさん建っているわけではないので本当に見晴らしが良いし、21時でもこの明るさ。

1日観光して疲れているけどこの景色を見られて幸せだ。旅好きでよかったなと思える瞬間。

食事中は7人のメンバーと色んな話が出来てとても楽しい。みなそれぞれ経歴も違うし、年齢だって20代から60代まで様々だけれど外国の話や仕事、政治の話にまで話題が及んで刺激的だった。

1年前までわたしの周りには会社員しかいなかったし、この1年はほとんどフリーランスのブロガーとばかり過ごしていたから本当にこんな感覚は久しぶり。

始めはプレスツアーでロシアに行けるなんてラッキーだとただ喜んでいただけだったのに、思わぬ刺激をもらって嬉しい誤算だった。

サンクトペテルブルク夜の散歩

22時頃のサンクトペテルブルクネフスキー大通り23時頃のサンクトペテルブルクネフスキー大通り

夕食後は数人で再度集まり夜の街の写真撮影。ホテルの近くを散策してライトアップされるまで時間を潰す。

23時にライトが点灯されると美しい街がさらに美しく輝く。観光地も素晴らしいけど街歩きがやはり旅の醍醐味。

それぞれに満足のいく写真を撮り、わたしは記者の女性と夜の本屋さんでお土産を物色。

プーチンカレンダープーチンカレンダー

本屋といいつつ土産物が所狭しと並んで、プーチングッズもたくさん見つけた。元々シンガーミシン社のビルだった場所が本屋に改装されているので外観もとってもおしゃれで人気があるようだ。

家族にプーチンのTシャツを頼まれていたのだけどここにはなくて残念。

チョコレートやお茶を購入し23時半ごろホテルに戻る。

こんな時間まで歩いてる人は沢山いるし、外も明るいので全く怖くないのが良いな。その分ハイシーズンにはスリが多いので注意しなくちゃ。

まだスリ未経験だけどそのうちスられるんじゃないかっていつも思っている。慣れてても絶対油断禁物。

シャワーを浴びて長い1日が終わる。

サンクトペテルブルク旅行3日目

3日目の朝は昨日の反省を活かし朝食は少なめに。今日は男性記者と同じ時間だったのでご一緒させてもらった。

ひとりで飛行機に乗るのも観光するのも大好きだけど食事だけは誰かと食べたい。この気持ちわかりますか?笑

エルミタージュ美術館

3日目も微妙な天気だけどまだ朝は日差しがあって気持ち良い。午前中は楽しみにしていた2度目のエルミタージュ。

あまりにも広いため毎度新館の印象派が観られないのがとても残念。

10時半のオープンに合わせて入館し、3時間かけて見所をざっとまわる。

まずは唯一写真撮影不可のダイアモンドルームを1時間かけてじっくり鑑賞。エルミタージュ美術館にはゴールデンルームとダイアモンドルームがあり、2つの部屋は自由見学不可。

別途350ルーブル支払ってガイドツアーに参加する必要がある。

女性が美しいアクセサリーが好きなのは2000年前も今も同じ(笑)。現代人が見てもとても素敵なデザインのアクセサリーを何百点も鑑賞した。

mari
mari
ガイドは英語とロシア語しかないため、英語ができないなら無理して見学しなくていいかも。解説はとてもおもしろかった。

そのあとはメインのルネサンス絵画。

大使の階段(ヨルダン階段)大使の階段(ヨルダン階段)

2年前は娘を抱っこしながらまわったなぁ。あ、ここも覚えてる。と懐かしい気持ちいっぱいで名画を鑑賞。

世界中の美術館へ足を運んできて、エルミタージュは世界一ゴージャスな美術館だと思う。

ラファエロの回廊ラファエロの回廊

詳しくはこちらの記事をどうぞ。
関連記事エルミタージュ美術館へ行って来た!行き方・見どころ・所要時間完全ガイド

1日中いたいけれど時間もないし3時間も鑑賞するとめちゃくちゃ疲れるので休憩しないと。

サンクトペテルブルクランチはGINZA PROJECTでアジア料理?

ランチはGINZA PROJECTというモダンな雰囲気のレストラン。アジアのフュージョン料理みたい。

パクチーと揚げナスが入ったサラダは東南アジアで出てくるような甘辛いソースで美味しい。

キノコのスープとメインのお魚もアジアを感じる。せっかく外国に来たのに数日いれば飽きてきて結局アジアの味を求めてしまう日本人は多いはず。

西洋料理に飽きたらこんなお店もありますよ。

ピョートル大帝夏の宮殿ペテルゴフ

ピョートル大帝夏の宮殿ペテルゴフピョートル大帝夏の宮殿ペテルゴフ

午後は雨の中1時間半かけてピョートル大帝夏の宮殿ペテルゴフへ。市内中心部からは離れており車で1時間以上かかる。

一番早いのは高速艇で、エルミタージュ美術館の近くから30分ほどなので個人旅行の場合は船もおすすめ!

前回初めて来て大好きになった場所。サンクトペテルブルクで絶対行くべき場所を上げるとすれば1番初めに頭に浮かぶのがペテルゴフだ。

ピョートル大帝夏の宮殿ペテルゴフ内部ピョートル大帝夏の宮殿ペテルゴフ内部

大雨だけれど大丈夫かと不安だったが、内部見学もとてもおもしろかったので来てよかった。

ピョートル大帝夏の宮殿ペテルゴフ内部ピョートル大帝夏の宮殿ペテルゴフ内部

でもペテルゴフの素晴らしさはやっぱり噴水のお庭だと思うので、ぜひサンクトペテルブルクに来た際には晴天の日を狙って欲しい。

20の宮殿、7つの公園、350もの噴水は世界中どこを探しても見当たらないのではないか。

関連記事ピョートル大帝夏の宮殿ペテルゴフへ行って来た!行き方・見どころ・所要時間完全ガイド

野外オペラ

ペテルゴフの後はオペラの予定だったのだけど、珍しい野外のコンサート会場だったのでみんなで相談してキャンセルすることになった。

さすかに雨の中2時間はキツイので仕方ない。でも実際行ったらどんな雰囲気だったのだろう。気になるなー。

どうやらプーチンがサンクトペテルブルクに来ているらしくこの日は渋滞がすごかった。

サンクトペテルブルク夕食&夜の散歩

夕食はキノコのスープ、クスクスのようなパスタなど。味は悪くないけどクリーミー過ぎて重い。毎食お腹の空いている時に食べたらなぁともったいない気分になる。

一度部屋に戻り本山さんを誘って夜の散歩に出かけた。本山さんが跳ね橋が見たいというので30分ほど写真を撮りながらゆっくり歩いていくと突然夜のエルミタージュが現れた。

夜のエルミタージュ美術館夜のエルミタージュ美術館

雨で地面が濡れているのでちょうどいい感じにライトが反射してそれはそれは美しい光景だった。

23時でもまだ少し明るくて、でもきっちりと夜の青は降りてきて、昼間よりまたずっと魅力を増したエルミタージュに出逢えて感動。

夜のエルミタージュ美術館夜のエルミタージュ美術館

残念ながら跳ね橋は夜中の1時にならないと見れないということが判明したけど、ここまで歩いたおかげで夜のエルミタージュも見れたのだからとても良かった。

雨が降ってきたので慌ててタクシーに乗るとめちゃくちゃぼったくられたので(500円くらいの距離を2500円くらい)ロシアでは不用意にタクシーに乗らないでくださいね…!!

サンクトペテルブルク旅行4日目

カザン聖堂

カザン聖堂外観カザン聖堂外観

翌朝は少し早く起きてホテル近くのカザン聖堂へ。今回教会の中を見学できるタイミングが少なかったので朝早くから空いているのがありがたい。

たくさんのロシア人がお祈りに来ていて混雑していた。ロシア正教会のイコンは基本的に平面なので、西欧の教会とは全く違った独特の雰囲気がある。

カザン聖堂内部と参列するロシア正教徒カザン聖堂内部と参列するロシア正教徒

カザンはロシア正教会で最も重要なイコンのひとつカザン生神女(カザン聖母)のために建築され、名前もそれに由来している。

こんな立派な教会が、ソ連時代には無神論博物館とされていたというのだから市民の気持ちを考えると心が痛む。

わたしたちの想像を超える厳しい時代だったのだろう。

関連記事カザン聖堂へ行って来た!行き方・見どころ・所要時間完全ガイド

サンクトペテルブルク観光について

3日目は朝から観光局と会議。サンクトペテルブルクの魅力をプレゼンテーションしてもらう。

わたしの知らないサンクトペテルブルクが見られてとても楽しかった。

大都市だけあって、鉄道博物館や、ジオラマなど子供と一緒に楽しめそうな施設が盛りだくさんだ。

そして東京と同じように年中イベント開催しており、何月にいっても楽しめるよう工夫されている。

3、4日ではとても周りきれないのが残念。

反対に日本人がロシアのどんなものに魅力を感じるかなど意見交換。サンクトペテルブルクは本当に素晴らしい街なのに、日本人に知られていないのがとっても悔しい。

mari
mari
これからもブログで素敵な場所をたくさん紹介するので興味を持ってもらえると嬉しいです。

サンクトペテルブルクランチ

2時間の会議の後はランチ。

メインにフライドポテト、チキンの串焼が提供されるとファストフードのような味に一同歓喜。

ロシア料理が続いたのでポテトやナゲットのような味付けが逆に喜ばれていた。

食事が全てついてるのは嬉しいけど、自分で選べないと日に日に胃も舌もキツくなってくるのがつらいところ。贅沢な悩み。

午後はファベルジェ美術館と現代美術館という日本人旅行者があまり足を運ばない美術館へ。

ファベルジェ美術館

ファベルジェ美術館ファベルジェ美術館

期待してなかったのに、かなり楽しめた。ロシア土産でよくみる卵はファベルジェのものだったんだ!

ファベルジェ美術館は宮廷の宝石細工ファベルジェの作品が展示されている。

宝石に興味がないわたしでも、つい見入ってしまうほど繊細なデザイン、大胆な色使いで素晴らしい。

ファベルジェ美術館ファベルジェ美術館

ファベルジェがどんなふうに腕を上げていったのか、誰がどのような背景で依頼したのかをガイドが教えてくれるので理解が深まる。

エルミタージュ美術館にもファベルジェの展示は少しあるが、独立しているだけあって桁違いの展示数。

mari
mari
ジュエリーや綺麗なものを見るのが好きな特に女性向けの美術館でした。

関連記事ファベルジェ美術館へ行って来た!行き方・見どころ・所要時間完全ガイド

エラルタ美術館ERARTA

ツアー最後の目的地は現代美術館。サンクトペテルブルク最大の現代美術館ERARTAへ。

突然サンクトペテルブルクに現れた豚突然サンクトペテルブルクに現れた豚

入り口付近で豚を見つけて女性陣のテンションが上がる!めちゃくちゃブサイクでかわいい。

お金持ちそうなロシア人が散歩させてるみたい。旅の記憶はいつだってこんな小さなハプニングに持っていかれる。

美術館では、職員の方が主要な作品を解説してくれてとても面白かった。

エラルタ美術館絵画エラルタ美術館絵画

正直コンテンポラリー系は意味不明な作品も多いので解説がないと楽しみ方がいまいちわからない。

たぶんクリエイティブな感性が皆無なので、頭で理解しないと心で感じられないのかもしれない。勉強不足・・・。

最後の晩餐を表現するオブジェ最後の晩餐を表現するオブジェ

ソ連時代を忘れないようにというメッセージが込められた作品が特に印象に残った。

エルミタージュを目当てにして旅行する日本人には現代アートはあまり足を運ぶ気にはならないかもしれないけど、新旧のロシアを感じられる場所なのでセットで見ると一層ロシアに興味がわいてくると思います。

関連記事ERARTA美術館へ行って来た!行き方・見どころ・所要時間完全ガイド

サンクトペテルブルク夕食&夜の散歩

今夜もGINZA PROJECTでアジアのフュージョン料理。今回は日本色強めでカラオケがあったり、お寿司が出てきたりで面白かった。

海外で食べる偽物の日本料理は結構ジャンクな味付けで好き。

とはいえおそらく年配の方の口にはあまり合わないのではないかと思う。あくまで外国が解釈した日本料理ということをお忘れなく。

再び本山さんと早めに失礼して最後のお散歩とショッピングに出かける。

ネフスキー大通り沿いにあるパサージュとお土産屋さんスーパーを周ってサンクトペテルブルクともお別れ。

ネフスキー大通り沿いパサージュネフスキー大通り沿いパサージュ

ドストエフスキーも通ったと言われる文学カフェに行きたかったけど力尽きて就寝。

サンクトペテルブルク旅行5日目

朝は早く起きてロシア美術館や血の上の救世主教会を散歩。

朝のロシア美術館朝のロシア美術館

旅に出る旅行きたい場所が増えるし、また戻ってきたいと思うけれど次にサンクトペテルブルクへ来られるのはいつになるだろう。

観光局の方がイタリアやフランスにも負けず劣らずの街だと話していたが全くその通りだと思う。

きっとこうやってわたしたちや観光局が頑張ってサンクトの良さを伝えていけばそのうちブームがやってくるはず。まだまだ情報が少ないので、これから少しずつ記事を増やしていきます。

最後の食事も空港近くのGINZA PROJECT。雨でお店自体が湿っていて嫌な香りが店内にうつってしまっていたが食事は美味しかった。

サンクトペテルブルクから日本へ!S75771

S7で帰国S7で帰国

帰国もアエロフロートだと思い込んでいたら、S7でノボシビルスクのトルマチョーヴォ空港経由で帰国らしい。ちにみにアライアンスはワンワールド。

ノボシビルスク??ってどこ??と一瞬不安になりながらも同行者4人同じフライトで帰国。

モニターなし、機内食も食べられるものはあまりなく、お酒なし、非常席前で座席倒せずかなりつらいフライトとなった。

移動中は本山さんとずっと一緒だったので、旅の振り返りや仕事の話、プライベートの話などたくさん話せて楽しかったのが救い。

本山さんが編集長をしているIMATABIは学生の旅を応援するメディアという素晴らしい取り組みをしているのでこれからも本山さんとIMATABIを応援します!

サンクトペテルブルク旅行記まとめ

最近旅行記はあまり書いていなかったのですが、あまりにもたくさん観光地をまわったので自分への備忘録として書きました。

5日のロシア滞在で日本人は年配の方しか来ていなかったので、これからどんどん若い人や家族旅行でも訪れてほしいです。

今はビザ取得が大変なので初心者向きではありませんが、2021年からネットでビザが取れるように動いているのでどんどん渡航しやすくなるんじゃないかな。

夏がベストシーズンで6、7月は白夜も楽しめますし、冬はオペラ、バレエ、美術鑑賞のハイシーズン。

わたしも次は秋~冬の季節に一度訪れてみたいと思います。

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