オマーン

オマーン公共交通機関徹底ガイド!バス・タクシー乗りこなし術

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マリ@オハヨーツーリズム
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湾岸でリッチなイメージの産油国であるオマーン。

ドバイの隣にあるので、なんだか便利そうなイメージが強いという方も多いかもしれません。

街自体は整備されていて綺麗なオマーンですが、実は意外と公共交通機関の選択肢は少ないです。

mari
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いざ現地へ着いて、移動手段に困らないよう旅行前に公共交通機関の使い方を知っておきたいですね!

今回は、オマーンの公共交通機関(バス・タクシー・その他の乗り物)の乗り方や料金、注意点などを徹底解説します!

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オマーンには電車がない?日本とは違うオマーンの交通事情

オマーンの国内には電車がありません。

その為、オマーン国内の移動および隣接するドバイへの移動はバスが主流

首都のマスカットをはじめとする大きな都市では長距離移動だけでなく市内を走る路線バスも運行しています。

但し、路線バスは観光客には少しハードルが高いので、市内観光など短距離での移動の際は必然的にタクシーとなるでしょう。

mari
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では、これからオマーンの公共交通機関の使い方を詳しく解説していくので、旅行前にちょっぴりお勉強してみてくださいね!

オマーン・マスカットの路線バス

マスカット市内を走る路線バスはMWASALAT社で、同社のバスはドバイ行きや周辺の都市行きの中・長距離バスも運行しています。

路線バスの運賃は距離によって異なりますが、約200バイサ~1OMRで、車内はエアコン・Wi-Fi完備。

国内が4つのブロックに分かれていて、ブロックを跨ぐごとに運賃が高くなる仕組みです。

その他フェリーの運航など、オマーンでの移動手段の大きな割合を担うMWASALAT社。もームページには時刻表や路線図など、役立つ情報が満載!

渡航前にブックマークしておけば、いざと言う時に役に立ちますよ。

公式サイトMWASALAT社ホームページ

路線バスの乗り方

路線バスの乗り方と降り方の手順は、日本とさほど変わらず、前から乗って後ろから降りる仕組みです。

注意すべきは運賃が先払いか後払いかという点くらいでしょうか。

オマーンの路線バスは運賃先払いなので、バスに乗ったら車掌へ運賃を渡しましょう。

その他の手順は大まかに、以下の通りです。

  1. バス停の路線図で系統ごとの行き先と運賃を確認
  2. 乗りたいバスが来たら乗車
  3. 運転手さんからチケットを購入
  4. 車内のブザーを鳴らして降車

手順自体は至って一般的なバスの乗り方なので、慣れてしまえばとても便利な乗り物だと思います。

行き先表示や路線図には英語も書いてあるので観光客でも安心して乗る事ができます。

オマーンの長距離バス

オマーンの長距離バスは前述のMWASLAT社が運行しています。

マスカットからその他の地域へ移動する際と、国境を越えてドバイへ移動する際に利用可能。

マスカットから長距離バスを利用して行ける地域と詳細は以下の通り。

  • サラーラ:7.5OMR 1日3本
  • ニズワ:4OMR 1日2本
  • スール:3-4OMR 1日3本
  • シャルジャ:5.5OMR 1日1本
  • ドバイ:5.5OMR 1日4本
mari
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バスの中は清潔で意外と快適!事前登録で無料Wifiの仕様も可能です。

運行情報や詳細は前述のMWASLAT社のHPからご確認ください。

チケットの買い方

購入方法はバスターミナルの窓口での直接購入とオンラインでの購入があります。

長距離バスはRuwiバスステーションを起点にしているので、直接購入の場合はRuwiバスステーションへ行きます。

チケットは当日に購入する事もできるのですが、各便1日当たりの本数が少ないので、オンラインで事前購入しておくのがおすすめです。

オマーン・マスカットのルートタクシー(乗り合いタクシー)

ルートタクシー(ルートバス)は、目的地まで乗り合いで向かう車で、バンタイプの車両を使います。

価格は路線バスより安く、スピードが出せるのでバスよりも移動時間を短縮できます。

また、ルート上であればどこでも停車できるので、近くにバス停が無い所へ行きたい場合にとても便利!

ルートタクシーの乗り方

路線バスのバス停やルートタクシーの乗り場で立っていれば、運転手の方から声をかけてくれます。

ただし、ルートタクシーの乗り場は特に目印が無いので難易度高め。

行き先を告げて、受け入れてもらえれば乗り込むという仕組みですので、大変わかりやすいです。

運賃は200バイサ~1OMR程。ぼったくり等のトラブルを防ぐため、念のため乗り込む前に運賃を確認しておきましょう。

オマーンのタクシー事情&使える配車アプリ

マスカット国際空港 タクシー乗り場

オマーンのタクシーは最近やっとメーター制になりました!

流しのタクシーやホテルで待っているタクシーは「メーターが壊れている」と言い、メーターを使ってくれない場合があります。

その場合は乗り込む前に価格交渉が必要になるので、事前に目的地までの相場をローカルに聞いておくと良いでしょう。

サラーラでタクシーに乗った時、こんなことがありました(笑)

現地には出稼ぎ労働者用のローカルプライスが存在します。たまたまインド人と一緒にならなければ往復10OMR払っていたと思います。

mari
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結局帰りも迎えに来てくれたので2OMRで往復できました!

タクシーの乗り方・初乗り料金

初乗り料金は1.5OMR

マスカット市内観光の場合、高くても10OMRくらいまででしょう。

配車アプリ「Loca」が一般的

オマーンにはGrabやUberなどの配車アプリがありませんが、現地で使えるOtaxiという配車アプリがあります。

Oman Taxi: Otaxi

Oman Taxi: Otaxi

Cloud World co.無料posted withアプリーチ

Otaxiはオマーン人の友人が進めてくれたので、オマーン旅行の際は必ずダウンロードしておきたいですね!

配車アプリの活用で面倒な価格交渉が不要になり、ぼったくられる心配もなくなります。

アプリには英語での表記もあり大変便利ですが、インターネットにつないでいないと使えないので、レンタルのポケットWifiやトラベルSIMなど、ネットが繋がる環境を用意しておく必要があります。

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オマーンをもっと楽しむ

現地ツアーに参加する

わたしはほとんどの時間をプライベートツアーを使って過ごしました。

マスカットだけであれば個人旅行でも十分ですが、オマーン人やオマーンで働く外国人と話すのはとても楽しいし、沢山質問をすることで中東への理解がさらに深まりました。

連絡先も交換し、今でも時々やりとりするほど。オマーンではぜひローカルとの交流を楽しんでください。

わたしはattomantoursにお世話になりました。

おすすめホテル

オマーンはとても治安が良いので、特に泊まってはいけないエリアというのはありません。しかしマスカットでホテルを探すならQurm付近のホテルが一押しです。

クラウンプラザマスカットクラウンプラザマスカット

わたしはクラウンプラザ(一押し)、インターコンチネンタルWマスカットに宿泊しました。ロケーションが素晴らしく目の前がビーチです。

Wマスカット ファビュラスルームWマスカット ファビュラスルーム

市街地から離れますがアルブスタンパレスリッツカールトンがマスカットで最高のホテルだと思います。

リッツカールトンアルブスタンパレス外観リッツカールトンアルブスタンパレス外観

もう少し安いホテルがよければ日本食レストランが入っているファラジホテルが老舗で日本人に人気です。



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最高級ホテルリッツカールトンアルブスタンパレス

リッツカールトンアルブスタンパレスリッツカールトンアルブスタンパレス

今まで泊まった中でも5本の指に入るほど豪華絢爛なリッツカールトン。

アラブサミットのためスルタン肝いりで建てられたとあって、壮麗で気品あふれるホテル。

アルブスタンパレスリッツカールトン(Al Bustan Palace, a Ritz-Carlton)アルブスタンパレスリッツカールトン(Al Bustan Palace, a Ritz-Carlton)

夢のような滞在ができるので、ぜひ1日ホテルでゆっくりしたいですね!

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観光の注意点

オマーンはアラブ諸国の中でも旅行者を積極的に受け入れており、治安も悪くありません。

また、いくら治安のよいオマーンでも海外旅行保険は絶対に必要です。

スリや強盗はいなくても、食事や気候が合わず体調を崩すということもあり得ますし、交通事故のリスクは日本より高いです。

どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前に保険に入っておきましょう。

わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。

海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。

特に、年会費無料で海外旅行保険自動付帯のエポスカードは作らない理由がありません。

(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は年会費無料で海外旅行保険が自動付帯なのは他の無料カードにはない隠れた魅力。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)

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ガイドブック

ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。

オマーンのガイドブックは恐ろしく少ないのであまり選択肢がありません。

地球の歩き方1択といってよいでしょう。

他の国もしかりですが、ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやっぱり地球の歩き方。

内容は充実しているとはいえませんが、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため旅の満足度が格段にあがります。

20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。

ドバイとアラビア半島の国々版はこちら

わたしはオマーンを知るための55章も購入し、読み込みました。

「エリア・スタディーズ」にはファンも多く、旅という捉え方だけではなく学びとしてオマーンに行く予定がない人でも面白く読めると思います。

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オマーン・公共交通機関まとめ

オマーンの公共交通機関はバスしかないので、旅行の際はなんだかんだでタクシーを頻繁に利用しました。

日本と比べると移動の際の選択肢が少なく、少々不便を感じるかもしれません。

バスやルートタクシーはタクシーほど便利ではありませんが意外と綺麗で快適。

時間はかかるけど現地の方々の様子を肌で感じる事もできるので、現地に行ったからこそできる貴重な体験ではないかと思います。

到着した当初はドキドキしながら乗っていた公共交通機関も、帰るころにはすっかりマスターしていた!

なんていう小さな成長を感じられるのも旅行先ならではの醍醐味ですし、何よりも公共交通機関を利用する事が、日本では経験できない旅の思い出の一つになるなんて、素敵ですね♡

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