海外旅行が年々高嶺の花になってしまい、趣味と仕事の両方が海外旅行のわたしとしてはつらいところですが、フィリピンはまだまだリーズナブルに楽しめる旅先のひとつです。
特にマニラはセブなどの離島に比べ、観光地としてのニーズがそれほど高くありません。
治安は、以前と比べて格段によくなり、食事面のレベルも随分向上しています。
航空券も格安でとりやすいというのも大きなメリットで、今後は東南アジアの人気デスティネーションになり得るのではないかワクワクしました。
今回はマニラへ3泊4日の滞在で、すべてラグジュアリーホテルなホテルを選択。
まだまだ日本に比べると格安ですが、サービスやホテル自体のクオリティが劣っているかというと、全くそんなことはありません。
3泊目はマカティにある憧れのホテル「ザ・ペニンシュラマニラ」!
はじめてマニラへ来たとき、いつかここへ泊まりたいと思っていた夢が叶いました。
以前ほどリーズナブルではありませんが、日本と比べると雲泥の差で、この金額でペニンシュラに泊まれるなら大いにアリだと思います。
それでは宿泊記をどうぞご覧ください!
このページの目次(もくじ)
ザ・ペニンシュラマニラ宿泊記
ザ・ペニンシュラホテルズは、香港上海ホテルズ社が運営するラグジュアリーホテルブランド。
旗艦ホテルであるザ・ペニンシュラ香港が1928年に開業して以来、世界12都市で展開しています。
ずっと憧れはありながらも、宿泊は初めて。東京では1泊15万円をこえる日がほとんどで、なかなか手が出せなかったので夢のようです。
開業は1976年とそろそろ50年を迎え、フィリピンを代表するホテルとして君臨しています。
ロビーに一歩足を踏み入れて驚きました!大理石がふんだんに使用され、3階までたっぷりと空間がとられた贅沢な空間。
期待していた以上に、素晴らしい。わたしの好みの雰囲気にテンションが上がります!!
まだ10月でしたが、一足早くクリスマスデコレーションが始まっており、なんともラグジュアリー。
ピアノの生演奏と、宮殿のようなインテリアの数々。新しいホテルにはない風格が感じられました。
ペニンシュラと言えば、アフタヌーンティーやフィリピンの名物スイーツ「ハロハロ」も有名です。
宿泊するチャンスがなければ、ぜひティータイムや食事だけでも足を運んでみてください!
接客・サービス
接客レベルは、ほとんどの人にとって十分満足いくレベルでしょう。
ザ・ペニンシュラマニラに限ったことではありませんが、数日間滞在して、フィリピンの接客レベルは、世界的にみてもかなり高いと感じるシーンが多々ありました。
そもそもが世話好きでホスピタリティが高いため、すれ違った時のあいさつ、ドリンクを持ってきたり、下げるタイミングも早く毎日感動の連続でした!
また、お昼の時間帯はピアノの生演奏、夜は弦楽器も加わりどの時間帯も音楽が流れていました。
ちょうどクリスマスのタイミングということもあり、夕方の時間はコーラスまで来てちょっとした演奏会まで。
フィリピンのホテルのレベルの高さや、人々の温かさに触れる滞在となり、ぜひとも近いうちに再訪したいと思うくらい大満足でした。
ザ・ペニンシュラマニラ | |
---|---|
住所 | Corner of Ayala and Makati Avenues, 1226 Makati City, Makati, Metro Manila, フィリピン地図 |
電話 | +63288872888 |
施設 | フィットネス、レストラン、バー、プール、ラウンジ |
子連れおすすめ度 | |
HP | https://www.peninsula.com/ja/manila/5-star-luxury-hotel-makati |
ルームカテゴリー
- スーペリアルーム(37平米)
- デラックスルーム(37~41平米)
- グランドデラックスルーム(41~46平米)
- コネクティングデラックスルーム(74~82平米)
- コネクティンググランドデラックスルーム(84~92平米)
- プレミアスイート(88平米)
- エグゼクティブスイート(93平米)
- デラックススイート(135~139平米)
- エグゼクティブスイート(124平米)
- ザ ペニンシュラスイート(280平米)
今回宿泊したのはデラックスルーム。平米数もたっぷりとあり快適でした。
料金
お値段は1泊約25,000円~。わたしたちが滞在したときは少し料金が上がっており、週末で約35,000円~でした。
フィリピンの物価を考えると安くはありませんが、これだけのホテルにこの料金で泊まれるなんて考えられません。
ザ・ペニンシュラマニラの客室
口コミを読むと、古さを指摘する声もありましたが、クラシックな雰囲気が好きなわたしにとっては、全く気になりませんでした。
客室
古いホテルに泊まる度に、この部屋にどんな人たちが泊まったのだろう。開業時はどれほど盛り上がったんだろう。とついつい想像してしまいます。
落ち着いた深いブラウンのシックなインテリア。
デスクワークのしやすい広めのテーブル。
バスルーム(トイレ・お風呂)
バスルームも高級感があります。
大きなバスタブがついていて広々。嬉しいですね!
アメニティ
ペニンシュラのバスアメニティは都市別にローカルの調香師が調合した特別なもの。
フィリピンはウィジ・ラクサマナ氏が担当し、癒しと安らぎの場である「家」のイメージからインスピレーションを得て完成しました。
トップノート:カモミール、ローズマリー、ラベンダー
ミドルノート:サンパギータ、イランイラン
ベースノート:バニラオレオレジン、サンダルウッド、シダーウッド
高級感がありながらもリラックスできる上品な香りです。
WiFi・ネット環境
WiFiは快適につながりました。仕事も滞りなくできるレベル。
カフェ・お菓子
かわいらしいチョコレート。
カフェやミニバーの内容は写真の通り。
ザ・ペニンシュラマニラ レストラン・バー
ザ・ペニンシュラマニラには8つのレストラン・バーがあります。
- ザ・ロビー
- オールドマニラ
- エスコルタ
- スパイシーズ
- サロン・ド・ニン
- ザ・バー
- ザ・ペニンシュラブ ティック
- プールスナックバー
エスコルタは終日インターナショナルビュッフェが楽しめるダイニングで、どの時間帯も大変賑わっていました。
わたしたちも朝食を利用し、とても豪華な朝ごはんを楽しみました。
エスコルタ|Escolta(朝食)
とにかくメニューが豊富で豪華!
日本ではほとんど見かけることのない、珍しいフィリピン料理から、自家製パン、生パスタ、手巻き寿司、シャルキュトリー、中華麺、肉料理、産地限定アイスクリームまであるので、好き嫌いのある子供と一緒でも困らないと思います。
ローカル料理が気になる人はぜひ「フィリピンで人気の食べ物と名物料理」をご覧ください!
フィリピン最終日なので、もうお腹もいっぱいなのですが、名物のフルーツ、ココナッツジュースもいただきました。
ザ・ロビー
ザ・ペニンシュラマニラの顔、ザ・ロビー。
うっとりするほど美しい空間で、アフタヌーンティーをいただきました♡
これぞ王道といったボリュームたっぷりのアフタヌーンティー。ドリンクも美味しい~!!
優雅な時間が流れます。
東京でも素敵なアフタヌーンティーをいただけますが、東京と同じように生演奏があるとやはり印象が変わってきます。
フィリピンに来たら、高級ホテルの宿泊かアフタヌーンティーはマストですね♡
オールドマニラ
ザ・ペニンシュラマニラを代表するシグネチャーレストラン。これまで多くのVIPをもてなしてきたマニラのトップレストランでもあります。
4ヵ月間におよぶ大規模な改装を行い、マニラ有数のエレガントでロマンチックなレストランへと生まれ変わりました。
ぜひ大切な記念日にご利用ください。
サロン・ド・ニン
サロン・ド・ニンは「東洋のパリ」と呼ばれた1930年代の上海社交界をイメージしたユニークな空間。特別な場所へ紛れ込んだかのような不思議な気分になります。
ザ・ペニンシュラ ブティック
地下にはアーケードがあり、ザ・ペニンシュラ ブティックではスイーツやペストリーの購入もできます。
大切な人へのお土産を選んでもいいかも!
ザ・ペニンシュラマニラ館内施設
館内施設は下記の通り。全てザ・ペニンシュラ スパ&ウェルネスセンター内にあります。
- スイミングプール
- ザ・ペニンシュラ スパ&ウェルネスセンター
- フィットネスセンター
スイミングプール
ザ・ペニンシュラマニラのスイミングプールエリア。
リゾート感溢れ、マニラにいるのを一瞬忘れるほど、すごく良い雰囲気!
営業時間は6:00~22:00。時期によるのだと思いますが、わたしが滞在した時は全く混んでおらず、子連れにもとってもおすすめだと感じました。
ザ・ペニンシュラ スパ&ウェルネスセンター
ぜひとも体験してほしいのが、ホテルのスパです。
フィリピンはウェルネスに大変力を入れていて、ザ・ペニンシュラマニラでは上質な施術が受けられます。
迷ったら、フィリピンの伝統的なマッサージ療法、ヒロット(バナナの葉とバージン ココナッツ オイルを使用)をぜひ試してみてください。
熱いバナナの葉が身体をじんわりと温めてくれます。
料金は75分で3,900ペソ(約1万円)と破格。
東京のラグジュアリーホテルでボディマッサージを受けると約3倍以上しますから、体験しない手はありません。
予約は埋まりやすいので、事前に日本から連絡をしておくのがおすすめです。
営業時間は7:00~22:00。
フィットネスセンター
ザ・ギャラリー クラブラウンジ
ヒルトンやマリオットのような会員ステータスで利用できるラウンジはありませんが、スイートルームの宿泊客が楽しめるラウンジがあります。
ロビーで提供されるアフタヌーンティーと同じものが好きなだけ楽しめるので、ぜひスイートルームの利用も検討してみてください。
限られた人しか入れないことと、時期的に今回の滞在時には混雑している様子はなく、かなりゆったりとした雰囲気でした。
ザ・ギャラリー クラブラウンジでも生演奏が楽しめます。
ザ・ペニンシュラマニラ行き方・アクセス
- ニノイ・アキノ国際空港から車で約20~30分(9㎞)
空港からの料金を調べると、夕方の時間帯で約350ペソでした。
慣れていない方は旅行会社やホテルの空港送迎を頼むと安心です。
祝日や悪天候、朝夕などの混む時間帯によっては一般的なタクシーより料金が上がってしまうこともあるので、価格はあくまで参考程度にしてください。
マニラは渋滞がひどいので、ラッシュアワーまたは雨が降ると2倍、3倍の時間がかかるケースも。
空港からのアクセス方法は「マニラ・ニノイアキノ国際空港から市内ホテルへのおすすめ移動方法」で詳しく解説しています。
ザ・ペニンシュラマニラ近隣施設
ホテルの近隣スポットを紹介します。
大型商業施設「グリーンベルト」「アヤナモール」まで徒歩数分、マニラ唯一の世界遺産「サン·アグスチン教会」のあるイントラムロスへは車で約30分ほどの距離です。
グリーンベルト(Greenbelt)
マカティのシンボル、眠らない街グリーンベルト。
5つのモールの総称で、ハイブランドからおしゃれなレストランまで何でもそろいます。
マカティは駐在員も多く、日本食も美味しいので東南アジア初心者の日本人に安心なエリア。
イントラムロス(Intramuros)
「イントラムロス」はほぼマニラで唯一と言っていいほどの観光名所。ホテルからは8.4キロの距離にあり、タクシー移動が便利でしょう。
あまり興味がないという人にもぜひ足を運んでいただきたい歴史的な場所で、歴史や文化の学びにも最高のスポットです。
石の壁や石畳、バロック様式の建築物が残る街並み。なんだかタイムスリップしたような気分が味わえ、フォトジェニックな写真も残せます。
都会の喧騒を離れ、マニラ最古の地区を歩きつつ…歴史を感じる旅もいいものですよ♡
その他の観光情報は「マニラ人気観光地と見どころ|地図付きモデルコース!治安・行き方・おすすめ土産・ホテル・子連れ情報」で詳しく説明しています。
ザ・ペニンシュラマニラの総評・感想
ザ・ペニンシュラマニラは、想像以上に素敵なホテルで感動の連続でした。
最近はシンプルなホテルやサスティナブルなホテルも流行っていますが、やっぱりラグジュアリーホテルはこうであってほしい!
昔からある王道のクラシカルなホテルはやっぱり安心して滞在できます。ちょっと観光メインの旅がきつくなった高齢者や、身動きのとりづらい子連れの旅にもとってもおすすめです。
マニラへ来たらぜひペニンシュラを検討ください。きっと忘れない時間が過ごせると思います。
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