旅の楽しみと言えば美味しいものを食べるという人も多いのではないでしょうか?わたしもその一人です!
ブルガリア料理は日本人にはあまり馴染みがない料理ですが、トルコの影響を受けており、ヨーロッパというよりトルコっぽいメニューが多いのに驚きました。
飲み物から料理までヨーグルトをふんだんに使った料理が多く、まさに思い描いたブルガリア料理!
塩気が強く、メニューによってはしょっぱく感じることも少なくありません。個人的にはとても美味しいものと、まずまずのものにわかれたかなぁという感想です。
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このページの目次(もくじ)
- ブルガリアで絶対食べたい人気料理17選
- ショプスカ・サラタ(Шопска салата)
- カシュカヴァル・パーネ(Кашкавал Пане)
- タラトール(Таратор)
- シュケンベ・チョルバ❨Шкембе чорба❩
- イマム・バユルドゥ❨Patlıcan imam bayıldı❩
- パスタルヴァ❨Пъстърва❩
- ケバプチェ(Кебапче)
- ミシュマシュ(Мишмаш)
- キュフテ(кюфте)
- スジュック(Суджук)
- カヴァルマ(Каварма)
- ギョヴェチェ(Гювече)
- ムサカ(Musaca)
- パルレンカ(Пърленка)
- ブルガリアヨーグルト(Кисело мляко)
- アイラン❨Айрян❩
- ロクム❨Локум❩
- その他ブルガリアで食べたもの
- ブルガリア人気料理まとめ
ブルガリアで絶対食べたい人気料理17選
まずは前菜からご紹介していきます。
ショプスカ・サラタ(Шопска салата)
ショプスカ・サラタは、トマトやきゅうり、玉ねぎなどを角切りし、その上にふんわりと白いチーズをかけたブルガリアの定番サラダ!
オリーブオイルや酢で下味はついていますが、お好みでドレッシングをかけて食べるのもおすすめです。
ブルガリアのチーズは、やっぱり美味しい♪
カシュカヴァル・パーネ(Кашкавал Пане)
カシュカヴァル・パーネは、ブルガリアのチーズをフライにした絶品料理♪スープの前のオードブルにでてくることが多いです。
チーズのフライが美味しくないわけありませんね♡
お店によって付け合わせがブルーベリージャムだったり、はちみつだったり甘い物とセットで出てくることが多かったです。
ちなみにお隣のルーマニアでも、よく見かけるメニュー。誰にでも食べやすくおすすめ!
タラトール(Таратор)
タラトールは、ブルガリアの伝統的な料理で冷製ヨーグルトスープのこと。
きゅうりやニンニク、クルミ、ヨーグルトが入っていて少し酸味のある味付けです。
レストランによっては、チェサンというニンニクの甘酢漬けがおいてあるので、それを入れるとまた味が変わって美味しいですよ!
あとは、塩やコショウもおすすめです。
シュケンベ・チョルバ❨Шкембе чорба❩
シュケンベ・チョルバは、羊や牛のハチノス❨第二の胃❩のスープ。クセのある香りですが濃厚な味わいです。
地元ブルガリアでは、2日酔いに効くという言い伝えがあります♪飲み過ぎた夜の次の日に召し上がるのもいいかもしれませんね!笑
また、「ボップチョルバ」という豆と野菜の定番スープも優しい味でおすすめですよ。
イマム・バユルドゥ❨Patlıcan imam bayıldı❩
ナス大好きなわたしの一押し料理がイマム・バユルドゥ!
意味はなんと「お坊さんが気絶した」です(笑)
ナス、トマト、ハーブを使った夏にピッタリといった感じの料理ですが、冬に食べてもチーズと絡まって本当に美味しかった~♡
普段あまりナスを食べないフェニーとあもちゃんのふたりもパクパク食べていたほどお気に入りです。
パスタルヴァ❨Пъстърва❩
「パスタルヴァ」は、リラ名物のマス料理。フライかグリルでいただきます♪
付け合せに野菜やレモンがついていて、けっこうボリュームがありビールにもよく合うお味なので、お酒好きの男性の方にもおすすめメニューですよ。
ケバプチェ(Кебапче)
まるでウインナーのようなケバプチェは、ブルガリアの代表的な主食の一つで、レストランや屋台でよく見かけるメニュー。
通常は、豚ひき肉のみのものが多いですが、豚肉と牛肉の合い挽き肉のケバプチェもあり!
コショウやクミン、塩などのスパイスがきいているのでお酒にもよく合いますよ♪
ミシュマシュ(Мишмаш)
ミシュマシュは、ブルガリアの定番家庭料理の1つで、卵と玉ねぎのチーズ焼き。
朝食にもぴったりなのですが、もう1品メインとして注文される方もいます。
いわゆる、濃厚なスクランブルエッグですね!パンやバケットにも合う味なのでぜひお試しあれ♪
キュフテ(кюфте)
香辛料のよく効いた豚や羊肉で作るトルコ風ミートボールと言われています。
・・・が、わたしにとっては完全にハンバーグ。
ひき肉を玉ねぎや野菜、ハーブなどのスパイスと合わせて大判型にし焼きあげます。チーズを入れているところもあるので、これもまた美味しいですよ♪
街角の屋台やスーパーなど色んな場所で売られています。子供も好きな味でおすすめです!
スジュック(Суджук)
スジュックは、ブルガリアのサラミ!グリルにもするし、スクランブルエッグやパンなどにも練り込まれています。
グリルで注文すると、思っている以上にボリューミーな感じででてきてお腹いっぱいに。笑
ビールにもぴったりな味わいになっています♪
カヴァルマ(Каварма)
カヴァルマは、トマトソースで野菜やお肉を煮込み、オーブンで焼き上げたブルガリアの代表的な煮込み料理。
卵やチーズをトッピングして食べることが多く、なかなかボリュームがあります。
また、日本でも有名なブルガリアの「ヨーグルト」はデザートというよりは、スープ、サラダ、料理のソースなどに使われることが多いようです。
ギョヴェチェ(Гювече)
ギョヴェチェは、ブルガリアの伝統的な壺焼き料理でさまざまな種類があります。
トルコから伝わってきたそうで、肉・卵・野菜・チーズなどを入れてオーブンで焼き上げたもの。
イメージは、具だけ入ったグラタンみたいな感じかな(笑)
ムサカ(Musaca)
ギリシャ系料理のムサカ。ブルガリアの場合はひき肉とジャガイモを使ったグラタンのような料理。
ヨーグルトのソースと一緒に提供されることが多いのも特徴です。
見た目ほどこってりしていないので食べやすいと思います!
ムサカって色々な国で食べられますよね♡それほど人気の美味しい料理ってことなのでしょうね。
それではデザートとおまけで街中で食べられる軽いスナックメニューをご紹介します。
パルレンカ(Пърленка)
ブルガリアは全般的にパンがとても美味しいのですが、特に気に入ったのが薄いナンのようなチーズのパン、パルレンカ!
見たままの濃厚な味わいで、チーズのこくがたまりません。
焼きたてのパルレンカは芳醇な香りが漂いカロリーのことなど考えずにずっと食べていたいほど美味しかったです。
ブルガリアヨーグルト(Кисело мляко)
ブルガリアへ来たなら食べないわけにはいかないブルガリアヨーグルト!
ホテルの朝食や、レストラン等で計6回食べてみました(笑)
結構お店によって味に差があり、日本のヨーグルトよりずっと酸味が強いものからあっさりしたものまで多種多様。
スーパーではかなり種類が豊富でしたが、レストランの場合、ほとんどがプレーン、ハチミツ、ブルーベリージャムの3択でした。
写真はプロブディフの旧市街にあるカフェレストランで食べたもの。最も酸味が少なく食べやすい味でした。
アイラン❨Айрян❩
ヨーグルトと並んでブルガリアの国民的ドリンクが甘くない飲むヨーグルトアイラン!
日本のお茶のようにどのお店でも絶対取り扱いがあるので一度は挑戦してみてください。
日本と全く違って甘味がないので、フェニーとあもちゃんはびっくり。ヨーグルトにお水と塩をいれた味をイメージしておくといいと思います。
そういうとあまり美味しくなさそうだけど(笑)
ロクム❨Локум❩
トルコの伝統菓子で有名なロクムはブルガリアでも人気のお土産。
コーンスターチ・砂糖・ナッツがベースでフルーツが使われているものも多く味はものによって全然違います。
わたしたちはソフィアの中央市場にあるロクム屋さんでキウイ、ストロベリー、チョコ、など色んな味を試してみました。
いきなり箱買いするより、味見をして好みのものを探したり、複数の味が入っているものを購入した方が良いと思います。
ミント味はフェニーとあもちゃんにめちゃくちゃ不評でした。その他は美味しかった!
その他ブルガリアで食べたもの
最後に、料理名がわからなかったり特別ブルガリア料理ではないけれどとても美味しかったものをご紹介しておきます。
ソフィアの中央市場でテイクアウトし、その場で食べたサラダ、マカロニ、ピラフのセット。
ルーマニアでは全くお米を目にすることがなかったので、市場で見つけたときはちょっと嬉しかった!!
ブルガリア人気料理まとめ
ブルガリアは農業大国、とにかく野菜が新鮮で美味しく安いので、食事に困るようなことは全くありませんでした。
個人的にはお隣のルーマニアの方が味付けが好みで、ブルガリア料理は少ししょっぱく感じることも多かったです。
場所は全然違いますが、ポルトガルやブラジル料理にも少し通じるものを感じたかも!
3歳の娘とブルガリアを周ってみて、特に食べ物に困ることはなく、大人と一緒に美味しくいただくことができました。
伝統的な料理や周辺国から伝わった料理まで様々。レストランではとてもボリュームがあり食べきれないことが多かったなぁ。
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