イスラエルはわたしが今まで旅した中でもかなり特殊なエリアです。
国内で場所によって気候も雰囲気も全く違いますし、エルサレムはご存知の通り三大宗教の聖地とあって様々な人種、民族、価値観の人間がそれぞれ生活しています。
旅行者にとってはある程度自由な雰囲気があるとはいえ事前に知っておくべきことはたくさんあります。
そこで今回はイスラエル旅行に行く際にどんな格好をすればいいのかについて、世界一周経験者、旅のプロのわたしが、季節ごと、シーンごとにおすすめの服装をまとめてみました。
- イスラエルに来ていく洋服がわからない
- イスラエルのファッションの傾向が知りたい
- 現地でのマナーがわかならいので不安
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イスラエルをもっと知る
このページの目次(もくじ)
海外旅行ってどんな服を着ればいいの?
海外旅行へ行くとなると、たくさん写真を撮りますし、お洒落な服を色々持って行きたくなります。
お洒落を楽しみたいけど、お土産も色々買いたいし、荷物をたくさん持って移動するのはイヤですよね。
わたしは、どこに出かけるにもシンプルな恰好を心がけています。
旅行に必要な洋服の枚数、荷物を増やさずに旅先でもおしゃれを楽しむ方法や避けた方が良い服装など、海外旅行で着る服を選ぶポイントを紹介しているので、こちらもあわせて読んでみてだくさい♪
関連記事海外旅行に持っていく洋服の選び方!必要枚数と避けるべきコーデもご紹介

イスラエルのファッションの傾向
イスラエルの中でも、おそらくほとんどの方がエルサレムとその周辺をメインに旅行されるのではないかと思います。
わたしは当時首都だったテルアビブと、エルサレムを中心に1週間程度旅行しました。
テルアビブはビーチやナイトクラブなど、若者がとにかく楽しめるパリピの街で、みんな露出も高め。欧米のリゾートとあまり雰囲気は変わりません。
ムスリムの場合、女性はアバヤやヒジャブ(髪の毛を隠すスカーフ)をつけ、身体のラインを出さないようにしています。
ユダヤ教徒は真っ黒な服と帽子に身を包み、ものすごいモミアゲで初めて見た人はとてもびっくりするでしょう。
キリスト教徒は普通の洋服を着ていますが、基本的に足元は膝が隠れる丈のズボンやスカートを履きます。
旅行者も現地の人に合わせるべき?
結論から言うと、できる範囲で現地の人の恰好に合わせたほうが良いというのがわたしの考えです。
日本から遠いエリアであることに加え、かなり特殊な地域なのでなかなか難しいとは思います。
しかしその土地になじんだファッションをしている方が犯罪に巻き込まれるリスクが減るのも事実。
日本と同じようにお洒落な恰好をして旅を楽しみたいのも理解できますが、とにかく露出は避けましょう。
日差しもかなり強いので羽織ものを持っておくと便利です。
イスラエルはイスラム諸国とは言えませんが、ムスリムはたくさん住んでいますし、近隣には全てイスラム諸国。イスラム諸国を旅する際の注意点もあわせて読んでみてだくさい♪

イスラエルでタブーとされている服装
エルサレムに住んでいる地元の人たちは伝統を守って暮らしている人が多いのですが、外国人に関してはそこまで厳しい服装のコードはありません。
しかし、女性はスカートや短パンなど露出は避け、身体のラインが出る服もやめた方がいいと思います。
エルサレムの雰囲気に合った長めのスカートやジーパンなどがおすすめ。

モスク・教会見学時の服装
エルサレムや近隣のパレスチナ自治区にはイエスキリストが誕生した場所や、キリストの墓とされている聖墳墓教会など宗教施設が観光施設となっているものも多くあります。
ムスリムでないと岩のドームには入れませんが、嘆きの壁も近くまで行けますし、とにかく宗教や神の存在をどこよりも身近に感じることになるのではないでしょうか。(少なくともわたしはそうだった。)

宗教施設を訪れる場合は街を歩いている時以上に注意が必要です。
モスクや教会は信者の方にとって、とても神聖な場所。彼らの習慣や文化に敬意を払い、露出した格好で行くのは絶対に避けましょう。
具体的にはひじと膝が隠れていること。モスクの場合、女性は手首、足首、髪の毛まで覆いましょう。
礼拝をしている間は写真撮影は絶対NG。
岩のドームのように異教徒を禁止しているモスクもありますし、無断で女性の写真をとるとトラブルになる可能性が高いです。
高級ホテルやレストラン
イスラエルには高級ホテルもあり、ホテル内のレストランではやはりドレスコードがあります。
タンクトップや襟の付いていないトップス、短パン、ジーンズ、ビーチサンダルでは断られる場合があるので注意が必要。
もし高級なホテルやレストランで食事をする予定がある場合は、きちんとした服装を1着用意しておきましょう。
高級ホテルでは外国人も多いため、世界共通のドレスコードにしたがっていれば問題ありません。
イスラエルの季節ごとのおすすめの服装
イスラエルにも四季はありますが、日本に比べると夏と冬の気温差は少なく、比較的温暖。
気候は地中海性気候で、夏季は日差しが強く、テルアビブでは最高気温が30度をこえ、冬は最低気温が10度前後となります。
標高800メートルのエルサレムではさらに気温が下がり一日の寒暖差が大きいので注意が必要。日が沈むと思いのほか寒くなる場合も多いです。
またイスラエルはとても乾燥していて日差しも強いため、年間を通して日焼け止めなど紫外線対策は必要。
海外の日焼け止めは日本人の肌には強すぎることがあるので、日本から普段使っている物を持っていくことをおすすめします。
イスラエルの平均気温や降水量をチェック!

特にイスラエル最南端のエイラートはネゲヴ砂漠も近く夏は40度をこえ、街歩きは不可能(笑)
イスラエル旅行のベストシーズンは春(3月~5月)と秋(10月後半~11月)と言われています。

イスラエル春の服装(3月・4月)
テルアビブの平均最高気温は20度~24度、最低気温は11度~13度。エルサレムの平均最高気温は16度~21度、最低気温は6度~10度。
気候も良く観光のベストシーズン。
過ごしやすい時期ですが、一日の寒暖差が大きいので脱ぎ着して調節できるものを持っていきましょう。
薄い長袖のパーカーやストールなどを持参すると便利!
イスラエル夏の服装(5月・6月・7月・8月・9月・10月)
テルアビブの平均最高気温は33度~36度、最低気温は18度~25度。エルサレムの平均最高気温は25度~21度、最低気温は12度~17度。
太陽が照り付ける、暑い季節。雨がほとんど降らないので、日本の蒸し暑さとは違い、カラッとしています。
わたしはイスラム諸国を旅行する時は、真夏でもTシャツではなく、薄い長袖の服を着ています。
日差しが強いので、日焼け止め・サングラス・帽子などの対策が必要。暑いので涼しい恰好が基本ですが、屋内は冷房が寒いことも。
イスラエル秋の服装(11月)
熱さが落ち着き、春と同様過ごしやすい観光のベストシーズン。
ナツメヤシなどのフルーツが美味しい季節です。テルアビブの平均最高気温は28度、最低気温は16度。エルサレムの平均最高気温は19度、最低気温は10度。
気温差もあるので羽織ものを忘れず体調管理に気を付けましょう。
イスラエル冬の服装(12月・1月・2月)
テルアビブの平均最高気温は20度~24度、最低気温は11度~13度。エルサレムの平均最高気温は16度~21度、最低気温は6度~10度。
イスラエルは比較的温暖で氷点下になるほどの寒さになることは基本的にありません。
少し雨が増え、石畳の旧市街は歩きづらくなります。防水加工の上着や雨具、滑りにくい靴などがあると安心。
セーター、厚手のジャケットなど暖かい服装を準備していきましょう。雨具も忘れずに!
重さか機能性か悩みどころですが、風が強いと軽くて小さい傘はすぐ壊れます。天気に不安があるなら丈夫なものをおすすめします。
室内での冷房対策
春から秋にかけては外の気温が暑いため、その反動か室内はエアコンが効きすぎていて寒いことがよくあります。
特に真夏の高級ホテルや高級レストランでは冷房がガンガンに効いており、室内との気温差が激しいので、体調が崩れないように注意しましょう。
羽織るものやストールなどを持っていくと重宝しますよ♪
イスラエルの服装まとめ
解説してきた通り、エルサレムは他のどの都市とも違う雰囲気があり、ワクワクすると同時に少し気が引き締まるような場所でした。
とはいえ、ショッピングモールや新市街へ一歩出れば普通の街とそこまで変わらず買い物や街歩きを楽しむことができます。
1年中巡礼者、外国人旅行者が集まる特別な都市です。やはり露出についてはできるだけ気をつけておいた方が良いと思います。
現地の習慣だけでなく寒暖差、日差しと乾燥にも気をつけながら、存分に楽しんできてくださいね!
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建築家ピエロ・リッソーニによるデザインのモダンでスタイリッシュなホテルで、ヤッフォ門まで徒歩10分と立地も最高。
旧市街にも泊まってみて、経験として本当に素晴らしかったので本当に最後まで悩みましたが、荷物の移動が大変すぎたので旧市街にかなり近い新市街をおすすめしたいと思います。
夜は旧市街を眺めながら、お酒や食事を楽しんだり、周りでお買い物をすることができてとても便利でした。素晴らしい旧市街の夜景はいまだに忘れられません。
特に子連れの場合、雰囲気より設備重視の方が快適です。スーツケースなしなら旧市街のGloria Hotelもコスパが良く便利です。

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