オマーン

2023年最新!オマーン世界遺産5件徹底解説【行き方・見どころ・ベストシーズン】

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マリ@オハヨーツーリズム
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みなさん世界遺産は好きですか?わたしは大好き(・∀・)!!

世界遺産ハンターではありませんが、認定されている場所はやはり見ごたえがありますね。

オマーンには5つの世界遺産があり、2週間の旅行で実際に足を運んできました。

  • バハラ城塞(1987年)
  • バット、アル=フトゥム、アル=アインの考古遺跡群(1988年)
  • 乳香(フランキンセンス)の土地(2000年)
  • オマーンの灌漑システム、アフラジ(2006年)
  • カルハットの都市遺跡(2018年)

日本は25件もあるので、比べるととても少ないと感じるかもしれませんが世界遺産が1件もない国もたくさんあるんです。

今回の記事ではオマーンの5つの世界遺産についてご紹介していきたいと思います♪

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死ぬまでに絶対行きたいオマーンの世界遺産

バハラ城塞

バハラ城塞バハラ城塞

オマーン北部のアフダル山麓にあるバハラ城塞。12世紀から15世紀にこの地をおさめていた部族、Banu Nebhanによって建設が進められました。

海から攻め込むペルシア人や砂漠の民ベドウィンからの侵略を防ぐため日干しレンガを使い、増改築を重ね、完成したのはなんと約1000年後の16世紀のこと。

バハラ城塞バハラ城塞

バハラ砦はオマーンを代表する要塞で全長は約12kmもあり、万里の長城のよう。

城壁を網羅する監視塔の数は実に132で、いかに敵からの侵入を恐れていたかうかがえます。

世界遺産のバハラ城塞をはじめ、ルスターク城塞、オマーン最高傑作と言われたジャブリン城、アイン・アットワラの温泉も近くなのでニズワを拠点に散策してみてください。

オマーンのベストシーズンは、11月半ば~12月頭、3月前半!

オマーンの冬の中でも、11月半ば~12月頭、3月前半は晴れの日が多く、気候が穏やかな日が多いので観光にはちょうど良い時期と言えます。

mari
mari
1~2月は少し雨が増える季節になります。

ちなみに、夏(4月~10月)はとにかく暑く湿度も高いので、街歩きは相当体力を消耗します。

さらに詳しい気候について知りたい方ベストシーズンの記事をご覧ください。

オマーン旅行ベストシーズンは冬(11月半ば・12月・1月・2月・3月前半)おすすめ季節と旅費の安い時期・月別の気温この記事ではオマーンの「観光に向いている季節」と「旅費が安い季節」の2つベストシーズンをご紹介します。季節ごとの気温やイベントなどもあわせてご紹介しているので、これから旅行の計画を立てる方はぜひ、参考にしてみてくださいね!...
  • 1987年登録
  • 住所:Oasis of Bahla, Nizwa 611, Oman 地図
  • アクセス:マスカットから車で約2時間

ニズワからはバス、車で40分弱。

バット、アル=フトゥム、アル=アインの考古遺跡群

バット、アル=フトゥム、アル=アインの考古遺跡群バット、アル=フトゥム、アル=アインの考古遺跡群

聞きなれない地名なのでズラッと並べるとわかりにくですが、マスカットの西に位置する3つの古代都市、ネクロポリスが2つ目の世界遺産。

もともとはBatバットが推薦され、状態の良かったAl-Khutmアル=フトゥムAl-Aynアル=アインを含めて登録されました。

まだかつてこの地にあったMaganマガン国は、紀元前3000年ごろからアフダル山地で銅の採掘を行い、メソポタミアと交易することで富を得ていました。

バットでは7つの記念碑的な石の塔が発見されています。

  • Batバット(ネクロポリス)
  • Al-Khutmアル=フトゥム(アル=フトゥムの塔)
  • Al-Aynアル=アイン(ネクロポリス)
  • 1988年登録
  • アクセス:マスカットから車で約4時間

乳香(フランキンセンス)の土地

ホール・ルーリの考古遺跡と自然環境ホール・ルーリの考古遺跡と自然環境

乳香とは「真の薫香」の意味を持ち、クレオパトラやシバの女王も好んだといわれています。

別名フランキンセンスとも呼ばれ、わたしも好んで使うアロマのひとつ。

ドファール地方にある世界遺産の街サラーラ近隣には4つの場所が登録されており、いずれも1日~2日で見学可能です。

  • シスルのウバール考古遺跡(紀元前2-3世期)
  • ホール・ルーリの考古遺跡と自然環境(紀元前1世期)
  • アル=バリードの考古遺跡(紀元前1300年 – 前300年)
  • ワジ・ダウカの乳香公園

サラーラで1日ガイドをつけて周るのが効率が良いでしょう。どれか1つ行くならアル=バリードの考古遺跡がおすすめ。

アル=バリードの考古遺跡アル=バリードの考古遺跡

フランキンセンスの国土博物館があり、オマーン全体の歴史についても学ぶことができますし、フランキンセンスの木も近くで見られます。

ホール・ルーリの考古遺跡と自然環境ホール・ルーリの考古遺跡と自然環境

オマーンのベストシーズンは断然冬の時期ですが、南部のサラーラに関してはモンスーン気候のため夏(カリーフ)の滞在もおすすめできます。

カリーフにはオマーンより熱帯気候のアラブ諸国から、避暑地として多くの旅行者がやってきて町は大賑わい。

ハイシーズンのためホテルは高騰している可能性大なので早めの予約がマスト。

  • 2000年登録
  • アクセス:マスカットから車で約10時間、飛行機で1時間

オマーンの灌漑システム、アフラジ

ファラジ・アル・カトメーン Falaj Al-Katmeenファラジ・アル・カトメーン Falaj Al-Katmeen

aflajアフラジとは falajファラジの複数形で、オマーンやアラブ首長国連邦周辺にある地下水路を利用する灌漑システムのことを指します。

オマーン国内には生活用水や農業用水の供給のために3000以上のファラジが存在し、紀元前から使用されていたと言われています。

3000のうち世界遺産に登録されたのが下記の5ヵ所。

  • Falaj Al-Malkiファラジ・アル=マルキ(最大級)
  • Falaj Al-Katmeenファラジ・アル・カトメーン
  • Falaj Darisファラジ・ダリス(最古)
  • Falaj Al-Muyasserファラジ・アル=ムヤッサール
  • Falaj Al-Jeelaファラジ・アル=ジェーラ

特に5ヵ所にこだわらず、マスカット近くのファラジを見学するだけでも面白いと思います。

どうしてもここへ行ってみたいなら、ファラジ・ダリスとカトメーンが人気の観光都市ニズワから近いので見学しやすくおすすめ。

ファラジ・アル・カトメーン Falaj Al-Katmeenファラジ・アル・カトメーン Falaj Al-Katmeen

実際に見るといかに生活に根付いているかよくわかります。

どこまでも続くファラジを見ているとまるで歴史の1ページを歩いているかのような気分に。

  • 2006年登録

カルハットの都市遺跡の土地

カルハットの都市遺跡の土地カルハットの都市遺跡の土地

オマーンの東海岸、SurスールTiwiティーウィの間にあるのがカルハットの都市遺跡。

11~15世紀に繁栄した港で、ホルムズ王国によって統治されており、東アジア、インド、中国、東南アジアとアラビア半島の交易の要所でした。

16世紀初頭にポルトガルから攻撃を受けた後放置され廃墟となってしまい、現在も写真のようにメンテナンス中。

看板や説明書きもないので当時の姿に想いを馳せるのみ。

カルハットの都市遺跡の土地カルハットの都市遺跡の土地

付近は立ち入り禁止になっておりたいした見学はできません。

  • 2018年登録
  • 住所:M9WF+P6W, Qalhat, オマーン 地図
  • アクセス:マスカットから来るまで2時間、スールから車で約30分

オマーンをもっと楽しむ

現地ツアーに参加する

わたしはほとんどの時間をプライベートツアーを使って過ごしました。

マスカットだけであれば個人旅行でも十分ですが、オマーン人やオマーンで働く外国人と話すのはとても楽しいし、沢山質問をすることで中東への理解がさらに深まりました。

連絡先も交換し、今でも時々やりとりするほど。オマーンではぜひローカルとの交流を楽しんでください。

わたしはattomantoursにお世話になりました。

おすすめホテル

オマーンはとても治安が良いので、特に泊まってはいけないエリアというのはありません。しかしマスカットでホテルを探すならQurm付近のホテルが一押しです。

クラウンプラザマスカットクラウンプラザマスカット

わたしはクラウンプラザ(一押し)、インターコンチネンタルWマスカットに宿泊しました。ロケーションが素晴らしく目の前がビーチです。

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市街地から離れますがアルブスタンパレスリッツカールトンがマスカットで最高のホテルだと思います。

リッツカールトンアルブスタンパレス外観リッツカールトンアルブスタンパレス外観

もう少し安いホテルがよければ日本食レストランが入っているファラジホテルが老舗で日本人に人気です。



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最高級ホテルリッツカールトンアルブスタンパレス

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今まで泊まった中でも5本の指に入るほど豪華絢爛なリッツカールトン。

アラブサミットのためスルタン肝いりで建てられたとあって、壮麗で気品あふれるホテル。

アルブスタンパレスリッツカールトン(Al Bustan Palace, a Ritz-Carlton)アルブスタンパレスリッツカールトン(Al Bustan Palace, a Ritz-Carlton)

夢のような滞在ができるので、ぜひ1日ホテルでゆっくりしたいですね!

リッツカールトンアルブスタンパレス宿泊記ブログ|朝食・ラウンジ・プラチナ特典【マスカットおすすめホテル|子連れ】リッツカールトンアルブスタンパレスの宿泊記。部屋の様子、朝食、館内設備やサービスなど感じたこと、エリート会員の特典やアップグレードの様子を詳しく紹介しています。...

観光の注意点

オマーンはアラブ諸国の中でも旅行者を積極的に受け入れており、治安も悪くありません。

また、いくら治安のよいオマーンでも海外旅行保険は絶対に必要です。

スリや強盗はいなくても、食事や気候が合わず体調を崩すということもあり得ますし、交通事故のリスクは日本より高いです。

どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前に保険に入っておきましょう。

わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。

海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。

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またイスラム諸国を旅する際の注意点もぜひ目を通しておきましょう!

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ガイドブック

ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。

オマーンのガイドブックは恐ろしく少ないのであまり選択肢がありません。

地球の歩き方1択といってよいでしょう。

他の国もしかりですが、ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやっぱり地球の歩き方。

内容は充実しているとはいえませんが、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため旅の満足度が格段にあがります。

20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。

ドバイとアラビア半島の国々版はこちら

わたしはオマーンを知るための55章も購入し、読み込みました。

「エリア・スタディーズ」にはファンも多く、旅という捉え方だけではなく学びとしてオマーンに行く予定がない人でも面白く読めると思います。

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オマーン世界遺産まとめ

オマーンの世界遺産は聞きなれない場所ばかりだと思いますが、他の国と比較しても歴史の豊かさも感じ何とも言えないワクワク感や神秘性があります。

比較的まわりやすい場所も多いので、ぜひ旅程に加えてみてください♡

mari
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