物価が安いことで有名なバルト三国のエストニア。実際のところ物価は日本と比べてどうなのか気になりませんか?
エストニアの物価は、日本(東京)と比較して少し安いくらいです。
え?と驚く安さのものもありますし、観光スポットど真ん中のレストランは日本とさほどかわらなかったり・・・。
今回は、そんなエストニアの物価について、物のカテゴリー別に調べてみました。これからエストニアに訪れる方はぜひ参考にしてみてください♪
海外旅行に行くなら
海外旅行保険が絶対に必要
年会費無料のエポスカードは
無料なのに海外旅行保険付帯
(実はこれめちゃくちゃスゴい)
保険付きクレカをまだ持ってないなら
発行しない理由はありません
すでにメインクレカを持っていても
補償額は合算なので複数枚持ちがお得
エストニアをもっと知る
このページの目次(もくじ)
エストニア物価は『日本より少し安い』くらい
エストニアの物価は日本より少し安いくらいです。
フィンランドととても近いことから他のバルト三国に比べて物価の高い北欧の影響を受けているという印象。
また、他のバルト三国よりも平均月収が高いので、その影響も大きいと思います。
しかし、世界でも物価の高いランキング上位に入る北欧諸国に比べればリーズナブルに旅行することができますよ!
エストニアのホテル宿泊費の目安
旅行で訪れるなら絶対知っておきたいのがホテルの宿泊代の目安。
首都であるタリンのホテルで言うと、大人2人で1泊あたり7,500円〜22,000円程度。
ホテルのランクによって平均値段が変わりますが、日本より少し安いくらいですね。
ホステルやゲストハウスだと一人あたり1,500~4,000円前後です。
- 3つ星ホテル:7,500円前後(大人二人1泊)
- 4つ星ホテル:12,000円前後~(大人二人1泊)
- 5つ星ホテル:22,000前後~(大人二人1泊)
- ホステル:1,000~3,000円前後(大人一人1泊)
エストニアの食事・レストランの物価
他のバルト三国に比べてエストニアの外食はお高め。特にタリンは主要観光スポットが集まっているのでどうしても観光地価格になってしまいます。
しかし、タリン以外の場所では案外安いというのが本当のところ。
ユーロ相場によって価格は前後しますが、どこのお店でもランチメニューがあり、4ユーロ(約484円)〜5ユーロ(約605円)程で食べることができます。
写真のように、メインの肉、付け合せのジャガイモ、それらに加えて、サラダ、スープのセットが一般的。
場所によって結構差があり、ビジネス街でのランチは8ユーロ(約968円)と少し高め。
ディナーの場合、メインは大体16ユーロ(約1936円)ほど。スープでも10ユーロ(約1210円)くらいするので少し高いなあ、と感じてしまいます。
チップの習慣はあまりまりませんが、特別親切な対応をしてもらったり、ご飯が美味しかった場合には食事代の10%ほどを置いておきましょう。
- ファーストフード店:400~600円程度
- カジュアルなレストランで一食:1,000~2,000円程度
- 中級程度のレストランやコース料理:3,000~4,500円程度
エストニアの食料品・飲料・お菓子の物価
スーパーやコンビニは旅行者にとっても強い味方!大袋のお菓子や、調味料などをお土産にするのも楽しいですよね♪
エストニアのスーパーで見てきた価格をご紹介します。
水・お茶・ジュースなどの飲料
2Lのミネラルウォーターは、0.2ユーロ〜1ユーロ(約25円〜約121円)で、値段が違うわりに味は大して変わりませんでした。
日本人には軟水がおすすめですので「Pehme」と書いてあるものを選びましょう。
1.5Lのコーラは1.6ユーロ(約194円)で日本より若干高いくらい。
スプライトなどはコーラより安いことが多く、1.4ユーロ(約170円)ほど
ペットボトルにはあらかじめ容器料金が含まれており、スーパーなどのリサイクルマシーンに入れると1本あたり0.1ユーロ(約12円)返ってきます!
- 水(1.5L):0.6ユーロ〜1ユーロ(約73円〜約121円)
- ジュース・炭酸飲料:1.4ユーロ〜1.6ユーロ(約170円〜約194円)
ビールなどのアルコール類
エストニアビールの代表格・Sakuは500mlで1.6ユーロ(約193円)。
日本より少し安いですね。
輸入品のビールは大体2ユーロ(約242円)と、日本に比べると安く買うことができますが、他のバルト三国に比べると若干高いです。
ボトルワインが9ユーロ(約1090円)、ウォッカが11ユーロ(約1331円)と安い!!とはあまり言えないですね…
- 輸入ビール:500ml・2ユーロ(約242円)
- エストニアビール(Saku):500ml・1.6ユーロ(約193円)
- ボトルワイン:9ユーロ(約1090円)
- ウォッカ:11ユーロ(約1331円)
お菓子
物価が少し高め…と書いてきましたが、やはりスーパーに売っているお菓子は強い見方!
エストニアの有名なチョコレートメーカー・Kalevのチョコレートは100gで1.39ユーロ(約169円)、お土産に便利な小さな量り売りのチョコレートは一Kgあたり6ユーロ(約726円)で買うことができます。
ナッツ類は、クルミが1Kgあたり14.99ユーロ(約1814円)、ピスタチオは1Kgあたり14.49ユーロ(約1754円)。
ポテトチップスは140gで1.69ユーロ(約205円)と、大きい分値段も張ります。
小さなサイズで売っているところもあるので、食べる量に合わせて買いましょう。
- チョコレート菓子:100g・1.39ユーロ(約169円)
- ナッツ類:1Kg・14.99ユーロ(約1814円)
- ポテトチップス:140g・1.69ユーロ(約205円)
生鮮食品
短期の旅行だとなかなか購入する機会はないかもしれませんが、生鮮食品の値段もご紹介します。
豚肉の塊が1Kgあたり5.99ユーロ(約725円)、豚肉と牛肉の合挽き肉が3.78ユーロ(約458円)、鶏もも肉が1Kgあたり6.99ユーロ(約846円)。
1キロごとの値段なので、日常使いにはとても安いということがわかります。
また、焼けばいいだけの味付けにくも安く売っており、豚のステーキは500gで3.49ユーロ(約423円)ととてもお買い得。
生肉がソースに浸かっているタイプのものをよく見ます。
野菜や果物も量り売りで、値段は旬に左右されがちです。
バナナなど、房のものはちょうどいい数でちぎってOK。
1Kgあたりの値段で、ジャガイモ1.09ユーロ(約131円)、トマト1.79ユーロ(約217円)、キャベツ0.59ユーロ(約72円)、きゅうり1.75ユーロ(約207円)と日本よりかなり安いですよ!
果物は洋ナシが1.09ユーロ(約131円)、マスカット2.99円(約363円)、スイカ1.29ユーロ(約157円)と、こちらもかなりお得です♪
- 豚肉:5.99ユーロ(約725円)
- 豚と牛の合挽き:3.78ユーロ(約458円)
- トマト:1.79ユーロ(約217円)
- キャベツ:0.59ユーロ(約72円)
- 洋ナシ:1.09ユーロ(約131円)
- マスカット:2.99円(約363円)
※1Kgあたりの値段
乳製品
ヨーロッパ各地では乳製品が有名ですが、リトアニアも負けてはいません。
スライスチーズは500gで3.99ユーロ(約484円)、クリームチーズは1箱200gで1.17ユーロ(約142円)、カッテージチーズは1Kgあたり2.95ユーロ(約362円)と、日本に比べると1/3以下のものもたくさんあります!
バターは200gあたり1.89ユーロ(約229円)、牛乳は2Lで1.45ユーロ(約176円)。
健康にもいいケフィアは0.95ユーロ(約119円)。こんなに安いのにとても美味しいですよ♪
- スライスチーズ:500g・3.99ユーロ(約484円
- クリームチーズ:1箱200g・1.17ユーロ(約142円)
- カッテージチーズ:1Kg・2.95ユーロ(約362円)
- バター:200g・1.89ユーロ(約229円)
- 牛乳:2L・1.45ユーロ(約176円
- ケフィア:1Kg・0.95ユーロ(約119円)
エストニアの人気お土産の物価
黒パン:1.5ユーロ〜2ユーロ(約161円〜約242円)
エストニアのお土産でぜひ買って欲しいのが黒パンです!
特にMUHUというお店の黒パンが美味しくておすすめ。
日本では1,500円ほどする大きさのものがなんと2ユーロくらいで買えてしまいます!
冷凍保存もできるので、友人にも、自分用にもおすすめです。
エストニアの公共交通機関・タクシー料金の物価
トロリーバス・バス・トラム
これらの公共交通機関の乗り方、値段は共通しています。
6時から23時まで運行しています。
チケットは4種類あり、
- 1回分の乗車券
- 1時間券
- デイチケット(1日、3日、5日、30日)
- タリンカード(美術館や観光地への入場料を含む24時間、48時間、72時間有効のカード)
1回分の乗車券
現金に限り、運転手から2ユーロ(約242円)で買うことができます。
その場合、お釣りがあると受け取ってもらえません。小銭は用意しておきましょう。
また、ネット上でEチケットを買うこともできます。
その場合は1ユーロ(約121円)です。購入時に10回分までの料金をチャージして使うことができます。
画面上のQRコードを車内のオレンジ色の機械に読み込ませましょう。
1時間券
1時間券は1.10ユーロ(約133円)で購入することができます。
スマートカード(Ühiskaart)と呼ばれるカードをコンビニや郵便局で2ユーロ(約242円)で購入することができます。
チャージして使い、電車に乗るごとにオレンジのカードリーダーをタッチします。
1枚あれば6人まで使用できます。
さらに、カード料金は発行してから6ヵ月以内であればタリンのお客様サービスデスクで2ユーロ(約242円)を返金してもらえます。
デイチケット
デイチケットもスマートカード(Ühiskaart)にチャージして使うことができます。
その時の料金が、
- 1日(24時間):3ユーロ(約363円)
- 3日間(72時間):5ユーロ(約605円)
- 5日間(120時間):6ユーロ(約726円)
- 30日間:23ユーロ(約2783円)
プランに合わせて選びましょう!
タリンカード
タリンカードは美術館や観光地への入場料を含む24時間、48時間、72時間有効のカードのことです。
タリンカードを購入するとツアーに参加できたり、様々な博物館に入れたりと何かとお得です。
ただ、あまり値段は安くはないので、博物館などに興味がない人は乗車券のみを買ったほうが安いです。
期間 | 大人 | 子供 |
24時間 | 26ユーロ(約3146円) | 15ユーロ(約1815円) |
48時間 | 39ユーロ(約4719円) | 20ユーロ(約2420円) |
72時間 | 47ユーロ(約5687円) | 24ユーロ(約2904円) |
鉄道
エストニアの鉄道は、タリン市内のように街中を走っているものではなく、都市と都市を結ぶためのものです。
タリン↔︎タルトゥが片道11.5ユーロ(約1392円)とリーズナブルに利用できます。
また、学生割などのディスカウントもあるので、学生証は必ず持って行きましょう!
タクシー
エストニアでのタクシー料金はタクシー会社によって大きく異なります。
一番安全なのはエストニア発祥のアプリケーション・Bolt(Taxify)を使うこと。
ピックアップの場所と目的地を登録するとだいたいの時間と値段を表示してくれるので、ぼったくりを防いでくれます。
参考料金として、
- 初乗り料金:最大5.5ユーロ(約666円)
- 1Kmあたり:最大1.1ユーロ(約134円)
なので、あからさまに高い料金を取られそうなときは聞いてみましょう。
また、車内での喫煙は法律で禁止されているので注意!
エストニアの有名観光スポットの料金目安
タリン旧市街
タリンの旧市街はフィンランドから直接フェリーが到着することもあり、スカンジナビア半島から買い出しにくる人もたくさんいます。
そのため、若干物価も高め。
郷土料理が食べられるお店での相場は、前菜、スープが6ユーロ(約726円)前後、メインが15ユーロ(約1815円)前後です。
晩御飯1回で飲み物を含めると2,500円ほどになります。
首都でこのお値段ですので、北欧に比べるとかなりリーズナブルです。
スーパーでの値段は安いので、観光や郷土料理は旧市街内で、お土産は少し離れたスーパーで、と使い分けてもいいかもしれません。
タルトゥ
エストニアの中でどこよりもエストニアらしいと言われるタルトゥ。
タリンから少し離れていることもあり、物価は若干安め。
前菜やスープは5ユーロ(約605円)〜8ユーロ(約968円)、メインは高くても15ユーロ(約1815円)です。
タリンで食べるよりは全体的に300円〜500円ほど安く、ホテルも若干安めです。
ただ、タリンが東京なら、タルトゥは京都的なポジションなので、物価に特段大きな差はないように思います。
エストニアの物価 まとめ
エストニアはフィンランドからも近く、北欧旅行の際に日帰りでも訪れることができる国の1つです。
バルト三国の中では物価は高い部類ですが、北欧に比べるととてもリーズナブル!
北欧とは一味違ったバルトの良さをぜひ味わってください♪
エストニア現地でのお買い物にはクレジットカードと現金の両方が必要です。
わたしのおすすめメインカードはカードマリオットボンヴォイアメックス。マイルにもホテルのポイントにも交換できるうえ1年に1度更新のタイミングで高級ホテルに泊まれるので手放せません。
ゴールドカードなので年会費が高いのがネックですが、無料宿泊で余裕で元がとれます。
カードラウンジも使えるし、保険の内容が手厚くめちゃくちゃ重宝しています。空港から自宅までのスーツケース宅配が無料なのも最高!
年会費無料のクレカがよければ海外旅行保険がついてくるエポスカードがとにかく最強!!
年会費無料でここまでお得なカードもめずらしいので、持っていない方はすぐに申し込まないと損ですよ!!(ステマでなく本気で一押しのカードです笑)
エストニアをもっと知る
東京⇔エストニアの航空券はエアチャイナまたはカタール航空が1番が安いです。個人旅行が好きならエクスペディアで一括検索がおすすめ!!キューバもハワイもバリも最安値だったのでエクスペディアで航空券を購入しました。
公式リンクエクスペディアで格安航空券をみてみる
タリンでぜひ泊まっていただきたいのがサヴォイ ブティック!
タリン随一の高級ホテルとして人気が高く、立地も抜群なので子連れの滞在にもとてもおすすめです。
1890年創業の歴史あるホテルに滞在すれば特別な気分になりますよ!朝食も美味しいと評判の誰にでもおすすめできる一押しのホテルです。