オマーンの物価についてイメージできる人はあまり多くないでしょう。
湾岸でリッチなイメージの産油国であるオマーン。実際のところ物価は日本と比べてどうなのか気になりませんか?
実際の物価が気になるという方も多いと思います。
今回は、そんなオマーン物価について、物のカテゴリー別に調べてみました。これからオマーンに訪れる方はぜひ参考にしてみてください♪
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このページの目次(もくじ)
オマーンの物価は日本と同等
オマーンの物価と税金
オマーンで2週間過ごしてみて、オマーンと日本の物価は非常に似ていると感じました。
もちろん物やサービスによって異なるので「日本より割高かも・・」と思ったこともありますし、これ安い!!!と驚くことも。
長い間消費税ゼロのオマーンでしたが、2021年からついに5%の税金がかかるようになりました。
オマーンのホテル宿泊費の目安
旅行で訪れるなら絶対知っておきたいのがホテルの宿泊代の目安。
マスカットにある3つ星ホテルに泊まるなら、平均で1泊あたり6,000円かかります。4つ星ホテルなら11,000円、5つ星ホテルなら37,000円が相場。
オマーンはリゾートホテル天国で、本当に素敵なホテルが沢山あります。
東京と比べると少し安いか同等くらいのイメージでした。
ホステルであれば3,000円くらいから泊まることができるので、リーズナブルに宿泊することも可能です。
- 3つ星ホテル:5,000~1万円前後
- 4~5つ星ホテル:1~5万円前後
- ホステル:3,000円~
オマーンの食事・レストランの物価
ファストフード・テイクアウト
レストランなどでの外食は、日本と同じでピンキリ。
シャワルマなどのサンドイッチは1~1.5OMR(約300円~)くらいでボリュームたっぷり。
コーヒーや紅茶は激安で、ミニサイズなら0.1~0.2OMR(40円前後)。
高いものでも毎0.5OMR前後と激安なので、1日何杯もテイクアウトしました。
マックは意外と高く、マックアラビア1つサイドメニュー、ドリンクなしで2.2OMR(約660円)。
カフェの場合
カフェは日本と同様、ロケーションによってピンキリですがだいたい日本と同じような価格帯だと感じました。
量は多いので東京と比べるとリーズナブルかもしれません。
シーシャはどこでも楽しめるのかと思っていましたが、意外とリゾート以外で見つけるのは難しかった!
レストランの場合
日本のワンコイン定食くらいのお店から高級店まで色々行ってきました。
写真のようなライス&ミートのお店はドリンク付きで2~3OMR(600円~1,000円)くらいとボリュームたっぷりなのにリーズナブル。
ディナーで、2,000~4,000円もあれば、思う存分楽しめます。
美味しいインド料理があると連れて行ってもらったお店は結構高くて、ランチのカレー、ナン、ミートサラダとドリンクでふたりで16OMR(約5,000円)でした。
でもめちゃくちゃ美味しかった~♡アルコールを飲まないので、日本や欧米のように高額になることはあまりなさそうです。
- 朝食(コーヒー&パン):300円程度
- ランチ:800~1,000円程度
- ディナー:1,500~3,000円程度
オマーンの食料品・飲料・お菓子の物価
スーパーやコンビニは旅行者にとっても強い味方!大袋のお菓子や、調味料などをお土産にするのも楽しいですよね♪
オマーンのスーパーや小売店で見てきた価格をご紹介します。
水・ジュースなどの飲料
オマーンでは、水道水は飲めないこともないですが、ミネラルウォーターを買って飲むのが一般的。
スーパーでは500mlのペットボトルが0.05OMR~(約15円)で販売されています。
ジュースは、1.5~2.2Lとサイズがあり、2Lのコーラが0.5OMR(150円)くらい。飲み物は全体的に日本より安いです。
- ミネラルウォーター500ml:0.05OMR~0.1OMR(約15~30円)
- ジュース2L:0.5OMR(約150円)
ワイン・ビールなどのアルコール類
オマーンは比較的厳格なイスラム教の国なので、ライセンスがないとお酒を購入することができません。
免税店やホテル、レストランでは飲めますが少し割高になるため日本のように格安でお酒を手に入れるというのは難しいです。
お菓子
箱に入ったクッキーは1OMR前後(約300円)。
アラビア語萌え…(笑)
個包装になったチョコ系は0.1~0.5OMR(約30~150円)くらい。チョコ系はとにかく安い!
ドライフルーツの種類が豊富♡です。日本と比べると安いので、お土産にもいいと思う。
- 箱に入ったクッキー:1OMR前後(約300円)
- 個包装のチョコのお菓子:0.1~0.5OMR(約30~150円)
- オマーンチップス:208ペソ(約508円)
- ドライフルーツ:2~5OMR(約600~1,500円)
生鮮食品・米・パン
短期旅行者はあまり購入することがないかもしれませんが、生鮮食品や米、パンの値段もご紹介します。
フルーツ、野菜の値段はとても安いです。ただ場所柄もあってあまり美味しいとは感じませんでした。
マスカットのフルーツは5つ星ホテルで食べてまぁまぁという感じ。
サラーラで食べたバナナとココナッツは激安で美味しかった!
お米の種類も豊富!!!10~25OMR(約3,177円~7,942円)
パンは2OMR前後(約600円)。大きいですが、少し高いですね。
卵は30個入りで3.5OMR(約1,050円)。10個入りに換算すると約350円…これは高い!
お肉はステーキ肉が安いものでキロ6OMR(約1,800円)、牛ひき肉はキロ3OMR(約1,200円)でした。
こちらは日本とそこまで変わらないかな?
- ピーマン1kg:0.49 OMR(約147円)
- パプリカ1kg:1.29 OMR(約387円)
- オレンジ1kg:0.59 OMR(約177円)
- お米5kg:10.59 OMR (約3,177円)
- 卵 30個入り:3.5 OMR (約1,050円)
- 牛挽肉 1kg:3 OMR (約1,200円)
- 牛ステーキ肉 1kg:6 OMR(約1,800円)
クリーニングの料金
番外編でクリーニングの紹介をさせてください!オマーンのクリーニングはとてもリーズズナブル。
日本人がワイシャツを出すような感覚で民族衣装のディスターシャやドレスをホイホイ出します。
わたしも旅行中利用したのですが、すごく丁寧で仕事も早いしアイロンもかけてくれるしで最高でした。
深夜まで営業しているお店も多く、翌日仕上げでこれだけ出して2OMR(約600円)!
オマーンの人気お土産の物価
フランキンセンス
中東の中でも特にオマーンの特産物となっているフランキンセンス♡
フランキンセンスは乳香、オリバナム、など様々な名前で呼ばれており、オマーンでの商品は多岐にわたります。
フランキンセンスの樹脂はアロマを学んでいる人からすると宝の山。
フランキンセンスのアロマオイルというのはそこまでメジャーではなく、樹脂や香水、ソープなどが定番でした。
香水(アムアージュ)
オマーンの世界的ブランドAmouageは世界一の香水とも呼ばれ世界各国のセレブから愛されています。
お値段が最低でも1万円以上するので、わたしはこの小さなトラベルサイズを購入しました(それでも12,000円くらいしたかな…)。
大事な時に使います♡
Amouageについては別の記事「世界一の香水アムアージュAmouage徹底ガイド!オマーン土産おすすめ6選」で詳しくまとめているので、ぜひご覧ください。
オマーンの公共交通機関・タクシー料金の物価
オマーンは想像以上に車社会。電車はもちろん走っていないし、バスもあまり見かけませんでした。
オマーン人は家族や知人も多く、男性は運転が大好きなので誰かしらが送迎してくれているようでした。バスは出稼ぎ労働者と時々旅行者が利用する程度なので参考にどうぞ。
路線バス
マスカット市内を走る路線バスはMWASALAT社で、同社のバスはドバイ行きや周辺の都市行きの中・長距離バスも運行しています。
路線バスの運賃は距離によって異なりますが、約200バイサ~1OMRで、車内はエアコン・Wi-Fi完備。
長距離バス
マスカットから長距離バスを利用して行ける地域と詳細は以下の通り。
- サラーラ:7.5OMR 1日3本
- ニズワ:4OMR 1日2本
- スール:3-4OMR 1日3本
- シャルジャ:5.5OMR 1日1本
- ドバイ:5.5OMR 1日4本
タクシー
タクシーの初乗り料金はおおよそ1.5OMR(約450円)。
日本と同じくらいですが、長距離乗ると日本より安いと感じました。
オマーンにはGrabやUberなどの配車アプリがありませんが、現地で使えるOtaxiという配車アプリがあります。
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Otaxiはオマーン人の友人が進めてくれたので、オマーン旅行の際は必ずダウンロードしておきたいですね!
オマーンの有名観光スポットの料金目安
モスク
オマーンでは、街中にモスクがたくさんありますが旅行者に開放されているモスクはマスカットに2つ、サラーラに1つです。
入場料は無料。ローカルに敬意を払って利用しましょう。
オペラハウス
国王肝いりの豪華絢爛なオペラハウスは日中見学が可能です。料金は一般 3.15OMR(約1,000円)、子供 1.05OMR(約300円)。
マスカットの見どころのひとつなので時間が許せばぜひ夜の観劇も楽しんでみてください。
ニズワフォート
オマーンの地方旅行ハイライトのニズワフォート。大人5OMR(約1,500円)でした。
ニズワに限らず近年オマーンの歴史的建造物はかなり値上がりしています。元が安すぎたので妥当だと思うけど(笑)
もし学生やバックパッカーで予算がないならジャブリン城の入場をおすすめします。
唯一日本語音声ガイドがあって解説を聞けるのですごく楽しかったですよ!
オマーンをもっと楽しむ
現地ツアーに参加する
わたしはほとんどの時間をプライベートツアーを使って過ごしました。
マスカットだけであれば個人旅行でも十分ですが、オマーン人やオマーンで働く外国人と話すのはとても楽しいし、沢山質問をすることで中東への理解がさらに深まりました。
連絡先も交換し、今でも時々やりとりするほど。オマーンではぜひローカルとの交流を楽しんでください。
わたしはattomantoursにお世話になりました。
おすすめホテル
オマーンはとても治安が良いので、特に泊まってはいけないエリアというのはありません。しかしマスカットでホテルを探すならQurm付近のホテルが一押しです。
わたしはクラウンプラザ(一押し)、インターコンチネンタル、Wマスカットに宿泊しました。ロケーションが素晴らしく目の前がビーチです。
市街地から離れますがアルブスタンパレスリッツカールトンがマスカットで最高のホテルだと思います。
もう少し安いホテルがよければ日本食レストランが入っているファラジホテルが老舗で日本人に人気です。
最高級ホテルリッツカールトンアルブスタンパレス
今まで泊まった中でも5本の指に入るほど豪華絢爛なリッツカールトン。
アラブサミットのためスルタン肝いりで建てられたとあって、壮麗で気品あふれるホテル。
夢のような滞在ができるので、ぜひ1日ホテルでゆっくりしたいですね!
観光の注意点
オマーンはアラブ諸国の中でも旅行者を積極的に受け入れており、治安も悪くありません。
また、いくら治安のよいオマーンでも海外旅行保険は絶対に必要です。
スリや強盗はいなくても、食事や気候が合わず体調を崩すということもあり得ますし、交通事故のリスクは日本より高いです。
どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前に保険に入っておきましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険自動付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は年会費無料で海外旅行保険が自動付帯なのは他の無料カードにはない隠れた魅力。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
またイスラム諸国を旅する際の注意点もぜひ目を通しておきましょう!
旅行の準備は「オマーンに必要な持ち物と便利グッズを旅のプロが徹底解説【チェックリスト付】」を見ればバッチリ♪
ガイドブック
ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
オマーンのガイドブックは恐ろしく少ないのであまり選択肢がありません。
地球の歩き方1択といってよいでしょう。
他の国もしかりですが、ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやっぱり地球の歩き方。
内容は充実しているとはいえませんが、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
わたしはオマーンを知るための55章も購入し、読み込みました。
「エリア・スタディーズ」にはファンも多く、旅という捉え方だけではなく学びとしてオマーンに行く予定がない人でも面白く読めると思います。
オマーンの物価 まとめ
オマーンの物価情報、なかなか日本とも違いがあっておもしろいですよね!
せっかく海外へ行くならグルメ、買い物、アクティビティなど存分に楽しんできてください♪
オマーン現地でのお買い物にはクレジットカードと現金の両方が必要です。
わたしのおすすめメインカードはカードマリオットボンヴォイアメックス。マイルにもホテルのポイントにも交換できるうえ1年に1度更新のタイミングで高級ホテルに泊まれるので手放せません。
ゴールドカードなので年会費が高いのがネックですが、無料宿泊で余裕で元がとれます。
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年会費無料でここまでお得なカードもめずらしいので、持っていない方はすぐに申し込まないと損ですよ!!(ステマでなく本気で一押しのカードです笑)
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