5歳の娘と一緒に久しぶりのベルギーへ。ベルギー周遊するのにどの都市に行くべきかかなり悩みました。
ブリュッセルは当然再訪するとして、評判の良いアントワープとブルージュも外せません。
時間にあまり余裕はないけれど、もう少し欲張るならゲント。
ルクセンブルクまで行きたい、南部も見てみたい!のならナミュールやリエージュがおすすめです。
ベルギーだけ贅沢に周遊するなら世界一小さい街と呼ばれるデュルビュイにも足を延ばしましょう。
ベルギー周遊に役立つよう、各都市の特徴と見どころをまとめました!
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このページの目次(もくじ)
旅ブロガーおすすめベルギーで絶対行くべき人気観光都市おすすめ9選
①ブリュッセル(Brussels)
ベルギーの首都であるブリュッセル。多くの観光客が訪れる人気都市です。
世界一美しい広場と言われるグラン=プラス広場は必見。
2年に1度8月に数日間だけ行われる花の祭典、フラワーカーペットの催しが行われるのもこの場所です。
芸術の丘、マグリット美術館などミュージアムも沢山ありアート心をくすぐる見どころも満載。
おしゃれなお店も多く、ビールやチョコレートなどの名産品もたくさん並んでいるのでショッピングには困りません。
また、世界三大がっかり観光スポットとも言われている「小便小僧」の像があるのもブリュッセル。いまや小便少女や小便犬まで登場しています(笑)
見逃してしまいそうなほど小さい像ですが、写真を撮影する人が絶えない人気スポットでもありものすごい賑わいでした!
②アントワープ(Antwerp)
ベルギー第二の都市アントワープは首都のブリュッセルから鉄道で40分ほどの場所に位置する港町。
その大きさはヨーロッパ第2位。世界一美しいといわれるアントワープ駅は本当にうっとりするほどの素晴らしさでした。
オランダの巨匠ルーベンスゆかりの地としても知られ、ルーベンスの家はアントワープ随一の観光スポット。
「フランダースの犬」の舞台となったノートルダム大聖堂にはネロががいつか見たいと熱望したルーベンスの《キリストの降架》もあります。
その他、世界遺産に登録されている「プランタン・モレトゥス印刷博物館」や子連れに嬉しい「アントワープの動物園」など見どころがたくさん。
ファッションの街でもあるためお買い物の時間もたっぷりとりたいですね!
さすがファッションの街アントワープ
ドリスヴァンノッテン本店も美しすぎる… pic.twitter.com/9qhLuyWtHr
— マリ@旅ブロガー オハヨーツーリズム✈nextシンガポールマレーシア (@makiro77) August 17, 2022
③ブルージュ(Bruges)
北のベネツィアとも称される運河の街ブルージュ。13世紀にハンザ同盟の一大貿易拠点として繁栄。
その後衰退し、長い間脚光を浴びることなく時は過ぎました。今ではベルギー屈指の観光地として人気を博し、中世の面影が残る歴史地区は世界遺産に登録されています。
美しい街並みをゆったり楽しめる運河クルーズは観光客に大人気♪運河側からしか眺められない景色やカモ・白鳥などの野鳥なども観察できます。
他の都市と違って観光スポットを急いでまわる必要もなく、気の向くまま街歩きを楽しめるのもブルージュの大きな魅力。
アートファンの間ではベルギー7大秘宝のひとつ《聖ウルスラの聖遺物箱》が観られるメムリンク美術館も有名。
フランドル派の巨匠ファン・エイクも主にブルージュで活躍したといわれており、街角には銅像もたち、ゆかりの地となっています。
ブルージュの鐘楼も世界遺産。ちょっとお天気が残念でしたが街が一望できました。
ブリュッセルから電車で1時間程度なので、ちょぴり足を伸ばして観光してみてくださいね。
④ゲント(Ghent)
ベルギー第3の都市ゲント(オランダ語でヘント)はかつて織布行で栄えた学生都市。
第二次世界大戦の被災から免れ、中世の街並みが残っているので街歩きするだけでも楽しいエリア。
レイエ川とスヘルデ川が合流する地点に広がる町は、川辺に面して立ち並ぶギルドハウスが立ち並びます。
ギルド繁栄の象徴として1300年頃建てられた鐘楼は世界遺産にも登録されており、存在感がすごい。
頑張って登ってきました!気持ちいい!!
ファン・エイク兄弟作《神秘の子羊》(ゲントの祭壇画)はゲントで絶対見逃せない傑作。
ブリュッセル・ワッフルやワーテルゾーイ発祥の地でもあるので、ぜひご当地グルメも楽しんできてください。
⑤ルーヴェン(Leuven)
ブリュッセルから電車でわずか20分ほどの距離にあるルーヴェン。
アントワープやブルージュと比べあまり観光地化されておらず、治安も非常に良いことから、素朴なベルギーを楽しみたい方におすすめ。
ブリュッセルから日帰り観光できるのも魅力です。
ルーヴェンといえは、世界最古の大学として知られる「ルーヴェン・カトリック大学」が有名。
大学のシンボルである図書館は、ルーヴェン・カトリック大学の学生以外でも個人ツアーを申し込めば、内部と塔を見学することができます。
大学図書館のすぐ向いの大きな広場には、毎週マーケットがたち、クリスマスの時期には、クリスマスマーケットも開催されます。
「石のレース」と呼ばれるフランボワイヤン・ゴシック建築の市庁舎も見逃せません。
夜になるとライトアップされ、昼間とは違った景観が楽しめます。
他にも、1998年にユネスコ世界遺産に登録されたベギンホフ(ベギン会修道院)の1つ「ベギン会大修道院」や中世から19世紀までのルーヴェンとブラバントの作品を集めたM-ルーヴェン美術館などもおすすめ。
ルーヴェンのもう1つの顔といえば、ビールの都。世界最大のビール会社「アンハイザー・ブッシュ・インベブ(AB InBev)」の本拠地です。
毎年春には、ベルギー国内最大級のビールの祭典「Zythos Bier Festival」が開催されます。
街中には個人経営のドムス醸造所があり、その醸造所が経営するビアレストランもたくさんあります。街散策を楽しんだあとは、美味しいビールで喉の渇きを癒しませんか?
⑥リエージュ(Liège)
国内第5の都市リエージュは、古くからヨーロッパの交易の中継地として栄えた街です。
ベルギーの7大秘宝である「聖バルテルミーの洗礼盤」のある聖バルテルミー教会やサン・ラベール広場に面したプランス・エベック宮殿、マルシェ広場にあるリエージュ市民の自由のシンボル「ペロン噴水」など、歴史的建造物が多く残されています。
リエージュの美しい街並を見たいのなら、ビューラン山へ。
城塞に続く374段の長い石段を登るのは体力が要りますが、頂上には絶景が待っています!
また、リエージュといえばワッフル発祥の地としても有名で、モチモチとした生地にシャリッとしたパールシュガーの食感がたまりません♡
お値段もリーズナブルで、食べ歩きにもぴったり。熱々のワッフルは現地でしか味わえない美味しさなので、小腹が空いたときにおすすめです!
⑦ナミュール(Namur)
2つの川と山に囲まれたナミュールは、「ムーズ川の真珠」と讃えられるほど美しい街。
小高い丘の上には城砦(シタデル)があります。
8ヘクタールもある広大な庭園には、森林博物館や野外劇場などがあり、敷地内をミニトレインで周遊することができます。
頂上からの眺めが素晴らしく、美しい渓谷やナミュールの街並みを一望するのがハイライト。
また城砦内には、国際コンクールで数々の賞を獲得した調香師ギー・デルフォルジュの香水アトリエがあり、アトリエ内の訪問やオリジナルの香水作りもおすすめですよ!
ナミュールには、ユネスコ世界遺産に登録された鐘楼群のうちの1つ「ナミュールの鐘楼」があります。
もともと聖ピエール教会の鐘楼でしたが、1745年の火災によってナミュールの街の城壁の一部として聖ジャック塔に移されました。
ナミュールはブリュッセルから電車で約1時間で行けるので、日帰り旅行も可能です。
⑧ディナン(Dinant)
ブリュッセルから電車で約1時間半で行けるディナンは、断崖の麓にある美しい街です。
サックスの考案者アドルフ・サックスの生誕の地で、彼の名にちなんだアドルフ・サックス通りにはサックスの生家(博物館)と銅像があります。
ディナンの見どころは、絶壁に建つ城砦(シタデル)。
408段の石段を登るか、ロープウェイで行くことができ、城砦の展望台から大パノラマの絶景を楽しめます!
美しい街並とは対照的に、かつてムーズ川沿いの軍事的要所であったディナンは、何度も血塗られた歴史の舞台となりました。
城砦内には、戦争にまつわる資料や当時使われていた武器などが展示された戦争博物館があります。
他にも街のシンボルであるノートルダム教会やサックスのオブジェが設置されたシャルル・ド・ゴール橋など、ディナンの主要観光スポットは1日あれば周りきることができます。
⑨デュルビュイ(Durbuy)
世界一小さな街として知られるデュルビュイ。
日本での知名度は高くありませんが、ベルギー在住者に必ずおすすめされる街です。
石造りの家々が立ち並び、石畳が続く小道を歩いていると、まるで絵本の世界に迷い込んでしまったかのような気分になります。
街の高台にあるデュルビュイ城をはじめ、トピアリーパーク、聖ニコラ教会など2時間程度あれば十分街散策が楽しめます。
ブリュッセルから日帰りでも行けますが、デュルビュイ周辺の古城巡りと合わせて観光するのもいいですね。
また美食の街として知られるデュルビュイでは、本格的な料理も楽しめます。わざわざ遠くから食事だけのためにこの街へやって来る人もいるほど。
ゆったりとした時間が流れるデュルビュイで、美味しい食事もぜひ堪能したいものです。
ベルギー主要都市モデルルート・コース
1日~2日
1日~2日と短い期間しか滞在できない場合は、おそらくフランスやオランダからのショートトリップという方が多いと思うので、アクセスも考慮し、ブリュッセルをおすすめします。
大きな街があまり好みでないという方であれば、わたしはアントワープが好きです。
3日~4日
数日あるなら、ブリュッセル、アントワープ、ブルージュの3ヵ所を推します。
アントワープの方がよりファッショナブルで、ショッピングも楽しいですし、ルーベンスゆかりの地があるのでアート欲も満たしてくれます。
ブルージュは運河が素敵で、中世のロマンティックな街並みにうっとりできます。
5日~7日
5日以上あるならぜひ、南部にも足を延ばしたいですね!
北部とは雰囲気も違い、自然がいっぱいあるのでのんびりできます。ベルギー旅1週間とはとても贅沢で、素晴らしい体験ができると思います。
ベルギーをもっと楽しむ
シティパス
ブリュッセルで使えるシティパスを調べました。24時間、48時間、72時間有効の3種類のパスがあるので4つ以上の施設をまわるなら購入を検討してみてください。
料金は2023年現在32ユーロ、42ユーロ、49ユーロです。
変更もあるので、到着後観光案内所で最新情報をゲットしておきましょう!
現地ツアーに参加する
基本的にはすべてバスかメトロで移動できるブリュッセルですが、限られた時間での移動リスクや、トイレの場所、重要な場所の見逃しを避けることを考えると、不慣れな方は現地ツアーに参加するのがおすすめです。
日本語で予約できるベルトラでベルギーの現地ツアーを調べてみました。
ベルトラの現地ツアーは出発前に日本語で予約できる上に価格も良心的なので、わたしたちもよく利用しています。
また海外のサイトでもよければ、GetYourGuideのツアーの種類がかなり豊富でおすすめです。眺めているだけで楽しくなるものがいっぱいあるのでぜひチェックしてみてください。
観光の注意点
ブリュッセルはベルギー国内では最も治安の悪い都市と言われています。日中は旅行者も多く普通に観光できますが日本とは全くレベルが違います。
ヨーロッパ旅行ではスリとの遭遇が日常茶飯事。
どんな都市でも旅行者の多い中央駅周辺や観光地周辺は注意が必要です。
万が一に備えて準備しておきましょう。
たとえば
- 海外旅行保険付帯のクレカを使う
- 現金は100ユーロ以下で基本クレカ払い
- 高くても治安重視でホテルをとる
などは必須レベルでおすすめしたいです。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険自動付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は年会費無料で海外旅行保険が自動付帯なのは他の無料カードにはない隠れた魅力。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
旅行の準備は「ベルギーに必要な持ち物と便利グッズを旅のプロが徹底解説【チェックリスト付】」を見ればバッチリ♪
ガイドブック
ベルギー関連の書籍を10冊以上読んでおすすめしたいガイドブックをまとめました。
正直その国をしっかりと堪能したいなら地球の歩き方1択といっても過言ではありません。
ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやっぱり地球の歩き方。
全467ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
ブリュッセル、ブルージュ、アントワープ以外の地方都市の情報が詳しく載っているので周遊するには欠かせない1冊。
ベルギーのハイライトはもちろん、ベルギービールの種類と特徴、チョコレート、ワッフルなどグルメに関しても詳しく紹介されています。
現地で体調を崩した時や犯罪に巻き込まれた時の連絡先や緊急時の医療会話まで載せているのは本当に素晴らしいと思います。
また、kindle版のみ分冊版があるため、ベルギーにしか行かないという方は分冊版がおすすめです。
通常版よりお値段が安くなるのが嬉しいですね♪
ベルギーで絶対行くべき人気観光都市まとめ
ベルギーには魅力的な観光スポットがたくさんあります。
ブリュッセルだけ行くのはもったいないので、ぜひアントワープやブルージュ、できれば南の街まで足を延ばしてみてください。
ヨーロッパの中では比較的宿もリーズナブルで食事も美味しいのでとても楽しめると思います。
ベルギーをもっと知る
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ブリュッセルでぜひ泊まっていただきたいのがロッコ フォルテ ホテル アミーゴ!
ブリュッセル一の高級デザイナーズホテルとして人気が高く、立地も抜群なので子連れの滞在にもとてもおすすめです。
どこへ行くにも徒歩圏でその便利さに感動されることでしょう!お部屋も明るく朝食も美味しい誰にでもおすすめできる一押しのホテルです。