フランス、ドイツ、オランダの大国に囲まれたベルギーは西ヨーロッパの小国ながら存在感を放っています。
あのチョコレートブランド《ゴディバ》の第一号店はブリュッセルにありますし、ベルギービールのファンも多いでしょう。
有名観光都市はどこも美しい街並みで、訪れるときっと大好きになるんじゃないかな??
今回はそんなベルギーの基本情報や観光情報を完全保存版でご案内します!
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好きなホテルと組み合わせて自分のオリジナルツアーを作るのも楽しいですよ!乗り継ぎは疲れるので直行便もおすすめです♪
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ベルギーをもっと知る
このページの目次(もくじ)
ベルギー旅行おすすめ度

各国を周遊したわたしが独断と偏見でおすすめ度をまとめてみました!
海外初心者向け | |
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ショッピング | |
食事のおいしさ | |
物価の安さ | |
言葉の通じやすさ | |
子連れおすすめ度 | |
ベビーカーおすすめ度 |
フランス、ルクセンブルク、ドイツ、オランダに囲まれた国ベルギーは、まさにヨーロッパの中心!
他の国にアクセスしやすいので、ヨーロッパを周遊したい方におすすめの国でもあります。
日本からベルギーの首都ブリュッセルまでは、直行便で約12時間。乗り継ぎがある場合は、14~21時間ほどかかります。
長いフライトに加え、時差もあるので子連れだとちょっとグッタリしてしまいますが、着いてしまえば親子で楽しめるスポットも数多くありますよ♪
関連記事0歳・1歳・2歳赤ちゃんと飛行機に乗る時に知っておくべき4つの注意点
子連れの場合、オムツやミルク、離乳食などのベビーグッズは普通にスーパーで売っているので現地調達でも良いと思います。
押さえておきたいベルギーの観光情報
ベルギーのベストシーズンとおすすめの服装

ベルギーのベストシーズンは気候的に過ごしやすい「6~8月」!
日本ほど暑くならず、カラッとしていて過ごしやすいので観光には最適です♪
ベルギーは日本より高緯度に位置しているため、お昼が長い!特に夏は遅い時間まで明るいのでたっぷり観光を楽しめますよ♡
ただ、夏でも朝晩はかなり涼しいこともあるので、薄手の上着はマスト。
ローシーズンである冬は安く旅行できる時期ではありますが、日照時間が短いので早い時間から暗くなってしまいます。特に旅慣れていない人や子連れ旅行にとっては不安を感じやすいかもれません。
関連記事ベルギー旅行おすすめの服装と現地で浮かないシーズン別コーデ徹底解説

ベルギーの通貨・両替情報
通貨はユーロ(€)で、2019年10月現在1€=約121円です。
両替については、空港も街中の両替所もレートがあまりよくありません。
クレジットカードが使える場所が多いので、クレジットカードを持っている方はそのままカードを使うか、街中にあるATMでキャッシングしたほうがお得!
ベルギーはスリやひったくりが日本より起きやすいので、現金だけを持ち歩くのは本当に危険です。クレジットカードを何枚か持って行くことを強くおすすめします。
関連記事ベルギーで両替するならクレカ利用がお得!レートを比較してみた《円→ユーロ€》

ベルギーの物価

ベルギーの全体的な物価は、日本より少し高いまたはほぼ変わらないというイメージでした。
もちろん、ユーロ高の時は日本より高くなりますが、物やサービスによってまちまちといったところ。
鉄道やトラムなどの公共交通機関は日本の倍くらいするので高いですが、回数券や旅行者用フリーパスなどを駆使すれば節約可能です。
レストランのランチは1,500円~、ディナーだと2,500円~で食べることができます。
カフェでコーヒーを頼むと一杯350~400円ほど。コーヒーを頼むとチョコレートやひと口のお菓子がついてくる場合がほとんどなので、日本よりコスパ良く感じます♪
ベルギービールを楽しみに旅行される方も多いと思いますが、お店で飲んでも1杯250円~くらいなので、ミネラルウォーターのような感覚で飲めそうですね(笑)
もちろん、銘柄やお店によるのでいろんなビアカフェをめぐってみてください!
ベルギーのチップ
基本的にチップは必要ないと言われているものの、実際にはチップを渡す人も多いようです。
特に有名な観光地のカフェやレストランの店員さんは、チップをもらい慣れている人も多いようですが、特別に親切にしてもらったときだけ渡すという認識で問題ありません。
フルサービスのレストランでも、会計時におつりの中から小銭を置いてお店を出る感じで大丈夫です。
その他の場面では、タクシーで荷物の積み降ろしなどをしてもらったときには1~2ユーロ、ホテルのベルボーイやルームサービスに対し、1回につき0.50~1ユーロ程度でOK!
ベルギーの注意点(ビザ・治安・医療費)
ベルギーのビザ
ベルギーはシェンゲン協定国なので、シェンゲン圏内に入ってから90日以内であればビザは必要ありません。
ベルギーの治安
ベルギーは、日本に比べると治安が悪いと言われることが多い国。
しかし多くの旅行者が訪れるブリュッセルの中心エリアは比較的治安が良いと言われています。
駅や繁華街、バスや地下鉄内のスリや引ったくりは絶対に起こるものだと考えて十分気をつけてください!
また、2016年にはブリュッセル国際空港及び地下鉄のマルベーク駅で爆発事件が発生しており、多数の死傷者が出ています。
現在ベルギー当局は、テロによる脅威度2(テロが発生する可能性は低い)としていますが、渡航前にはたびレジなどで最新の情報を入手するようにしましょう。
詳しい治安情報は以下の記事に書いているので必ず目を通してくださいね!

ベルギーの医療費
ベルギーの医療は日本と同等の高い水準にありますので基本的には心配はありません。
ですが、日本語での診療できる病院は限られているので注意が必要です。
公立の病院、診療所には英語が通じないところも結構あり、私立は高額です。健康に不安のある方は、サポート制度のある海外保険旅行加入がベターです。
時差もあって体調を崩しがちですし、交通マナーが悪いので事故に巻き込まれてしまったなど万が一の時に備えておくのがベストです。
必ず海外旅行保険に入っておきましょう!
無料で海外旅行保険が付いてくるお得なクレジットカードをくわしく説明しているので、海外旅行保険をどうするか悩んでいる方はぜひ読んでみてください♪
関連記事年会費無料で海外旅行保険付きのおすすめクレジットカード
ベルギーの交通手段

ベルギーでは、電車、メトロ、トラム、バスなどの公共交通機関が発達しています。
日本と同じような感覚で気軽に乗車できるので、観光の足にぴったり!
空港や郊外への長距離は電車、ブリュッセル市内はメトロ、トラム、バスを使うのが一般的です。
ブリュッセル市内であれば、これらの公共交通機関はすべておなじチケットで乗車できます。
1回券(60分乗継放題)が2.2ユーロのほか、5回券(8ユーロ)、10回券(14ユーロ)24時間券(7.5ユーロ)、48時間券(14ユーロ)などさまざまなチケットが販売されています。

ベルギーのネット環境
ベルギー旅行ではGoogleマップを常に使っているのでネットが使えないというのはありえません。
携帯電話ではどこでもネット回線を拾えるようになり、接続も早くなりましたが、問題はWiFi。
ホテルはどこも大丈夫ですが、無料WiFiを設置しているカフェやレストランは実は多くないんです!
移動中ネットが使えないと困るので、SIMフリーの携帯を持っているなら空港で現地のSIMカードを購入するのもおすすめですがベルギーの場合は結構高い・・・。
英語が苦手だったり、SIMフリーの携帯をもっていないなら海外WiFiレンタルのグローバルWiFiを事前に日本で手配しておきましょう。

とにもかくにもインターネットは必須です♪
ベルギーのおすすめガイドブック

ベルギーのガイドブックは色んな種類があってどれを選べばよいか悩みます。
個人旅行する方やオランダ・ルクセンブルクと周遊する方には「地球の歩き方」がおすすめ!圧倒的な情報量です。
ツアー旅行なら写真が大きくてサクサク読める「るるぶ」がおすすめです♪
ベルギーの世界遺産

ベルギーの世界遺産は12件の文化遺産と1件の自然遺産です。
- フランドル地方のベギン会修道院群(1998年)
- ラ・ルヴィエールとル・ルーにあるサントル運河の4つのリフトとその周辺 (エノー州)(1998年)
- ブリュッセルのグラン=プラス(1998年)
- ベルギーとフランスの鐘楼群(1999年、2005年拡張)
- ブルージュ歴史地区(2000年)
- 建築家ヴィクトル・オルタの主な都市邸宅群 (ブリュッセル)(2000年)
- モンス市スピエンヌの新石器時代の火打石採掘地(2000年)
- トゥルネーのノートルダム大聖堂(2000年)
- プランタン=モレトゥスの家屋・工房・博物館複合体(2005年)
- ストックレー邸(2009年)
- ワロン地方の主要な鉱山遺跡群(2012年)
- ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献 (2016年)
- カルパチア山脈などの欧州各地のブナ原生林群(2017年)
ほとんど未訪問なので色々周ってみたいです♪ブリュッセルのグラン=プラスは定番ですが感動しました!
ベルギーの人気観光地・都市
ベルギーの中で特に日本人に人気のある観光地・都市をまとめました。
ブリュッセル

ベルギーの首都であるブリュッセル。多くの観光客が訪れる人気都市です。
世界一美しい広場と言われるグラン=プラス広場や芸術の丘、マグリット美術館などみどころ満載!
歴史ある建物が多く、中世の美しい街並みがそのまま残っています。おしゃれなお店も多く、ビールやチョコレートなどの名産品もたくさん並んでいるのでショッピングには困りません♪
また、世界三大がっかり観光スポットとも言われている「小便小僧」の像があるのもブリュッセル。

見逃してしまいそうなほど小さい像ですが、写真を撮影する人が絶えない人気スポットでもあります♪わたしももちろん足を運んだ一人です!
アントワープ

ベルギー第二の都市アントワープ。
首都のブリュッセルから鉄道で40分ほどの場所に位置する港町です。
「フランダースの犬」の舞台となったノートルダム大聖堂が有名。ネロがどうしても見たかった絵画、ルーベンスの『キリストの降架』は必見です!
その他にも、世界遺産に登録されている「プランタン・モレトゥス印刷博物館」や子連れに嬉しい「アントワープの動物園」など見どころがたくさんあります。
ブルージュ

ベルギーのベネツィアとも呼ばれる運河の街ブルージュ。中世の面影が残る歴史地区は世界遺産に登録されています。
美しい街並みをゆったり楽しめる運河クルーズは観光客に大人気♪運河側からしか眺められない景色やカモ・白鳥などの野鳥なども観察できます。
ブリュッセルから電車で1時間程度なので、ちょぴり足を伸ばして観光してみてくださいね。
ベルギー現地のオプショナルツアー・チケット情報
ベルギー現地のツアー予約ならベルトラがおすすめです!
わざわざツアーを使わなくてもよいのですが、こんな素敵な場所があったの?と気づく場合もありますし、効率的に周れるので個人的には利用価値が高いと思います。
ベルギーのお土産

ベルギーと言えば、チョコレートとビール!!NeuhausとGodivaをはしごし、胸焼けするほどチョコレートを食べました(笑)
どちらも日本に持ち帰りやすいため、超定番なお土産として人気があります。
あのPIERRE MARCOLINIだってベルギー出身♡
小便小僧の形をした「ザ・お土産」らしいものから、老舗のショコラブランドまでさまざまなタイプのものが販売されているので、予算にあわせて選んでみてください♪
子連れベルギー
ベルギーの人たちは子連れにとっても親切!
子連れで観光している方も多かったですし、声をかけてくれたり、手を貸してくれる人もいます。
公共交通機関内はわりとバリアフリーな感じなのでベビーカーでも大丈夫ですが、街中は石畳の場所が多いのでガタガタします・・。
石畳が多いというのもありますが、美術館はベビーカーNGの場合があるので、赤ちゃん連れなら抱っこひもは必須アイテムです。
ベビー用品などは全て現地で調達可能ですが、節約するなら日本から持っていた方が◎
また、高級レストランは子連れNGの場合もありますが、ブラッセリーなど気軽に入れるお店では子連れでも全然気になりません!

ベルギー基本情報

正式名称はベルギー王国。
ヨーロッパの主要な機関が多く置かれ、EUの本部やNATOの本部もブリュッセルにあるため、EUの首都と呼ばれることもあります。
首都 | ブリュッセル |
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面積 | 約3万平方キロ。 |
人口 | 約1,141万人 |
公用語 | オランダ語・フランス語・ドイツ語 |
宗教 | カトリックが6割 |
時差 | 7時間マイナス |
ハイシーズン | 6〜8月 |
ローシーズン | 冬 |
ベルギーの食事・グルメ

ベルギー料理は伝統的なフランス料理が基礎になっているため、全体的にフランス北部の食文化によく似ているといわれています。
定番料理と言えば、「ムール貝」と「ポテトフライ」!
ムール貝のワイン蒸しが豪快にバケツに盛られている様子を一度は目にしたことがあると思います♪ベルギービールのお供にぴったりの料理ですね。
ポテトフライは「フリッツ」と呼ばれ、子どもから大人まで全国民が大好きな料理のひとつなんだとか。
ベルギーではマヨネーズソースにディップして食べるのが一般的です。
ベルギーでのあいさつ
ベルギーの公用語はオランダ語・フランス語・ドイツ語の3つ!
公用語が3つもあるなんてどうしたらいいの?と悩みますよね。地域によって話す言語が異なるのですが、ブリュッセルではフランス語が主流。
英語が通じる場合が多いですが、あいさつをフランス語で言うと笑顔になってくれますよ!
こんにちは=Bonjour
さようなら=Au revoir
ありがとう=Merci
すみません=Excusez-moi
ベルギーの歴史
ベルギーは1830年に建国された国。
他のヨーロッパ諸国より歴史の浅い国に感じますが、旧石器時代の始にはすでに農耕と漁労を主とする人類が住み着いていたと言われています。
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1814年~1815年オランダに編入されるウィーン会議でオランダに編入されることが決定される
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1830年独立宣言フランスの7月革命の影響により独立宣言が行われる
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1839年オランダによるベルギー独立承認
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第一次世界大戦の対ドイツ戦により占領を受ける
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1940-44年第二次世界大戦の対ドイツ戦により占領を受ける
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1993年連邦国家に正式に移行
wikipediaで更に詳しい歴史を見る>>>ベルギーの歴史
ベルギーの基本情報まとめ
ベルギーは美しい街並みの中を散策したり、美術館をめぐったりとゆったりと楽しめます。
決して大きな国ではありませんが、ヨーロッパらしい魅力がギュッと詰まっていて大好きな国のひとつです。
実際に触れてみないと分からない感動があるので、ぜひ死ぬまでに一度ベルギーを訪問されることを強くおすすめします♪
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ベルギーをもっと知る
東京⇔ベルギーの航空券はアジア・中東経由が1番が安いです。個人旅行が好きならエクスペディアで一括検索がおすすめ!!往復たった7万円のブリュッセル行きチケットも見つかりました。
好きなホテルと組み合わせて自分のオリジナルツアーを作るのも楽しいですよ!乗り継ぎは疲れるので直行便もおすすめです♪
公式リンクエクスペディアで格安航空券をみてみる

ブリュッセルでぜひ泊まっていただきたいのがロッコ フォルテ ホテル アミーゴ!
ブリュッセル一の高級デザイナーズホテルとして人気が高く、立地も抜群なので子連れの滞在にもとてもおすすめです。

どこへ行くにも徒歩圏でその便利さに感動されることでしょう!お部屋も明るく朝食も美味しい誰にでもおすすめできる一押しのホテルです。
