ドイツの首都ベルリン。人口はおよそ365万人で、ドイツ一の大都市として知られています。
冷戦後、東西ドイツの再統一により、再びベルリンが首都となり、街にはその歴史が刻まれています。
街は第二次世界大戦で激しく破壊されたため、古い建物はほとんど残っておらず、近代的な建物が多いのが特徴で、他の都市とはまた違った特別なカルチャーを感じます。
ベルリンを訪れたらぜひとも見ておきたいのが、1961年から1989年まで街を東西に分断していたベルリンの壁!
その他にも大戦を思い起こさせる場所や、素敵なカフェなどベルリンは旅人心をくすぐる場所がたくさん♡
オハヨーツーリズムでは、ベルリンに来たら必ず足を運びたい人気観光スポットや、おすすめの料理、ここがよかった!と感じたお店など、いろいろご紹介していきます♪
ぜひブックマークして旅のお供にしてください!
このページの目次(もくじ)
- ベルリンの見どころと観光情報
- ベルリンの見どころと人気観光スポット16選
- ブランデンブルク門(Brandenburger Tor)
- ドイツ連邦議会議事堂(Reichstagsgebäude)
- 虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑(Denkmal für die ermordeten Juden Europas)
- ポツダム広場(Potsdamer Platz)
- ベルリン・フィルハーモニー(Berliner Philharmonie)
- 絵画館(Gemäldegalerie)
- チェックポイント・チャーリー(Checkpoint Charlie)
- ジャンダルメン広場(Gendarmenmarkt)
- ベルリン大聖堂(Berliner Dom)
- ムゼーウムス島(Museumsinsel)
- ペルガモン博物館(Pergamonmuseum)
- ベルリンテレビ塔(Berliner Fernsehturm)
- イーストサイド・ギャラリー(East side Gallery)
- ベルリンの壁記念館(Gedenkstätte Berliner Mauer)
- カイザー・ヴィルヘルム記念教会(Kaiser-Wilhelm-Gedächtniskirche)
- シャルロッテンブルク宮殿(Schloss Charlottenburg)
- ベルリンで泊まりたいおすすめホテル
- ベルリン子連れおすすめスポット
- ベルリンで絶対食べたいおすすめグルメ
- ベルリンで絶対買いたいおすすめ土産
- ベルリンの行き方・アクセス・交通情報
- ベルリンの治安
- ベルリンをもっと楽しむ
- ベルリンで絶対行きたい人気観光スポットまとめ
ベルリンの見どころと観光情報
それでは早速ベルリンの見どころと観光情報をご案内していきます!
おすすめ観光の周り方
ベルリンはドイツの首都です。「ベルリンの壁崩壊」で有名な場所ですが、街の東西で雰囲気が全く異なります。
こんなザ・ヨーロッパという聖堂もあれば・・・
ソ連を彷彿とさせるような地域もあります。
世界遺産にも登録されている「博物館島」(5つの博物館がぎゅっと集まっています)や数多くある歴史博物館などを訪れるのも非常に面白いですし、アートやカフェ巡りも楽しく対面的な楽しみ方ができるのもベルリンの特徴ですね!
現在、世界中からIT系のスタートアップ企業が集まってきていることもあり、グローバルな人たちが住むおもしろい都市です。
↓観光地とおすすめホテルをチェックしました
シティパス
ベルリンで使えるシティパスを調べたところ、以下の3種類が見つかりました。
- ベルリンウェルカムカード
- ベルリンシティツアーカード
- ベルリンパス
それぞれに特徴がありますが、公共交通機関を使ってより多くの観光スポットや美術館を巡るなら、ベルリンウェルカムカードがおすすめ!
ベルリンウェルカムカードには公共交通機関の乗り放題に加え、200か所以上の観光スポットの割引クーポンが付いています。
48時間、72時間、4日、5日、6日の5種類加え、博物館島の入場料付きの3日券があるので、旅行の日数に合わせて選べるのも魅力。
それぞれの料金は下記の通り。
48時間 | ABゾーン 19.9ユーロ ABCゾーン 21.9ユーロ |
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72時間 | ABゾーン 27.9ユーロ ABCゾーン 29.9ユーロ |
4日 | ABゾーン 32.5ユーロ ABCゾーン 35.5ユーロ |
5日 | ABゾーン 35.5ユーロ ABCゾーン 41ユーロ |
6日 | ABゾーン 42ユーロ ABCゾーン 46ユーロ |
3日(博物館島の入場料付) | ABゾーン 44ユーロ ABCゾーン 46ユーロ |
ABゾーンとABCゾーンの2種類がありますが、Cゾーンの観光スポットはポツダム広場くらいなので、ABゾーンで十分だと思います。
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公式サイトベルリンウェルカムカード
公式サイトは英語のみですが、ベルリンウェルカムカードはベルトラでの取り扱いもあり。
日本語のサイトで安心して詳細が確認できる上に、上記価格よりもお得に購入できるのでおすすめです。
現地ツアーに参加する
基本的にはすべて公共交通機関で移動できるベルリンですが、限られた時間での移動リスクや、トイレの場所、重要な場所の見逃しを避けることを考えると、不慣れな方は現地ツアーに参加するのがおすすめです。
日本語で予約できるベルトラでベルリンの現地ツアーを調べてみました。
ベルトラの現地ツアーは出発前に日本語で予約できる上に価格も良心的なので、わたしたちもよく利用しています。
また海外のサイトでもよければ、GetYourGuideのツアーの種類がかなり豊富でおすすめです。眺めているだけで楽しくなるものがいっぱいあるのでぜひチェックしてみてください。
近隣の観光スポット
ベルリン周辺の主な都市は下記の通り。
- フランクフルト
- ドレスデン
- ミュンヘン
ドイツの定番観光都市をマップでまとめたので位置関係の把握に利用ください。
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ベルリンの見どころと人気観光スポット16選
それでは地図を見ながらベルリンの見どころをおさえつつ、街歩きをしていきましょう!
ブランデンブルク門(Brandenburger Tor)
首都ベルリンのシンボルであるブランデンブルク門。
かつてベルリンはプロイセン公国に属し、街が壁で取り囲まれていた城郭都市でした。
城門は18ヶ所あり、ブランデンブルク門はその1つで、建築家カール・ゴットハルト・ラングハンスにより建造されました。
要塞壁に軍事的な意味がなくなると、代わりに壁は税関壁として、門は関税門としての役割を担うようになります。
1868年に城壁と城門は取り壊されましたが、旧東西ベルリンの境界に位置するブランデンブルク門だけは残され、現在は東西ドイツ統合の象徴とされています。
余談ですが、ちょうど正面にマイケルジャクソンが生後数ヵ月になる息子をベランダでぶらぶらさせ、ファンに見せたことで有名なあのホテルがあるのもここです。
ガイドしてもらわなければ、全然気が付かなかった!ガイドさん情報ありがたい。
ブランデンブルク門 | |
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住所 | Pariser Platz, 10117 Berlin 地図 |
行き方 | ベルリン中央駅から徒歩18分 |
ドイツ連邦議会議事堂は、もともと1894年に建造された帝国議会議事堂(ライヒスターク)で、第二次世界大戦中にベルリン攻防戦で破壊されました。
1999年に大規模な修復が行われ、イギリス人建築家ノーマン・フォスターの設計により、現在のガラス張りのドームをもつモダンでかつ重厚な歴史的建築物の融合した建物に生まれ変わります。
ドイツ連邦議会議事堂は無料で見学できる人気観光スポットで、混雑が予想されるため、事前に予約をしてから行くことをおすすめします。
ドイツ連邦議会議事堂 | |
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住所 | Platz der Republik 1, 11011 Berlin 地図 |
行き方 | ベルリン中央駅から徒歩14分 |
時間 | 8:00-24:00 |
料金 | 無料 |
HP | https://www.bundestag.de/besuche/architektur/reichstag/ |
虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑(Denkmal für die ermordeten Juden Europas)
「虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑」は、ナチス政権によるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)を戒める記念碑。
1.9ヘクタールの敷地に2711のコンクリートの石柱の碑が林立しています。
ユダヤ系米国人の建築家ピーター・アイゼンマンによって手がけられた石碑群は2005年に完成し、毎年たくさんの人々がここを訪れます。
正直、この記念碑が一番写真で見るのと、自分で立ってみるのとで印象が違う場所でした。
200メートル先にはブランデンブルク門があり、合わせて見学することをおすすめします。
虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑 | |
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住所 | Cora-Berliner-Straße 1, 10117 Berlin 地図 |
行き方 | ブランデンブルク門から徒歩7分 |
料金 | 無料 |
HP | https://www.stiftung-denkmal.de/ |
ポツダム広場(Potsdamer Platz)
ベルリンの中心的な場所であったポツダム広場は、第二次世界大戦で徹底的に破壊され、その後ベルリンの壁で分断されました。
1999年に始められたポツダム広場の再開発により、ポツダム広場にはソニーセンターやダイムラークライスラーシティなどのビルが建ち、現在は活気を取り戻しています。
ポツダム広場交差点の歩道にはベルリンの壁の一部がそのまま残され、説明パネルも設置されています。
ポツダム広場から北に800メートル程行くとブランデンブルク門があり、ポツダム広場とブランデンブルク門のちょうど中間地点に、虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑があります。
ポツダム広場 | |
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住所 | Potsdamer Platz, 10785 Berlin 地図 |
行き方 | ブランデンブルク門から徒歩11分 |
料金 | 無料 |
HP | https://potsdamerplatz.de/ |
ベルリン・フィルハーモニー(Berliner Philharmonie)
斬新なデザインの外観をもつベルリンのコンサートホール「ベルリン・フィルハーモニー」は、1963年に開館。
世界三大オーケストラの1つに数えられているベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地として知られており、ガイドツアーで内部を見学することができます。
せっかくベルリンを訪れたのなら、世界最高峰の音をベルリン・フィルハーモニーで堪能したいですね!
ベルリン・フィルハーモニー | |
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住所 | Herbert-von-Karajan-Straße 1, 10785 Berlin 地図 |
行き方 | ポツダム広場駅から徒歩10分 |
料金 | ガイドツアー10ユーロ〜 |
HP | https://www.berliner-philharmoniker.de/ |
絵画館(Gemäldegalerie)
絵画館(ゲメルデ・ギャラリー)は13世紀から18世紀のヨーロッパ諸国の作品を多く所蔵する美術館です。
工芸美術館や美術図書館と一体となった「カルチャーフォーラム」と呼ばれる複合文化施設の中にあり、近くにはベルリン・フィルハーモニーのコンサートホールもあります。
コレクションの前身はベルリン王宮の王室ギャラリーで、ラファエロ、ボッティチェリ、ルーベンス、カラバッジョ、レンブラント、フェルメールなどの名作が揃います。
美術が好きな人にとっては見逃すことができない美術館といえるでしょう。
絵画館 | |
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住所 | Matthäikirchplatz, 10785 Berlin 地図 |
行き方 | ポツダム広場から徒歩8分 |
時間 | 10:00-18:00(木曜日のみ20:00まで) |
定休 | 月曜日 |
料金 | 大人10ユーロ、18歳未満無料 |
HP | https://www.smb.museum/museen-einrichtungen/gemaeldegalerie/home/ |
チェックポイント・チャーリー(Checkpoint Charlie)
チェックポイント・チャーリーは、1961年から1990年にかけて東西ベルリンの境界に建てられていた検問所。
現在、チェックポイント・チャーリーの跡地に残されているのは、アメリカ側が使用していた検問所の小屋とアメリカとソビエト兵士の写真のみ。
冷戦時代を彷彿とさせるベルリンの観光スポットになっています。
チェックポイント・チャーリー | |
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住所 | Friedrichstraße 43-45, 10117 Berlin 地図 |
行き方 | コッホシュトラーセ駅から徒歩1分 |
ジャンダルメン広場(Gendarmenmarkt)
ベルリンの中心部にある「ジャンダルメン広場」は、ベルリンで最も美しいと言われている広場です。
1688年に建築家ヨハン・アルノルド・ネリングによって設計されました。
広場にはドイツ大聖堂とフランス大聖堂があり、2つの大聖堂の間には、ベルリン交響楽団の本拠地であるコンツェルトハウス・ベルリンがあります。
この時期にベルリンを訪れる方は、ぜひジャンダルメン広場のクリスマスマーケットに足を運んでくださいね!
ジャンダルメン広場 | |
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住所 | Gendarmenmarkt, 10117 Berlin 地図 |
行き方 | ブランデンブルク門から徒歩15分 |
ベルリン大聖堂(Berliner Dom)
シュプレー川の中州にあるベルリン大聖堂は、もともとホーエンツォレルン王家の記念教会として1465年に建てられた教会です。
クリプト(地下墓所)には、ホーエンツォレルン王家の墓所もあります。
第二次世界大戦中、ベルリン大聖堂は空爆による大きな被害を受けました。
その後修復が行われ、ベルリンの建築家カール・フリードリッヒ・シェンケルにより、ネオ・バロック様式に再建されています。
見どころは、大聖堂の巨大ドーム。
高さ114mのドームには、聖書「山上の説教」の祝福を描いたアントン・ヴェルナー作のモザイク画が8点飾られています。
このモザイク画を間近で見たい方は、270段の階段を頑張って上りましょう!へとへとになりながら、頑張って上った先には絶景!!
ドームの外へ出ることもでき、展望スペースからベルリンの街が望めます。
ベルリン大聖堂 | |
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住所 | Am Lustgarten, 10178 Berlin 地図 |
行き方 | ムゼウムスインゼル駅から徒歩1分 |
時間 | 10:00-18:00(月〜金曜日) 10:00-17:00(土曜日) 12:00-17:00(日曜日) |
料金 | 大人10ユーロ 学生7.5ユーロ 家族料金10ユーロ(大人1人+子供3人まで) |
HP | https://www.berlinerdom.de/ |
ムゼーウムス島(Museumsinsel)
ベルリンを南北に流れるシュプレー川の中州には、ムゼウムスインゼル(博物館島)と呼ばれる島があります。
1824年から1930年の間に築かれた5つの博物館と美術館が並ぶエリアで、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
対象となっているのは「ペルガモン博物館」「新博物館」「ボーデ博物館」「旧ナショナルギャラリー」「旧博物館」の5つ。
第二次世界大戦中、博物館島は大きな被害を受けましたが、東西ドイツ再統一以降コレクションは元の展示場所に戻され、建物の修復・再建が進められました。
2019年に新たに「ジェームス・ジモン・ギャラリー」が完成し、博物館島の新たな玄関口となっています。
ムゼーウムス島 | |
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住所 | Museumsinsel Berlin 地図 |
行き方 | ムゼウムスインゼル駅から徒歩3分 |
HP | http://www.museumsinsel-berlin.de/ |
ペルガモン博物館(Pergamonmuseum)
ムゼーウムス島の中でも特に人気が高いのが、西アジア文化とイスラム文化を中心に展示しているペルガモン博物館。
見どころは、ペルガモンで発掘されたゼウスの大祭壇、古代バビロニアのイシュタール門、現在のトルコにあった都市ミレトスの市場門、現在のヨルダンにあったウマイヤ朝時代のムシャッタ宮殿などです。
チケット売り場には長蛇の列ができるので、事前に予約して行くことをおすすめします。
ペルガモン博物館 | |
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住所 | Bodestraße 1-3, 10178 Berlin 地図 |
行き方 | ベルリン=フリードリヒ通り駅から徒歩9分 |
時間 | 10:00-18:00(火・水・木・金・土・日曜日) 10:00-20:00(木曜日) |
定休 | 月曜日 |
料金 | 大人12ユーロ 18歳未満無料 |
HP | https://www.smb.museum/museen-einrichtungen/pergamonmuseum/home/ |
ベルリンテレビ塔(Berliner Fernsehturm)
ベルリンのランドマークであるベルリンテレビ塔は、東ドイツ時代の1969年に完成しました。
高さは368メートルで、ベルリンで最も高い建物です。
地上203メートルに位置する球体には展望台があり、ベルリンの街を一望することができます。
展望室の床が360度回転するレストラン「スフィア(Sphere)」では、食事をしながらベルリンの街並みが楽しめます。
レストランへ行く場合、並ばずに入場できるのも魅力ですね。
ベルリンテレビ塔 | |
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住所 | Panoramastraße 1A, 10178 Berlin 地図 |
行き方 | ベルリン大聖堂から徒歩11分 |
時間 | 9:00-23:00 |
定休 | – |
料金 | 大人24.50ユーロ〜 |
HP | https://tv-turm.de/en/ |
イーストサイド・ギャラリー(East side Gallery)
ベルリン随一の見どころといえば、イーストサイド・ギャラリーでしょう。
1989年にベルリンの壁は崩壊しましたが、その残された一部の壁を使ったオープンギャラリーがあり、観光の大人気スポットとなっています。
ベルリンの壁を利用した壁画は、国内外のアーティストたちによって多種多様なデザインが施され、見飽ることはありません。
現存する最長のベルリンの壁で、オープンギャラリーとしては世界最長。
21カ国から118名ものアーティストたちが描いた作品の中でも、最も有名なのが《ホーネッカーとブレジネフの熱いキス》。
旧東ドイツのホーネッカー書記長とソ連ブレジネフ書記長の2人を描いたもので、2ヶ国間の複雑かつ深い関係を描いた作品です。
歴史的にも大変貴重な場所のため、世界中からたくさんの観光客が足を運んでいました。
イースト・サイドギャラリー | |
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住所 | Mühlenstraße 3-100, 10243 Berlin 地図 |
行き方 | ベルリン東駅から徒歩11分 |
ベルリンの壁記念館(Gedenkstätte Berliner Mauer)
全長160kmもあったベルリンの壁のほとんどは撤去されましたが、ベルリンの壁記念館は、歴史を風化させぬよう当時の状況を伝えてくれる貴重な博物館です。
冷戦化で命を落とした人々を追悼するための追悼記念の窓や監視塔を間近で見ることができます。
冷静時代のベルリンを知る上で外せない観光スポットです。
ベルリンの壁記念館 | |
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住所 | Bernauer Str. 111, 13355 Berlin 地図 |
行き方 | ベルリン北駅から徒歩7分 |
時間 | 10:00-18:00 |
定休 | 月曜日 |
料金 | 無料 |
HP | http://www.berliner-mauer-gedenkstaette.de/ |
カイザー・ヴィルヘルム記念教会(Kaiser-Wilhelm-Gedächtniskirche)
カイザー・ヴィルヘルム記念教会は、古い尖塔と新しい教会によって構成された教会です。
古い尖塔のほうは19世紀末に建てられた大きな教会でしたが、1943年のベルリン大空襲で破壊されてしまいました。
尖塔のみが残り、戦争の恐ろしさを伝えるため空襲で破壊されたままの姿で保存されています。
生々しい傷跡の残る尖塔とは対照的に、同じ敷地内には「青の教会」と呼ばれるモダニズム建築の新しい教会があります。
教会内部には、その名の通り青いステンドグラスが張り巡らされ、神秘的な世界が広がっています。
ベルリン観光の際は、ぜひ訪れて欲しい場所です。
カイザー・ヴィルヘルム記念教会 | |
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住所 | Breitscheidplatz, 10789 Berlin 地図 |
行き方 | ベルリン動物園駅から徒歩2分 |
時間 | 10:00-18:00 |
料金 | 無料 |
HP | https://www.gedaechtniskirche-berlin.de/ |
シャルロッテンブルク宮殿(Schloss Charlottenburg)
シャルロッテンブルク宮殿は、初代プロイセン王フリードリヒ1世の命により、王妃ゾフィー・シャルロッテの夏の離宮として建てられました。
当初はリーツェンブルク宮殿と呼ばれていましたが、王妃が若くして亡くなったため、シャルロッテンブルク宮殿に改名しています。
第二次世界大戦で被害を受けましたが、その後修復され、ユネスコの世界遺産に登録されました。
プロイセン王家の膨大な富を投入して築き上げたシャルロッテンブルク宮殿。
見どころは、フリードリヒ1世と妃の部屋や陶器の間、礼拝堂など、豪華絢爛な暮しぶりを垣間見ることができます。
日本語のオーディオガイドもあり、おすすめです!
シャルロッテンブルク宮殿 | |
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住所 | Spandauer Damm 10-22, 14059 Berlin 地図 |
行き方 | リヒャルト・ヴァークナー・プラッツ駅から徒歩10分 |
時間 | 9:00-17:30(4月〜10月) 9:00-16:00(11月〜3月) |
定休 | 月曜日 |
料金 | 大人19ユーロ ファミリー料金(大人2人+子供4人まで)25ユーロ |
HP | https://www.spsg.de/schloesser-gaerten/objekt/schlossgarten-charlottenburg/ |
ベルリンで泊まりたいおすすめホテル
わたしがベルリンでおすすめしたいホテルは3箇所。
↓有名観光地との位置関係はこんな感じ
イチオシはヒルトン ベルリン
一押しは立地No1のヒルトン。わたしはヒルトンの会員ということもあり、迷わずここへ宿泊することにしました。
主要観光地のど真ん中なのでどこへ行くにも便利。景色も抜群で、特に朝食は最高でした♡
マリオットグループで泊まった、ホテルリュック オートグラフコレクションもモダンアートで有名なベルリンらしい個性的なデザインで、また泊まりに来たいと思えるクオリティでした。
ベルリンはヨーロッパの大都市の中ではホテル価格が手ごろなので、高級ホテルにも手を出しやすいと思います。ぜひ1泊でも素敵なホテルに宿泊してみてください♪
ベルリン子連れおすすめスポット
ベルリン動物園は子連れ、家族におすすめスポットです。
ヨーロッパの教会、美術館にちょっと疲れたら子供が遊べる場所で過ごすのも楽しいかもしれません。
- ベルリン動物園
- ベルリンテレビ塔
- ジャンダルメン広場
その他、のんびりできるジャンダルメン広場や、待ち時間なく入場できるベルリンテレビ塔もおすすめ。
ベルリンで絶対食べたいおすすめグルメ
アイスバイン(Eisbein)
ベルリン伝統料理のアイスバイン。豚のすね肉を骨付きのまま煮込んでほろほろになったものをいただきます。
お店によっては煮込みがあまく、結構味の良しあしに差が出るメニュー。
できれば評判のお店で試してみることをおすすめします。
ソーセージ(Wurst)
ドイツと言えばソーセージ。ソーセージと言えばドイツ。というくらいドイツで愛されている国民食。
ドイツ語ではWurstと発音します。ソーセージの種類は1500もあるといわれ、大きく下記の3種類にわかれています。
- 生ソーセージ(Rohwurst )
- ボイルソーセージ(Brühwurst )
- 調理ソーセージ(Kochwurst)
地域によっても様々で、レストランやビアホールはもちろん、屋台でサクッとファーストフードとして楽しむのもいいですね。
わたしは定番のフランクフルトやミュンヘン名物のヴァイスヴルスト(白いソーセージ)に甘いマスタードつけて食べるのがお気に入り。
ぜひ旅の道中、自分好みのソーセージをみつけてみましょう!
フラムクーヘン(Flammkuchen)
薄い生地にサワークリームを塗って野菜を載せて、ささっと焼いて食べる軽~いピザです。
フランス・アルザス地方で生まれた郷土料理で、「タルト・フランベ(Tarte flambée)」という名前なら聞いたことがある人もいるかもしれません。
ビールとの相性抜群の人気のおつまみ。
ベルリンで絶対買いたいおすすめ土産
ドイツには日本でも有名なブランドがたくさんあり、ベルリンでもそれらのショップを多く目にする事ができます。
また、オーガニック大国でもあるので、bioと書かれたお肌に優しいオーガニックのコスメや石鹸も絶対に買いたい!
ちょっと良いお土産なら、老舗ブランドの文房具や小物などもおすすめです。
ベルリンの壁グッズ
ベルリンの壁そのものや、壁にまつわるアートグッズなど様々な雑貨が目を惹きました。
アンペルマン
旧東ドイツの歩行者信号機で使われていたアンペルマン。ベルリンには専門のショップもありました。
コスメ・美容
ドイツの定番土産のひとつとなっている、薬局&ドクターズコスメ。
特にドイツのドラッグストア最大手、dmデーエムは、日本のマツキヨ的な存在で、街のいたるところにあります。
クナイプの入浴剤・オイル(Kneipp)
ドイツで絶対買おうと思って狙っていたのがクナイプ製品。
入浴剤とオイルは日本で絶賛愛用中。ドイツは種類も豊富な上値段も安いのでウキウキします♡
大きなボトルはスーツケースの容量オーバーで買えませんでしたが、小さな入浴剤とオイルを3本ゲットしました。
日本未発売のアルガンオイルはかなり甘い香りなので冬向き。強い香りが苦手な人には向かないかも。
ドクターハウシュカ(Dr.Haushka)
ドクターハウシュカは、ドイツ発のオーガニックコスメブランド。
ドクターハウシュカの製品は、すべて自然の恵みを活かした、肌にやさしいオーガニックコスメなので、肌本来の美しさを守りたい方におすすめです。
老舗ブランド
ドイツと言えば、メルセデスベンツ!ですが、他にも「え、これもドイツだったの?」と驚く有名ブランドがちらほら。
日本よりもかなり安く買えるので、旅の思い出にお得にお買い物してはいかがでしょう。
フェイラー(FEILER)
ドイツ発祥のフェイラーはタオルハンカチやバッグが日本でも女性に大人気!
黒い花柄のイメージが強すぎてちょっとおばさんぽいデザインが多いのかな?なんて思ってたら大間違い!!
全くそんなことはなくてモダンでスタイリッシュな柄もたくさんありました♡
荷物になるのでハンカチとスタイしか購入しませんでしたが、寝具やタオル製のバッグも素敵だった~♡
少ないですがアウトレット商品もありました。ヨーロッパ限定モデルを中心に掘り出し物をみつけてみてはいかがでしょう??
ベルリンの行き方・アクセス・交通情報
街によって交通事情は多少異なりますが、大都市はもちろん、少し小さな街でもSバーン(電車)・Uバーン(地下鉄)・トラム(路面電車)・バスのいずれかは必ずあり、公共交通機関だけで旅ができます。
都市間も高速バスや電車が運行しているので非常に便利!
また、タクシーの初乗り料金は3.5ユーロほどで格安。チップは15~20%。英語はあまり通じませんが、目的地の場所がはっきり分かっている場合は利用してみても良いでしょう。
因みにメルセデスベンツの国なだけあって、タクシーやゴミ収集車までメルセデスベンツだったのにはびっくり!
鉄道で行く場合
- ICE:インターシティ・エクスプレス(超高速特急列車)
- IC:インターシティ(特急列車)
- RE:レギオナル・エクスプレス(快速)
- RB:ローカル線(各駅停車)
主要駅からの移動時間を簡単にまとめました。
- ミュンヘンからICEで約4時間40分
- フランクフルトからICEで約5時間
- ドレスデンからICEで約2時間
ベルリンから他の都市へ鉄道で移動するならジャーマンレイルパスが便利。
ジャーマンレイルパスは、ドイツ鉄道と一部の私鉄が指定期間中乗り放題になるパスです。
期間は3日、4日、5日、7日、10日、15日からと、幅広い枠で選ぶことができます。
ドイツ国内の移動だけでなく、イタリア、オーストリア、ベルギー、スイス、ポーランド間の指定路線にも乗車できるので、列車での移動を中心に周辺国を周遊しようと思っている方には絶対おすすめ!
ベルリンの治安
ドイツの治安は比較的良好で、ヨーロッパの大国と比べてスリも少なく安心して滞在できると思います。
とはいえ日本のようにバッグを開けっ放しで歩くなんて行為はNG!!
特にフランクフルトは現在、国内でもっとも犯罪発生率が高いと言われていますし、ドラッグの売買が行われていることも。
暗い道や人がいないところを旅行者一人で歩かないようにしましょう。
スリの基本対策
万が一に備えて準備しておきましょう。
たとえば
- 海外旅行保険付帯のクレカを使う
- 現金は100ユーロ以下で基本クレカ払い
- 高くても治安重視でホテルをとる
などは必須レベルでおすすめしたいです。
海外旅行保険は必要
ヨーロッパに関しては、海外旅行保険は絶対に必要です。
毎月海外旅行へ行き、何度もヨーロッパ渡航しているわたしですら、スリに狙われたことは一度や二度ではありません。未だに盗られていなのは運が良かっただけだと思っています。
ですので、どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前にあらかじめ携行品保証が入っている保険に入っておきましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は旅行好きのあいだでは有名なカード。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
公式サイトエポスカード
そのほかクレジットカードについては「ドイツで得する人気クレジットカードおすすめ」の記事で詳しく解説しています。
ベルリンをもっと楽しむ
ベストシーズンは夏(5月・6月・7月・8月・9月)
ドイツは北海道よりも北に位置しており、夏は15~25度と過ごしやすいですが、冬は雪が多く降り、氷点下の気温が続いたりと厳しい気候。
また、サマータイム制度が導入されており、3月の最終日曜日から10月の最終日曜日にかけて、時間が1時間ずらされます。
夏の日照時間がかなり長くなって、8月には夜10時になっても外が明るかったりと、観光するには最適の季節と言えるでしょう。
また、多くの音楽祭やワインフェスティバルなどの野外イベントも盛りだくさんで、何日いても飽きないのがこの季節の特徴です。
ライン川クルーズなどの観光船は冬季は運休しているので、ライン川の古城巡りをしたい人は、ぜひ夏に訪れましょう!
ガイドブックは持ってて損なし
ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
ドイツのガイドブックを15冊以上読んで比較してみました!これからガイドブックを購入する方の参考になると嬉しいです。
正直その国をしっかりと堪能したいなら地球の歩き方1択といっても過言ではありません。
ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやっぱり地球の歩き方。
文字ばかりで写真もいまいち…と言われていたのは昔の話で現在は随分と雰囲気が変わりました。
この1冊あれば個人旅行で困ることがないように作成されており、観光情報だけでなくホテルや基本情報、おすすめルートなど何パターンも網羅されています。
「地球の歩き方」シリーズは、マイナーな都市までカバーしているのが特徴のひとつ。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
エリアごとの分冊(5冊)と短期滞在者向け・街歩き向けのPlatシリーズも発刊されているので、「地球の歩き方」だけで考えても迷ってしまいますね(笑)
ベルリンで絶対行きたい人気観光スポットまとめ
ベルリンに来たらぜひ足を運んでいただきたいおすすめの場所を紹介しました。
見たいところがたくさんあって、古着屋巡りや買い物にまであまり余裕がなかったのが残念。
営業時間が短い場所が多いので、短期の滞在だとかなり忙しなくなってしまうかも。ぜひ少し時間に余裕をもってゆったりと街歩きを楽しんでもらいたいと思います。
季節によって楽しめる場所にも違いがありますが、ベルリンは室内の施設も充実しており年中観光しやすいおすすめの都市ですよ!ぜひこの記事を参考に色々まわってみてください!