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中東にあるヨルダン、アラブ諸国で最も有名な観光地がある国と言えばヨルダンではないでしょうか?
ぺトラ遺跡、死海だけでなく、ワディ・ラム砂漠やスーク(市場)巡りなどアラブ旅行らしいアクティビティもたくさんあって楽しいですよね!
今回はそんな素敵なヨルダンの基本情報や観光情報を完全保存版でご案内します!
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ヨルダンをもっと知る
このページの目次(もくじ)
ヨルダン観光記事一覧
当サイトのヨルダン関連記事を一覧にしました。
気になる項目をタップすると該当記事にジャンプします。
ヨルダン基本情報
ヨルダン旅行はこんな人におすすめ
海外初心者向け | |
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観光 | |
食事のおいしさ | |
物価の安さ | |
言葉の通じやすさ | |
子連れおすすめ度 | |
ベビーカーおすすめ度 |
飛行機で日本からの直行便はなく、中東各都市でのトランジットで17~19時間。ヨーロッパ経由だとそれ以上かかります。
アラブ諸国の中でも治安は比較的安定していて、人々も穏やかです。
ドバイのように出稼ぎの人は多くなく、そこまで貧富の差もないためにギスギスしていなくてゆったりとした雰囲気でした。
首都アンマンの高めなレストラン、観光地を含む中級以上のホテルでは洋食なども食べることができますが、町中ではアラブ料理が中心。
英語はあまり通じないものの、観光客が多い場所では通じるので旅行には困りません。
わたしがヨルダン滞在中にも小さな子を何人かみかけました。家族で砂漠や死海に滞在するのはとてもいい経験になると思います。
長いフライトに加え、時差もあるので子連れだとちょっとグッタリしてしまいますが、着いてしまえば親子で楽しめるスポットも数多くありますよ♪
関連記事0歳・1歳・2歳赤ちゃんと飛行機に乗る時に知っておくべき4つの注意点
また、オムツやミルク、離乳食などのベビーグッズも普通にスーパーで売っているので現地調達でも良いと思います。
総合的にポイントは高めになりました!フライト時間が少し長いですが、見所が大変多く、満足度が高い国です♪
事前に知っておきたいヨルダンの観光情報
正式名称はヨルダン・ハシミテ王国。日本のようにロイヤルファミリーがいて、イスラム教の開祖ムハンマドの子孫であるハーシム家を王家とする立憲君主制を採っています。
photo by Frédéric de Villamil
わたしの友人のヨルダン人は外交が得意なラニア王妃はヨルダンにとってはマイナスな政治が多くあまり良くないと文句を言っていました(笑)
イラクやシリア、イスラエル、パレスチナといった紛争地域に囲まれていますが、ヨルダン国内の治安は安定しており、中東地域の平和と安定においても、ヨルダンは重要な役割を果たしています。
首都 | アンマン |
---|---|
面積 | 約8万9,000平方キロメートル(日本の約4分の1) |
人口 | 約1,114万8,000人 |
公用語 | アラビア語だが、観光地では英語が通じる |
通貨 | JOD(ヨルダン・ディナール) |
宗教 | イスラム教93% キリスト教7% |
時差 | -7時間(4~10月のサマータイムは-6時間) |
ハイシーズン | 3~5月、10月後半~11月 |
ローシーズン | 冬 |
ちなみにお得情報をひとつ!9月と3月が旅行会社の決算月のため格安セールが出やすいらしく狙い目ですよ♪
ヨルダンの公用語はアラビア語
アラビア文字は右から左に書きます。アラビア語は「フスハー」と言う標準アラビア語と、日常会話で使われ、国や地域によって大きく異なる「アンミーヤ」と言う方言があります。
せっかくの旅行なので簡単な挨拶だけ覚えていきましょう!
- こんにちは:السلام عليكم アッサラームアライクム
- こんにちは(返答):و عليكم السلام ワライクムッサラーム
- ありがとう:شكرا シュクラン お礼の言葉は大事
この三つのフレーズはアラブ諸国どこへ行っても通じますし、「アッサラームアライクム」はムスリム(イスラム教徒)同士の挨拶でもあるので現地の人もとても喜んでくれます。
ヨルダンのベストシーズンとおすすめの服装
ヨルダンの観光のベストシーズンは3月~5月、10月後半~11月と言われています。
砂漠地帯の特徴として、夜は肌寒くなることもありますので、シーズンに関わらずしっかりと長袖や羽織るものも持参しましょう。
また、日差しも強く、冬以外は乾燥もしているので日焼け止め・保湿対策も忘れずに☆
紅海沿岸に比べれば、夏でも首都アンマンの暑さはまだ耐えられるレベルです(笑)
冬は死海も若干冷え込み、ぺトラやアンマンでも雨や雪が降ることもあるためローシーズンとなりますが、料金は結構下がるので、安く旅行をしたい人には狙い目かも知れません。
関連記事ヨルダン旅行おすすめの服装と現地で浮かないシーズン別コーデ
ヨルダンの通貨 両替情報
ヨルダンの通貨は、ヨルダン・ディナールと呼ばれており、2019年5月現在約156.71円/ヨルダン・ディナール。
補助通貨としてフィルスがあり、1ヨルダン・ディナール=1000フィルスです。
両替については、空港や都市であればダウンタウンなどにある両替所でできますが、やはりアンマン市内の両替所のレートが一番いいです。
観光地であれば、そのまま円からヨルダン・ディナールへの両替もできます。
クレジットカードを持っている方はそのままカードを使うか、街中にあるATMでキャッシングしたほうがお得!
関連記事ヨルダンの両替ならクレカでキャッシングがお得!レート方法を比較してみた
ヨルダンの物価
気になるのは物価ですよね!ヨルダンの物価は総じて安めです。
安宿もありますし、地元の人が行く食堂に行き、バスやセルビス(乗り合いタクシー)を使って旅行をする分には旅費は安くすみます。
大まかにペットボトルの水は50円、シャウルマ(サンドイッチ)は100円、軽い食堂では100~200円といった感じなので、一日1000円程度でしょう。
しかし、観光地では外国人料金がありますし、ぺトラ遺跡への入場料は一日券で50ヨルダン・ディナール(約7700円)もします!
高級ホテルや高級レストランも日本とそこまで変わらない値段ですので、自分のプランにあった旅行でかかる値段は変わってくると思います。
ヨルダンのビザ
1ヵ月以内であれば日本人は空港または国境で、無料のシングルビザが取得できます。(例外的にキング・フセイン橋、ワディ・アラバの国境では取得できません)
ヨルダンの治安
ヨルダンの治安について詳しくまとめました。
ヨルダンは残念ながらセクハラや性犯罪が多くなっています。ボッタくりタクシーや女性をだます悪い輩もいるので治安の記事を読み込んで対策をとるようにしてください!
関連記事ヨルダンの治安最新情報!旅行者が注意すべき9つのことと危険スポット
ヨルダンの医療費
ヨルダンでは、外国が利用する医療機関は一般的には私立の総合病院か個人クリニックになります。
旅行者の場合は全額自己負担となり、医療費はかなり高額になることがあります。
ヨルダンの交通マナーはあまり良くなく、事故も多発しています。
必ず海外旅行保険に入っておきましょう!
無料で海外旅行保険が付いてくるお得なクレジットカードをくわしく説明しているので、海外旅行保険をどうするか悩んでいる方はぜひ読んでみてください♪
関連記事年会費無料で海外旅行保険付きのおすすめクレジットカード
ヨルダンの交通手段
ヨルダンでは、バス、セルビス(乗り合いタクシー)、タクシーがあります。
アンマンでは多くの市内バスとセルビスが走っていますが、時間が限られた旅行者にとって使いやすいのはタクシーです。初乗りは250フィルス(約40円)と値段も安いです。
アンマン市内のタクシーは全てメーターがついていますが、やはり外国人だとぼったくって来ることもあります。
UberやCareem(カリーム)などの配車サービスは使えることは使えますが、当局にはまだ認可されていません。
ヨルダンのネット環境
ヨルダン旅行ではGoogleマップを常に使っているのでネットが使えないというのはありえません。
SIMフリーの携帯を持っているならeSIMを使うか、空港で現地のSIMカードを購入するのが一番おすすめ。
近年、物理的なSIMの入れ替え作業が不要・ダウンロードで利用可能なeSIMも人気です。
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eSIMのメリットはなんといっても紛失リスクがない点です。
また、本体の価格がかからないため、料金も従来のSIMと比べて格段に安くなりました。
空港やAmazonで物理SIMを購入するのもアリですが、売り切れていたり、到着が間に合わない可能性、欲しいプランがない場合も。
わたしも以前は空港で物理SIMを買うことが多かったのですが、ヨーロッパ旅行中に父がSIMカードをなくしてしまったことがあり、その時の再発行が大変面倒だったので、それ以来eSIMを愛用するようになりました。
eSIMはネット環境があれば現地でいつでも購入できるので安心。
わたしはAiraloのeSIMを愛用しています。
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英語が苦手だったり、SIMフリーの携帯をもっていないなら海外Wi-FiレンタルのグローバルWiFiを事前に日本で手配しておきましょう。
とにもかくにもインターネットは必須です!
ヨルダンのお土産
わたしの定番ヨルダン土産はショール、死海グッズ、オーガニック石鹸、砂絵ボトル、アラブスイーツ、雑貨、クーフィーヤ(男性用スカーフ)です。
砂漠地帯では男女問わずスカーフがあると、暑さや砂から肌や髪を守ってくれて便利!
ヨルダンの食事・グルメ
ヨルダンに行ったらぜひアラブ料理を試して欲しいです!
定番にはファラーフェル(ヒヨコ豆のコロッケ)やホンムス(ヒヨコ豆のディップ)、ケバーブ(肉のミンチを炭火で焼いたもの)、シャウルマ(中東風サンドイッチ)があります。
わたしの大のお気に入りはアラブ版チーズケーキとも言えるクナーファです!
photo by keiko
アンマンに「ハビーバ」と言う有名なお店があり、多い時で一日に3回食べました(笑)
ヨルダン料理の定番と言えばマンサフで、ご飯にお肉とヨーグルトソースがかかったベドウィンのおもてなし料理もです。
また、暑い外を歩いて一息つきたい時は冷たいフレッシュジュースやスッキリしたラバン(少し塩味のあるヨーグルトドリンク)がピッタリ!
photo by keiko
濃度の高い死海からアンマンに戻ってきてそのまま2杯一気飲みしました(笑)
何とも言えない香ばしい味わいで、今でもとっても恋しい味です。あとは本場のフムス(ホンムス)は時々自宅でも作ります♪アラブ料理は本当に美味しいので驚かれるかも!?
ヨルダンの人気観光地
ヨルダンの中で特に日本人観光客に人気がある場所について説明します。
ぺトラ遺跡
映画「インディージョーンズ」の舞台にもなった中東を代表する大遺跡で、ヨルダン観光のハイライトです。
優しいピンクカラーが特徴的で、ぺトラ遺跡の中で一番有名な「エル・ハズネ」は光の違いによって色々なバラ色に変わります。
週に三回、遺跡の入り口からエル・ハズネまで1500本のロウソクが飾られるイベントが開かれていて、ライトアップされた様子もとても神秘的です。
死海
ぺトラ遺跡と並ぶヨルダン旅行のハイライトの死海は、ヨルダン随一のリゾートタウンでもあります。
塩分濃度がとても高いため体が自然と浮き上がるという不思議な体験ができます。
また、死海の泥はミネラルが豊富なので、ぜひ美肌効果抜群の泥パックを試してみて下さい♪高級リゾートホテルでのスパや死海コスメブランドも有名です。
ワディ・ラム砂漠
映画「アラビアのロレンス」の地としても有名な「ワディ・ラム」は、巨大な岩山と赤い砂の砂漠地帯で、岩絵や古代人の碑文もあります。
ワディ・ラムに来たなら4WDやラクダの砂漠ツアーやキャンプもおすすめです!どこまでも広がる砂漠の中でエキゾチックな滞在が楽しめます。
アンマン
photo by keiko
アンマンの丘から町を見下ろすと、中東など乾燥した地域で見られる独特の建物がとても綺麗に見えて、写真にも絶好のスポットです。
ジェラシュ遺跡
アンマンからバスで一時間ほどのローマ都市遺跡で、アラブ圏にあるローマ遺跡の中でも壮大で美しいことで有名です。
ローマ時代の円柱や凱旋門、神殿、劇場など遺跡内は広大ですが、訪れる人がそこまでいないためのんびりとしていて散策するのにちょうど良かったです。
ヨルダンの世界遺産
ヨルダンには5つの世界遺産があります。
4つの文化遺産と
- ぺトラ(1985年)
- アムラ城(1985年)
- ウム・アル=ラサス(ラサス地域の遺跡)(2004年)
- 洗礼の地「ヨルダン川の向こう側、ベタニア」(アル=マグタス)(2015年)
1つの複合遺産
- ワディ・ラム保護地域(2011年)
子連れヨルダン家族旅行の楽しみ方と注意点
リゾートホテルでは子連れの家族も多く、レストランやキッズプールなどかなり快適に子連れ旅行ができます。ただ、町中ではベビーカーは見かけませんでした。
ぺトラ遺跡はかなり歩きますし、奥の方まで行く場合は山のように登らないといけない箇所もあり、大人であっても結構体力を使いますので、2日間など余裕のあるプランがいいでしょう。
しかし、イスラム教では女性と子どもをとても大切にするので、特に旅行者が困っていれば積極的に助けてくれますし、子どもに優しく接してくれると思います!
アラブ料理は辛くなく、日本人の口に合いやすいです。心配ならうどんや雑炊などのレトルトを持参しましょう。わたしがいつも持っていっているおすすめを下記の記事で紹介しています。
関連記事子連れ必見!海外旅行に持っていくべきおすすめの日本食
ベビーグッズ・ベビーカーは必要?
オムツやミルク、離乳食などのベビーグッズも普通にスーパーで売っているので現地調達も可能。忘れ物はあまり心配しなくて大丈夫!
現地ではほぼ車移動なので、ベビーカーはあまり出番がありません。
子連れ長時間フライトのコツ
飛行機で日本からの直行便はなく、中東各都市でのトランジットで17~19時間。ヨーロッパ経由だとそれ以上かかります。
長いフライトに加え、時差もあるので子連れだとちょっとグッタリしてしまいますが、着いてしまえば親子で楽しめるスポットも数多くありますよ♪
Amazonプライムビデオは事前にダウンロードしておけばネット環境がなくても再生可能なので、長距離フライトのお供にもおすすめ。
ヨルダンの歴史
50万年前からヨルダン川流域には遊牧生活を営む人々がいて、紀元前1万年前にはヨルダン渓谷で人類最古の農業が行われていたというとても長い歴史を持つヨルダン。
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紀元前1000年頃数々の王国があり、それぞれ都市を形成していた
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紀元前4世紀ナバタイ人がヨルダン南部に王国を築き、ぺトラを都に定める
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2世紀南下して来たローマ軍によってナバタイ王国が滅ぼされる
ローマ帝国の前はアレクサンドロス大王がこの地域を支配していたので、ヘレニズムの影響を濃く受けています。
ローマ帝国が3~4世紀にわたってヨルダンを支配し、その後支配はビザンチン帝国に継承されますが、7世紀にイスラム教が出現します。
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7世紀ウマイヤ朝が開かれ、ヨルダンもイスラム帝国の支配下に入る
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11世紀末ヨーロッパの十字軍が始まり、彼らの支配化に
その後、1916年にイギリスとフランスの間で交わされたサイクス・ピコ協定により、ヨルダンはイギリスの委託統治領になります。
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1946年イギリスから独立し、トランス・ヨルダン王国となる
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1953年暗殺された当時の王アブドゥッラーに変わり、孫のフセインが即位
wikipediaで更に詳しい歴史を見る>>>ヨルダンの歴史
ヨルダンをもっと楽しく
ヨルダンのおすすめガイドブック
ヨルダンに観光地はたくさんありますが、ぺトラや死海、ワディラム砂漠、アンマンのダウンタウン歩きなどそれだけで楽しめることが多いので、軽めのガイドブックでもよいかなぁと思います。
1週間以上滞在したり、遺跡の歴史などもしっかりチェックしたいなら地球の歩き方。
ヨルダンの基本情報まとめ
ヨルダンは見所が大変多く、中東では観光に関して満足度ナンバー1の国ではないかと思います。
旅行者が多いことから観光地では英語が使えたり、現地の人も外国人慣れしています。
ヨルダンは石油が採れないために、逆にかえって伝統的なアラブの様子を残しています。人々はイスラム教の教えを守って暮らしており、古き佳きアラブを感じられる素敵な国です。
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ヨルダンをもっと知る
東京⇔ヨルダンの航空券はヨーロッパ経由が1番安いです。個人旅行が好きならエクスペディアで一括検索がおすすめ!!往復6万円台のチケットがみつかります。
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ヨルダンでぜひ泊まっていただきたいのが死海のケンピンスキーホテル!!
素朴なヨルダンの中に現れるアラブの宮殿を思わせる素晴らしいホテルです。
ペトラが有名ではありますが、わたしのお気に入り死海とワディラムは絶対見逃してほしくありません。
ワディラム砂漠では最新の超ゴージャスキャンプから従来のキャンプまでどんな要望も叶います。