ロシア、サンクトペテルブルク近郊にあるツァールスコエ・セロー「エカテリーナ宮殿」。
日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、フランスのヴェルサイユ宮殿にも引けを取らない大宮殿で、夏の宮殿・ペテルゴフと並んで非常に人気の高い観光スポットとなっています。
1710年にピョートルがサールスカヤの農民屋敷を自身の妻であるエカテリーナ1世に贈ったことがこの宮殿の始まりで、サンクトペテルブルクに行くなら絶対外せない場所のひとつ。
ペテルゴフと並んでとてもおすすめな場所なので、少しでも魅力が伝わるように解説していきます(・∀・)
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このページの目次(もくじ)
エカテリーナ宮殿基本情報
1710年にピョートルは現在のツァールスコエ・セローとなるサールスカヤの農民屋敷を妻のエカテリーナ1世にプレゼントしました。
1730年代、女帝アンナ・イオアンノヴナ時代、ピョートル大帝の娘エリザヴェータ皇女は、口うるさいアンナのスパイのコントロールから逃れるため頻繁に「ツァールスコエ・セロー」を訪問。
ツァールスコエ・セロー真の繁栄時期は1741年から1756年のエリザヴェータの治世に入った時期と重なります。
建築家のラストレッリがすべての建築作業を終えた時、その美しさに対する称賛には際限がなかったと言います。
施設名 | エカテリーナ宮殿 (Екатерининский дворец) |
---|---|
営業時間 | 10:00 – 17:00(入場は16:00まで)月曜のみ21時まで営業 |
住所 | Garden St, 7, Pushkin, Sankt-Peterburg, ロシア 196601 |
電話番号 | +7 812 466-66-69 |
料金 | 大人1000ルーブル 学生350ルーブル |
お休み | 火曜日および最終月曜日(12/31と1/1は休館) |
エカテリーナ宮殿へのアクセス・行き方
住所は:Garden St, 7, Pushkin, Sankt-Peterburg, ロシア 196601
バス・メトロで行く
地下鉄2号線の終点の一つ手前のズヴェヅナーヤ駅で下車、そこから186番のバスに乗り、「ツァールスコエ・セロー」で下車。
ツアーで行く
エカテリーナ宮殿には現地ツアーで参加するのもおすすめです。
解説があるとより理解が深まりますし、移動が楽なのが大きなメリット!
結局内部の見学は閉館時間に間に合わず諦めました・・・( ノД`)・・・
日本語で簡単に予約できそうなものだとベルトラが良いと思います。
デメリットはもっと長く滞在したくても時間が限られてしまうこと。好みに合った方法で訪問してみてください♪
エカテリーナ宮殿の見どころ・周り方
残念ながら今回は宮殿内の見学は断念。琥珀の間を一目見たいので絶対に次はツアーで宮殿内も見て回りたいです。
とは言え、庭園や公園もとても素敵で有名な場所なので散策していきます。
ペテルゴフ宮殿のように派手な噴水などはありませんが、綺麗な花々や銅像、大宮殿以外にもロココ調の建築物があったりと、見どころはたくさん!
わたしたちはサンクトペテルブルク観光局主催のツアーで訪れました。庭園や公園への入場にも150ルーブルが必要です。
宮殿の外に並んでいる多くの銅像の中に一際目立っているものがありました。ギリシャ哲学者のソクラテスです。
鼻を触ると賢くなると言われていて、1日に何人もの人が触るので鼻の部分の塗装が剥げています。
大宮殿以外にも様々な建築物を見て回ることができます。
たまたま立ち寄った音楽ホールの中で男性4人でのアカペラを聞くチャンスがありました。
スーツ姿の男性が急に歌い出し鷹と思うと、信じられないほどお上手!マイクなしであんなに迫力のある歌を歌えるって本当にすごい。
ロシアの音楽レベルを肌で感じられる機会があってとってもよかった。
遠くに見える建物はお風呂なのだとか!
かつてここで料理を作り、船などで料理を運んだのだといいます。料理を作るだけの場所とは思えない豪華さ…。
庭園の中には河が流れており、ここを船で渡ったりしていたのだそう。現在も船で行き来できるそうですが、この日は見かけませんでした。
ペテルゴフ宮殿でも見かけたリス。エカテリーナ宮殿でも芝生でリスが遊んでいました。
敷地内の植物は厳重に管理されていて、採取するのは禁止になっています。
庭園はいたるところに美しい花々が咲いていて何枚も写真を撮りました。やっぱり女性はどこの国の人もお花がすき。
エカテリーナ宮殿内部
わたしは今回中に入ることができませんでしたが、エカテリーナ宮殿内は非常に魅力的な場所です。
中でも、琥珀の間はどんな旅行者も圧倒する煌びやかさ。その名の通り琥珀が敷き詰められたお部屋は、世界で唯一のものです。
琥珀が第二次世界大戦のレニングラード包囲戦中にドイツ軍に持ち去られ消失してしまいましたが、懸命な復元作業により2003年にこの姿が復活しました。
ロシアで一目見ない訳にはいかない、歴史的な一室です。
豪奢で壮大なエカテリーナ宮殿、ドイツとロシアのバロック様式が様々見られるロシア観光で絶対に外せないスポットです。
エカテリーナ宮殿のチケット料金・営業時間・所要時間・レビュー
エカテリーナ宮殿のチケット料金
- 入館料 大人/1000ルーブル 学生/350ルーブル
- 公園の入場料は大人150ルーブル、学生80ルーブル
チケットの購入はオンラインで済ませておくのがマスト。料金もたまに変動があるようです。
エカテリーナ宮殿の営業時間
10:00 – 17:00(入場は16:00まで)月曜のみ21時まで営業
エカテリーナ宮殿の所要時間
外の庭園も宮殿内もしっかりと見て回るのであれば、半日はかけてじっくりと楽しむことをおすすめします。駆け足で観光しても、3時間はかかる壮大なボリュームです。
エカテリーナ宮殿の口コミ・レビュー
ロシア皇帝、女帝の豪華絢爛な宮殿です。ここまでやるのかと感心する目のくらむような金色の装飾は圧巻です。エルミタージュもほぼ同じ時期にロマノフ朝皇帝の住まいとして作られましたが、この宮殿は美術館にはなっていないので、建物や室内を主として鑑賞します。宮殿らしさを感じられる場所と言えます。各部屋に設置された大きく豪華な暖炉から冬の寒さの厳しさが伺えます。サンクトペテルブルクの中心から南に20km、地下鉄ツァールスコエ・セロー駅から1.5㎞くらいです。宮殿自体も巨大ですが、周囲はさらに広大な公園です。
冬季の観光オフシーズンはほとんど待つことなく入場でき、空いていてゆっくり見て回れます。冬のロシアは、博物館、美術館、バレエ劇場、食堂などどこでもクロークは充実していますが、ハンガーではなくフックなので、コートをフックにかけるための襟のテープ(衿釣り)が丈夫で使えることを確認しておくことをおすすめします。また冬のロシアは屋外は零下20度くらいに下がりますが、屋内は20度以上に暖房が効いています。この宮殿でもエルミタージュでも空港でも、中で働く人は日本の初夏の服装です。調節できる服装でないと暑くて大変になります。(Gooleレビュー)
エカテリーナ宮殿まとめ
サンクトペテルブルクといえばエルミタージュ美術館やロシア美術館の知名度が圧倒的ですが、エカテリーナ宮殿やペテルゴフ宮殿も知名度で負けていません。
それどころか、実際に訪れてみるとパリのヴェルサイユ宮殿にも引けを取らない豪華絢爛で壮大な場所でした!
穏やかで美しい庭園や、煌びやかで品のある大宮殿。ルクセンブルクに行くなら、絶対に外せません(・∀・)
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