イギリス料理はおいしくないと言われますが、日本人の口に合う伝統的な美味しい料理もあります！
イギリス料理は基本的に味付け自体が薄く、食べる人がおのおのの好みで塩こしょうやソースなどを加えて食べる食文化。
そのため《味が薄い＝不味い》と表現される側面もありますが、中にはぜひおすすめしたいおいしい料理も♪
移民の多いイギリス独自に発展した他国の料理もたくさん！特にロンドンは食文化が多様で発展していて、手頃で美味しいお店も多数ありますよ。
ということで、イギリスで絶対食べたい10の人気料理を選んでみました！
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このページの目次（もくじ）
イギリスで食べたい名物＆人気料理おすすめ10選
イングリッシュ・ブレックファスト
ホテルでの朝食スタイルを意味するイングリッシュ・ブレックファストとはちょっと違い、フル・ブレックファストとも呼ばれるイギリス定番の朝食メニュー。
目玉焼き、ベーコン、ソーセージ、ベイクドビーンズ、ベイクドトマト、マッシュルーム、そしてトーストがセットになったもの。
カフェでは1日中食べられるメニューにあることも多く、お店によっては卵がスクランブルエッグだったりします。
目玉焼きはたいてい2つで、大きなお皿に結構なボリュームなので、女性なら夕食にしてもいいかもしれません。
アフタヌーン・ティー
Photo by Fortnum & Mason英国王室御用達のフォートナム＆メイソンや、高級ホテルではかなり本格的な格式高いアフタヌーン・ティーが頂けます。
イギリスらしい優雅で美しい内装や茶器、空間に囲まれ、超一流のサービスも味わえて、とても素敵なひとときを過ごせます♡
イギリスに行ったら一度は味わってみたいアフタヌーン・ティーですが、本格的なところでは外食費の高いロンドンで夕食を食べられるくらいの値段・・・(;’∀’)
もう少し手軽に、かつ少しカジュアルでもよければカフェがおすすめ！
Photoby Forbesロンドンにはモダンにアレンジされた、おしゃれでユニークなアフタヌーン・ティーが頂けるお店もたくさんあります。
紅茶がよく飲まれるイギリスは、都市部以外にも各地に素敵なティールームも多くあり、アフタヌーン・ティーがリーズナブルに楽しめるところもありますよ♪
カフェを含め、場所によっては予約が必要なところもあるので、お目当ての場所がある場合は事前にチェックするのがベターです。
フィッシュ アンド チップス
タラなどの白身魚のシンプルなフライと厚めのフライドポテトのセットで、イギリスではどの街でも見かける定番メニュー。
お店や地域によってはタラ以外の白身魚が使われるものもあります。
魚のフライ自体がかなり大きく、セットのポテトもしっかりついてくることが多いので、女性だとシェアしてちょうどいいくらいのボリューム！
塩こしょうがされただけの状態でサーブされるので、店頭に置いてあるモルトビネガーやタルタルソース、ケチャップなどで自分好みに味付けをして頂きます。
フライ自体シンプルでおいしいですし、日本では馴染みのないモルトビネガーは白身魚のフライにとてもマッチして更においしくなるので、ぜひ一度味わってみてください！
パブやレストラン、フィッシュ アンド チップス専門店もイギリス各地にあります。
サンデー・ロースト
日曜日に家族で楽しむイギリス家庭料理の定番メニューで、ホリデーシーズンにも家族で食卓を囲む際必ず出てくるメニューです。
お肉とじゃがいものロースト、人参やブロッコリーなどの付け合わせの野菜に、グレイビーソース（外国で人気のお肉用ソース）をかけたものと、ヨークシャー・プディングというパンのセット。
クリスマスには各家庭で必ず準備されるもので、パブでは毎週日曜日のみのメニューとして登場するところもあります。
レストランなどではちょっとおしゃれにアレンジされたものもあり、ロースト自体はとても美味しくておすすめです♪
ローストのスライスは、日本のレストランなどで出されるものに比べかなり厚めにカットされていて、結構なボリュームがあります！
シェファーズ・パイ
Photoby BBC野菜と挽肉を炒めたものをマッシュポテトで覆い、オーブンで焼いたシンプルな料理。
スーパーマーケットでは電子レンジやオーブンで焼くだけですぐに食べられるものも売られています。
Photoby Evening Standard挽肉はラムが使われることが多いですが、牛で作ったものは食べやすくとてもおいしいです！
パブやレストランでも食べられる定番メニューのひとつです。
スコッチエッグ
Photo: Jamie Oliverゆで卵を挽き肉と玉ねぎを混ぜたもので包み、パン粉をまぶして揚げたもの。
お店によって挽き肉部分にいろいろアレンジがされていて、マーケットでもよく見かけるメニューです！
英国王室御用達のフォートナム＆メイソンが考案したメニューで、ピカデリーにある本店地下にあるお総菜売り場でも販売されています。
パブやレストランにもありますし、スーパーでもチルドで販売されており、おいしいものもありますよ。
チェダーチーズ
イギリスでは実はかなり多くのチーズが生産されており、中でもイギリスを代表するチェダーチーズの種類が豊富で、とってもおいしいです♪
どのスーパーマーケットでもチーズ売り場では多くのチェダーチーズが売られていて、イギリスの食生活には欠かせないものの一つです。
日本でチェダーチーズというと、着色されたオレンジ色のレッドチェダーがメジャーですが、本場イギリスのものは白いチェダーチーズが定番。
熟成度合い別に売られているのが一般的で、熟成の短いものは他のチーズに比べてもとても食べやすいです。チーズ好きの方はぜひ熟成が進んだものをトライしてみて下さい！
カフェやレストランではチーズボードのようなメニューもあり、スーパーやチーズ専門店では小さなカットのものも手に入りますよ。
ポリッジ
Photo: BBCイギリスの伝統的な朝食メニューの定番、ポリッジ。オートミールをミルクで煮たお粥です。
日本のお粥とは全く違い牛乳で煮ているので、日本人にはちょっと抵抗があるかもしれませんが、かなり栄養価の高いヘルシーメニューで、イギリスでは今も昔も人気です。
フルーツやナッツなどをトッピングしたり、ハチミツやメイプルシロップをかけたりと、アレンジが自由自在。
スーパーマーケットではミルクを注いで電子レンジでチンして食べられる、シリアルのようにも多く販売されています。
カフェやコーヒーチェーン店でも食べられるイギリス定番メニューです。
街歩きやお買い物で疲れてちょっと甘いものを食べたいけれど、ケーキはちょっと…といった時にもおすすめです♪
ビクトリア・スポンジ
Photo: Doves Farm別々に焼かれた2枚のスポンジケーキにラズベリージャムが挟まれた、とてもシンプルなケーキ。ヴィクトリア・サンドウィッチとも呼ばれます。
イギリスの家庭でもよく焼かれ、日本のショートケーキのような、どのケーキ屋さん、スーパーにも絶対に売ってある定番中の定番のケーキ。
カフェやレストラン、コーヒーショップでも必ず置いてあります。
伝統的なレシピではラズベリージャムを挟むだけですが、クリームやいちごなどが挟んであったり、アイシングがされて販売されているものもあります。
わたしのおすすめはシンプルなタイプ！
日本では見かけないので、イギリスを訪れたらティータイムでぜひ紅茶と一緒に試してほしいスイーツです。
インドカレー
Photo: Evening Standardイギリスで大人気のメニューのひとつがカレー。ヨーロッパからの観光客にもカレーが美味しいことで有名です。
移民がとても多いイギリスですが、中でもインド系の移民がとても多く、インドカレーが古くから独自に発展しています。
スーパーにはチンして食べられるいろんな種類のカレーや、カレーを作るためのセットやスパイスなども数多く販売されており、家庭でもよく食べられています！
ロンドンには手頃でおいしいものを食べられるお店もたくさんあり、雑誌などの媒体でもよく特集されます。
日本のカレーとはまた全然違うので、カレー好きの方はトライしてみる価値ありです！
イギリスで絶対食べたいグルメまとめ
イギリスの伝統的な料理は実はシンプルで素朴なメニューがほとんど。
今回ご紹介した料理はどれもおいしく、カフェやレストランなど気軽にお店で味わえるものばかりなので、ぜひトライしてみてください♪
ロンドンは有名レストランやシェフも多いので、高級店と言われるレストランは世界的にもとてもレベルが高いですよ。
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