フランス

パリ女子ひとり旅! モンマルトル/オペラ/シャンゼリゼ《7泊8日旅行記2日目》

この記事を書いた人
マリ@オハヨーツーリズム
当ブログオハヨーツーリズムは世界73ヵ国、7歳娘と35ヵ国滞在した旅行ブロガーのマリが運営しています。 インスタX(Twitter)ではブログに載せていない写真や、日々の様子も発信してるのでフォローやコメントよろしくお願いします!
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念願だった7年ぶりのパリへ出かけてきました。大学時代に訪れたはじめてのヨーロッパがフランス。

それ以来フランスに恋すること約20年。7度目のフランス、6度目のパリは最高で、またひとつ人生の宝物が増えたような気がします。

おにちゃんと思い付きで始めたフランス旅行記ブログももうすぐ2周年を迎え、毎月5万人に読まれるブログへ成長しました。

mari
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できれば毎年通いたいほど大好きなフランス旅行記、2日目!今日はパリ在住のマダムに現地のガイドをお願いしてみました。
日程をタップすると旅行記へ、観光名所をタップすると詳細記事へ飛びます。
日程 8日間でまわってきた場所
旅行記
前書き
《出発前・前書き》パリ・フィレンツェ女子ひとり旅
1日目
旅行記
マルシェ/ バスティーユ広場 / マレ地区/ヴォージュ広場ラス・ドゥ・ファラフェル / ノートルダム大聖堂 / パリ植物園 / サンジェルマンデプレ教会 / ラデュレ / サンシュルピス教会
2日目
旅行記
モンマルトル / サクレクール寺院 / テルトル広場 / ラ・メゾン・ローズ / 壁抜け男 / ムーラン・ド・ラ・ギャレット / ジュテームの壁 / カフェ・デ・ドゥ・ムーラン / ムーランルージュ / モンマルトル墓地 / 日本人街(1区・2区)/ パサージュ / オペラ座 / マドレーヌ寺院界隈グルメショップ / ハイブランド巡り / ヴァンドーム広場 / オテル・リッツ / ショパンの家 / チュイルリー公園 / ルーブル / ラデュレ / 凱旋門 / シャンゼリゼ通り / 86 Champs / monoprix
3日目
旅行記
トロカデロエッフェル塔 / フォトツアー / オルセー美術館 / ロダン美術館 / アンヴァリッド(ナポレオンの墓)/ 奇跡のメダイユ教会 / ボンマルシェ / シティファルマ
4日目
旅行記
ヴェルサイユ宮殿 / マルシェ / コンコルド広場 / オランジュリー美術館 / サントシャペル / パリ雑貨巡り/ ピカソ美術館 / べーアッシュヴェー / ポンピドゥー国立近代美術館
5日目
旅行記
ブブロン村 /  モンサンミッシェル / パリ夜景ツアー
6日目
旅行記
モンパルナス墓地タワー / アクリマタシオン庭園 / ルイ・ヴィトン財団美術館 / ピエールエルメ / オペラ座 / ルーブル美術館
7日目
旅行記
コンシェルジュリー / ケ・ブランリー美術館 / トロカデロ広場  / ボンマルシェ / ジャックマールアンドレ/ファーマシーモンジュ
8日目
旅行記
サントゥスタッシュ教会 / マルモッタンモネ美術館 / 有名ショコラティエ巡り / ギャラリーラファイエットプランタン / パンテオン

パリ女子ひとり旅!《7泊8日フランス旅行記2日目》

ロコタビの利用

朝からお天気が不安定。時差ボケで5時前には目が覚め昨夜の残りのケバブを一口ほおばりホテルのカフェでお茶を飲みながら1日のスケジュールをチェックしていた。

パリ2日目はまる1日パリ在住のユキさんへ現地アテンドをお願いしている。

ユキさんとはロコタビという海外在住の日本人と旅行者をつないでくれるサービスで知り合った。

今まで無料やワンコインの問い合わせでは使ったことがあったのだけど、本格利用は今回初めて。結論から言うとお願いして本当によかった!!

パリは物価も高いので、ガイドやアテンドの相場もかなり高く予算内でアテンドしてくれる人を探すのは苦労した。

わたしから提案した内容で、ユキさんが連絡してくれとても楽しい1日を過ごすことができたのでみなさんにも便利なロコタビの活用をぜひおすすめしたい。

今回アテンドをお願いした理由は以下の4つ。

  1. 短い時間で効率よく観光地をまわりたい
  2. コロナのせいで日本人差別があると怖いので誰かと一緒にまわりたい
  3. パリ在住者がおすすめするスポットを聞きたい
  4. 他の旅行者がどんな場所を好むか聞きたい

昔パリで迷いに迷った記憶が残っていたので不安だったのだが、実際行ってみて、①の効率よくはGoogleマップがあれば自分だけでも十分まわれることがよくわかった。

②もわたしが滞在した期間は全く問題なかったので杞憂であった。

③④は知らないことも沢山教えてもらえたので、今後の仕事に色々と活かせそうだった。

そして、ユキさん自身がわたしにとても似ていて共通項目が多く(旅好き、人好き、ポジティブ)、1日とっても楽しく素敵な思い出ができた。

mari
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ロコタビについてはまた詳しい記事にしようと思います。

ホテルのロビーで待っているとユキさんが到着した。それではお願いしていた通りモンマルトルからスタートしよう。

モンマルトル

パリ18区の地図

モンマルトルはかつて芸術家たちが集った場所。

ピカソ、ルノワール、ゴッホなど名だたる画家たちが住んでいたエリアとしても有名なのでフランスに行ったことのない人でも名前くらいは聞いたことがあるかもしれない。

パリの北、やや治安の悪い地域ということもあり、アテンドの初めに指定させてもらった。

旅行者が多い季節や時間帯にはミサンガの押し売りをしてくる悪い輩がいたり、スリや強盗などもやや多い場所なのだけど朝早いので旅行者もミサンガ売りもおらずかなり静かに観光できた。

人が少ない写真が撮りたいなら朝いちばんがおすすめかも。

今回周った場所を地図でまとめてみたところこんな風になった。

観光スポットが密集していて周りやすいと思う。

メトロ

ホテルの最寄り、ストラスブールサンドニから4号線で直通のBarbès – Rochechouartバルベス・ロシュシュアール駅から徒歩でサクレクールまで向かう。

この辺りは少し治安が悪いので気をつけましょうと言われ気が引き締まる。少し歩くと生地屋街が見えた。

このエリアの品ぞろえは半端なく、日本で買うととても高額なフランスらしい柄の取り揃えも抜群。

以前裁縫好きの母とこのエリアを散策したことがある。

地図を見ながら迷い迷い到着した思い出(笑)あまりにもたくさん布があってどれを買ったらよいかわからなくなるくらい。懐かしいなぁ。

ユキさんとおしゃべりを楽しんでいるとすぐに大好きなサクレクールへ到着した。

サクレ・クール寺院(Basilique du Sacré-Cœur)

モンマルトルの丘に建つ白亜の聖堂サクレ・クール寺院。

ビザンチン様式の白いドームが特徴的で、一度は目にしたことがある方も多いはず。

映画「アメリ」の舞台にもなった場所としても有名で19世紀後半には、寺院の近くに当時の新進画家たちがアトリエをかまえ、芸術の舞台となった。

丘の頂上にあるので、パリの景色が一望できる展望スポットとしても一押しである。写真の腕がないので、全然たいした写真が撮れなかった。

やっぱりパノラマは生で見ないと。

恋人たちが鍵をかけているのを見つけた。パリは至る所に愛が溢れている。

教会内は以前は撮影禁止だったが、フラッシュなしの写真撮影はOKになったようだ。

関連記事サクレクール寺院へ行ってきた!行き方・入場料・見どころ徹底ガイド

サクレクール寺院
住所 35, rue du Chevalier de la Barre, 75018 Paris 地図
最寄り メトロ12号線 Abbessesアベス
メトロ2号線 Anversアンベール
HP http://www.sacre-coeur-montmartre.com/english/

サンピエール教会

モンマルトル サンピエール教会モンマルトル サンピエール教会

サクレクール寺院の隣にひっそりと佇むのはパリで3番目に古い歴史あるサンピエール教会。

モンマルトルに居を構えたフランス画家、モーリス・ユトリロの葬儀は、このサン・ピエール教会で行われたそうだ。

サクレクールからサンピエール教会をグルっと周るとテルトル広場へ出る。

関連記事サン・ピエール教会へ行ってきた!行き方・見どころ・所要時間徹底ガイド

サン・ピエール教会
住所 2 Rue du Mont-Cenis, 75018 Paris   地図
最寄り メトロ12号線 Abbessesアベス
メトロの2,12号線 Anversアンベール
HP http://www.saintpierredemontmartre.net/

テルトル広場(Place du Tertre)

テルトル広場では似顔絵や風景画を描く画家が露店を連ねる。朝早いため人もまばら。

結構高齢のアーティストが多いように感じたが、昼には若者も来るのかな。

最近あもちゃんの似顔絵を描いてもらうのにハマっているので、次に一緒に来れたら描いてもらいたいなぁ~。

関連記事テルトル広場へ行ってきた!行き方・見どころ・楽しみ方徹底ガイド

テルトル広場
住所 Place du Tertre, 75018 Paris 地図
最寄り メトロ12号線Abbessesアベス
HP https://en.parisinfo.com/transport/91816/Place-du-Tertre

エスパス・ダリ(Dalí Paris)

少し路地を入るとエスパス・ダリ(パリにあるダリの美術館)が見えてきた。300点ある展示をゆっくりと鑑賞することができる穴場スポット。

向かいの住居はグリーンで覆われていて雰囲気たっぷり。外国の変わったお家をみるのも旅行の楽しみのひとつ。

ユキさんも初めて気づいたと言って一緒に写真を撮っていた。小さなことに共感してくれる人がいるというのは嬉しいことだ。

ラ・メゾン・ローズ( La Maison Rose)

フォトスポットとして最近人気のラ・メゾン・ローズ。

さきほど紹介したモーリス・ユトリロの住まいだった場所で、ピンクの壁がフォトジェニックだと評判になり人気のフォトスポットになったらしい(ブロガーになっていなかったら絶対写真撮ってなかったと思うw)

ユトリロが描いたメゾンローズの絵はオランジュリー美術館に展示されている。

ユキさんがすぐ近くにモンマルトルのブドウ園があると教えてくれた。ここでできたワインのお味はイマイチらしい(笑)。

次に壁抜け男に行きたいとリクエストするとなにやら韓国人団体がみんなで写真を撮っている。

ダリダ広場・ダリダの像(PLACE DE DALIDA)

あぁ、ここがダリダ広場か!事前に誰かのブログで読んで、行きたいなと思っていたけどリストにするのを忘れていた。

運よくみつかってラッキー。

54歳でこの世を去ったフランス超人気女優で歌手のダリダ。

没後10年にあたる1997年にブロンズの胸像が置かれ、胸の部分を包み込むように触ると幸せになれるという都市伝説ができたのだとか。

ほんの少し歩くと壁抜け男があらわれた。

壁抜け男(Le Passe-muraille)

モンマルトル 壁抜け男モンマルトル 壁抜け男

実際に来て写真を撮ってみるのは結構楽しい。ひとりで来なくて良かった・・・。

よく見てみると隣に猿の顔もあるじゃないか!!

そしておしりとおっぱいのようなものも・・・。ユキさんも壁抜け男の存在は知っていたけど、猿とおしりには気づかなかったらしい。

灯台下暗しというか、よく知った場所でも結構そんなもんだよなと思う。

目的を目指すだけだと他のことが見えなくなる。場所も人生も同じ。

ムーラン・ド・ラ・ギャレット( Le Moulin de la Galette)

ルノワールの傑作ムーラン・ド・ラ・ギャレットがあるのもモンマルトル。

モンマルトル ムーラン・ド・ラ・ギャレットモンマルトル ムーラン・ド・ラ・ギャレット

現在はダンスホールではなくフレンチレストランに改築されている。

ルノワールのムーラン・ドゥ・ラ・ギャレットの舞踏会ルノワールだけでなく、ユトリロやゴッホもムーラン・ド・ラ・ギャレットをモチーフに作品を生み出している。

ユトリロのムーラン・ド・ラ・ギャレットユトリロのムーラン・ド・ラ・ギャレット
ゴッホのムーラン・ド・ラ・ギャレットゴッホのムーラン・ド・ラ・ギャレット

絵画の世界が目の前に現れるというのはとても楽しい。

ちなみに喫茶店のルノアールって、ルノワールと何か関係あるのかなとふと疑問に思って調べたらやはりルノワールに由来していて「名画に恥じぬ喫茶室」というキャッチコピーもあったそうだ。

あまり役に立ちそうにないトリビアが増えた(笑)

バトー・ラヴォワール(Bateau-Lavoir)

バトー・ラヴォワールはピカソ、ジョルジュ・ブラック、モディリアーニなど20世紀に活躍した名だたる芸術家が拠点とした共同アトリエ兼住宅。

キュビズム誕生の地ともいわれる歴史的な場所だったのだが、残念ながら火事で全焼してしまい、今は小さな展示場のようになっている。

共同アトリエ兼住宅というとトキワ荘(漫画の聖地)が思い浮かんでしまうのはわたしだけ!?社会人になってからトキワ荘のすぐ近くに住んでいたから懐かしい気分になった。

ジュテームの壁に向かう途中で急遽気になった教会へ立ち寄ることに。

サン・ジャン・ドゥ・モンマルトル教会

サン・ジャン・ドゥ・モンマルトル教会サン・ジャン・ドゥ・モンマルトル教会

アベス駅の前に、かなり存在感のある教会が見えると思う。

タイルで埋め尽くされたファザードがなんとも美しく、目を奪われる。

装飾はセラミック職人として活躍したアレクサンドル・ビゴ。

実ははじめて鉄筋コンクリートが使われた歴史的な教会で、建築はヴィオレ・ル・デュックの弟子であるAnatole de Baudotアナトール・ド・ボドーなのだとか。

あまりにも色が好みなサン・ジャン・ドゥ・モンマルトル教会あまりにも色が好みなサン・ジャン・ドゥ・モンマルトル教会

全然知らなかったけど、タイルが本当に美しくて、ぜひモンマルトルへ来た際には少しだけ時間をとってみてほしい。

メトロ12号線Abbessesアベス

アベス駅の建築も有名ですよ。とユキさんが教えてくれた。開通当時のまま残っているメトロは数少ないのだとか。

パリはどこもかしこも昔の風景そのままかと思っていたけれどそうでもないらしい。

アールヌーボーが美しいアベス駅の写真もぜひ残して思い出の一枚にどうぞ。ちなみにアメリがニノと初めて出会ったのもアベス駅。

ジュテームの壁(Le mur des je t’aime – Wall of Love)

貸し切りのジュテームの壁!貸し切りのジュテームの壁!

ついに到着ジュテームの壁。こんなに人のいないジュテームの壁は初めてらしい。

独り占めして写真を撮ってもらった。

Frederic Baronフレデリック・バロンClaire Kitoクレール・キトという2人のアーティストよって2000年に作成されたらしいのだけど最近知り合いに教えてもらって知った場所。

大きすぎるので写真撮るの結構難しいよね・・・。

この壁に書かれているのはすべて「愛してる」という意味の言葉。なんと、311の異なる言語で書かれているのだとか。

日本語もあるが、漢字や日本語が間違っているので、アーティストの2人が自分たちで書いたか、日本人以外の誰かに頼んで書いてもらったのだろう。

ここも一人で来なくてよかった・・・。ユキさんどうもありがとうございました!

カフェ・デ・ドゥ・ムーラン(Café des Deux Moulins)

少し疲れたので一休みすることに。

モンマルトルといえば映画の舞台としても有名で、「アメリ」のロケ地となったカフェ・デ・ドゥ・ムーランも有名観光スポットのひとつ。

店内の壁やトイレには数々のグッズやポスターが飾られてフォトスポットとなっている。

もうずっと前に、中学時代からの親友しのと一緒に来たことを思い出す。

あの時はたどり着くことが目的になっていたくらい、全然地図が読めなくて苦労した(笑)

前回と同様、コーヒーと定番のクレームブリュレを注文。

甘党のわたしでも甘いっ!と感じるくらい。前回来た時の思い出が蘇る。またいつか誰かと来ることがあるのかな。

詳しいメニュー、金額、アクセス方法は以下の記事でどうぞ。

関連記事アメリの舞台カフェ・デ・ドゥ・ムーランへ行ってきた!メニュー・行き方徹底ガイド

カフェ・デ・ドゥ・ムーラン
住所 15 Rue Lepic, 75018 Paris 地図
最寄り駅 メトロ2号線Blancheブランシュ
メトロ12号線 Abbessesアベス
HP https://cafedesdeuxmoulins.fr/

さて、それではあと少しモンマルトルを歩いて次の場所へ向かおう。

目当てのモンマルトル墓地の前にムーランルージュを通り抜ける。

ムーランルージュ(Moulin Rouge)

世界最古のキャバレーとしてパリの夜に名を馳せたムーランルージュ。

1889年の初演から満員御礼21時や23時から始まるナイトショーはなんと子供の同伴可能。なんともフランスらしい。

エリザベス女王やダイアナ妃もムーランルージュの華麗な夜を楽しんだのだとか。

エルビスプレスリー、フランクシナトラ、エルトンジョン、レイチャールズなどそうそうたるメンバーが出演しているというのもさすが。ヨーロッパのショーはレベルが違う。

モンマルトル墓地(Cimetière de Montmartre)

旅行の楽しみのひとつ、お墓巡り。

モンマルトル墓地はパリの三大墓地に数えられ、数々の著名人が眠る地だ。

さきほど紹介したダリダの墓が、モンマルトル墓地で最も華やぐ墓かもしれない。

等身大のダリダは神々しいほど。たくさんのお花で彩られていた。

ゾラやスタンダールもモンマルトル墓地に眠る。

モンマルトル墓地 スタンダールの墓モンマルトル墓地 スタンダールの墓

パリのお墓はベンチがあって、色んな人がゆったりと腰かけまるで公園のよう。

モンマルトル墓地 マップモンマルトル墓地 マップ

多くの人が、著名人の墓参りに訪れるのでマップまで整備されている。以前はなかったから探すのにものすごく時間がかかったのだが、今回はかなりスムーズだった。

日本とフランスの文化の違いを感じることのできる珍しい場所。モンマルトルまで来たらぜひ足を延ばしてみて欲しい。

関連記事モンマルトル墓地へ行ってきた!行き方・営業時間・見どころ徹底ガイド

モンマルトル墓地
住所 20 Avenue Rachel, 75018  Paris 地図
最寄り駅 メトロ2号線Blancheブランシュ
メトロ13号線Place de Clichyプラス・ドゥ・クリシー

モンマルトルで充実した午前中を過ごしお腹も空いてきたので昼食を取ることに。

オペラ・ルーブル界隈の日本人街(1区・2区)

せっかくのパリだしビストロでも良かったのだけど、ユキさんも日本食だと喜ぶかなと思ったのでオペラ付近の日本食レストランがたくさんある、オペラ・ルーブル界隈へ行ってみることにした。

だいたい主要なレストランはサン・タン通り(Rue Sainte-Anneリュ サン-タン)、プティ・シャン通り(Rue des Petits-Champsリュ デ プティ-シャン)に密集している。

以前母とパリへ来たとき、ちょっと日本食が恋しくなってここへ来たことがある。

長期滞在になればなるほどアジア料理を食べたくなる人が多いと思うので、《パリでフランス料理に飽きたら足を運びたい日本食レストラン5選》なんて記事があったら読者は嬉しいんじゃないかなと考えたのだ。

最終的に書いたのが、こちら≫≫≫パリで食べたい人気日本食レストラン9選

ユキさんにおすすめレストランを聞きながら界隈を歩く。前に来た時より随分モダンな店構えのレストランが多い。

日系、韓国系のスーパーもあるので、お弁当を買ってホテルで食べれば結構リーズナブルに食費をあげることも可能。

こってりらーめん なりたけ パリ店でランチ

何を食べるか迷って、ラーメンなりたけでランチをとることにした。

なりたけは日本のラーメンと遜色なく、とても美味しかったしパリで流行るのも納得。

フランスは熱々の料理というのがないので、寒い冬にはいいよねとユキさん。確かに日本は冬ならではの料理が豊富。

日本人としてラーメン1杯10ユーロ(全部乗せは15ユーロ)はもちろんちょっと高いという感覚はあるけど、その辺のカフェやビストロで食べたらもっとかかるし全然悪くない。

まだ日本食を恋しいと思うほどパリへ滞在してはいないが、いろいろ案内してもらえたので来て良かった。

パサージュ・ショワズール(Passage Choiseul)

近くにパサージュを見つけたので立ち寄ってみた。

パリにはたくさんのパサージュがある。パサージュとはガラス屋根のついた商店街のこと。

雨の日でも買い物がしやすいし、なんだかとってもレトロでパリらしい観光スポットのひとつでもある。

最も有名なのが「Galerie Vivienneギャルリー・ヴィヴィエンヌ 」なのだけど、Passage Choiseulパサージュ・ショワズールもなかなか素敵ではないか!

とても素敵なポストカードを見つけたので購入ついでに店内を覗いてみた。

あもちゃんが喜びそうなシール絵本を見つけたのでこちらもあわせて購入。喜ぶといいな。

関連記事パリの人気パサージュおすすめ5選

オペラ座

オペラ座を抜け、マドレーヌ寺院に向かう。

それにしても何度見ても立派なオペラ座。実はいつも外観から眺めているだけで入ったことがなかったので今回訪問を楽しみにしている。

ユキさんはヴェルサイユよりオペラ座の方が感動したと言っていた。

パリはあまりにも見どころが多すぎて、短い滞在でどこへ行ったらよいか判断するのはかなり難しい。

わたしだって7度目ではじめてという場所がたくさんあるし、まだまだ行ってみたい場所が残っている。

立ち止まって写真を撮っていると、案の定署名詐欺の女性が近づいてきたのでサッとかわして移動することに。

パリの人が日本人に道を聞いたり、話しかけてくることはまずないので、道で話しかけられたらまず疑ってOK。親切に対応していると何をとられるかわからないので気をつけて。

オペラ座は6日目に見学したので詳しくはのちほど。

関連記事オペラ座ガルニエ宮へ行ってきた!行き方・入場料・見どころ徹底ガイド

マドレーヌ寺院

マドレーヌ寺院も今回初めての場所。ショパンの葬儀が行われた場所としても有名。

他の教会、寺院と比べてギリシャを彷彿とさせる神殿作りが特徴で、荘厳な雰囲気が漂っている。

マドレーヌに到着する頃には段々天気も回復してきて青空がのぞくことも増えてきた。整然と並んだ柱が青い空に映える。

主祭壇にあるのは、マロチェッティによる「聖マグダラのマリアの歓喜」

マグダラのマリアが天に召される様子が彫られている彫刻は、まわりの天使も荘厳でとても華やか。

その上には、美しい天井画が。

日本語がめちゃくちゃな紹介ボードも用意されていた(笑)

会員制の食堂レストランも有名なので、近くまで来たら立ち寄ってみるのもいいかも。

関連記事マドレーヌ寺院へ行ってきた!行き方・営業時間・見どころ徹底ガイド

マドレーヌ寺院
住所 Place de la Madeleine, 75008 Paris 地図
最寄り メトロ8,12,14号線Madeleineマドレーヌ
HP http://www.eglise-lamadeleine.com/

マドレーヌ界隈のグルメショップ

マドレーヌ寺院周辺はグルメ土産ショップが軒を連ねていることで有名。

Fauchonフォションパリ本店、 HédiardエディアールMailleマイユLa Maison de la Truffeメゾン・ド・ラ・トリュフPatrick Rogerパトリック・ロジェMariage Frèresマリアージュ・フレールなどなど聞いただけでヨダレが出そうなラインナップだ。

全てのお店を周る時間はないので、今回はMailleマイユLa Maison de la Truffeメゾン・ド・ラ・トリュフでお土産を購入し、次の目的地へ向かう。

パリ在住ゆきさんおすすめのトリュフ塩パリ在住ゆきさんおすすめのトリュフ塩

関連記事フランス土産におすすめの人気調味料8選

パリでハイブランド通りを歩く

ハイブランドはたまにお財布、カードケース、小さなバッグを買うくらいで、パリに来たからと行って本店に行くほどの興味はなかったのだが、ブログを書き進めるにつれ、フランスブランドに興味を持つようになった。

今でも世界中で絶大な人気を誇るHermèsエルメスLouis Vuittonルイ ヴィトンCHANELシャネルCelineセリーヌはすべてフランス生まれ。

特に前者の3ブランドは世界中どこのアウトレットにも置かれず、高いブランドの価値を維持し続けている。

恐らくパリのハイブランドで買い物する旅行者も少なくないと思ったので、

パリで絶対行きたい人気ハイブランド24選と自分用のおすすめ土産」の記事を書くためいろんなお店を周ってみた。

今まで全然興味がなかったのに、洗練されたディスプレイや質の良い小物類を見ていると欲しくなってくるので危険。

セリーヌは若い日本人女性がたくさん買い物をしていて楽しそうだった。

シャネルがとにかく大きい。周辺にいくつもあるので、どこへ行ったらよいか迷う。

手ごろなブランドだとロンシャンが大人気!特にパリ限定モデルは日本で買うとパリの1.5~2倍くらいするのでここで買うべし。

ジバンシー、ゴヤール、サンローランのウィンドーショッピングを楽しみヴァンドーム広場へ移動する。

ヴァンドーム広場

もともとルイ14世の栄光を称えるために作られた広場。

上流階級の邸宅、そして現在は、フランス司法省をはじめ、高級ブランドショップや宝石店が立ち並ぶショッピングスポットになっている。

オテル・リッツ

デザイナーのココ・シャネルがこよなく愛したホテル「オテル・リッツ」は、シャネルが30年間もスイートルームに住み続けたホテルとして有名。

ショパンの家

ショパンもヴァンドーム広場に住んでいた著名人のひとり。

ショーメ本店の壁にはショパンが住んだことを示す↓のようなプレートが掲げられているので、ぜひ探してみて!

関連記事ヴァンドーム広場へ行ってきた!行き方・見どころ・楽しみ方徹底ガイド

ヴァンドーム広場
住所 Place Vendome 75001 Paris 地図
最寄り メトロ1号線Tuileriesチェイルリー
メトロ3,7,8号Operaオペラオペラ駅
HP https://www.parisinfo.com/transports/90844/Place-Vendome

ヴァンドーム広場からアンジェリーナやラデュレを横目にチュイルリー公園に入る。

チュイルリー公園

チュイルリー公園と聞いてもピンとこないかもしれないが、下の図を見てほしい。

ルーブル、オルセー、オランジュリーといったパリの御三家美術館に、ガルーゼル凱旋門(小さいほうの凱旋門)、コンコルド広場とまさにパリの中心地だ。

噴水の前にベンチもあるので、天気が良ければ座って休憩するのもいいし、ガルーゼル庭園まで歩けば彫刻家マイヨールの作品が無料で楽しめる。

緑いっぱいの公園は散歩していると心穏やかに。

関連記事チュイルリー公園へ行ってきた!行き方・営業時間・見どころ徹底ガイド

ルーブル美術館

予定していなかったのだけど、ルーブルの前まできたので記念に写真を撮ってもらうことにした。

ひとりだとなかなかこういった写真は撮れないので、ありがたい!

そういえばルーブルには何度も来てるけどこんな風に撮ったのは初めてかも。

mari
mari
常に旅行者がフォトスポットを狙っていて、なかなか空かないので根気よく待とう!

関連記事ルーブル美術館の代表作品7選とおすすめの周り方

メトロを使ってGeorge Vジョルジュ・サンクまで移動。

あとはラデュレでお茶をして凱旋門まで行ったらタイムリミット。

ラデュレ

昨日に引き続きまたラデュレ(笑)まだ食べていないケーキがあるので、連続で来るという超贅沢。

ラデュレで最もゴージャスなのがシャンゼリゼ通り店だと思う。

一番人気の店舗なので、結構混んでいるけどめいいっぱい雰囲気を味わいたいなら少しくらい並ぶ価値あり。

前日既にイスパハンは食べたので、今日はマカロンとサントノーレ目当て。

チョコレートがけの可愛いハート型のマカロンも試してみたけど、通常バージョンの方が美味しかった。

サントノーレはフランスの伝統的なお菓子で、キャラメリゼされて飴細工がかかったプチシューの上にたっぷりの生クリームとアーモンドがのっている。 

クリーム好きならぜひ試してみて欲しい。歩き疲れて喉が渇いていたのでアイスティーを頼んだ。

わたしの知っているアイスティーとは似ても似つかぬものが出てくる。

そういえば、学生時代初めてフランスでアイスティーを頼んだ時も、あまーいピーチティーが出てきてびっくりしたんだった。

ユキさんと楽しいおしゃべりももうすぐ終わり。すぐ近くにある凱旋門まで歩き、お別れの時間だ。

関連記事パリのラデュレへ行ってきた!マカロン・パティスリー・パリ限定グッズ情報徹底ガイド

凱旋門

パリに来たら、やはりエッフェル塔と凱旋門は外せない。2つとも上まで登れるのだけど、全然登らなくてもいいと思う。

だってエッフェル塔と凱旋門が見たいのだから、モンマルトルやプランタン、ギャラリーラファイエットあたりに登れば十分!

とにかく、ここまで来て「あーパリに来た!!」と感じて記念撮影すれば一生の思い出になる。

パリで絶対に訪れたい!おすすめ絶景展望スポット完全ガイド」で凱旋門以外の展望スポットも詳しく紹介しているのでぜひ読んでみて欲しい。

凱旋門はミュージアムパスで登れるので、持ってるならのぼるのもアリ。ただし全部階段なので覚悟してね。

関連記事エトワール凱旋門へ行ってきた!行き方・入場料・見どころ徹底ガイド

凱旋門
住所 Place Charles de Gaulle, 75008 Paris 地図
最寄り メトロ1,2,6号線Charles de Gaulle – Étoileシャルル・ド・ゴール・エトワール
HP http://www.paris-arc-de-triomphe.fr/

シャンゼリゼ大通り

ユキさんと別れた後も、少しだけこの辺りを散歩して帰ることにした。

足はもう疲れ果てているのだけど、気持ちがいっぱいでまだまだ帰りたくない。

シャンゼリゼは表参道を2倍のスケールにしたような感じの通り。片側4車線もある大迫力だ。

木立が並び、ブランドショップや有名パティスリーのオープンテラスを眺めながら歩くのがとても楽しい。

スリが多いエリアなので、荷物に十分気をつけながら元来た道をゆっくりと戻る。

関連記事シャンゼリゼ大通りへ行ってきた!行き方・見どころ徹底ガイド

86 Champs

ラデュレ、シャンゼリゼ店の向かいにある超映え系のパティスリーが86 Champs!

なんと「ピエールエルメ×ロクシタン」のコラボ店で、内装がめちゃくちゃ可愛い。

エルメのケーキも美味しそう…。とにかくディスプレイも華やかで旅行者で賑わっている。

ここだけの限定商品もあるので、ロクシタンファンならぜひお土産チェックをしてほしい。

こういうお店は友達とワイワイしながら見るのが楽しいだろうな。いつかおにちゃんと行ける日が来るといいな。

monoprix

本日最後のお店は2019年にオープンしたギャラリーラファイエットシャンゼリゼ店!

隈なく見たいけど疲れもピークに達し、モノプリと1階フロアだけ足早に周る。

パリのスーパーというだけでおしゃれに感じる。

日本で人気のラロッシュポゼやビオデルマも安い。完全にプチプラ価格。

モノプリよりはドラッグストアの方が安いので最低限の買い物だけしてホテルに戻ろう。

メイク落としがなくなりそうだったので、ビオデルマのふき取りタイプを購入。

ふりとりなんて全然使ったことなかったけど、漏れる心配もないし、旅行にすごく便利だと思った!次行ったらまたリピートする。

明日は朝から日本人カメラマンmanamiさんのフォトツアーが入っているので楽しみ。わくわくしながら眠りにつく。

2日目も同じくHOTEL LUCIENへ宿泊。

関連記事HOTEL LUCIENの宿泊記を読んでみる

わたしのおすすめホテル→4日目から泊まったFrench Theory

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パリ女子ひとり旅!《7泊8日フランス旅行記2日目》

2日目も歩きに歩きました。3万歩!ユキさんとの楽しい時間をすごすことができ大満喫。

やっぱりカフェやランチは誰かと一緒に行くのが楽しい♪

ひとり旅なのに、予定に合わせて現地の頼りになるお姉様方と交流できるなんて本当に最高です。

モンマルトル周辺には他にも見どころがあり、「旅のプロが選んだモンマルトルで絶対行きたい人気観光スポットおすすめ14選」ではモンマルトルの詳しい歩き方の解説をしています。

またパリの教会テーマに「パリで絶対に外せない教会を徹底ガイド|元在住者が厳選して見どころを解説」というまとめ記事も書いてみました。

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素敵な場所ばかりできっと気に入っていただけると思うので、ぜひ読んでみてください!
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