念願だった7年ぶりのパリへ出かけてきました。大学時代に訪れたはじめてのヨーロッパがフランス。
それ以来フランスに恋すること約20年。7度目のフランス、6度目のパリは最高で、またひとつ人生の宝物が増えたような気がします。
おにちゃんと思い付きで始めたフランス旅行記ブログももうすぐ2周年を迎え、毎月5万人に読まれるブログへ成長しました。
ベルトラの現地ツアーを使ってヴェルサイユ宮殿とへ行ってきました。
ヴェルサイユの後、マルシェ(市場)に立ち寄るプランなのでフランスのマルシェに行ってみたいという方にはかなりお得かと思います。
日程 | 8日間でまわってきた場所 |
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旅行記 前書き |
《出発前・前書き》パリ・フィレンツェ女子ひとり旅 |
1日目 旅行記 |
マルシェ/ バスティーユ広場 / マレ地区/ヴォージュ広場/ ラス・ドゥ・ファラフェル / ノートルダム大聖堂 / パリ植物園 / サンジェルマンデプレ教会 / ラデュレ / サンシュルピス教会 |
2日目 旅行記 |
モンマルトル / サクレクール寺院 / テルトル広場 / ラ・メゾン・ローズ / 壁抜け男 / ムーラン・ド・ラ・ギャレット / ジュテームの壁 / カフェ・デ・ドゥ・ムーラン / ムーランルージュ / モンマルトル墓地 / 日本人街(1区・2区)/ パサージュ / オペラ座 / マドレーヌ寺院と界隈グルメショップ / ハイブランド巡り / ヴァンドーム広場 / オテル・リッツ / ショパンの家 / チュイルリー公園 / ルーブル / ラデュレ / 凱旋門 / シャンゼリゼ通り / 86 Champs / monoprix |
3日目 旅行記 |
トロカデロとエッフェル塔 / フォトツアー / オルセー美術館 / ロダン美術館 / アンヴァリッド(ナポレオンの墓)/ 奇跡のメダイユ教会 / ボンマルシェ / シティファルマ |
4日目 旅行記 |
ヴェルサイユ宮殿 / マルシェ / コンコルド広場 / オランジュリー美術館 / サントシャペル / パリ雑貨巡り/ ピカソ美術館 / べーアッシュヴェー / ポンピドゥー国立近代美術館 |
5日目 旅行記 |
ブブロン村 / モンサンミッシェル / パリ夜景ツアー |
6日目 旅行記 |
モンパルナス墓地 &タワー / アクリマタシオン庭園 / ルイ・ヴィトン財団美術館 / ピエールエルメ / オペラ座 / ルーブル美術館 |
7日目 旅行記 |
コンシェルジュリー / ケ・ブランリー美術館 / トロカデロ広場 / ボンマルシェ / ジャックマールアンドレ/ファーマシーモンジュ |
8日目 旅行記 |
サントゥスタッシュ教会 / マルモッタンモネ美術館 / 有名ショコラティエ巡り / ギャラリーラファイエットとプランタン / パンテオン |
このページの目次(もくじ)
パリ女子ひとり旅!《7泊8日フランス旅行記4日目》
毎日こんな忙しくてよく倒れないなと、自分に驚くほど旅行中は元気。
自宅にいる時は免疫も低く、よく風邪を引くし、少し歩いただけですぐ疲れるのに不思議。メンタルはフィジカルを上回ると思うよ、本当に。
今日は待ちに待ったヴェルサイユ宮殿。
ヴェルサイユへ来るのは3度目だけれど記事を書くつもりで来たのは初めてなので本気度が違う!
ミュージアムパスを持っていたから、個人で来ても良かったのだけれど、ツアーの体験記事を書きたくてベルトラのツアーを利用してみた。
移動が往復でラクなのと、ヴェルサイユ宮殿だけでなくマルシェにも立ち寄ってくれるというのが決め手の理由。
わたしの場合、ひとり旅の移動って本当に神経すり減るんだよね・・・。治安の悪いパリからイルドフランスにかけてはなおさら。
今夜は次のホテルに移動する日なのだけど、ツアーから戻ってきてチェックイン、アウトすると時間がもったいないので、思い切ってツアー開始前の朝6時に移動することに。
HOTEL LUCIEN→French Theoryへ移動したんだけどスタッフの感じがよくて、モダンで、エレベーターも広いし気に入った♡
朝早くて部屋が用意できていないからなんでも好きなものを頼んでね、というのでお言葉に甘えて抹茶ラテを。
濃厚で美味しい。
ホテルから集合場所のEMIトラベルデスクまではバスで1本なのでとても便利なのだけど、なぜか途中で全員降ろされたので歩くことにした。
海外では日本では起こらない不思議なことがよくある。パリの公共交通機関はあまり信用できない。
まだ薄暗く、人気のないルーブル美術館。とってもきれい。バスのおかげでこんなにきれいな写真が撮れたので良かった。
集合時間までにトラベルデスクに無事たどり着きいよいよヴェルサイユへ出発!
ヴェルサイユ宮殿半日ツアー
ヴェルサイユツアーはほぼ満席。
車で40分弱、ヴェルサイユまでは添乗員があたりの解説と、ヴェルサイユに関する歴史を案内してくれる。
自分で勉強したくない人はやっぱり直前に解説を聞いて周れるというのが大きなメリットだと思う。
車窓を眺めているとあっという間にヴェルサイユに到着。
朝一な上に、中国人の団体がいないのでこれは良い写真がたくさん撮れそうだ!
オープン10分前くらいに到着するような設定になっているのもいい。少し待つとゲートが開いた。
宮殿内は無料のオーディオガイドを聞きながら周るのでガイドはいない。
個人的にはヴェルサイユ宮殿の場合、ガイドなしでも比較的周りやすい(迷いにくい)とは思うけれど、添乗員と一緒でないと不安という人はちゃんと添乗員が一緒に周ってくれるプランを申し込むようにしてください。
今までこんなに人がいないヴェルサイユ宮殿は見たことない。テンションが上がりすぎて駆けだしたくなるほどだった。
同じツアーに参加していた学生に写真を撮ってもらう。貸し切り!!
まずはルイ16世とマリーアントワネットの挙式も行われたという礼拝堂から。
ヴェルサイユ宮殿の大きさはなんと約1,000ヘクタール。1,000ヘクタールを東京ドームに換算すると、なんと約220個ぶん!
この記事では全く紹介しきれないのでヴェルサイユ宮殿に興味がある方は「ヴェルサイユ宮殿の歴史と見どころ」を読んでいただけると嬉しい。
本当に広すぎて書ききれないので、帰国後3ヵ月になるが、いまだにちょびちょび更新し続けている。
ヴェルサイユ宮殿といえば鏡の間!
いつもは信じられないくらい人がいるのだけど今朝はこの静けさ。美しい…。
世界中にファンが沢山いるマリーアントワネットの寝室。
ベッドの左下には隠し扉があり、1789年10月6日、ヴェルサイユ宮殿に市民が乱入した時ここから逃げ出したらしい。
この寝室で公開出産が行われ、合計19人の王室の子供たちが生まれたというからすごい。
オーディオガイドの通りいったんメインの部屋を周ると時間がなくなってきたので庭へ出ることにした。
フランス式庭園の最高傑作ともいわれるヴェルサイユ庭園は、宮殿よりも長い期間をかけて作られたもの。
夏には大噴水祭が開催され素晴らしい噴水のショーを楽しむことができる。
わたしは今回半日で帰ってしまったが、天気の良い夏の日であればぜひまる1日ヴェルサイユを堪能してほしい。その場合は個人旅行になってしまうけど。
宮殿内のショップには豊富な種類のマリーアントワネットグッズが販売されている。
もしヴェルサイユに行く時間はないけれど、マリーアントワネットグッズが欲しいという人はサントシャペル隣のコンシェルジュリー(死ぬ直前まで投獄されていた場所)もおすすめだ。
知れば知るほど惹きつけられるマリーアントワネットの数々のエピソード。ぜひ来館までに当ブログ等で勉強して見学してほしい。
関連記事ヴェルサイユ宮殿の歴史と見どころ
関連記事ヴェルサイユ宮殿の行き方とおすすめツアー徹底ガイド
ヴェルサイユ宮殿 | |
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住所 | Place d’Armes, 78000 Versailles地図 |
最寄り | RER C線 Versailles Château Rive Gauche駅 |
HP | https://www.chateauversailles.fr/ |
見学が終わり、集合場所の「Renaissance」に戻ると素敵なお土産を見つけた。
タオルで有名なフェイラーのフランス限定タオルハンカチ!とてもかわいいのでエッフェル塔とマリーアントワネットの柄を購入。
フェイラーはドイツブランドだけど観光地の限定柄があるんだ。知らなかった。
「Renaissance」はお土産ショップなので、ツアーに申し込んでなくても行けるしたくさん買えば免税も受けられるので要チェック!
マルシェ・ビアンクール
集合時間になり、みんな揃ったのでマルシェへ移動。このツアーでは曜日によって行き先が変わる。
全部調べてみたけど、マルシェの気分を味わいたいだけならあまり気にせず選んでOK。わたしは水曜日だったので、ブローニュ・マルシェへ。
- ベルサイユ・マルシェ (火・金・日)
- ブローニュ・マルシェ (水・土)
- サン・クルー・マルシェ (木)
ブローニュ・マルシェで検索しても全然出てこないと思ったら、現地ではビアンクールと呼ばれているみたい。
気になる人はMarché Billancourtで検索してみて。
マルシェというとおしゃれな響きだけれど、Marketというと親しみやすい??
要するに市場のこと。ヨーロッパ、アジア、南米、世界中どこでも市場ってあるけど日本では一般人が気軽に行くような市場ってほとんどなくなってしまった。
スーパーやコンビニがどこでもあるし、清潔でそれが日本らしいと言えばそうなのだけど、お店の人とやりとりしながら買い物を楽しむマルシェが好き。
日本でそんな体験がもうほとんどできなくなってしまったことが少し寂しくもある。
ランチがてら、パンのようなクレープのような食べ物を買ってみた。
中身がよくわからなかったけど、魚が入っていて美味しかった!
少し油っぽいので、お口直しにフランボワーズを購入。フランスは果物が安くて嬉しい。
フレッシュなフランボワーズはこんなにたくさん入っていたけどあっという間に平らげてしまった。
関連記事パリで絶対行きたい人気マルシェおすすめ5選と楽しみ方
バスで集合場所に戻った後はオランジュリー美術館へ行くため、コンコルドへ移動。
歩いてもすぐだけれど、体力温存のためメトロで。
コンコルド広場
コンコルド広場も何度も来ているのだけど、じっくり観察するのは初めてかも。
広場ってわざわざ行くような感じでもないし、どう観光すればよいのかわからなかったけど調べてみるとなかなか興味深い。
コンコルド広場見どころのひとつオベリスク。
「クレオパトラの針」とも呼ばれ、エジプトのファラオ、ラムセス2世褒め讃える彫刻が施されている。
もともとはエジプトのルクソール神殿にあったものだが、1826年にムハンマド・アリーがフランスにプレゼント。
↓下の写真がルクソール神殿。これを差し出せるとはすごい勇気。わたしなら無理(笑)
当時の輸送技術でこの大きなオベリスクをフランスまで持ってくるのはとても大変だったのだとか。
台座を見ると
どうやって運んだかをイラストで説明してくれているので見てみるとおもしろい。
こうやってみるとただのきれいな広場だけれど、ルイ16世やマリー・アントワネットが処刑された場所。
約1,300人もの命が処刑された悲しい歴史を持つ広場なのだ。
フランスの歴史を調べてみると、大量処刑されている様子が時々出てきて身震いする怖さがある。
関連記事コンコルド広場へ行ってきた!行き方・見どころ・楽しみ方徹底ガイド
コンコルド広場 | |
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住所 | Place de la Concorde 75001 Paris 地図 |
最寄り | メトロ1,8,12号線Concorde駅 |
HP | https://en.parisinfo.com/transport/90907/Place-de-la-Concorde |
オランジュリー美術館
コンコルド広場からオランジュリー美術館までは徒歩すぐ。
ルーブルからの位置関係はこんな感じ。
オランジュリーもオルセー美術館と同じく大好きな美術館のひとつ。
モネ好きなら行かない理由はないというくらい、最大の目玉であるモネの《睡蓮 Les Nymphéas》の展示が素晴らしく圧倒されることだろう。
モネには自然光が当たる部屋に絵画を展示したいという理想があり、モネの死後に再現されたのがオランジュリー美術館の「睡蓮の間」。
「睡蓮の間」は2部屋に分かれ、全部で8つの睡蓮が展示されている。
もちろんものすごい迫力ではあるのだが、モネの柔らかく優しい色合いがとても心穏やかな気持ちにさせてくれる。
美術館や博物館はワクワクするのと同時に、集中するので結構疲れてしまうのだけど、オランジュリーではそんな心配はない。
地下2階はジャン・ヴァルテールとポール・ギヨームのコレクション。
セザンヌ、マティス、モディリアーニ、ピカソ、ルノワール、ルソーなどの名だたる芸術家の作品が展示され、こちらも見ごたえ抜群。
今回たまたま改装中だったので、見学は叶わなかったが、新たにお目見えする次回が楽しみだ。
ルーブルやオルセーと比べると本当に小さな美術館なので、全ての展示をゆっくり周って鑑賞できるのが魅力的。また来るよー。
関連記事オランジュリー美術館の代表作品6選とおすすめの周り方
関連記事オランジュリー美術館の行き方・チケット料金・おすすめ購入サイト徹底ガイド
オランジュリー美術館 | |
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住所 | Jardin Tuileries, 75001 Paris 地図 |
最寄 | メトロ1, 8, 12号線Concorde駅 |
時間 | 9:00-18:00 ※最終入場時間 17:15 ※閉館準備開始時間 17:45 |
定休 | 毎週火曜日 5月1日、7月14日の午前、12月25日 |
料金 | 9ユーロ 18歳以下無料 ミュージアムパスOK |
HP | https://www.musee-orangerie.fr/en |
オランジュリーの他にも、パリには世界最大のモネのコレクションがあるマルモッタンモネ美術館や、
パリから1.5時間で行けるジヴェルニー(睡蓮のモデルになったモネの晩年の家と庭園)もおすすめ。
一度パリに行ったことがあるという人も、次はモネをテーマに色々巡ってみてはどうだろう。
RERを使おうか迷ったが、サントシャペルまでセーヌ川沿いを歩いてみることにした。
今日はとても天気がよく、お散歩日和。家の近くにも川があればもっと散歩が楽しいだろうなぁ。
サントシャペル
ステンドグラスの美しさで有名な「サント・シャペル」。
正直なところかなり甘くみていた。世界各地の教会やモスクを周ってきたが、こんなに美しいステンドグラスを見たのは初めて。
もし足を運ぶかどうか迷っているなら確実に行った方が良いと断言できるパリの一押しスポットに認定である。
1248年に建造されたとても歴史ある教会で、ゴシック様式の頂点を極めた傑作と称されることも。
それだけ美しい建物ならきっと目を惹くはず!と、思いきや外観はけっこう質素。
そして、1階もまずまずの美しさなので油断していた・・・。
とにかくサントシャペルの美しさは2階のステンドグラス。
見落としそうなほど小さな階段を上って2階に上がると感嘆の声を出さずにはいられないだろう。
後ろを振り返るとバラ窓が。360度囲ステンドグラス。
ちょうど太陽が出ているタイミングだったので眩いほどの美しい光を感じることができた。
首が痛くなるほどずっと上を見上げてしまう。どこかで見たことがあると思ったけど万華鏡だ!
サントシャペルはルイ9世(カペー朝)が購入した聖遺物のコレクションを納めて礼拝するために建設されたもの。
美しいモザイクタイルの床にはフランス王家の紋章白百合があしらわれていた。
普段教会に興味がないという人も絶対に感動すると思うので見逃さないでいただきたい。
関連記事サントシャペル教会へ行ってきた!行き方・見どころ・入場料徹底ガイド
サントシャペル教会 | |
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住所 | 8 Boulevard du Palais, 75001 Paris 地図 |
最寄り | メトロ4号線Cité駅 メトロ1,7,11,14号線Châtelet駅 |
HP | https://www.sainte-chapelle.fr/en/ |
サントシャペルの興奮冷めやらぬ中、次の目的地サントゥスタッシュ教会へ。
パリブラブラ街歩きPart1
徒歩15分の道すがら、おにちゃんから教えてもらった雑貨屋さんや子供服などを周ってみた。
フランスは体感として日本より物価が高いのだけど、それは外食の値段が高いからであって雑貨やスーパーに行けばそうでもないなと感じることが多い。
Du Pareil Au Même
はじめてみたブランドだけど、GAPくらいの価格帯で結構安い!
派手なデザインでさすが外国ブランドといった感じ。
フランスまで来たならボンポワンやジャカディを買いたいけど、やっぱりお高いので、プチプラは嬉しい。
ヘマ(HEMA)
オランダ生まれの雑貨店HEMA。
ディスプレイは誕生日パーティーにぴったりの雑貨で溢れていてとっても可愛い!
IKEAやフライングタイガーが入ってきたくらいから、外国の雑貨が本当に安く買えるようになって驚くばかり。
ピローヌ(PYLONES)
ピローヌは1月で日本の店舗がなくなってしまったらしい。
ヨーロッパでよく見るなと思ってたけどパリ発のブランドだというのは知らなかった。
キッズが大喜びしそうなポップでかわいい雑貨がたくさん。
元気が出てくるようなデザインのものばかりで、あもちゃんがもう少し大きくなったら一緒に買い物したい。
すごいデザインの建物を発見!色使いがとても鮮やかだけど何を表しているんだろう・・・。
Les Halles駅近くのお店でカヌレを見つけたのでひとつ買ってみた。
小さいのでパクっとあっという間に完食。
本場で食べるとより一層美味しい気がする。
広い道へ抜けた。
大型ショッピングモール「Forum de Halles」が2017年にリニューアルしたらしい。
せっかく旅行で来てるのでわざわざモールに行かなくてもいいかなと思ったけど、住んでいるなら本当に便利だよね。
とっても可愛い公園も発見!ママというより、明らかにベビーシッターが大半。さすがおフランス。
日本ももう少しママが楽になる社会になるといいな。ベビーシッターなかなか浸透しないね。
サントゥスタッシュ教会
せっかく教会近くまで来たのに入口が閉まっていてどこから入ればいいのかわからない…。
一周したけれど入れそうにないので残念だけれど次の目的地へ向かう。あとで調べたけど定休とかではなさそうだったので、ドアを自分で開けたら入れたかも。
関連記事サントゥスタッシュ教会へ行ってきた!行き方・営業時間・見どころ徹底ガイド
結局最終日に行き直したので8日目で詳細を紹介します。
ウロウロしてたら一風堂発見!おっしゃれ~♪
疲れたのでバスに乗ってピカソ美術館へ!
ピカソ美術館
フランスの旅行会社で働いていた知人に聞いたところ、ルーブル、オルセーの次に日本人に人気があるのがピカソ美術館ということなので今回初めて足を運んでみた。
パリ国立ピカソ美術館には約5,000点という膨大なコレクションが収蔵されている。
ピカソは死ぬまでに1万3500点の油絵と素描を描き残しているというから他の画家とは桁違いだ。
箱根彫刻の森美術館ですらかなりの展示数だったけど、それどころの騒ぎではない。
館内は、地下1階から地上3階までの5階建てで、初期から晩年までの作品がテーマごとに展示されており、時代を追いながら作品を鑑賞できるのがポイント。
美しい大階段を見つめながら、こんなところに住んでいた人がいるなんて…。と驚きを隠しきれない。
青の時代からキュビズムの作品まで一気に駆け抜ける。ガイド付きでまたいつか再訪したい。
新古典主義の作風を取り込んで生み出した名作「海辺を駆ける二人の女」。
アート作品だけでなく、ピカソに宛てた手紙の展示などもあり見応えたっぷり。
ミュージアムショップもピカソらしいモダンで斬新なものが多く、モダンアート好きにはたまらないだろう。
ザっと周るつもりが想像以上におもしろくてついつい長居してしまった。
関連記事パリ国立ピカソ美術館へ行ってきた!行き方・料金・見どころ徹底ガイド
ピカソ美術館 | |
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住所 | 5 Rue de Thorigny, 75003 Paris 地図 |
最寄 | メトロ8号線Saint-Sebastien-Froissart駅 メトロ1号線St-Paul駅 |
時間 | 10:30-18:00(火~金) 9:30-18:00(土・日・祝日) |
定休 | 毎週月曜日 5月1日、12月25日、1月1日 |
料金 | 14ユーロ 17歳以下無料 ミュージアムパスOK |
HP | museepicassoparis.fr |
パリブラブラ街歩きPart2
ピカソ美術館からパリのデパート「べーアッシュベー」へ行くまでの道すがら、近くにあるショコラティエとスーパーマーケット散策をすることにした。
メゾン・ジョルジュ・ラルニコル
パリに3店舗のお店を構えるブルターニュ菓子専門店。
計り売りで好きなチョコレートを選べるし、子供が喜びそうなチョコを使ったオブジェもインパクト大!
気取った店構えではないので気軽に入店できる雰囲気もGood!!
パリでは宝石店のようなショコラティエも多く、入るのに勇気が必要だったりする。
関連記事日本未上陸!絶対行きたいパリの人気チョコレートブランドおすすめ5選
franprix
普段はスーパーと言えばモノプリへ行くことが多いが今日はフランプリを調査!
モノプリと比べると価格は安く、生活に寄り添った商品ラインナップが特徴。
小規模なのでコンビニ感覚で使えるのもなかなか良い。
それにしても外国のスーパーは楽しいなぁ。ミネラルウォーターを買っていざべーアッシュヴェーへ!
べーアッシュヴェー
多くの人はベーアッシュヴェーと聞いてもピンと来ないと思う。
わたしも全然知らなかったのだけど、老舗のデパートらしい。
もちろんパリジャンの中では超有名で、ギャラリーラファイエットやプランタン同様、普通のデパートと同じようなお店が入っているのだが、ベーアッシュヴェーの特徴はなんといっても地下フロアにある日曜大工用品売り場!
ペンキや木材、タイル、壁紙など、まるでホームセンターに来たかのような家のリフォームに関する商品がずらりと並んでいて圧巻である。
DIYが好きな人はドアノブなど小さなものを買って帰るのも楽しいかも。
上層階では手芸コーナーも充実していたし、ハンドメイド作品を作る人にもおすすめ!
ちなみにわたしは手芸も図工も苦手なので、見て楽しむだけ。
そんなわたしが気になったのが、雑貨や文具が販売されているエリア。
カラフルで好みの柄がたくさんあって、どれもこれも欲しい…。
サイズがわかれば絶対に買ったのに、帰国後後悔しているのが写真のパソコンケース。
今はとてもシンプルなグレー一色のケースを使っているので、ビビッドなケースがほしい。
パリの街並みが描かれたタンブラーも可愛すぎる。なぜ買わなかったのだろう。たぶんスーツケースがいっぱいだったからだ。きっとそうだ・・・。
お腹も減ってきたし、べーアッシュベー内にあるメゾンドトリュフでディナーすることに。
まだ早い時間で誰もいなくて寂しかったけど、トリュフたっぷりのリゾットめちゃくちゃ美味しかった・・・。
食事は断然誰かとしたいと思うけれど、ひとりならひとりで、今日あった出来事を振り返ったり、これからのことを考えたりできる大切な時間なのかもしれない。
でも貴重なフランスでの食事だから、家族や友人と頼んだものをシェアしたりワイワイ過ごせたらもっと楽しいだろうな。
関連記事ベーアッシュヴェー(BHV)完全攻略!行き方・営業時間・お土産徹底ガイド
ル・ベー・アッシュ・ヴェー・マレ | |
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住所 | 52 Rue de Rivoli, 75004 Paris 地図 |
最寄り | メトロ1,11号線Hôtel de Ville駅 |
営業時間 | 9:30-20:00(月〜土) 11:00-19:30(日) |
HP | https://www.bhv.fr/ |
ポンピドゥー国立近代美術館
さて、本日最後は国立近代美術館。朝から長かった、長すぎる1日ももうすぐ終わり。
国立近代美術館は21時まで開いている貴重な美術館なので、夜の観光にまわしたのだが、これは失敗だったのではないかと思っている。
夜の美術館はとにかく人が少なく、不気味でグロテスクな作品も多数あり、ひとりで周るのは本当に怖かった。
それ自体がアートのようなデザイン性の高い入り口&エスカレーター。
吸い込まれそうなエレベーターを6階まで登り続けた。
行けるところまで行くとレストラン「Le Georges」の手前でパリの街並みを見下ろすことができる。
写真の何倍もきれいな夜景だった。感動して涙が出そう。
しばらくボーっとしてしまう。
とはいえ閉館時間も気になるので、1つ下に戻って、お目当ての絵画を探し行こう。
ピカソ、カンディンスキー、シャガールなど近代を代表する画家たちのアートをたっぷり堪能できるのだが、誰にどれだけ聞いてもピカソのミューズが見つからなかった。
各ブロックごとに担当者が座っているのに、言われた場所へ行っても見つからない不思議。
きっと展覧会にでも行っているだけなのだろうが、ひとりとして把握していないってありえるの??
カンディンスキーは去年NYのグッゲンハイムで堪能してから好きになった画家のひとり。
35歳という若さで亡くなったモディリアーニ。西洋史上最もイケメンだったとか。
一度見たら忘れられない、一目でモディリアーニとわかる印象的な人物画。
その他現代アートなので知識がなくても直感で楽しめるような作品が多いのも確かなのだが、ひとりで来るべきではなかった・・・。
怖いのに、怖いもの見たさで近づいて、やっぱり後悔するというのを数回繰り返した(笑)
10代の頃はこんなグロテスクなものは全然平気だったし、ベルセルクやジョジョも好きだったのに中年になって耐性を失いつつある気がする。
おもしろかったのが写真の作品。
なんだかわからないけれど、不思議な音に誘われ、キラキラするオブジェに近づいてみるとイヤフォンの大群だった。
マヤデュニエツはイスラエルの音楽家だそう。
とにかく、グロテスクなものが苦手な人は要注意の美術館ではあるが、世界レベルのモダンアートを鑑賞できる貴重な場所であるのも事実なので昼間に誰かと一緒に鑑賞してみてください。
関連記事国立近代美術館の代表作品とおすすめの周り方
関連記事国立近代美術館の行き方・チケット料金・おすすめ購入サイト徹底ガイド
ポンピドゥー芸術文化センター | |
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住所 | Place Georges-Pompidou, 75004 Paris 地図 |
最寄 | メトロ11号線Rambuteau駅、 メトロ1,11号線Hôtel de Ville駅 メトロ1,4,7,11,14番線Châtelet駅 |
時間 | 11:00-21:00 ※12月24日、12月31日は19:00まで |
定休 | 毎週火曜日、5月1日 |
料金 | 展望台5ユーロ ※但し、美術館のチケット購入者・ミュージアムパス利用者は無料 ミュージアムパスOK |
HP | https://www.centrepompidou.fr/ |
今日1日のハードスケジュールや国立近代美術館で見たグロテスクなアートで心身共に疲れ果ててしまったが、新しく移動したFrench Theoryの居心地がとても良くてほっとした。
明日はモンサンミッシェルで1日パリを離れるため、バスの中でゆっくり過ごすことにしよう。
パリ女子ひとり旅!《7泊8日フランス旅行記4日目》
4日目は今まで以上に、1日で周ったとは思えないほど濃厚なスケジュールを過ごしました。
ガイドブックに1日美術館巡り。というようなモデルコースが載っていたりするのだけど、ルーブル、オルセーのはしごは個人的にあまりおすすめできません。
大きくて、名画がたくさんある美術館を慣れていない人が周るとただ疲れて終わりになる可能性大!
周るなら、今回のような小さめの美術館を組み合わせるのがおすすめです。
パリのおすすめ美術館については、「パリで絶対に外せない美術館を徹底ガイド」で紹介しています。
またパリの美術館が初めてという方向けに「パリの美術館を10倍楽しむコツ」というまとめ記事も書いたのでぜひチェックしてみてください。
- 《出発前・前書き》パリ・フィレンツェ女子ひとり旅
- 《1日目》パリ市内観光・マルシェ/バスティーユ/マレ/教会巡り
- 《2日目》パリ市内観光・モンマルトル/オペラ/シャンゼリゼ
- 《3日目》パリ市内観光・フォトツアー/オルセー/ロダン/アンヴァリッド/ボンマルシェ
- 《4日目》ヴェルサイユ宮殿/サントシャペル/美術館巡り
- 《5日目》日帰りモンサンミッシェルとパリの夜景ツアー
- 《6日目》パリ市内観光・モンパルナス/ルイヴィトン財団/エルメ/オペラ座/ルーブル
- 《7日目》パリ市内観光・コンシェルジュリー/ケブランリー/イエナ/ジャックマールアンドレ
- 《8日目》パリ市内観光・サンスタッシュ/マルモッタン/ショコラティエ/百貨店/パンテオン
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