キューバの革命家チェ・ゲバラ。
没後50年ほどたちますが今もなお、キューバの人々に愛されています。
キューバ土産の定番であるゲバラグッズも人気がありますが、ゲバラに関する観光スポットもたくさんあるんですよ♪
今回の旅でゲバラにゆかりのあるスポットを周ってきたので、いくつかご紹介したいと思います!
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キューバをもっと知る
このページの目次(もくじ)
チェ・ゲバラってどんな人?
チェ・ゲバラはキューバの社会主義国家の礎を築いた革命家のひとり。弁護士のフィデル・カストロと共にキューバに革命を起こした英雄です。
医学部在学中に1年かけてラテンアメリカをバイクで縦断する旅に出発。旅の途中で南米社会の極端な貧富の差や弾圧されるインディオなどの少数民族を見て、衝撃を受けます。
医者として個人の成功を夢見ていたゲバラですが、旅を経て社会の構造そのものを変革しなければ、飢えや病気の人々を救うことはできないと確信。
キューバの要人となっても、決して偉そうに振舞うことなく、敵兵にも治療を施したり工場や農園で作業を手伝ったりする姿が、国民からの支持を集める理由になっていたそうです。
チェ・ゲバラの逸話は本当にたくさんあるので紹介しきれませんが、理想のために自己犠牲をいとわない、熱量がある人物だったことは間違いなさそうです!
ゲバラを題材にした映画もいくつかあるので、興味がある方はぜひ観てみてね~(・∀・)
ハバナ チェ・ゲバラを巡るおすすめ観光スポット5選
キューバには、ゲバラの活躍を知ることができる観光スポットがいっぱい!
彼がキューバに居たのは8年ほどと、決して長くはありませんがその足跡はいたる所に残されています。
キューバ革命の歴史を学べる革命博物館
革命博物館は、キューバ革命における写真を中心に、資料や武器などが展示されています。そしてこの博物館の建物は、実際に大統領官邸として使われていたものでもあります。
博物館の入口に展示されている戦車は、なんと本物!
カストロが反革命派との戦いに実際に使ったという超貴重な展示物です。外にも、キューバへ渡航するときに使われたグランマ号やセスナやジープの展示も。
革命博物館(Museo de la Revolucion)
◆住所:Avenida Bélgica,La Habana
◆営業時間:9:30~16:00/ 無休
◆入場料金:8CUC(12歳以下は無料)
国の機関が集まる革命広場
革命博物館から車で5分程のところにあるのが革命広場。メーデーなどの記念集会が開かれ、数十万人もの人たちが集まることもあるそうです。
広場の周りには、国の重要機関がたくさん。
革命広場といえば、内務省の建物に描かれたゲバラが有名です!
黒い線だけで描かれたチェ・ゲバラ。
肖像画の下には、「Hasta la victoria siempre」という文字。これはゲバラが家族へあてた手紙に書かれていた言葉で、ゲバラの革命標語なんだとか。
日本語でいうと、”常に勝利に向かって”というような意味になるそうです。
こちらは、情報通信省の建物に描かれたカミーロ・シンフエゴス。
カミーロ・シンフエゴスもゲバラやカストロに並ぶ、革命の重要人物です。
他人のタクシーの前でちゃっかり記念撮影。キューバのクラシックカーは本当かっこよかったなー。
ホセ・マルティ記念博物館
革命広場から見える大きな塔のような建物は、ホセ・マルティ記念博物館です!
ゲバラやカミーロが描かれた建物の反対側にあります。革命広場から歩いて3分ほど。
ホセ・マルティは、キューバ建国の父として有名。スペインとの独立戦争から革命戦争までの歴史が展示されています。また、ホセ・マルティだけではなくカストロやチェ・ゲバラのモニュメントなどもありますよ。
109mもある高い塔の上には展望室があり、景色を楽しむことも。
クラシックカーで乗りつけた旅行者が記念撮影をしていました。仲良くなったカナダ人が「キューバの旅行者の半分はカナダからなのよ~」と。そんなに親密な国だったんだね!知らなかったー。
ホセ・マルティ記念博物館(Memorial Jose Marti)
◆住所:Calle Paseo y Ave. Independencia. Plaza de la Revolución. La Habana, Avenida Paseo, La Habana,
◆営業時間:月曜~土曜 9:30-17:00/日曜休み
◆入場料金:有料(調査中・・)
世界遺産に含まれているカバーニャ要塞
カバーニャ要塞はハバナにいくつか存在する要塞のひとつです。世界遺産「オールド・ハバナ(ハバナ旧市街)とその要塞群」の構成資産のひとつでもあり、旅行者に人気のあるスポットです♪
ゲバラは革命後、国立銀行総裁兼工業大臣に就任。その仕事をカバーニャ要塞にある執務室で行っていたそうです。
現在は博物館になっており、ゲバラの私物や写真などが展示されています!
スペイン統治時代から続いている儀式「大砲の儀式」が毎晩行われています。
その時代は、城壁の扉を閉めるための合図として大砲を鳴らしていたのですが、現在もその風習を続けているのだそう。毎晩21時ごろに大きな大砲の音が鳴り響きます。
儀式では、軍服スタイルの人たちがやってきて歴史や説明をしてくれますよ~。
サンセットがすごかった!!
モロ城の端っこはサンセットを見るのにぴったりの場所。
日本でもなかなか見ることのできないピンク色のすごい空だった~。このあたりは外に何もないので早めに中に入って散策してください!
めちゃくちゃちっちゃい土産物屋と飲み物(ココナツとサトウキビがウリみたい)を買えるお店はありました。
20時ごろになるとワラワラと旅行者が集まり始めます・・・
この時間になるとチケット売り場は混んでいます。早めに買って中を探索したほうがよかったな!(事前リサーチしてなくて知らなかったw)
門をくぐると、なんだか中世世界。どこかで見た景色だと思ったらマルタに似てる!
要塞内にはお馬さんやお土産物屋さんがいっぱい!屋内展示もゲバラ第一邸宅より展示が多いのでぜひ時間をとってみてください。
土産物を物色していると結構ギリギリの時間になってきました。
スペイン時代の制服を着た兵士登場!!カッコいい!!
わたしは絶対見ると決めてたのでフェニーとあもちゃんを残して前の方へ移動。
大砲をつめるパフォーマンスから始まって今か今かとみんなが待っています。(緊張感はなくみんなおしゃべりしてるし、スマホ持ってる人ばかりで後ろだと全然見えません)
ついに発砲!ドンッッ!!!と一瞬のこと・・・すごい迫力だった・・・というか早すぎて目で追えないww
あまりに早すぎて(1秒?)もう1回見たかった!
大砲の儀式を行う場所は夜景の絶景スポットでもあり、対岸の夜景がとってもきれいでした。
昼間に観光される人も多いようですが、やはり夕方から夜のこの時間がおすすめです。ぜひ「大砲の儀式」見学してみてくださいね!
カバーニャ要塞(Fortaleza de San Carlos de la Cabaña)
◆住所:Via Monumental y Carretera de la Cabaña
◆営業時間:10:00-22:00
◆入場料金:18:00までの入場料は6CUC/18:00以降は8CUC(約900円)
ゲバラが実際に住んでいた「第一ゲバラ邸宅」
カバーニャ要塞から歩くこと15分。白いキリスト像の近くにある赤い屋根の家が、革命後のチェ・ゲバラが住んでいた邸宅です。
このキリスト像も全然情報がなくって、どうしてガイドブックに乗せないのか謎。ブラジルリオのキリスト像はめっちゃ人気なのにね!
念のため写真を撮りに行ってよかったよ~。チケットを買って入場!お家の壁には大きく「che」と書かれています!
革命前は前大統領バティスタの義理の兄弟が住んでいたんだとか・・。
現在は博物館のようになっており、各部屋には写真やパネルなどがたくさんあります。
執務室にはキューバの国旗か飾られていますね。
寝室には、なんとゲバラとカストロのツーショット写真が!!
執務室も寝室も決して華美ではありません。とても質素でシンプル。
ゲバラの所持品や愛用品の展示もあります。
この空間で実際にゲバラが生活していたんだな~、、と思うとちょっと不思議な気分。
写真やアートが多めです。この色彩は中南米っぽい。
キリスト風ゲバラ。
よく見かけるポスターをアレンジしたバージョン。
チェス部屋もありました。
ここに限らずハバナの街中至る所でゲバラのアートを見かけます。家に1枚イラストを買って帰ろうかと思ってたのに忘れてた(笑)
展示物がたくさんあるわけではありませんが、ゲバラファンにはたまらない場所だと思います。
こんな見晴らしの良い場所で仕事してみたいな~(笑)
クルーズ船もたくさん止まっていたので、もし次回くることがあるとしたらクルーズがいいね~なんて夫婦で話しました。
隣には公園(遊具なし)?もあるので子供を遊ばせるのにもピッタリですよ♪
第一ゲバラ邸宅(La Cabana de Che Guevara)
◆住所:Fortaleza de San Carlos de la Cabana, Havana, Cuba
◆営業時間:調査中
◆入場料金:6CUC[/aside]
チェ・ゲバラはとにかく愛される英雄だった!
せっかくハバナに来れたのでゲバラにゆかりのあるスポットを色々周ってみました!
同じくヘミングウェイのツアーも人気のようですが、わたしはあまり興味がなくゲバラ巡りになっちゃった!
今回ご紹介した以外にも、まだゲバラスポットはあるようです・・すごい。
博物館をはじめ、ゲバラグッズにゲバラのお札など、キューバの街には溢れんばかりのゲバラが。
日本に英雄はたくさんいますが、キューバのように数人だけっていうのも国の違いを感じておもしろかった~。
次へ>>ハバナ・トリニダで民泊体験!Airbnbを使ってCasaに泊まったら最高だった。
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ハバナでぜひ利用してみていただきたいのがAirbnbなどを使った民泊です。
キューバにもホテルはありますが、Casaと呼ばれる民泊が主流で市内にはたくさんの宿があります。
バラデロで高級ホテルにも泊まりましたが、わたしは民泊体験が一番強く印象に残っています。
民泊はちょっと…という方には記念建造物にも指定されているホテルナショナルデキューバが一押しですよ!