最近日本でも離島ブームで宮古・石垣の人気もすごいですが、みなさんはどこの離島が好きですか?
今日はイタリアの離島についてご紹介したいと思います。カプリとシチリアには行ったことがあるのですが、ランぺドゥーサ島というすごくきれいな島があるとイタリア通の友達から教えてもらいました。
シチリアはとっても素敵だったので、また再訪したらぜひランぺドゥーサ島にも行ってみたいと思います。
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このページの目次(もくじ)
イタリアで人気の離島3選
自然が生み出す神秘の島カプリ島で青の洞窟を楽しもう
世界に青の洞窟はたくさんありますが、一番有名な洞窟といえば真っ先に名前が挙がるのがカプリ島ではないでしょうか。
カプリ島はナポリの沖合30kmに浮かぶ、東京の千代田区とほぼ同じ面積の小さな島です。
美しい景観と温暖な気候から古くから王侯・貴族に愛され、今も多くのセレブが別荘を構えるリゾートアイランド。
島の代名詞とも言えるのが「青の洞窟」
カプリという名前は聞いたことがなくても、青の洞窟を知っている人も多いはず。
青の洞窟の青さを見るまでは死ねないと言う人もいるほど美しい洞窟は、南イタリアに滞在したなら必見です。
入口から入るわずかな光で真っ青に光り輝く海はまさに自然の神秘。
きっとあなたも言葉を失うこと必至!
カプリ島は夏がおすすめ!天気が悪いと中に入れないことも
洞窟の入り口は高さがわずか1m程のため悪天候時は入れないこともあり、洞窟に入れるかどうかは運次第。
特に冬場は入れる確率がぐんと低くなるため要注意です。
3月にトライした時は波が高くて船が出ませんでした( ;∀;)
南イタリアは温暖で、3月も非常に旅行しやすい時期でありますが、青の洞窟に限ってはできるだけ夏に観光されることを強くおすすめします。
もし残念なことに青の洞窟を見ることが出来なくても、カプリ島の魅力は青の洞窟だけではありません。
島全体を一望できるソラーロ山に登ってカプリ島一の絶景を楽しむもよし、
島の玄関口であるマリーナ・グランデで発着する船を眺めるもよし、
島の名産であるレモンの皮から造られる伝統のお酒リモンチェッロを嗜むもよし。
自然の偉大さを感じながらのんびりとくつろげるまさにリゾートにぴったりの島です。
その他の観光についてもやはり夏がおすすめです。
冬の時期や、春の初めはまだ閉まっているお店も多く、夏の賑わいに比べると少し寂しい印象をうけるかもしれません。
反対に人でゴミゴミしていないのでゆっくり散歩したり、少し早い春を感じるのにはとても気持ちがいいですよ!
カプリ島へのアクセス
カプリ島への船が発着する港はいくつかありますが、船の本数や時間などを考慮するとナポリから向かうのが基本となります。
ナポリでカプリ島行きの船が出るのは、
ベヴェレッロ港(Molo Beverello)とメルジェッリーナ港(Porto Mergellina)の2つ。
ベヴェレッロ港は水中翼船、メルジェッリーナ港は高速フェリーと大型フェリーの出航場所となり、利用する船によって出航港が異なるため注意が必要です。
- 水中翼船は所要時間約50分 料金は21~23ユーロ
- 高速フェリーは所要時間約1時間 料金は19.20ユーロ
- 大型フェリーは所要時間約1時間20分 料金は14ユーロ
遺跡と芸術に溢れる感性の島シチリア島
「シチリアを見ずしてイタリアに行ったことがあるとは言えない。
シチリアにこそ、すべてに対する鍵があるのだから」
かの有名な詩人ゲーテにこう言わしめたのが、シチリア島。
日本で言うとちょうど九州と四国の中間くらいの大きさの島でイタリア最大の離島です。
(日本と同じように電車も通っています。便は悪いですが笑)
マフィアの島という呼び名からは想像も出来ない程、繊細な美しさで溢れています。
マルトラーナ教会、ノルマン王宮、パラティーナ礼拝堂、名作映画「ゴッド・ファーザー」の撮影舞台にもなったオペラ座など
見どころ満載の都市パレルモを始めとして、ギリシャ神殿建築の最高傑作ともいわれるコンコルディア神殿があるアグリジェントや、「カサーレの古代ローマの別荘」があるピアッツァ・アルメリーナなど、足を運ぶべき場所は尽きません。
シチリアでめいっぱい自然の恵みを楽しもう!
世界遺産や美しい建造物を満喫した後には、シチリアの大きな魅力の一つ、食事を楽しみましょう。
オレンジ、レモン、オリーブ、アーモンドなどがよくとれるほか、かじきまぐろやウニ、いわしなどの海の幸も豊富なシチリア島。
シチリアワインと一緒に堪能すれば、もう幸せ以外の言葉は見当たりませんね!
シチリアはアクセスが悪いので、せっかくなら数日間滞在して色んな街を楽しみましょう。
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シチリア島へのアクセス
シチリア島へのアクセス手段は飛行機、鉄道、バス、船の4つがあります。
まず飛行機の場合、ヨーロッパ各地やイタリア国内からたくさんのフライトが運航しています。
- パレルモ(Palermo)国際空港
- カターニア(Catania)国際空港
- トラパニ(Trapani)空港
- コミゾ(Comiso)空港
シチリアには4つの空港があるので、旅のスケジュールに合った出発地とフライトを選択してみてください。
鉄道はローマ、ナポリ発の列車とミラノ、ジェノバ発の夜行列車があります。
いずれも長時間の移動かつイタリアらしく1~2時間遅れることもあるので時間に余裕をもってご利用ください(笑)
バスはイタリアの主要都市から(ミラノ、ヴェネチア、ローマ、フィレンツェなど)発着しているのでバックパッカーなど費用を抑えたいという方にはおすすめです。
船はイタリア本土とマルタとチュニジアから、
シチリア島内のパレルモ港、カターニア港、メッシーナ港、トラーパニ港、ポッツァーロ港への運航しています。
本数も少ないため、船で移動したいという方は、まず出発予定地からの運航があるかどうかをチェックしてみましょう。
空飛ぶ船で有名な地上の楽園「ランペドゥーサ島」
イタリア領最南端の島、ランペドゥーサ島。
名前を聞いただけではピンとこない方も多いかもしれませんが、1枚の写真が大きな話題を呼び有名になりました。
その写真というのが、まるで船が飛んでいるかのように見える写真です。
抜群な透明度を誇るランぺドゥーサ島の海だからこそ成せる技で、これを見たときぜひ一度行ってみたいと思いました。
そんな旅人の心をくすぐるランぺドゥーサ島のおすすめの楽しみ方は、島を一周するボートクルーズです。
「ウサギの島(ラビットアイランド)」の愛称で知られるイゾラ・ディ・コニッリの
通称ラビット・ビーチ!
世界のベストビーチにも選ばれるほどの美しさを誇り、話題の”船が飛ぶ海”の絶好の撮影スポットとなっています。
日中はボートクルーズで透き通る海を堪能し、夕方はのんびりとした田舎町を散策したら夜は地中海ならではの海の幸で締めくくり。
思わず「生きててよかった」とつぶやいてしまいそうな癒しの時間がこの島にはあります。
ランペドゥーサ島へのアクセス
ランペドゥーサ島へはシチリア島の南下に位置しており、移動もシチリア島からがメインとなります。
パレルモ(Palermo)国際空港とカターニア(Catania)国際空港からそれぞれフライトが、
ポルト・エンペドクレ港から高速船とフェリーが運航しています。
フライトはいずれも1時間ほどで、高速船は約3時間、フェリーは約10時間。
また、イタリア本土からは唯一ローマから飛行機の運航がありますが、ローマ-ランペドゥーサ島のフライトは5月から9月までの限定運航のため注意が必要です。
魅力満載イタリアの離島まとめ
イタリアは世界遺産が世界一多い国で、見どころも多く1度でまわりきるのは絶対に無理!
わたしも死ぬまでにあと何度かイタリアに旅行したいなぁと思います。
村上春樹のエッセイを読みながら、ヨーロッパでの暮らしをつい妄想しちゃいます。英語もたいしてできないわたしはどこなら生活できるでしょうか??
イタリアは本土だけでなく美しい島もたくさんあって、そのどれもがとても魅力的。ぜひ日程に余裕を持ってイタリア旅行を楽しんできてください♪
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