カタールはアラブ諸国の中でも旅行者を積極的に受け入れており、治安も悪くありません。
女性ひとりでも特段問題なく観光することはできますが、日本ではありませんので注意すべきことは沢山あります。
治安が良い国でも、わたしは万が一のため最低限の備えは欠かしません。
旅慣れていない場合は高くても治安重視でホテルをとることを強くおすすめします。
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当ブログ(オハヨーツーリズム)では、そんなカタールの実際の治安情報と、絶対注意しておかなければならないことをまとめました!
保険やネット環境、ホテル選びの大切さ、知っていれば避けられるリスクをこれでもかと盛り込んだので、必ずすべてに目を通しておいてくださいね!
- 現地で起こる犯罪手口
- 現地の危険エリアと安全対策
- イスラム諸国を旅する上で気を付けたいこと
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このページの目次(もくじ)
カタールの治安と世界平和度指数ランキング
外務省の安全情報
2024年1月現在、外務省の海外安全ホームページでは危険情報は出ていません。危険レベルは日本と同じレベル0。治安は全般的に良好と言えます。
経済的に安定しているということと、カタール当局が治安対策に力を注いでいることもあり、物乞いや無理な客引きや押し売りなどのトラブルも少ないです。
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犯罪データ
経済発展が著しいカタールですが、外国人労働者の人口が急増しています。
しかし、外国人労働者に対しても適切な対応の元で管理しているため、事件や犯罪の発生率が少ないのが特徴です。
一部の不法滞在者による強盗や空き巣、スリなどの犯罪が発生していますが、治安当局による厳しい取締りによって犯罪件数は低く抑えられています。
また、カタールでは大きなテロ事件も起きていませんが、いつどこで起こるかわかりません。最新の治安情報をチェックすることは忘れずに行いましょう。
治安の良いカタールですが、2022年11月21日から12月18日は、FIFAワールドカップが開催予定となっていて、海外から多くの感染者が入国する見込みです。
一時的に犯罪やトラブルの増加が予想される為、上記期間に訪問される場合は犯罪やトラブルに巻き込まれないよう十分注意を払いましょう。
世界平和度指数ランキング
国際NGOの経済平和研究所(Institute for Economics and Peace)が23項目にわたって163か国を分析し、毎年世界中の国々の「平和さ」を数値化して世界平和度指数を算出しています。
GLOBAL PEACE INDEX 2023の情報によると、日本は9位、カタールは21位でした。自身の経験と必ずしも同じ印象ではありませんが、旅行の参考になると思うので、目安に利用してください。
カタールで注意すべき危険エリア
カタールで特別注意すべきエリアはありませんが、近年の急速な経済発展に伴い、各種ビル建設やインフラ整備等に従事する外国人労働者等が大量に流入。外国人労働者の人口急増により、外国人による犯罪が発生しています。
こうした背景もあり、ドーハ市内の一部地区及び郊外において、強盗、空き巣、自動車盗等の犯罪や、大型ショッピング・モールや空港等において、スリや置き引き被害が発生しているので注意してください。
カタールで頻発する犯罪・トラブルの具体的事例
スリ・置き引きに注意
大型ショッピングモールや空港など人が多い場所ではスリや置き引き被害が発生しています。
他の国同様、レストランなどで荷物を椅子の背もたれ部分にかけたり、足元に置いていたりするのはカタールであっても危険な行為です。
治安が良いから大丈夫!と油断してしまう人に起きやすいので日本と同じような感覚でいるのではなく、最低限の注意は払っておきましょう。
タクシーのボッタくりに注意
カタールのタクシーは、初乗り運賃も安くタクシー会社のコントロール・センターの無線によって集中管理されているので比較的安心して利用できます。
しかし、料金の水増し請求がまったくないという訳ではありません!流しの白タクは利用せず、主要ホテルに常駐しているリムジン・タクシーなどを利用するのがおすすめです。
特にハマド国際空港では、白タクが声をかけてくることがありますが、空港が指定しているタクシー乗り場から乗るようにしましょう。
写真撮影に注意
カタールでは写真撮影を固く禁じられているエリアがあります。
- 軍事施設
- 警察察施設
- 空港
- 首長府その他政府関係施設
撮影禁止区域でカメラを持っているとカメラを没収されたり、警察に連れていかれることも
また、トラブルを避けるためにもモスクや礼拝している人、女性を撮影することも避けたほうが無難です。
飲酒・たばこの制限に注意
基本的にカタールでは、飲酒や酒類の製造・販売は禁止されています。
ですが、外国人が多く利用する一部ホテル内のレストランやバーにおいては酒類のサービスが受けられます。
たばこは、公共の場で吸うことはできません。ショッピングセンターや映画館、レストランなどでの喫煙は罰金の対象となるので注意しましょう。
カタールで安全に過ごすために知っておきたいイスラムの教え
カタールは治安が良い国ですが、文化・宗教の違いから思わぬところでトラブルに発展することがあります。
イスラム教を国教としているので、かなり日本とは「感覚」が違います。短期の旅行とはいえ、「郷に入っては郷に従え」だと思いますので、具体的な例をご紹介します♪
女性をじろじろ見てはいけない
基本的に女性は人目に触れないようにというのが、イスラム教の考え方。
全身を覆うアバヤと呼ばれる黒いドレスに頭にヒジャブと呼ばれるスカーフをかぶり髪の毛を隠しています。
神秘的な雰囲気なのでついつい見つめたり、写真撮影したくなったりするかもしれませんがすべてNG。
特に女性の写真を撮る場合はどんな場合も絶対に許可をとりましょう。モスクでは外国人でも肌の露出は禁止です。
女性・男性ともに肌の露出を控える
カタールの人たちは、男女とも肌を隠すような伝統的な服を身に着けています。
女性はミニスカートやホットパンツ、ノースリーブ、へそ出しなど露出の高い服装は控えましょう。
また、これは女性だけではなく男性も膝下がでる半ズボンなどは避けたほうが無難です。
短期旅行者であってもカタールの文化や価値観を守って欲しいという外国人旅行者に対する呼び掛けも行われているそうです。
イスラム教のならわしに配慮する
モスクなどを見学する方も多いと思いますが、礼拝している人の前を横切ってはいけません。
ラマダン(イスラム教の断食月)期間中は、屋外や公共の場所での飲食や喫煙を控えましょう。
また、ドーハ市内の一部公園やレストランでは、「家族専用の日」とされた日は男性だけでは入場できない場合があります。そして一部のレストランでは家族専用コーナーなるものが常設されている場合も!
知らないと「どうして??」と疑問に思うことばかりですが、宗教上の理由なので配慮する必要があります。
関連記事日本人ムスリムが伝授!イスラム諸国を旅する際の注意点
カタールで犯罪にあわないために気をつけたい6つの安全対策
危険な場所を避ける
上記の危険スポットはもちろん、宿泊先の従業員にこの辺りで危険なスポットはないかどうか聞いてみてください。
最新の情報はやはり実際に住んでいる方から聞くのが一番です。
怖いもの見たさで危険な場所へ立ち入るのは絶対にやめてください。日本とは違うということをお忘れなく!
安全な地域でホテルを予約
カタールは裕福な国なので、高級ホテルも多数あります。
特にドーハの湾岸部には有名高級ホテルが並んでいるので、ラグジュアリーなホテルを選ぶのがおすすめ♪
逆にリーズナブルなホテルはドーハの内陸部に集まっています。
現金を大量に持ち歩かない
クレジットカード(VISA、MASTERなど)は、ホテルや大都市の専門店、旅行者向けのお土産店で使用可能です。
現地の屋台やローカルマーケットなど、一部の場所で現金しか受け付けないケースもありますが、あまり大量の現金を持ち歩くとスリや強盗犯に目をつけられかねません。
万が一スリや盗難の被害にあった時のために、持ち歩く現金は最低限にしておきましょう。
しかし万が一スリや盗難の被害にあった時のために、持ち歩く現金は最低限(目安は日本円で1万円以下)にしておきましょう。
関連記事旅のプロが教えるカタールで得する人気クレジットカードランキング
しつこく話しかけてくる人は無視する
治安の良いカタールですが、物売りやナンパなどは、徹底的に無視しましょう。
こちらの注意を引いて、スリや置き引きを狙っている可能性もあります。
派手な服装はせず荷物は少なめに
肌を露出するような恰好や派手な服装はNGです。
暑い国なのでノースリーブにショートパンツといったような服装になりたい気持ちにはなりますが、トラブルの元になりますので気を付けましょう。
関連記事カタール旅行おすすめの服装と現地で浮かないシーズン別コーデ
カタールではブランド品も人気で派手な恰好をしている人も多く、ある程度ブランドバッグや紙袋を持っていても大丈夫なのですが、貴重品(財布、パスポート)だけは必ずセキュリティポーチへ入れるようにしています。
ファッション性はありませんが、危険を回避するにはとても有効で手放せません。
夜間の一人歩きは避ける
比較的治安の良いカタールですが、夜間の一人歩きは避けるようにしましょう。
人通りの少ない道や薄暗い道にうっかり入ってしまわないよう注意が必要です。遅くなったときはタクシーで移動するようにしましょう。
カタールで女子旅をするなら気をつけておきたいこと
カタールに女性だけで旅行する人はそれほど多くありません。
路線バスでの痴漢も報告されています。
アラブ諸国にありがちですが、女性のひとり旅や女性だけの旅の場合男性が声をかけてくることがあります。
危険度は低いものの、既婚者や高齢者でも気軽にナンパしてくるので性犯罪に巻き込まれないようくれぐれも注意してください!
カタールで子連れ旅行をするなら気をつけておきたいこと
アラブ人は子供が大好きなので、子供と一緒に旅をすれば楽しさも倍増すると思います。治安面で子連れだからといって気を付けたいことは特にありません。
夏場の気温は50度近くになることもあるので熱中症対策だけは忘れずに!
基本的には車移動なので、ベビーカーを使いたい場合は車に積みやすいものを使うのがおすすめです。
カタール旅行前に準備すべきはWiFiと海外旅行保険
カタール旅行に限らず、この2つはとても重要!海外旅行に行く際にスマホ利用と海外旅行保険はマストです。
WiFiレンタルでネット環境を整える
旅先で何か困ったことが起きた時、ネットが使えると安心感が違います。
道に迷って危険そうな場所に迷い込んでしまった時、スリに逢った時、体調を崩してしまった時、すぐに検索して助けを求められれば大きな被害にならないことも十分あり得ます。
普段なら落ち着いて判断できることも、焦っていると思わぬ方向にいってしまうものです。
旅慣れた人であれば現地のSIMカードを、そうでなければレンタルWiFiを準備しておくことをおすすめします。
レンタルWiFiは価格、品質、サポートなどを比較した結果わたしはグローバルWiFiをすすめることが多いのでぜひ参考にしてみてください。
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海外旅行保険でいざという時に備える
実際にトラブルが起こってしまった時でも、海外旅行保険に入っていれば安心です。
万が一に備えて海外旅行保険には必ず入っておきましょう!
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カタールの治安まとめ
まだまだカタールの知名度は高くありませんが、治安が良く、中東の雰囲気を味わうのにぴったりの国。
わたしのおすすめを最後にまとめます。
かなり日本とは文化が違うので戸惑うかもしれませんが、イスラム教を尊重してルールを守れば大丈夫!
旅行の準備は「カタール旅行に必要な持ち物と便利グッズを旅のプロが徹底解説【チェックリスト付】」を見ればバッチリ♪
カタールをもっと知る
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私はカタール航空で直行便のチケットをとりました♡それほど高くないですし、好きなホテルと組み合わせて自分のオリジナルツアーを作るのも楽しいですよ♪
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ドーハでまさかリゾートに滞在できるなんて想像できなかったと思います。
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