クルーズの出発地であるストックホルムに前泊し、子供と一緒に楽しめる観光スポットを探していました。
わたしは動物園が大好きなので、ストックホルムにも動物園ないかな??と思って調べたら、とんでもなくおもしろいところ、スカンセン野外博物館を発見♡
もーマジでめっちゃくちゃ良いところで毎年行きたいくらい気に入りました!!
ストックホルムの子連れベストスポットに認定です(笑)
北欧は物価が高いのがきついのですが、その分素晴らしい施設がたくさんあって在住者羨ましいゼ。
スウェーデンをもっと知る
このページの目次(もくじ)
ストックホルムのスカンセン野外博物館は旅育に最高
「Skansen」とは、野外博物館や歴史的建造物のコレクションのこと!
そしてストックホルムのスカンセンは世界最古の野外博物館なんですヾ(o´∀`o)ノ♪すごーい!
広い園内には動物園や水族館、工房街やミュージアムショップもあり、大人も子供も楽しめるテーマパーク!
動物付きの博物館ってどれだけ子供の探求心をくすぐるんでしょうか!わたしも子供心を取り戻してはしゃいでしまいました。
毎年130万人ものお客さんが訪れるということですが、北欧の冬は厳しいので断然夏がおすすめです(・∀・)
スカンセンが開園された素敵な理由
1891年、スウェーデン民芸の父・アルトゥール・ハゼリウスによって開園しました。
19世紀のスウェーデンは工業化によって、暮らしが大きく変わった時代。
伝統的な習慣や職業がなくなってしまうかもしれないと心配したハゼリウスは、ストックホルム中心部の近くにあるユールゴーデン島に北欧博物館を設立。
スウェーデンの未来の子供たちが昔ながらの生活を全て忘れることのないよう伝統的な建築や美術品を集めたというわけです。
スカンセンの内で見られる動物・生き物
わたしが一番惹かれたのは動物コーナーです。
公園内では、動物ごとに柵が用意されているのですが、日本の狭い檻と違ってかなり広々ヾ(o´∀`o)ノ♪
トナカイ、ヘラジカ、ウルヴァリン、カワウソ、イノシシ、オオカミ、クマなど、様々なスウェーデンの動物を見ることができます。
子供用の屋内動物園もあり、そこではより近くで動物を観察することができるので子供たちにも大人気!
スカンセンにはいくつか入り口があります。
わたしたちは気づかずこちらの入り口から入園しましたがメインエントランスは別。入園前からちょっとした列ができていました。
ケーブルカー
メインエントランスからはエスカレーターがあるのですが、こちらの入り口はケーブルカーのみ。
チケットを購入する際にケーブルカーの有無を選ぶことができます。
ベビーカーが置いてあったので借りることにしました。坂は大変なのでケーブルカーのチケットも購入します。
入園料は夏のハイシーズンで大人180SEK(約2,400円)だった。
小さい子連れの場合、このルートが最適だと思います。
登ってしまえば帰りはくだりなのでとっても楽でした。園内は広いし坂道なので足がパンパンに。
ケーブルカーを降りたらすぐにこの景色です!柵はなく鳥が自由に歩き回っているのでおもしろい!
ちょうどわたしたちがついたエリアが動物園だったようでめっちゃテンション上がります!
昔からスウェーデンの農家で飼われていた家畜たちも集められており、間近でみることができるんです。
真剣に動物をみている娘。よくわかっていないかもしれないけど楽しそう!
熊のスペースも、日本の動物園と比べて格段に広く、動物たちが生き生きと遊んでいました。
これくらい広いと動物も暮らしやすいんだろうなぁ。
子供に大人気のリル・スカンセン
リル・スカンセンでは、可愛らしい動物たちに触れることができます。
ポニーに乗ったり、動物を間近に見たりと、子供たちに大人気の場所!
ベビーカー禁止のリルスカンセンに入ってみました。
北欧らしいセンスあふれる内装で、わたしたちの子供心もくすぐりまくりです。
スカンセンは学校の野外授業にでも使われるようで、地理、自然、食物、伝統、動物など様々なテーマの学習に活用されているのだとか。
祝日には、子供たちの伝統学習や野外活動のためにテーマごとに各種のイベントが開かれます。
例えば「釣り」の日には、実際に竿を使って魚釣りを体験できるんだとか!
この日も参加型のイベントをやっていて、めちゃくちゃ盛り上がっていました。
子供が潜り込んで遊べるスペース。ログハウス風でこれも素敵!
ウサギの後ろにクジャクがいます。子供も大はしゃぎ。
歩いていると至る所に昔の建築物が置かれていて全く飽きません。
お昼の時間帯になると次々に軽食のお店がオープンしてきました。
こちらのパニーニのようなクレープを買ってお昼ご飯に。約1,000円と高額ですが基本的に安いものは売っていないので仕方ありません(笑)
ヘラジカ
スウェーデンといえば「Moose」!!!ヘラジカさんです。
このほかにもたくさん動物をみることができて大満足!!
イングリッシュガーデン
こんな素敵なお庭もたくさん。夏のヨーロッパは最高ですね。
わたしは苦手なのでパスしましたが、昆虫の展示もありますし、水族館、歴史資料館など1日中遊んでも飽きないほど大きな公園でした。
スカンセンの土産
お土産屋さんもかなり充実していて、ハンドメイドの素敵な商品がたくさん売っていました!
帰りはメインエントランスから出て、グローナルド遊園地(園から徒歩5分)の岸からガムラスタンまでフェリーで帰ったのでとっても楽ちんでした。
行きもこれでくればよかったかな(笑)
子連れで美術館や博物館をまわるのがちょっとという方へとってもおすすめなスカンセン。ぜひストックホルムに滞在した際には足を運んでみてくださいね♪
スカンセン野外博物館への行き方・アクセス
ユールゴーデン島はストックホルム中央駅からそれほど離れていないため徒歩、バス、トラム、フェリー、車と様々な行き方があります。
徒歩
わたしたちは早朝からお散歩がてら歩いていきましたが、ガムラスタンからは歩いて3km弱あるので時間は30分以上かかります。
中央駅からもだいたい同じくらいの距離。
海沿いを歩くので水面がキラキラしてとてもきれいです。天気が良ければかなり気持ち良いので徒歩もおすすめ!
バス・トラム
- Klarabergsgatanから69番バスに乗り、Stockholm Nybroplanで7番トラムに乗り換え。
ユールゴーデン島に入ったらスカンセンで下車。 - 地下鉄13番に乗りKarlaplanで下車、67番バスに乗り5つめのバス停スカンセンで下車。
※ストックホルム中心部のNORRMALMSTORGからユールゴールデン島へ向かうトラム7号線は、車内で車掌さんが手動でスキャンしてくれます。(車内でチケットを購入する場合はカード決済のみ支払い可能。一回乗車分が43SEKになります。)
トラムの乗り方は慣れるまでちょっぴり難しいかもしれません。
スカンセンチケット料金・おすすめルート
営業時間
10:00–16:00(3月、4月、10月)
10:00–18:00(5月~6月前半)
10:00–22:00(6月後半~8月末)
10:00–18:00(9月)
平日10:00–15:00、週末10:00–16:00(11月~2月)
チケット料金
大人125 SEK~195 SEK
季節やイベントごとに異なります。
ユールゴーデン島スカンセン以外のおすすめ観光スポット
スカンセンのあるユールゴーデン島。この島はスカンセンだけじゃありません。旅行者にとって、最高の島なんですよ(・∀・)
- 観光ランキング断トツ1位のヴァーサ号博物館(船の博物館)
- 日本人から人気のABBAミュージアム
- 絶叫系多数、グローナルンド遊園地
- 遊べるミュージアムテーマパークユニバッケン
- 北方民族博物館
これら全部がひとつの島の中にあるんだからすごいですよね!
夏は涼しいし、毎年北欧行きたいわ!!
次へ>>ノーベル賞でも有名なストックホルム、ガムラスタンに1泊してみた。
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