バルセロナのサグラダファミリアを中心に、本当に魅力的な観光地でいっぱいの大好きなスペイン!!
食事についてもヨーロッパの中でもかなりレベルが高く、また物価も比較的安いので本場のバルを堪能したい、スペインを満喫したい!という方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな人気観光地スペインの実際の治安情報と、絶対注意しておかなければならないことをまとめてみました!旅行前に必ずすべてに目を通しておいてくださいね!
- スペインで起こる犯罪手口
- スペインの危険エリアと安全対策
- 女子旅・子連れ旅で気を付けたいこと
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スペインをもっと知る
このページの目次(もくじ)
スペインの治安について

スペインの治安は日本と比べると悪いと感じられる場面が多いと思います。
それは多発しているスリ・置き引きのせい・・・。スペインに限らずヨーロッパの大都市ではスリが横行しています。
それでは具体的な情報をご紹介していきます。
外務省の安全情報
2021年1月現在、外務省の海外安全ホームページでは危険情報は出ていません。危険レベルは日本と同じく0です。
しかし、アメリカ国務省により2018年末にバルセロナ市ランブラス通りでテロ攻撃の危険性がある旨の注意喚起がありました。
また、12月25日フランス外務省はバルセロナに滞在する際はランブラス通りを含めて混雑した場所や公共の場所での警戒を呼びかけています。
もちろん必要以上に心配することはありませんが、ヨーロッパの治安は昨今不安定。渡航前にたびレジなどの安全情報の登録をしておくことをおすすめします。
コロナウィルスに関する情報
下記のグラフは感染者数(赤)と死者数(黒)の推移を表しています。
1日の感染者数は2021年1月7日に4万人超え、11日に6万人超え、18日には過去最多の8万人を超えています。
2020年10月25日に発令された2度目の警戒事態宣言が2021年の5月まで延長される予定です。
夜間の外出や州や自治体を跨いだ移動などに関する規制が敷かれている状態なので旅行は控えておいた方が良いでしょう。
一方、2020年7月には入国制限について、日本を含む「制限解除対象国」の渡航を解禁。
しかし日々の感染状況に応じて、その都度対象国の変更が行われています。
日本は2021年1月現在もこの「制限解除対象国」に含まれていますが、このまま感染者数が増え続ける傾向にあればどうなるかわかりません。
在スペイン日本国大使館の「新型コロナウィルス関連情報」が日々更新されているので、渡航の際は必ずチェックしてください。
犯罪データ
スペインはスリが大変多い国として有名です。2017年のスペインの「一般犯罪統計」によれば一般犯罪件数は驚きの204万5,785件。
強盗・脅迫の61,763件、置き引き・すり等の712,398件は恐るべき数字です。
バルセロナの地下鉄ではわざわざ日本語でスリに対する注意喚起のアナウンスが聞こえてくるほど!
また強盗は日本の60倍以上の発生率があるため十分気を引き締めましょう。
スペインで頻発する犯罪の具体的事例
スリ・置き引きに注意

スペインはスリ・置き引きが本当に多い!
2018年12月のひと月だけで、35件もの盗難被害(日本人)が確認されています。届け出があったものが35件なので、認知されてないものも含めるともっと多いと思います・・。
被害の内の半数は置き引きで、さらに置き引きの半数はレストランなどの飲食店で発生しています。
ちょっとした隙を狙ってくるので、荷物は目の届く範囲に、できれば体が触れる範囲に置くようにしましょう。
また近年、ケチャップスリ(ケチャップのようなものを服にかけてきて、謝りながらふき取るふりをして、スリをすること)が増加しています。
スリや置き引きの発生率が高い場所は、大都市の人が集まる場所、バス乗り場や駅などの公共交通機関です。
声をかけてくる人に注意
前述した通り、とてもスリの多い国です。
基本的にスリは単独犯ではなく、2人一組で、1人が注意をひき、その間に貴重品をスルといった手口が多いので声をかけてくる人には十分警戒してください!
一見、関係なさそうなメンツ(おじいさんと若い女性など)でスリグループを組んでいる場合も少なくありません。
デモに注意
ヨーロッパというと、デモとは無縁なイメージですが、17の自治州からなるスペインでは近年、カタルーニャ州独立推進派によるデモが盛んにおこなわれています。
カタルーニャ州の州都バルセロナは観光の都市としても有名ですが、デモは主にバルセロナ市内で行われるため、「たびレジ」などで事前にデモの情報を収集したうえで、当日はデモに近づかないことが大切です。
スペインで女子旅をするなら気をつけておきたいこと

スペインの女子旅で特に注意すべきことは夜遊び!
スペイン人男性は社交的で日本人も程よくモテます。夜は酔っ払いが増えてナンパされる確率も高まりますので性犯罪に巻き込まれないようくれぐれも注意してください!
スペイン人は夜型の人が多く、特にマドリッドやバルセロナのナイトスポットは夜遅くまで現地人、旅行者ともに賑わっています。
旅行者がたくさん集まる場所は夜間でも問題なく出歩けますが、見るからに治安の悪そうな路地もあるので立ち入らないようにしましょう。
スペインで子連れ旅行をするなら気をつけておきたいこと

とにもかくにもスリです!!
子連れで注意が散漫になっているところをサッとすられます。子どもに関して特別気をつけておかなければならないというより、大人がスリや置き引きのないよう目を光らせておくのが大切です!
スペインで注意すべき危険エリア
スペインとひと口に言っても、さまざまなエリアがあります。
特にガイドブックに載っている旅行者が多い地域の治安情報については気になるところ!
主なエリアごとに、治安情報をざっくりまとめてみました。
バルセロナ

旅行者が多く集まるバス、電車の乗り場や車内は、スリがたくさん!!
実際に多くの日本人旅行者が盗難、置き引きの被害に遭っています。
サクラダ・ファミリアのあるアシャンプラ区、ゴシック地区があるシウターベジャ区などはバルセロナの邦人被害の半数が発生している場所。
人気観光地や教会前ではニセ警官やジプシーもたくさんいるので声をかけられたら無視するように!
スペイン広場、カタルーニャ広場、グラシア通りも危険地域。
マドリード

スペインで最も治安が悪いことで有名なのが首都マドリード。アトーチャ駅周辺、プラサ・デル・ソル(ソル広場)では特に軽犯罪が多発しています。
ケチャップ強盗、首絞め強盗など怪しげな名前がついた強盗や、バルセロナと同様にスリがとっても多いのです。
高級ホテルであっても足元にバッグを置くのは絶対NG!!とにかく貴重品はホテルの金庫へ。外出時はバッグをしっかり前に持って観光しましょう。
グラナダ

スペインの人気観光地グラナダも、旅行者を狙った犯罪が多いので注意しておきたいエリア。
大聖堂の近くは特にジプシーが多く、ローズマリー等を配り占いをするといってくるので無視してください。
現金やクレジットカードは必要な分だけ持ち歩くようにし、貴重品はホテルの金庫に預けるなどして旅行中は持ち歩かないようにしましょう。
スペインで犯罪にあわないために気をつけたい7つの安全対策
危険な場所を避ける
上記の危険スポットはもちろん、宿泊先の従業員にこの辺りで危険なスポットはないかどうか聞いてみてください。
最新の情報はやはり実際に住んでいる方から聞くのが一番です。
怖いもの見たさで危険な場所へ立ち入るのは絶対にやめてください。
現金を大量に持ち歩かない

スペインでは支払いの際、デビットカードやクレジットカードでの支払いが主流です。
犯罪者は現金が欲しいため、現金所持者を物色しています。支払い時に怪しい人がいるときは、財布内を他人から見られないようにしたり、財布をしまう場所を見られないよう警戒しましょう。
万が一スリや盗難の被害にあった時のために、持ち歩く現金は最低限にしておきましょう。
しつこく話しかけてくる人は無視する
物売りやナンパなどは、徹底的に無視しましょう。
酔っ払いなど危ないと感じたら、賑わっているお店に入るなどしてその場を離れるようにしてください。
またケチャップすりなどによって何か汚物を体につけられた際にも、ふき取ろうとする人は絶対無視してください。
派手な服装はせず荷物は少なめに

ヨーロッパの冬というと、黒をメインとした暗いシンプルな服装でお出かけする人が多いです。
日本のようにあまり華やかな恰好をしているとすぐに旅行者だとわかって狙われてしまうかも。なるべく現地に馴染むようなカジュアルな恰好を心掛け、荷物も少なめにお出かけしましょう!
ブランドバッグや紙袋をもっていると「お金持ちだ!」と広告を背負って歩いているようなもの。普段派手な洋服を好む方は気を付けてくださいね。
置き引き対策をする
置き引きをされないようにレストランなどでは場所取りなどに絶対荷物をおいて席を離れないようにしましょう。
席に座っているときも荷物は膝の上などに置き、いすの後ろにかけたりしないように注意!
スリは大きな音で注意を引いて犯行に及ぶことがよくあります。例えばコップなどが割れてもそっちに気をとられないようにすることが大切です!
夜間の一人歩きは避ける

基本的にヨーロッパの夜は一人で出歩くのをおすすめしません。
夜遊びもできますが、現金を極力持ち歩かないなど工夫して出かけてください。
ケチャップすりなどは1人歩きしている人がターゲットになりやすいので道に詳しくない人は、極力タクシーを使った方がいいでしょう。
安全な地域でホテルを予約
バルセロナでホテルを予約する際には、スリ対策のため夜は街灯で照らされる大通りが近く、メトロやバスなどの公共交通機関のアクセスが良い場所にあるホテルを予約するのがおすすめです。
旅行者は目立つので、観光スポットが集まる地区のホテルを選択しさっさと歩くとスリの対象になりにくくなりますよ!
カタルーニャ広場、エシャンプラ地区は旅行者が最も集まる人気エリア。多少宿泊費があがっても数日と割り切って人気エリアで予約されることをおすすめします!
バルセロナのおすすめホテル!
- ホテル ザ セラス(最高級人気NO1ホテル)
- エア ホテル ロセリョン(サグラダファミリアを眺める)
スペイン旅行前に準備すべきはWi-Fiと海外旅行保険
スペイン旅行に限らず、この2つはとても重要!海外旅行に行く際にスマホ利用と海外旅行保険はマストです。
Wi-Fiレンタルでネット環境を整える
何か困ったことが起きたとき、ネットが使えると安心感が違います。
海外では無料でWiFiを使えるスポットもありますが、いざという時のために海外WiFiのレンタルをしておくことをおすすめします!
友達がスリにあった時、ネットが使えて本当に助かりました・・・。道に迷ったり、危険情報をチェックするためにもネット環境を整えることはとても大切です。

海外旅行保険でいざという時に備える
実際にトラブルが起こってしまった時でも、海外旅行保険に入っていれば安心です。
何も起こらなければ良いのですが、海外では何が起こるかわかりません。万が一に備えて海外旅行保険には必ず入っておきましょう!
毎回入るのが面倒な人には海外旅行保険が付帯しているクレジットカードがおすすめですよ♪わたしが愛用しているメインカードはアメックスのSPGカード。
補償が手厚い上にマイルもたくさんたまるので、できればゴールドカード以上のクレカを1枚持っておくと本当に重宝します。空港から自宅まで無料ででスーツケースの宅配ができるのも神!!
とはいえ年会費が高いのでなかなか思い切りが必要かも・・・。そんな人におすすめなのが年会費永久無料のエポスカード!
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ちなみに自動付帯とはクレジットカードを保有しているだけで保証の対象になる保険のことです。※付帯のタイプとしては「自動付帯」と「利用付帯」があり、利用付帯だと保証を受けるのに条件があるので注意が必要です。
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- 障害死亡:最高500万円
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スペインの治安まとめ
現在スペインの失業率は15%とEU圏内でも極端に高くなっており、そのためスリや置き引き、強盗などの犯罪が増える傾向があります。
見どころの多い観光大国のスペインですが、観光に熱中しすぎることなく、常に手元の荷物を気にするようにしましょう。
バルセロナは一生に一度は訪れたいとっても素敵な街♪嫌な思い出にならないよう安全第一で楽しんできてください!
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