ポーランドはどの都市も割とコンパクトにまとまっており、徒歩での移動は可能です。
しかし、結構な距離を疲れている中歩くのははっきり言って大変!今回は公共交通機関についてご紹介したいと思います。
各公共交通機関の乗り方は日本と少し違う部分があり最初は戸惑うかもしれませんが、慣れてしまえばとっても簡単!
今回は、ポーランドの公共交通機関(地下鉄・バス・トラム・タクシー)の乗り方や料金、注意点などを徹底解説します!
ポーランドをもっと知る
このページの目次(もくじ)
ポーランドの公共交通機関
ポーランドの公共交通機関は主に
- バス
- トラム
- 地下鉄
の3つになります。
3つともチケットは共通しており、値段はZONEと時間で区切られています。
また、どの公共交通機関も基本的に午前5時〜午後11時まで運行。
時刻表は各種サイトや駅のホームで見ることができますが、高確率で遅れるのであまり期待しすぎないようにしましょう!
日本とは少し違うチケットの制度になっているので、あらかじめ買い方・使い方をマスターしておきましょう。
公共交通機関のチケットの買い方
ポーランドの公共交通機関のチケットは
ZONE1(各都市市内)のみの場合、
20分 | 3.4ズウォティ(約87円) |
---|---|
75分 | 4.4ズウォティ(約124円) |
90分 | 7ズウォティ(約196円) |
24時間乗り放題 | 15ズウォティ(約420円) |
週末乗り放題 | 24ズウォティ(約672円) |
72時間乗り放題 57ズウォチ(約1596円)
ZONE1(各都市市内)とZONE2(郊外)両方の場合、
20分 | 3.4ズウォティ(約87円) |
---|---|
75分 | 7ズウォティ(約196円) |
90分 | 7ズウォティ(約196円) |
24時間乗り放題 | 26ズウォティ(約723円) |
週末乗り放題 | 24ズウォティ(約672円) |
72時間乗り放題 57ズウォチ(約1596円)
週末チケットは金曜日の午後7時〜月曜日の午前8時まで有効です。
また、16歳以下の子ども、国際学生証を持つ26歳以下の学生は半額になります。
その際、写真付きの証明書を携帯してください!
これらのチケットはLラインと呼ばれるバスでは使用不可であるため、注意してください。
チケットは、バス・トラムの停留所(ない場所もあるので注意してください)、地下鉄の駅、RuchやRelayなどのキオスク、バス・トラムの車内で購入することができます。
これらの購入場所では基本的に現金、カード(一部車内販売除く)で購入することができます。
機械で購入する際は、以下の手順。
- 言語を選択(ポーランド語、ロシア語、英語など、様々な言語に対応しています)
- Buy paper chiketsを選択
- 欲しいチケットの種類を選ぶ
- ZONEとディスカウント(何もディスカウントがない場合はstandardを選択)と枚数を選択し、NEXTを押す
- 購入方法を選択し、購入する(基本的にどの機械でも現金・カード共に使うことができます)
キオスクの場合はどの種類のチケットを何枚か、ということを英語で伝えれば基本的に伝わります。
ただ、個人的な感想としてポーランドは他のヨーロッパに比べ英語が通じにくかったような気がします。
自信がない場合は紙にポーランド語もしくはロシア語でチケットの種類と枚数を書いておくと安心です!
ポーランドのバス・トラム
トラムやバスは、停留場が同じものもあれば、バラバラのものもあります。
自分が乗る公共交通機関がバスなのかトラムなのか、どの停留所なのかというのは、しっかりと把握しておきましょう!
トラム・バスの乗り方と注意点
トラム・バスに乗った際は、必ず打刻が必要です。
下の写真のような黄色い機械が各車両に置いてあるため、機械にチケットを通し絶対打刻を忘れないようにしてください。
この打刻機で打刻された時間から、チケットの時間がカウントされます。
もし、打刻せずに乗っている時に私服警官による調査が入ると、チケットを持っていようが観光客だろうがおかまいなく、240ズウォチ(約6718円)の罰金を払わなくてはなりません(;’∀’)
出発するまで停留所に数分間停まっている場合がありますが、そのような場合は出発してからの打刻でも大丈夫です。
また、人のあまりいない停留所では、停まって欲しいという合図を送らなければスルーされてしまうことがあります。
日本でタクシーを停める時のように手を出して合図を送りましょう!
ポーランドの地下鉄
ポーランドの地下鉄はメトロの「M」の字が目印です。
Mと大きく書いてあるエスカレーターや階段を下っていくと駅に着きます。
メトロはワルシャワでは2路線しかなく、東京の地下鉄に比べるととてもシンプルでわかりやすいです。
地下鉄の乗り方と注意点
地下鉄の駅では上の写真のような改札があります。
日本のように改札にチケットを通すとドアが開く仕組みになっています。
ただ、チケットはドアの手前で差し込み手前で取る必要があるので、誤ってとり忘れないようにしましょう!
出るときは特にチケットを通す場所はなく、ゲートをくぐるだけ。ごく稀に検問があるので、ゲートをくぐり終えるまではチケットをなくさないようにしましょう!
ポーランドのタクシー事情&使える配車アプリ
ワルシャワのタクシーは広範囲を網羅しており、値段もあまり高くありません。
そのため、荷物が多い場合や、駅からホテルが遠い場合には使っていきたいツールの一つでもあります。
そして、今や世界中で使われている配車アプリのUberも使用可能であるため、状況に合わせて使い分けてください!
タクシーの乗り方・初乗り料金
タクシー会社にもよりますが、
- 初乗り:6ズウォチ(約168円)
- 1Kmごと:2.2ズウォチ(約65円)
- 午後10時〜午前6時まで、日曜、郊外は割増料金
- 乗客数(基本的に4人まで)と荷物の量は値段に影響しない
ということが基本です。
また、ポーランドでは「マフィアタクシー」と呼ばれる悪質なタクシーも数多く存在します。
これらのタクシーは、車体に極々小さな「taxi」という看板を立てており、電話番号やタクシー会社名を車体に書いていません。
そのようなタクシーを避けるために、まずタクシー乗り場以外でタクシーに乗ることは避けましょう。
ポーランドでは法律でタクシー乗り場に合法的なタクシー以外が止まることができなくなっています。
また、ホテルやレストランからタクシーに乗りたい際にはお店の人に頼んで、電話で呼んでもらうのがベスト。
道端でタクシーを拾うのは絶対にやめてください!!そして、カードで払えないタクシーもあるで、タクシーに乗る際にカード支払いが可能かどうか確認しておく必要があります。
現金の場合でも、高額紙幣だとお釣りがないためにお釣りが返ってこない、もしくは少なく返ってくることもあるため小銭を用意しておくことも大切です。
配車アプリは「Uber」が一般的
Photo: BBC News
ポーランドでの配車アプリはUberが一般的です。
行き先を告げる必要もなく、支払いはアプリで完了するので旅行者でも利用が簡単です。
料金はオーダー時に確定し、ただでさえ安いポーランドのタクシーよりも安いので、とても重宝します!
また、アプリで支払いまで完結することができるので、ポケットWiFiを持っていればどこでも車を呼ぶことができ、とても便利です。
「マフィアタクシー」に捕まる心配もなく、一石二鳥です。
ポーランド公共交通機関まとめ
公共交通機関のチケットが共通なため、コツさえ覚えればとても簡単に移動ができてしまうポーランド。
最初は慣れず難しいかもしれませんが、困ったときは近くのポーランド人に道を尋ねてみてください。
ポーランドの方々のお国柄か、これまでわたしが尋ねた方々は全員足を止め、丁寧に教えてくれました。
そんなほっこり優しいポーランドを、公共交通機関を使って満喫してくださいね♪
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