バルト海に面したポーランド。
日本人にとってはあまりメジャーな旅先ではないかもしれませんが、美しい風景や歴史的な遺産、可愛らしい伝統工芸など魅力がいっぱいつまった国です。
ヨーロッパの中では比較的物価も安く、食事も美味しいので、満足度の高い旅ができるおすすめの旅先。
ポーランドの面積は32.2万平方キロメートルと、日本の約5分の4程度の広大な広さを誇るため、主要観光都市を周るなら2週間あっても足りないほど。
首都のワルシャワを中心に、行きたい都市を1つずつピックアップして、近くの場所を確認しながらルートを作成するのがおすすめです。
この記事ではポーランド周遊に役立つよう、各都市の特徴と見どころをまとめました!ぜひ旅行の参考にしてください。
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このページの目次(もくじ)
旅ブロガーおすすめポーランドで絶対行くべき人気観光都市おすすめ10選
ワルシャワ(Warszawa)
ポーランドの首都ワルシャワは、ヴィスワ川のほとりにある美しい街です。
第二次世界大戦で旧市街の約9割が破壊され、大きな被害を受けましたが、戦後ワルシャワ市民の努力によって街は忠実に再建されました。
1980年にはその熱意が高く評価され、ワルシャワ歴史地区は世界遺産に登録されています。
世界遺産の街ワルシャワには、ワルシャワ王宮をはじめ、洗礼者ヨハネ大聖堂(聖ヤン大聖堂)、バルバカンなど多くの見どころがあります。
またショパンのゆかりの地としても知られ、ショパン博物館やショパン生家など音楽好きの方には絶対外せない観光スポットになっています。
クラクフ(Kraków)
クラクフは17世紀初頭までポーランド王国の首都だった街です。
ワルシャワに次ぐ第二の都市ですが、第二次世界大戦では戦火を逃れました。
そのため歴史ある建物が多く残っており、歴史地区は世界遺産にも登録されています。
中世ポーランド王宮のヴァヴェル城や隣接するヴァヴェル大聖堂、中央市場広場、聖マリア教会など観光スポットは歴史地区に集中しています。
クラクフ郊外には世界遺産に登録された岩塩の採掘坑「ヴィエリチカ岩塩坑」もあるので、こちらにもぜひ足を運んでみてください。
ヴィエリチカ(Wieliczka)
クラクフから南東へ約10kmのところに位置するヴィエリチカは、ポーランド国家の重要な収入源の1つである岩塩を産出する街です。
700年以上にわたって岩塩の採掘がされ、その岩塩坑の長さは約300 kmというから驚きです。
現在、ヴィエリチカ岩塩坑はポーランド有数の観光名所となっており、一部が公開されています。
約3.5 kmの見学ルートが設けられており、採鉱作業の様子が再現された部屋やすべて岩塩で作られた聖キンガ礼拝堂などを見学することができます。
ヴィエリチカには岩塩坑博物館もあり、ヴィエリチカ岩塩坑と合わせて見学をしてみてはいかがでしょうか。
オシフィエンチム|アウシュビッツ(Oświęcim)
古都クラクフからバスで1時間30分程の場所にオシフィエンチムという街があります。
ここにアウシュビッツ強制収容所(正式名称:アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所)があります。
第二次世界大戦中、ポーランドを占領していたナチス・ドイツによって建設された強制収容所で、100万人を超える人々が犠牲となりました。
アウシュビッツ強制収容所は、二度と繰り返してはならない人類の負の遺産として、1979年に世界遺産に登録されています。
また隣街ビルケナウには、アウシュビッツ強制収容所の第二強制収容所があります。
無料のシャトルバスが出ており、第一強制収容所と合わせて見学することができるので、ぜひこちらにも足を運んでみてください。
ザリピエ(Zalipie)
ポーランド南部にあるザリピエは、のどかな麦畑が広がる美しい村です。
クラクフから東に68キロの場所にあり、クラクフから日帰り旅行が可能です。
この村の見どころは、伝統的な花柄模様であしらわれた家々。
民家はもちろん、教会、消防署、郵便ポスト、犬小屋までありとあらゆるものに花柄のペイントが施されています。
メルヘンチックな村にうっとりしてしまいます。
自宅を一般公開している家もあるので、家主に許可を得てお邪魔しましょう!
手作りの民芸品も販売しているので、お土産におすすめですよ。
ザコパネ(Zakopane)
ポーランドの最南部の街ザコパネは、山岳リゾート地として有名な街です。
日本人には馴染みの薄い街ですが、年間を通して自然の恵みを堪能できるポーランド屈指の避暑地です。
伝統的な木造建築が多く残っており、ザコパネ最古の教会である旧木造教会は見どころの1つになっています。
旧木造教会のすぐ隣には、この地域の伝統的な家具や民族衣装などが展示されたタトラ博物館もあります。
またザコパネはトレッキングやスキーが盛んな場所なので、大自然を思う存分満喫することもできますよ!
ヴロツワフ(Wrocław)
「ポーランドのヴェネツィア」と呼ばれているヴロツワフ。
運河に囲まれた街で、街の中には120以上もの橋が架かり、12の島々を結んでいます。
2018年に「ディスティネーション・オブ・ザ・イヤー」で1位に選ばれた街で、カラフルな中世の街並みが人気を博しています。
ヴロツワフといえば小人像が有名で、街中には300体以上の小人が潜んでいます。
観光案内所などでは小人マップが売られており、マップを片手に小人探しが楽しめます。
観光スポットは旧市街に集中しており、クリスマスの時期には旧市街広場で開かれるポーランド最大規模のクリスマスマーケットが見物です!
ポズナン(Poznań)
ポーランド最古の都市といわれるポズナン。
カラフルな建物が立ち並ぶ旧市街は、観光客に人気のスポットで、まるで絵本の中に迷い込んだかのような気分になります。
第二次世界大戦で大きな被害を受けたポズナンは、市民たちの努力により、美しい街並みを取り戻しました。
多くの観光客でにぎわう旧市場広場は、旧市庁舎をはじめ、お洒落なレストランやカフェ、可愛いショップが立ち並び、ポズナン観光の起点となる場所です。
ドイツ皇帝の居城として建てられた「皇帝の城」は、現在ポズナンの文化センターになっており、自由に見学が楽しめます。
旧市街からやや離れた場所には、ポーランド最古の大聖堂として知られるポズナン大聖堂もありますので、ぜひ足を延ばしてみてくださいね。
トルン(Toruń)
ヴィスワ川のほとりにある小さな街トルンは、中世都市として世界遺産に登録された街で、地動説を唱えた天文学者コペルニクスの生まれ故郷としても知られています。
第二次世界大戦では、ドイツ軍によってワルシャワなどの多くの街が破壊されましたが、トルンは戦渦から逃れ、奇跡的に中世の街並みがそのままに残っているため、旅行者にも人気がある街。
城壁に囲まれた旧市街の観光は、まずモナスター門からスタート。
街のシンボルである旧市庁舎は、現在博物館になっており、トルンの歴史を学ぶことができます。
すぐお隣の時計塔には展望台があり、そこから街全体を見渡すことができ素晴らしい景色を楽しめます。
グダンスク(Gdańsk)
グダンスク(グダニスク)はバルト海沿岸にある美しい港街です。
第二次世界大戦勃発の地としても知られ、戦火により街が壊滅状態になりました。
戦後再建され、中世にタイムスリップしたかのような街並みに出会えます。
見どころは旧市街に集中しており、カラフルな建物が立ち並び、いつも多くの観光客で賑わっています。
グダニスク近郊には、1997年に世界遺産にも登録されたたマルボルク城があります。
13世紀にドイツ騎士団が建造した中世最大の要塞で、ここを本拠地として活動しました。
電車で約1時間程かかりますが、行くべき価値のある場所なので、ぜひ足を延ばしてみてくださいね!
ポーランドをもっと楽しむ
おすすめチケットサイト
ポーランドをお得に楽しむならチケットサイトの活用がとってもおすすめ!
ポーランドの娯楽施設やツアーに関しては、公式または日本語に対応している代理店で買うのがかなり一般化しています。
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ヨーロッパでは、取り扱いの券種やツアーが豊富なGetYourGuideで予約し、アプリで一括管理をすることが多いです。
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観光の注意点
ポーランドの治安は安定しており、それほど悪いという訳ではありません。日中は旅行者も多く普通に観光できますが、日本とは全くレベルが違います。
ヨーロッパ旅行ではスリとの遭遇が日常茶飯事。
どんな都市でも旅行者の多い中央駅周辺や観光地周辺は注意が必要です。
万が一に備えて準備しておきましょう。
たとえば
- 海外旅行保険付帯のクレカを使う
- 現金は100ユーロ以下で基本クレカ払い
- 高くても治安重視でホテルをとる
などは必須レベルでおすすめしたいです。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
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旅行の準備は「ポーランド旅行に必要な持ち物と便利グッズを旅のプロが徹底解説【チェックリスト付】」を見ればバッチリ♪
ガイドブック
ポーランド関連の書籍を6冊読んでおすすめしたいガイドブックをまとめました。
正直その国をしっかりと堪能したいなら地球の歩き方1択といっても過言ではありません。
ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやっぱり地球の歩き方。
全222ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
現地で体調を崩した時や犯罪に巻き込まれた時の連絡先や緊急時の医療会話まで載せているのは本当に素晴らしいと思います。
ポーランドで絶対行くべき人気観光都市まとめ
ポーランドは日本人にとってはあまりメジャーな旅先ではないかもしれません。
でも実際に訪れてみると、とても美しく見どころもいっぱい。もっと多くの人に知ってもらいたいと感じます。
一度訪れるとポーランドのことが大好きになりました。とてもおすすめできる素晴らしい旅行先ですよ♡
ぜひゆっくり時間をとって楽しんできてください!
ポーランドをもっと知る
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ワルシャワ中央駅、ズウォテ・タラスィ(ショッピングセンター)までわずか350mと抜群の立地。
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