ブルネイは、東南アジアの中でもかなり治安が良い国です。
実際に自分が足を運んでみた経験はもちろん、現地のガイドさん、駐在している日本人誰に聞いても世界一治安の良い国ではないでしょうかと口を揃えて回答されます。
女性ひとりでも問題なく観光することはできますが、注意すべきことは沢山!
治安が良い国でも、わたしは万が一のため最低限の備えは欠かしません。
旅慣れていない場合は高くても治安重視でホテルをとることを強くおすすめします。
関連記事ブルネイ旅行クレジットカード選び方
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今回は、そんなブルネイの実際の治安情報と、絶対注意しておかなければならないことをまとめました!
保険やネット環境、ホテル選びの大切さ、知っていれば避けられるリスクをこれでもかと盛り込んだので、必ずすべてに目を通しておいてくださいね!
- 現地で起こる犯罪手口
- 現地の危険エリアと安全対策
- 現地の感染者数
このページの目次(もくじ)
ブルネイの治安について
外務省の安全情報
2023年1月現在、外務省の海外安全ホームページでは危険情報は出ていません。危険度レベルも0です。
平和な小国なので心配することは特にありませんが、今の時代いつどこでテロが起きてもおかしくありません。
念のため渡航前にたびレジなどの安全情報の登録をしておくことをおすすめします。
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コロナウィルスに関する情報
下記のグラフは感染者数と死者数の推移を表しています。
《コロナの影響について》
2023年1月現在、ブルネイの感染症危険情報レベルは1。十分注意(感染症)に引き下げられました!
2022年12月1日からついにブルネイもワクチン接種履歴に関わらず、出入国が可能となりました!
新型コロナウイルスを補償対象とする海外旅行保険への加入強制も撤廃。ただし万が一に備え、適切な海外旅行保険に加入した上で渡航することをおすすめします。
出発前24時間以内のE-Health Arrival Declaration Form(到着申告フォーム)への登録、BruHealthアプリを使った登録も不要。
在ブルネイ日本国大使館の「新型コロナウィルス関連情報」が日々更新されているので、渡航の際は必ずチェックしてください。
犯罪データ
安全なブルネイではありますが、2020年の犯罪件数は5,673件で前年比-667件となっています。
ブルネイは一般市民の大多数が敬虔なイスラム教徒で、凶悪犯罪はほとんど起こっていませんが、インドネシアやフィリピンから出稼ぎ労働者も入国しているため軽犯罪は発生しています。
犯罪の内容としては家屋侵入・窃盗がほとんどで、泥棒については警察も注意喚起を呼び掛けています。
ホテル以外で長期滞在される方は部屋の荷物の管理に注意しましょう。
ブルネイで注意すべき危険エリア

ブルネイは国民が経済的に豊かなこと、敬虔なムスリムが大半でシャリア法などの刑罰も厳しいことから特別注意すべき危険エリアなどはありません。
空港やホテルのロビー、レストランなど不特定多数の人間が集まる場所で荷物に気を付けておけばだいたい大丈夫です。
小さい国で観光スポットも限られます。強いて言うならカンポンアイールから物を落としたり自分が落ちてしまうのが一番心配でした(笑)
ブルネイで頻発する犯罪・トラブルの具体的事例
スリ・置き引きに注意
他の東南アジアと比べるとほとんど気にしなくても良いレベルではありますが、空港など人が多い場所ではスリや置き引き被害が発生しています。
レストランなどで荷物を椅子の背もたれ部分にかけたり、足元に置いていたりするのはブルネイでもやめておきましょう。
治安が良いから大丈夫♪と油断してしまう人に起きやすいので日本と同じような感覚でいるのではなく、最低限の注意は払っておきましょう。
クルーズのボッタくりに注意
ブルネイ観光の中で人気なのがリバークルーズ。
カンポンアイールから船に乗ってテングザルを見に行く方は多いと思います。
わたしたちはツアーを利用したのでぼったくりには合いませんでしたが、時々悪質な船頭がいるようなので注意してください。
1時間20ドルが相場なので、それを基本にガイドブックやネットで最新情報を確認することをおすすめします。わたしはボンアジアホリデイという会社を利用しました。対応もよく楽しかったです。
写真撮影に注意

ブルネイでは写真撮影を固く禁じられているエリアがあります。
- 軍事施設
- モスク内部
- ロイヤル レガリア博物館内部
撮影禁止区域でカメラを持っているとカメラを没収されたり、警察に連れていかれることも
また、トラブルを避けるためにもモスク付近で礼拝に参加する方や、女性を撮影することも避けたほうが無難です。
飲酒制限に注意

ブルネイでは、飲酒や酒類の製造・販売は禁止されています。
ホテルやレストランでも販売されていないため、どうしても飲みたいなら日本から自分で持参しなければいけません。
ブルネイで安全に過ごすために知っておきたいイスラムの教え

ブルネイは治安が良い国ですが、文化・宗教の違いから思わぬところでトラブルに発展することがあります。
イスラム教を国教としているので、かなり日本とは「感覚」が違います。短期の旅行とはいえ、「郷に入っては郷に従え」だと思いますので、具体的な例をご紹介します♪
女性をじろじろ見てはいけない

基本的に女性は人目に触れないようにというのが、イスラム教の考え方。
バジュ・クロンという全身を覆うような洋服と、ヒジャブを使って足元から髪の毛までを隠しています。
とっても素敵なスカーフを着けている方もいるのでついつい見つめたり、写真撮影したくなったりするかもしれませんがすべてNG。
トラブルを避けるためにもそういった行為は慎むようにしましょう。
女性は肌の露出を控える

ブルネイは、ムスリムが多く露出が高い女性を見かけることはほとんどありません。
女性はミニスカートやホットパンツ、ノースリーブ、へそ出しなど露出の高い服装は控えましょう。
旅行者には寛容なので注意されることはあまりないかもしれませんが、現地の方への配慮は忘れないようにしたいですね。
イスラム教のならわしに配慮する

モスクなどを見学する方も多いと思いますが、礼拝している人の前を横切ってはいけません。
ラマダン(イスラム教の断食月)期間中は、屋外や公共の場所での飲食や喫煙を控えましょう。
知らないと「どうして??」と疑問に思うことばかりですが、宗教上の理由なので配慮する必要があります。
関連記事日本人ムスリムが伝授!イスラム諸国を旅する際の注意点

ブルネイで覚えておきたいシャリア刑法
ブルネイ国内で2019年4月3日からシャリア刑法が完全施行されました。
シャリア刑法とはイスラム諸国で古くから登用されている法律で、旅行者にも適応されるケースがあります。
死刑や手足切断、むち打ちなどかなり過激な刑罰が下されますので一読することをおすすめします。
- 人前での飲酒・喫煙
- ラマダン(断食月)中の人前での飲食・喫煙(日の出から日没まで)
- 夫婦や家族以外の男女の同棲、不道徳な行為を行っているとの疑惑を生じさせる近接関係を持つこと(相手がイスラム教徒の場合)
- 婚姻関係にある者以外との性行為(婚前・婚外性行為)
- 同性間性行為
- 不道徳な行為(indecent behavior)
- 異性装
- イスラム教からの改宗、他宗教の教育
- イスラム教の冒涜
- 宗教に関する国王発言の批判・反対・侮辱
- イスラム教徒男性の金曜礼拝への不参加
ブルネイで犯罪にあわないために気をつけたい6つの安全対策
安全で快適なホテルを予約する
ブルネイでホテルを予約するならやっぱりエンパイアホテルが断トツでおすすめ!
観光が中心で立地を重視するならラディソンホテルもとても良かったです。

現金を大量に持ち歩かない
ブルネイでは支払いの際、デビットカードやクレジットカードでの支払いができるお店が多かったです。
ナイトマーケットなど一部の場所で現金しか受け付けないケースもありますが、そのような少額の支払いを除いて、クレジットカードが使えます。
万が一スリや盗難の被害にあった時のために、持ち歩く現金は最低限にしておきましょう。
しつこく話しかけてくる人は無視する
物売りやナンパなどは、徹底的に無視しましょう。
ブルネイは飲酒が禁止なので酔っ払いはいませんし、シャイな性格なのでそれほど話しかけてくることはないはずです。
しつこく話しかけてくるということは何か目的がある可能性があります。
派手な服装はせず荷物は少なめに
イスラム国家のブルネイでは多くの女性が肌の露出を控えているため、もしあなたが露出の多い服装をしていれば一目で旅行者とわかってしまいます。
治安のよいブルネイですが、旅行者だとわかって狙ってくる人もいるかもしれません。
また、治安以外の観点からも服装は気をつけたいところ。
関連記事ブルネイ旅行おすすめの服装と現地で浮かないシーズン別コーデ徹底解説
わたしは貴重品(財布、パスポート)を必ずセキュリティポーチへ入れるようにしています。
ファッション性はありませんが、危険を回避するにはとても有効で手放せません。
置き引き対策をする
空港や駅など、ついつい荷物を床に置いておきたくなりますが、一瞬の隙に置き引きされることがほとんど!油断は禁物です。
レストランなどでは、場所取りなどに荷物をおいて席を離れたりすることのないようにしましょう。
夜間の一人歩きは避ける
ブルネイは夜間でも治安は悪くありません。
しかし、人通りがほとんどなく暗いので出歩くのは少し怖いなと感じました。
ブルネイで女子旅をするなら気をつけておきたいこと

上記で触れましたが、露出が高い洋服を着るのは避けましょう。
ナンパ目的で声をかけてくる人たちは他の東南アジア諸国やイスラム諸国と比べてかなり少ないことは間違いありませんが、あえて刺激する必要はありません。
ブルネイで子連れ旅行をするなら気をつけておきたいこと

治安面で特別心配することはありません。道もよくベビーカーでの移動も可能。
ブルネイ人は子供好きなので優しく対応してくれます。日中の日差しが強いので熱中症に気を付けましょう。
ブルネイで旅行前に準備すべきはWiFiと海外旅行保険
ブルネイ旅行に限らず、この2つはとても重要!海外旅行に行く際にスマホ利用と海外旅行保険はマストです。
WiFiレンタルでネット環境を整える
旅先で何か困ったことが起きた時、ネットが使えると安心感が違います。
道に迷って危険そうな場所に迷い込んでしまった時、スリに逢った時、体調を崩してしまった時、すぐに検索して助けを求められれば大きな被害にならないことも十分あり得ます。
普段なら落ち着いて判断できることも、焦っていると思わぬ方向にいってしまうものです。
旅慣れた人であれば現地のSIMカードを、そうでなければレンタルWiFiを準備しておくことをおすすめします。
レンタルWiFiは価格、品質、サポートなどを比較した結果わたしはグローバルWiFiをすすめることが多いのでぜひ参考にしてみてください。

海外旅行保険でいざという時に備える
実際にトラブルが起こってしまった時でも、海外旅行保険に入っていれば安心です。
万が一に備えて海外旅行保険には必ず入っておきましょう!
わたしは頻繁に旅行するため、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードをおすすめしています。
愛用しているメインカードはマリオットボンヴォイアメックス。
補償が手厚い(盗難補償50万円)上にマイルもたくさんたまるので、できればゴールドカード以上のクレカを1枚持っておくとかなり重宝します。
空港から自宅まで無料でスーツケースの宅配ができるのも神!!
とはいえ年会費が高いのでなかなか思い切りが必要かも・・・。そんな人におすすめなのが年会費永久無料のエポスカード!
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疾病・傷害治療費用 | 傷害死亡 | キャッシュレス診療 |
---|---|---|
疾病270万円・傷害200万円 | 500万円 | 〇 |
賠償責任 | 携行品損害 | 付帯 |
2,000万円 | 20万円 | 自動付帯 |
携行品損害の20万は少なめなので、高価な財布やアクセサリー、PCやiPhoneを持っていく場合は足りなくなる可能性があることは頭にいれておきましょう。
疾病、傷害治療費の200万円台はアメリカ以外であればわたしは許容範囲と考えます。
事情があってクレカを作れない人は通常の海外旅行保険でも全く問題ありません。

ブルネイの治安まとめ
わたしのおすすめを最後にまとめます。
ブルネイに実際滞在してみて、評判通り治安が良く落ち着いた街だなと感じました。
自然がいっぱいで、治安が良いので小さな子連れ旅にもおすすめです。
ほぼ日本と同じような感覚で旅して問題ないと思いますが、日本人は少なく、旅行者であることはバレバレなので最低限の注意は怠らないように注意してくださいね!
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