デンマークは世界一幸福な国とも言われ、住みやすさ、国民の幸福度がとても高いことで有名です。
教育のレベルも高く、男女平等や、平和指数も世界トップクラスであるデンマーク。まさにわたしの憧れの国なんです♪
今回は、そんなデンマークの実際の治安情報と、絶対注意しておかなければならないことをまとめてみました!
- デンマークで起こる犯罪手口
- デンマークの危険エリアと安全対策
- 女子旅・子連れ旅で気を付けたいこと
東京⇔コペンハーゲンの航空券は中国経由が1番が安いです。個人旅行が好きならエクスペディアで一括検索がおすすめ!!往復たった10万円以下で夢のコペンハーゲンへ♡
好きなホテルと組み合わせて自分のオリジナルツアーを作るのも楽しいですよ!
公式リンクエクスペディアで格安航空券をみてみる
デンマークをもっと知る
このページの目次(もくじ)
デンマークの治安について

デンマークの治安は概ね安定しており、ヨーロッパの中でも特に治安のよい国だと言えます。
イギリスの世界平和度指数では、日本よりも上位にランクインしているデンマーク。日中の観光は安心して楽しめると思います。
外務省の安全情報
2021年1月現在、外務省の海外安全ホームページでは危険情報は出ていません。危険レベルは日本と同じく0です。
とはいえ、最近コペンハーゲンを中心にギャング団による発砲事件が発生していることもあるので、夜間に不用意に出かけたりするのは控えましょう。
8/6市内北部ノーハウン(Nordhavn)駅そばにある国税庁近くで、8/10コペンハーゲン市内ノアブロ(Norrebro)地区にある警察署の外で爆発も発生しています。
また、ヨーロッパは近年テロの脅威にさらされています。
これまで、デンマークでテロに巻き込まれた日本人はいませんが、渡航前にたびレジなどの安全情報の登録をしておくことをおすすめします。
コロナウィルスに関する情報
下記のグラフは感染者数(赤)と死者数(黒)の推移を表しています。
《コロナの影響について》
2021年1月現在、デンマークの感染症危険情報レベルは3。渡航中止勧告(感染症)発令中です。
この地域への渡航は中止することをおすすめします。
感染者数は2020年12月半ばに過去最多の4,500人を超えていますが、周辺国に比べると感染状況は落ち着いていると言えます。
しかし、この感染状況を受け、入国制限や国内の規制を厳格化しています。
2021年2月7日まで、デンマークに入国するには「承認に値する目的」が必要となり、渡航前24時間以内のPCR陰性証明も必須です。(期日は延長される可能性あり)
「承認に値する目的」が何であるのか、は明記されていませんが観光目的が承認に値するとは思えませんので、恐らくビジネスや留学などが該当するでしょう。
在デンマーク日本国大使館の「新型コロナウィルス関連情報」が日々更新されているので、渡航の際は必ずチェックしてください。
犯罪データ
デンマークの犯罪率は少しずつ減少しており、2017年の殺人件数は54件でした。
人口に対する犯罪率だと日本の3倍程度ありますが、数日滞在するだけの旅行では、それほど心配することはありません。
デンマークで頻発する犯罪の具体的事例
スリ・置き引きに注意

デンマークで起きている犯罪のほとんどが窃盗などの財産犯。大使館の情報によると、日本人旅行者も被害にあっているケースが多いようです。
スリや置き引きの発生率が高い場所は、空港、コペンハーゲン中央駅、列車内、ホテル(ロビー、レストラン)や観光スポット(ストロイエ、アマリエンボー宮殿など)。
一人が注意を引き、他の人が犯行に及ぶというグループでの犯行が多く見られます。
- 大人数で取り囲んで、動けないようにしているうちに抜き取る
- 日本語で親しげに話しかけてきて、「空手を教えてくれ」などとコミュニケーションを図り、自然に抱きついてきて抜き取る
テロに注意
2015年2月、コペンハーゲン市内で、イスラム過激派に影響を受けた男による銃撃テロが起こりました。犯人の男は射殺されていますが、今後似たような事件が起こることがないとも言えません。
この事件以来、テロの対象となりそうな場所に警察官配置されるなど、警備するなどテロに対する警戒が続けられています。
その他ヨーロッパと同様に、人混みには注意し安全情報を確認して旅行しましょう。
デンマークで女子旅をするなら気をつけておきたいこと

デンマークの女子旅で特に注意すべきことはありませんが、深夜の外出やクラブなどでは若者が薬物を使ったり、飲酒している可能性も高いので(デンマークは飲酒に関する年齢制限がない)ナンパや性犯罪には十分注意してください。
男女平等が進んでいる国なので、女性だからといって特別視されることはその他の国に比べて少ないような印象を受けました。
デンマークで子連れ旅行をするなら気をつけておきたいこと

コペンハーゲンでは赤ちゃんを自転車に乗せたり、大きなベビーカーで散歩している姿をたくさん見かけました。
石畳で道が良くないので日本製のベビーカーだと少し不安です。自転車大国ですごいスピードを出しているので交通事故にも気をつけましょう。
デンマークで注意すべき危険エリア
デンマークとひと口に言っても、さまざまなエリアがあります。
特にガイドブックに載っている旅行者が多い地域の治安情報については気になるところ!
主なエリアごとに、治安情報をざっくりまとめてみました。
コペンハーゲン空港

コペンハーゲン空港は、その他の空港と比べて治安が悪いというわけではありませんが、人が多く集まるということでスリや置き引きは多くなっています。
ターミナルから駐車場に向かう間、気がついたらカバンのファスナーが開けられパスポート等を盗み取られた。
空港で両替に気を取られた間にカートに乗せていた荷物が盗まれたという事件も発生しています。
コペンハーゲン中央駅
旅行者が多く集まるコペンハーゲン中央駅は、スリがたくさん!!プロのスリ集団が出稼ぎに来ているため、品行方正なデンマーク人とは明らかに見た目が異なります。
また、中央駅周辺では、偽警官が出るという噂も絶えません。怪しそうな人にパスポートを見せろと言われたらサッとその場を立ち去りましょう。
ノアブロ地区
ノアブロ地区は、ノアポート駅(Norreport)から徒歩10分の場所にある移民街で、周囲4キロ四方ほどのエリアです。
異国情緒あふれるおしゃれなエリアは、デンマークの他の地域と雰囲気も違って旅行者にとってもワクワクするかもしれません。
しかしながらノアブロ地区は、ギャングも集まるデンマークで最も治安の悪い場所のひとつ。夜間には発砲事件が起きたこともあるため、観光は日中にすませるか、特に気を引き締めて行動してください!
クリスチャニア
コペンハーゲン市内のクリスチャニアと呼ばれる地域や市内のクラブ、街頭等で麻薬の密売が行われている場所があります。
クリスチャニアはヨーロッパ内でも最後の楽園とよばれ、2004年までは大麻も合法であったことからヒッピーたちにとって特別な場所。
毎年50万人もの旅行者が訪れる、人気の観光地ではありますが、警察による取締に対して武装した売人が銃を発砲した事例もあります。ノアブロ地区と同様夜間の出歩きは控えましょう!
デンマークで犯罪にあわないために気をつけたい6つの安全対策
危険な場所を避ける
上記の危険スポットはもちろん、宿泊先の従業員にこの辺りで危険なスポットはないかどうか聞いてみてください。
最新の情報はやはり実際に住んでいる方から聞くのが一番です。
怖いもの見たさで危険な場所へ立ち入るのは絶対にやめてください。日本とは違うということをお忘れなく!
現金を大量に持ち歩かない

デンマークでは支払いの際、デビットカードやクレジットカードでの支払いが100%できます。
犯罪者は現金が欲しいため、現金所持者を物色しています。支払い時に怪しい人がいるときは、財布内を他人から見られないようにしたり、財布をしまう場所を見られないよう警戒しましょう。
万が一スリや盗難の被害にあった時のために、持ち歩く現金は最低限にしておきましょう。
しつこく話しかけてくる人は無視する
物売りやナンパなどは、徹底的に無視しましょう。
酔っ払いなど危ないと感じたら、賑わっているお店に入るなどしてその場を離れるようにしてください。デンマークでは若者の薬物使用が社会問題となっています。
派手な服装はせず荷物は少なめに

ヨーロッパの冬というと、黒をメインとした暗い服装でお出かけする人がほとんどです。
日本のようにあまり華やかな恰好をしているとすぐに旅行者だとわかって狙われてしまうかもしれません。なるべく現地に馴染むようなカジュアルな恰好を心掛け、荷物も少なめにお出かけしましょう!
ブランドバッグや紙袋をもっていると「お金持ちだ!」と広告を背負って歩いているようなもの。普段派手な洋服を好む方は気を付けてくださいね。
夜間の一人歩きは避ける
基本的にヨーロッパの夜は一人で出歩くのをおすすめしません。
治安の良いデンマークでも、夜間にはギャングの抗争で発砲事件があることも・・・。
ドラッグやマリファナも比較的手に入りやすく、酔っぱらった若者に絡まれるなんてこともあるかもしれません。不必要な外出は避けるようにしましょう。
安全な地域でホテルを予約
コペンハーゲンはそれほど大きな街ではありません。おそらく長期滞在される方は少ないと思うので、せっかくなら立地がよく観光しやすい場所を拠点としましょう!
ホステルでもかなり高額なのが北欧の宿泊費。数日と割り切って人気エリアで予約されることをおすすめします!
わたしが実際に泊まったホテルもご紹介しておきますね♪
コペンハーゲンのおすすめホテル!
- ホテル 71 ニューハウン(クラシック)
- ラディソン コレクション(ヤコブセンデザイン)
- アーバンハウス コペンハーゲン (安宿)
デンマーク旅行前に準備すべきはWiFiと海外旅行保険
デンマーク旅行に限らず、この2つはとても重要!海外旅行に行く際にスマホ利用と海外旅行保険はマストです。
Wi-Fiレンタルでネット環境を整える
何か困ったことが起きたとき、ネットが使えると安心感が違います。
海外では無料でWi-Fiを使えるスポットもありますが、いざという時のために海外Wi-Fiのレンタルをしておくことをおすすめします!
友達がスリにあった時、ネットが使えて本当に助かりました・・・。道に迷ったり、危険情報をチェックするためにもネット環境を整えることはとても大切です。

海外旅行保険でいざという時に備える
実際にトラブルが起こってしまった時でも、海外旅行保険に入っていれば安心です。
何も起こらなければ良いのですが、海外では何が起こるかわかりません。万が一に備えて海外旅行保険には必ず入っておきましょう!
毎回入るのが面倒な人には海外旅行保険が付帯しているクレジットカードがおすすめですよ♪わたしが愛用しているメインカードはアメックスのSPGカード。
補償が手厚い上にマイルもたくさんたまるので、できればゴールドカード以上のクレカを1枚持っておくと本当に重宝します。空港から自宅まで無料ででスーツケースの宅配ができるのも神!!
とはいえ年会費が高いのでなかなか思い切りが必要かも・・・。そんな人におすすめなのが年会費永久無料のエポスカード!
エポスカードはなんと年会費無料で海外旅行保険が自動付帯*されています!年会費無料のクレジットカードの中でも補償額が高く旅好きなら絶対持っておくべき1枚。
ちなみに自動付帯とはクレジットカードを保有しているだけで保証の対象になる保険のことです。※付帯のタイプとしては「自動付帯」と「利用付帯」があり、利用付帯だと保証を受けるのに条件があるので注意が必要です。
エポスカードの海外旅行保険の内容
- 障害死亡:最高500万円
- 傷害治療:最高200万円
- 疾病治療:最高270万円
- 携行品損害:20万円
- 自動付帯あり
- キャッシュレス診療可能
クレカを作りたくない、または事情があって作れない人は通常の海外旅行保険でも全く問題ありません。
デンマークの治安まとめ

デンマークはわたしが旅行した非英語圏の中で一番英語が通じやすく、現地の方も優しく社交的でした。
夏の北欧は本当にきれいで小さな子連れでもじゅうぶん観光を楽しめます!
反面駅の裏側は自転車が大量に駐輪されていてゴミゴミしていたり、人通りが少ない道は歩いていて怖かったりすることも。
ヨーロッパは移民が多く、軽犯罪も頻発しているので最低限のことに注意を払って楽しんできてください!コペンハーゲンはとっても素敵な街ですよ♪
デンマークをもっと知る
東京⇔コペンハーゲンの航空券は中国経由が1番が安いです。個人旅行が好きならエクスペディアで一括検索がおすすめ!!往復たった10万円以下で夢のコペンハーゲンへ♡
好きなホテルと組み合わせて自分のオリジナルツアーを作るのも楽しいですよ!
公式リンクエクスペディアで格安航空券をみてみる
コペンハーゲンでぜひ泊まっていただきたいのがラディソン コレクション ロイヤル ホテル コペンハーゲン!!
モダン建築の巨匠あのヤコブセンがデザインを手掛けた、北欧デザイン好きにはたまらない素敵でなホテル♡
お部屋にはヤコブセンの代表作スワンチェアとエッグチェアが置かれ、インテリアを楽しむ旅行者から大人気です。

中央駅、チボリ公園もすぐそばですし、ファミリールームも用意されているので子連れでも快適な旅行になること間違いなしです♪
ニューハウン付近が希望なら絶対に「71 ニューハウン ホテル」をチェックしてみてください。1800年代の倉庫を改造したなんともいえない趣のある大好きなホテルです。
