ヨーロッパの中では治安もよく、旅行しやすいと言われているドイツ。
近年移民の増加に伴い軽犯罪が増えており、テロやデモなどの事件も発生しています。
今回はそんなドイツの最新治安情報をお届けします。危ない地域や気をつけておきたい注意事項、ぜひチェックしてくださいね!
- ドイツで起こる犯罪手口
- ドイツの危険エリアと安全対策
- 女子旅・子連れ旅で気を付けたいこと
東京⇔ドイツの航空券は中国経由が1番が安いです。個人旅行が好きならスカイチケットで一括検索がおすすめ!!往復たった6万円でドイツ行きのチケットをとったこともあります。
好きなホテルと組み合わせて自分のオリジナルツアーを作るのも楽しいですよ!
ドイツをもっと知る
このページの目次(もくじ)
治安が悪いのは東ドイツ!西と東で異なる治安状況

ドイツは長い間、西ドイツと東ドイツに分かれていました。
1990年に東西ドイツが統一されましたが、まだまだ東西の経済格差はあります。
東ドイツの方が家賃や食費など生活費が安いので、外国人留学生が多く住んでおり、ベルリンへ行くと「外国人多いなー」と感じるでしょう。
色んな国の色んな人が混ざり合って暮らしていると、経済格差も生まれ犯罪も多くなってしまう傾向がありますね。
そういった面からも、多くの人がドイツ東部はドイツ西部よりも治安が悪いと言います。
東西ドイツ統一もそろそろ30年。少しずつ格差が埋まってきているとはいえ、まだまだ治安の面では西ドイツが圧倒的に良いようです。
特に東ベルリンのノイケルンはマルチカルチャーやアートで有名な地区。人気の観光地でありながら、ベルリンの中でも治安が悪い地区になっているため夜間の外出には気をつけるよう注意が必要です。
もちろん必要以上に心配することはありませんが、いつどこでテロが起きてもおかしくありません。渡航前にたびレジなどの安全情報の登録をしておくことをおすすめします。
コロナウィルスに関する情報
下記のグラフは感染者数(赤)と死者数(黒)の推移を表しています。
《コロナの影響について》
2021年1月現在、ドイツの感染症危険情報レベルは3。渡航中止勧告(感染症)発令中です。
この地域への渡航は中止することをおすすめします。
感染者数は2020年11月頃から再び増加傾向になり、1日の感染者数が平均17,000~23,000人あたりで推移しています。年末には過去最多の49,000人も記録しました。
一方、日本からの入国制限は2021年1月1日に緩和され、渡航目的に関わらず入国が可能となりました。つまり、観光目的の短期滞在も可能という事です。
しかし、各州でそれぞれ接触制限や娯楽施設、飲食店の営業規制などが細かく定められていて、移動も自由しづらい状況に変わりはありません。
いつロックダウンになるかわかりませんし、暖かくなるまで様子をみましょう。
在ドイツ日本国大使館の「新型コロナウィルス関連情報」が日々更新されているので、渡航の際は必ずチェックしてください。
ドイツで治安が悪い10の都市
ドイツ警察が2017年の統計を元に、危険な都市と安全な都市をまとめています。
まずはドイツ警察が治安が悪いと指定した都市からご紹介していきましょう。

フランクフルト
日本からの直行便も飛んでいるフランクフルトがドイツで最も危険な都市として指定されています。
1年で起きた犯罪件数はなんと109,458件。主な犯罪はスリや置き引きなどの軽犯罪になりますが、日本人も狙われやすいので十分注意してください。
特に気をつけておきたい場所は、空港、中央駅、地下鉄、広場などの主要観光スポットです。
ハノーファー
ハノーファーはドイツ内でも治安が良いと言われていましたが、近年暴力的な犯罪が多発しています。他の都市と比較して件数(1,834件)は少ないものの、危険で重大な傷害ということで2位にランクインしています。
ベルリン
先ほどご紹介したベルリン。近年ドイツで最も犯罪の多い都市で自動車の窃盗などが多くなっています。自転車を含めるとなんと42,000件以上盗難が発生しており、ボーっとしているとあなたの荷物も危険です!
その他の危険地域
ドレスデン、ハレ (ザーレ)、ケルン、ハンブルク、フライブルク、ブレーメンがワースト10にランキングされていました。対象地域に居住、観光予定のある方は気を引き締めて行動しましょう(・∀・)
ドイツで治安の良い10の都市
ドイツで安全だといわれている10の都市をご紹介します。

ミュンヘン、アウクスブルク、オーバーハウゼン、ビーレフェルト、メンヒェングラットバッハ、ウィスバーデン、ニュルンベルク、シュツットガルト、マインツ、ボーフム
ミュンヘンはドイツで最も安全な都市。20万人以上の住民がいる他の大都市と比較して、街頭犯罪率が最も低いので比較的安心して観光できる場所といえそうです。
ドイツで犯罪や事故に遭わないために気をつけておきたい8つのこと
それでは具体的にドイツで注意しておきたいことをご紹介していきます。
危険な場所を避ける
上記の危険スポットはもちろん、宿泊先の従業員にこの辺りで危険なスポットはないかどうか聞いてみてください。
最新の情報はやはり実際に住んでいる方から聞くのが一番です。
怖いもの見たさで危険な場所へ立ち入るのは絶対にやめてください。日本とは違うということをお忘れなく!
現金を大量に持ち歩かない
ドイツでは、デビットカードやクレジットカードでの支払いが可能です。
もちろん現地の屋台やローカルマーケットなど、一部の場所で現金しか受け付けないケースもありますが、そのような少額の支払いを除いてクレジットカードが使えます。
万が一スリや盗難の被害にあった時のために、持ち歩く現金は最低限にしておきましょう。
しつこく話しかけてくる人は無視する
物売りやナンパなどは、徹底的に無視しましょう。
酔っ払いなど危ないと感じたら、賑わっているお店に入るなどしてその場を離れるようにしてください。
派手な服装はせず荷物は少なめに
ヨーロッパの冬というと、黒をメインとした暗い服装でお出かけする人がほとんどです。
日本のようにあまり華やかな恰好をしているとすぐに旅行者だとわかって狙われてしまうかもしれません。なるべく現地に馴染むようなカジュアルな恰好を心掛け、荷物も少なめにお出かけしましょう!
ブランドバッグや紙袋をもっていると「お金持ちだ!」と広告を背負って歩いているようなもの。普段派手な洋服を好む方は気を付けてくださいね。
駅前や観光地のスリ多発地帯に注意
ドイツは、ヨーロッパの中では比較的安全な国と言われてきました。
近年移民を大量に受け入れるようになって、特に大都市では犯罪件数が急上昇しています。
特にベルリンでは、2012年に約18,000件だったスリの数が、2016年には約45,000件と、倍以上に膨れ上がっています。
ベルリンなど、ドイツ東部の方が治安の面では注目されがちですが、西部も油断できません。
有名なケルン大聖堂の前には、多くのホームレスが溢れており、夜になると怪しい男たちがたむろしてひそひそ話し合っています。
大都市の駅前や観光地などの人込みでは、自分の持ち物に注意が必要です。
わたしの知り合いも、ケルンの大きなショッピングモールの中の買い物カートの中にカバンを置いてショッピングをしていたら、いつの間にかカバンの中から財布が盗まれていたと嘆いていました。
ドイツの交通ルールに注意
ドイツの車は日本と違い右側通行です。
それだけならいいのですが、ドイツ人は運転が大好き!スピードは通常80㎞、高速道路なら150㎞くらいは当たり前に出すほどスピード狂。
ドイツのアウトバーン(高速道路)で運転するのが夢。という方もいらっしゃるとは思いますが、運転には気をつけてくださいね(・∀・)
また、日本と違うのが多くの道路で自転車専用道路があること。
歩道の中にも線が引かれ、自転車マークが描かれていたら、それは自転車専用です。
素敵な景色に気をとられて、車や自転車にぶつかるようなことが無いように街歩きのはくれぐれも注意してください!
宗教的テロ事件や政治的デモ行進に注意
近年、ヨーロッパを中心にイスラム過激派のテロ事件がよくニュースになりますね。
ドイツのベルリンでも、2016年クリスマスマーケットで混雑する中にトラックが突入したり、2017年テロ計画未遂事件があったりと、大きな事件が続いています。
1年に1度ということなので、遭遇する可能性はかなり低いとは思いますが、気になる方はベルリンを避けて観光したほうがいいかもしれません。
また、ドイツではここ数年移民が大量に増えています。週末にはこの移民受け入れに対する様々な主張のデモ行進が行われ、中には喧嘩やいざこざに発展するケースも。
こういった政治的な事件やイベントは、たいてい大都市で週末に行われることが多いです。週末人混みを見つけたら、あまり近づきすぎず、離れて見学するのがおすすめです。
安全な地域でホテルを予約
ドイツは治安の悪い地域と良い地域の差が激しく、間違って環境の悪いエリアで宿泊するとトラブルに巻き込まれる確率がグンと上がってしまいます。
ホテル予約の際には必ず人気エリアを確認し、口コミを読んでから予約するようにしてくださいね!
ドイツ旅行前に準備すべきはWi-Fiと海外旅行保険
ドイツ旅行に限らず、この2つはとても重要!海外旅行に行く際にスマホ利用と海外旅行保険はマストです。
Wi-Fiレンタルでネット環境を整える
何か困ったことが起きたとき、ネットが使えると安心感が違います。
ドイツは無料でWi-Fiを使えるスポットもありますが、いざという時のために海外Wi-Fiのレンタルをしておくことをおすすめします!
友達がスリにあった時、ネットが使えて本当に助かりました・・・。道に迷ったり、危険情報をチェックするためにもネット環境を整えることはとても大切です。

海外旅行保険でいざという時に備える
実際にトラブルが起こってしまった時でも、海外旅行保険に入っていれば安心です。
何も起こらなければ良いのですが、海外では何が起こるかわかりません。万が一に備えて海外旅行保険には必ず入っておきましょう!
毎回入るのが面倒な人には海外旅行保険が付帯しているクレジットカードがおすすめですよ♪わたしが愛用しているメインカードはANAのワイドゴールドカード。
補償が手厚い上にマイルもたくさんたまるので、できればゴールドカード以上のクレカを1枚持っておくと本当に重宝します。空港から自宅までたった500円でスーツケースの宅配ができるのも神!!
とはいえ年会費が高いのでなかなか思い切りが必要かも・・・。そんな人におすすめなのが年会費永久無料のエポスカード!
エポスカードはなんと年会費無料で海外旅行保険が自動付帯*されています!年会費無料のクレジットカードの中でも補償額が高く旅好きなら絶対持っておくべき1枚。
ちなみに自動付帯とはクレジットカードを保有しているだけで保証の対象になる保険のことです。※付帯のタイプとしては「自動付帯」と「利用付帯」があり、利用付帯だと保証を受けるのに条件があるので注意が必要です。
エポスカードの海外旅行保険の内容
- 障害死亡:最高500万円
- 傷害治療:最高200万円
- 疾病治療:最高270万円
- 携行品損害:20万円
- 自動付帯あり
- キャッシュレス診療可能
クレカを作りたくない、または事情があって作れない人は通常の海外旅行保険でも全く問題ありません。

ドイツ治安情報まとめ
残念ながらドイツを含むヨーロッパ諸国は以前より治安が悪くなりつつあります。
とはいっても、交通事故が起きる確率と比べると危険度がうんと低いのも事実。きちんと注意して対策をとっておけば安全に楽しく旅行できる国の一つであることには変わりありません。
ほんの少し注意するだけで危険を回避することが可能です。くれぐれも日本と同じと思わずに気を引き締めて楽しんでくださいね!ドイツ旅行は楽しいですよ♪
ドイツをもっと知る
東京⇔ドイツの航空券は中国経由が1番が安いです。個人旅行が好きならスカイチケットで一括検索がおすすめ!!往復たった6万円でドイツ行きのチケットをとったこともあります。
好きなホテルと組み合わせて自分のオリジナルツアーを作るのも楽しいですよ!


ベルリンでぜひ泊まっていただきたいのがホテル アドロン ケンピンスキー ベルリン!!
ミッテ区の5つ星ホテルで主要観光地まで徒歩でアクセスできる抜群の立地で大人気。
朝食もとっても美味しくヨーロッパでこの値段はかなりコスパが良いといえるのではないでしょうか!?

ミュンヘンならとっても可愛い25アワーズ ホテル ザ ロイヤル バーバリアンをチェックしてみて!!立地もコスパも良く家族にもおすすめの大好きなホテルです♡
