楽しい海外旅行で、一番悩ましいのがホテル選び。
実は物価高騰や円安の影響がある海外の中でも、マレーシア・クアラルンプールは世界ブランドの高級ホテルが安く泊まれる穴場都市!
他国と比較して、手が届く価格帯の高級ホテルが溢れているのも大きな魅力です。
日本や他の国ではなかなか手が出ないようなクラスのラグジュアリーブランドホテルに泊まって贅沢優雅な休日ステイ。
なんて過ごし方も、クアラルンプールなら容易に叶います。
ではたくさんあるホテルのなかで、一体どこを選ぶのがいちばんいいの?
わたし自身、マレーシアには何度も滞在していますが、ハズレホテルに当たったことも何度かあり、がっかりした思い出も。
そこで、この記事ではわたしたちがクアラルンプールで宿泊するのにぜひおすすめしたい厳選ホテル9つをエリア別に紹介します。
ホテルにはそんなにお金はかけたくないタイプの方でも、せっかくクアラルンプールに泊まる機会があるのならぜひここに泊まってほしい!というとっておきのホテルを集めてみました。
マレーシアホテル予約は
Agodaがおすすめ
なぜなら口コミが多く価格が◎
良いホテルを見つけるコツは
少なくとも100件以上のレビュー
8点以上のホテルを探すこと
このページの目次(もくじ)
クアラルンプールのホテルの選び方
クアラルンプールでの具体的なホテル選びで最も大切なこと、それは立地とグレードです。
立地
ホテル立地の選び方は、クアラルンプールでどんな過ごし方がしたいかがポイント。
クアラルンプールの中でもわたしたちがおすすめするのは以下の3エリアです。
KLCC地区・ブキッビンタン地区はどちらも世界の旅行者はじめ日本人にも最も人気な中心部エリア。
それぞれの場所について特徴を紹介していきます。
ツインタワーや夜景を楽しむならKLCC
クアラルンプールのランドマーク・顔とも言えるペトロナスツインタワーの周辺エリア。
ともだちや家族にすすめるなら一番にこのエリアを考えます。
タワー下には大きなショッピングモールもあり、お買い物やお土産の調達にも便利。日本食スーパーやレストランが集まっていることから安心材料が多いです。
また、周辺には自然いっぱいのKLCC公園や噴水、映える夜景スポットもあり、クアラルンプールの街も自然もどちらも楽しめるエリアです。
賑やかで刺激的な雰囲気を楽しむならブキッビンタン
クアラルンプール随一の繁華街。ショッピングモールや飲食店がずらっと立ち並び、朝から夜まで人が途切れないほど賑やかで刺激的なエリアです。
目印となるPavilionモールにはハイブランドはじめ人気有名店・飲食店・両替所などもあり、Lot10モールには日系スーパーのDONKI(ドン・キホーテ)も入っているので何かと便利。
特に夜は若者や旅行者であふれ、東南アジアらしい活気ある屋台街なども楽しめます。
しかし、その分治安に不安はあり。このエリアに泊まるなら安宿はおすすめしません。
旅慣れた人であれば問題ありませんが、東南アジアが初めて、それほど旅行経験がない人は、ブキッビンタンの場合は高級ホテルをおすすめします。
ハイブランドやデパートの紙袋はスリの格好のターゲット。大きな荷物を持って観光地を歩き回るとターゲットにされるので絶対にやめましょう。
空港アクセス抜群!郊外の人気観光地へ電車で行くならKLセントラル
空港から往復電車をつかってクアラルンプール市街へのアクセスを考えるなら抜群の立地なのがKLセントラル駅周辺エリア。
大きなハブ駅なので、駅ビルやモールも充実。クアラルンプール国際空港からもアクセス1本。
バトゥ洞窟やピンクモスク(プトラモスク) などクアラルンプール郊外の人気観光地への電車アクセスにも断然便利です。
SuriaKLCCモールにお土産調達におすすめなお店や、大きな日系スーパーISETAN、またハイブランドからローカルブランドまで人気有名店も多く立ち並び、お買い物にも困りません。
クアラルンプールの公共交通機関や移動方法については、「マレーシア公共交通機関徹底ガイド!MRT・バス・電車・タクシー乗りこなし術」記事もぜひ参考にどうぞ。
ただし、繁華街など人の多いにぎやかなエリアは食事や買い物への立地が便利な反面、スリやひったくりが多く発生しています。
比較的治安が良いといわれているクアラルンプールではありますが、観光客が多く、混雑している場所では十分気を付けて行動してくださいね。
マレーシアの治安や旅行で気をつけたいことについて、さらに詳しく知りたい人は「マレーシア治安・危険情報2024年最新!旅ブロガーが教える7つの注意点と安全対策」からどうぞ。
グレード
クアラルンプールに限らず、東南アジアのホテルはトラブルがつきものです。
それなりの料金のホテルに泊まっても、突然停電が起きたり、水漏れのトラブルが発生する可能性があることも心得ておきましょう。
そのため、人によってはホテルのグレードを選ぶことも大切なポイントと言えるでしょう。
3つ星ホテルでも素敵なホテルは山のようにありますが、もし予算に余裕があるならぜひマレーシアの5つ星ホテルを体験してほしいと思います。
冒頭でもご案内した通り、日本や他の国ではなかなか手が出ないようなクラスのラグジュアリーブランドホテルに一般人でも泊まれるのがマレーシアの素晴らしいところ。
後述するリッツカールトンクアラルンプールは、世界一料金が安く泊まれるリッツとして評判で、日本だと最低6~10万円程度するお部屋が2万円代で泊まれます。
その他にもハイアット、マリオット、ヒルトン、マンダリンなど、世界を代表するブランドホテルが日本の半額以下。
日本で泊まるよりも緊張感なく、優雅な滞在ができるのでとってもおすすめですよ!
口コミ
立地とグレードでホテルの候補が絞れたら、ホテルの口コミをチェックして実際の利用者の声を確認しましょう。
わたしたちがマレーシアのホテルを予約するときは、AgodaかBooking.comを利用します。
一番の理由は口コミが多いこと。点数が低くても自分には許容できる理由だったりすることも多々あるので特に連泊する時はレビューのチェックは欠かせません。
良いホテルを探すコツは、少なくとも100件以上はレビューがあり、7点以上取っているホテルを探すこと。
マレーシアの場合は良質なホテルが多いので、8点以上がおすすめです。
東南アジアの場合、Agodaが割引率が高いので、ぜひチェックしてみてください。
より快適にすごすなら外資系チェーンホテルがおすすめ
レビューを見れば、あたりはずれのリスクが少なくなりますが、せっかくの海外旅行で絶対失敗したくないという人には外資系チェーンホテルをおすすめします。
マレーシアだけでなく世界の各地で利用しましたが、どこのホテルもブランドの基準を満たしているので飛びぬけて悪いホテルには今のところ遭遇していません。
高級ホテルに泊まり始めたきっかけはコロナ禍で海外旅行に行けず国内の仕事に切り替えたこと。以前はわたし自身「そもそも高級ホテルに宿泊するのはある程度経済的に余裕がある人だけだ」と思っていましたが、実際に利用してみたら印象がガラリと変わりました。
近年の物価高騰を鑑みると、そこまで金銭的に余裕がない人こそ、外資系チェーンホテルのポイントをやりくりして泊まるのがお得ではないかと感じます。→詳しくはこちらの記事で書いてます
エリート会員になっていれば、朝食無料サービスやラウンジの利用、空室次第でアップグレードしてもらえる等の特典があるほか、きちんとした対応をしてもらえます。
また、一番ありがたかったのがアーリーチェックインとレイトチェックアウト。早いときは午前中から、翌日の16時まで滞在したのでホテルでゆっくり身体を休めることができました。
エリート会員になるにはよほど沢山宿泊したのだろうと思われますが、実は簡単に会員ランクを上げる裏ワザがあります。
それがAMEXのクレジットカードを申し込むこと!
各ホテルグループのクレジットカードを持っていると無条件で会員ランクが付与されます。
どちらのクレジットカードも年会費は高めの設定ですが、入会特典や継続特典の条件クリアでお得にポイントが貯められるので、宿泊にポイントを使えば年会費の元は取れます。
マリオットやヒルトンのホテルにお得に泊る方法やそれぞれのクレジットカードについては別記事で詳しく解説しているので、そちらもあわせてご覧ください。
- 外資系高級ホテルにお得に宿泊する方法
- マレーシアのマリオット系列ホテル一覧
- マリオットのクレジットカード徹底解説
- ヒルトンのクレジットカード徹底解説
クアラルンプールのおすすめホテル
それでは各エリアの具体的なおすすめホテルについて紹介します。
料金重視で選ぶなら、自分で検索したほうがぴったりのものが探せると思うので、ここではあくまで「マレーシアならではの景色が楽しめる」「高級感がありながら他の国よりもずっとリーズナブルに滞在できる」ホテルをピックアップしてみました。
どこもお気に入りで、評判のホテルです。
KLCCのおすすめホテル4選
Wクアラルンプール(W Kuala Lumpur Hotel)☆☆☆☆☆
最初に紹介するのは、2018年にオープンしたばかりで比較的新しく、人気急上昇中のWクアラルンプールホテル。
マリオットグループのひとつで、クアラルンプールの中でも特に気に入っています!
Wはどこで泊まっても、お洒落で奇抜なデザインの内装なので、一気に非日常が出てとても楽しいし、意外なことに朝食がとっても美味しいんです!
ペトロナスツインタワーが目の前で、プールサイドや一部の客室から大迫力のツインタワーを見られるのも、Wクアラルンプールの魅力。
ホテル12階にある派手なプールバーからは大迫力のツインタワーが目の前に!ここもインスタ映えスポットとして人気沸騰中。
2023年2月、日本の某有名サッカー選手がこのアングル写真をSNSにUPして駐在者の間でも話題になりました。
詳しい宿泊記はこちら>>Wクアラルンプール宿泊記ブログ|朝食・ラウンジ・プラチナ特典【マレーシアおすすめホテル|子連れ】
グランド ハイアット クアラルンプール(Grand Hyatt Kuala Lumpur)☆☆☆☆☆
はじめてのマレーシア旅行で泊まったのが、グランドハイアット。
KLCCやパビリオンモールへ遊歩道でも直結する便利な立地で、高級感抜群です!
レセプションロビーは最上階の39階にあり、このパノラマに到着早々テンションあがってしまう事間違いなし。
「スカイロビー」の名の通り、ぐるっと360度景色が楽しめます。
ひとつ下の階にある解放感抜群の「Thirty8」も人気レストラン。
客室も落ち着いたデザインで、立地良し景色良しで文句なしの5つ星ホテル。王道の高級ホテルが好きな人にはイチオシです。
トレーダース ホテル クアラ ルンプール(Traders Hotel, Kuala Lumpur)☆☆☆☆☆
ツインタワー全景の景色を最もきれいにみたいならトレーダース ホテル クアラ ルンプール。
特に大晦日のカウントダウンは大人気で、毎年早々に予約が埋まってしまいます。
近すぎず遠すぎずのツインタワー、全体が見えるアングルはピカイチ。
他のおすすめホテルと比べてツインタワーやSriaKLCCモールまで少し距離がありますが、宿泊者は無料バギーに乗っての行き来が可能なので、これがとっても便利。
マンダリン オリエンタル クアラルンプール(Mandarin Oriental, Kuala Lumpur)☆☆☆☆☆
ツインタワーのすぐお隣という超好立地、マンダリン オリエンタル クアラルンプールも駐在者の中で絶大な人気を誇ります。
目の前にKLCC公園があり、緑豊かな雰囲気も感じられ、わたしも大好き!
パークビューのお部屋やプールからの景色は、まさに大都会のなかのジャングル感。
世界中にあるマンダリンオリエンタルホテルの中でも、クアラルンプールならかなりお手頃価格で宿泊できます。
なんと言ってもSuriaKLCCモールやツインタワーへ徒歩で行き来できるのが便利すぎる!天気が悪い日でも快適ですね。
ブキッビンタンのおすすめホテル2選
先述した通り、ブキッビンタンの治安はそれほど良いとは言えません。
便利な分、盗難が多発している場所でもあるので、荷物の管理は気を付けましょう。
ザ リッツカールトン クアラ ルンプール(The Ritz-Carlton Kuala Lumpur)☆☆☆☆☆
世界で一番お得に泊まれるリッツカールトンホテルとも呼ばれる、ブキッビンタン中心部に位置するリッツカールトンクアラルンプールホテル。
客室、サービス、食事すべてのクオリティが高く、特に大人旅におすすめしたいホテルです。
白とグレーを基調とした大人っぽいラグジュアリーな雰囲気のお部屋。
他国のリッツカールトンホテルの半分~3分の1程度の価格で宿泊できるにもかかわらず、ゴージャスな客室や最上級のホスピタリティを体験できる超おすすめホテルです。
朝食や夕食のレストランも美味しく、またリピートしたいです。
詳しい宿泊記はこちら>>リッツカールトン クアラルンプール宿泊記ブログ|朝食・ラウンジ・プラチナ【マレーシアおすすめホテル|子連れ】
JW マリオット クアラルンプール(JW Marriott Kuala Lumpur)☆☆☆☆☆
JWマリオットクアラルンプールは、高級ブランドショップやレストラン、新オープンで話題の誠品生活も入っているスターヒルギャラリーに直結している中心地に位置しています。
立地の良さとラウンジ目当てで何度か泊まっていますが、お部屋の高級感がいまひとつ。
フロントと比べると客室はシンプルで、デザイン性があまりありません。
エレベーターを降りて、朝食レストランに向かう途中のド派手な入り口はとっても映えます!!
パビリオンモール目の前の立地なので、行き来が楽々なのが嬉しい。マリオットの会員にはおすすめのホテルです。
詳しい宿泊記はこちら>>JWマリオットクアラルンプール宿泊記ブログ|朝食・ラウンジ・プラチナ特典【マレーシアおすすめホテル|子連れ】
KLセントラルのおすすめホテル3選
旅行初心者におすすめしたいKLセントラル。空港からホテルまでのアクセスが楽だと、それだけでホッとするのではないでしょうか。
紹介するホテルはどこもリピートするほど気に入っており、ファミリーにもおすすめ!
ヒルトンとメリディアンに関しては、日本人スタッフがいることもポイントです♡
ヒルトン クアラルンプール(Hilton Kuala Lumpur)☆☆☆☆☆
クアラルンプールの中心駅、KLセントラル駅に直結しているパーフェクトな立地なのがヒルトンクアラルンプール。
レイクビューの客室やすべり台付きの屋外プール、敷地内に10軒もあるレストランやバーなど、ホテル内だけで十分過ごすことのできるリゾートホテルです。
お部屋バスルームの雰囲気もかなり良く、大満足の滞在です。
朝食メニューの豊富さもピカイチで、子供たちも楽しそうに食事をしていました。
詳しい宿泊記はこちら>>ヒルトン クアラルンプール宿泊記ブログ|朝食・ラウンジ・ダイヤモンド特典【マレーシアおすすめ宿|子連れ】
ル メリディアン クアラルンプール(Le Méridien Kuala Lumpur)☆☆☆☆☆
ヒルトンクアラルンプールと同じく、KLセントラル駅直結のパーフェクト立地なのがル メリディアン クアラルンプール。(ヒルトンとはお隣同士です)
ヒルトンと比べると客室は少し古臭いかなという感じですが、大きなベッドでゆったりできます。
バスルームはルメリディアンの方が素敵でした!バスルームに重きをおきたいならこっちがおすすめかも。
8階にあるリゾートプールはヒルトン・ルメリディアン共用となっています。
詳しい宿泊記はこちら>>ルメリディアンクアラルンプール宿泊記ブログ|朝食・ラウンジ・プラチナ特典【マレーシアおすすめホテル|子連れ】
ザ マジェスティック ホテル クアラルンプール(The Majestic Hotel Kuala Lumpur)☆☆☆☆☆
最後に紹介したいのが、英国植民地時代の歴史建築を改装したネオクラシック様式のホテル、ザ マジェスティック ホテル クアラルンプール。
1932年に開業し、国家遺産にも登録されている由緒あるホテルで、他のホテルと比べても品があって、特に大人女子におすすめしたいです。
歴史ある建物ですが内装はリニューアルされていてとてもきれいです。
クラシカルな雰囲気を堪能するならマジェスティックウィング(旧館)、モダンな雰囲気が好みならタワーウィング(本館)がおすすめ。
ホテル内コロニアルカフェのアフタヌーンティも人気です。
ホテルはKLセントラル駅からは少し距離がありますが、駅からは往復無料のシャトルバスを利用することができます。
詳しい宿泊記はこちら>>ザ マジェスティック宿泊記ブログ|朝食・ラウンジ・プラチナ特典【マレーシアおすすめホテル|子連れ】
クアラルンプールのおすすめホテルまとめ
以上、クアラルンプールのホテルの中でも特におすすめのホテルをエリア別に合計9つ紹介しました。
せっかくクアラルンプールに泊まるのであれば、少し贅沢して日本や他の国では気軽に泊まることのできないレベルの高級ホテルに安く泊まれるのも醍醐味を楽しみましょう!
ぜひクアラルンプールステイの機会に、いつもよりラグジュアリーなクラスのホテルを選んでみることをおすすめします!
クアラルンプールの観光情報は「クアラルンプール人気観光地を旅のプロが地図付きでご案内|治安・行き方・おすすめ土産・ホテル」で詳しく説明しています。
地図と写真付きで色々と紹介しているのでこちらもぜひあわせてご覧ください♡
マレーシアホテル予約は
Agodaがおすすめ
なぜなら口コミが多く価格が◎
良いホテルを見つけるコツは
少なくとも100件以上のレビュー
8点以上のホテルを探すこと