「韓国」は、最も気軽に訪れることができる外国のひとつ!言語は違えど、町の雰囲気や食べ物など、そこまで日本と変わらないのも行きやすい理由のひとつかもしれませんね。
特にソウル市内はかなり都会なので、地下鉄やバス、電車にタクシーなどあらゆる交通機関がそろっているので、旅行者に優しい都市でもあります。
基本的に公共交通機関の乗り方も日本と同じようなイメージで大丈夫ですが、旅行前に公共交通機関の使い方を知っておくだけでスムーズに移動ができるはず!
今回は、韓国の地下鉄・バス・電車・タクシーの乗り方や注意点と賢い旅行者ならみんな使っている「T-money」について解説いたします♪
仁川国際空港⇔ソウル駅の
乗車券&WOWPASSセットが便利
WOWPASSは交通系IC機能付き
日本円でチャージできるカードなので
これ1枚発行しておけば安心です
当サイト限定最大6%オフで
お得に購入できます
初回6%割引クーポンコード
『KLOOKOHAYO』
※2025年7月1日まで / 上限1,000円
最大3回まで利用可能◎
このページの目次(もくじ)
韓国の公共交通機関は日本とほぼ同じ!
基本的に韓国と日本の公共交通機関の使い方はほぼ同じと思っていて大丈夫です!
駅のつくりや案内表示板なども似ている雰囲気ですし、ハングルが読めなくても漢字表記があるので、日本人のわたしたちは利用しやすいかと思います。
自動券売機は日本語表記に変えられる場合も多いので、切符の購入も簡単にできますよ♪
ただ、いつもの感覚でいると思わぬ勘違いをしたりしてしまうので、事前に日本との違いを知っておくと便利です。
主に地下鉄・バスを利用する&韓国旅行リピーターは「T-money」を使うのが鉄則!
まず、大前提として
- 旅行中は主に「地下鉄」・「バス」を使う予定の方
- 韓国には今後も気軽に旅行する予定がある方
は、乗車料金が割引になる「T-money」カードの購入がおすすめです!
「T-money」カードとは?
「T-money」カードとは、ソウル市民のほとんどの人が利用している、プリペイド式の交通カードのことです。日本でいう、「SUICA(スイカ)」や「PASMO(パスモ)」のようなカードです。
「T-money」カードを購入し、希望の金額をチャージすれば、ソウルの地下鉄・バスをワンタッチで乗り降りすることが可能です。また、一部タクシーでの支払いやコンビニやドラッグストアでの買い物の支払いもできます。
しかも、T-moneyを使えば地下鉄の乗車料金が100W割引に!さらに地下鉄とバスの乗換え(30分以内)を行った場合、割引運賃がが適用されるのでお得なんです♪
「T-money」カードの購入方法・使い方
「T-money」は交通カードですが、従来のカード型の他にもストラップ型など形が異なるものも販売されています。
空港や地下鉄の駅、「T-money」加盟コンビニ・街頭販売店などソウルの至る場所で購入することが可能です。
カードの値段は、2,500W~。シンプルなデザインのものだと2,500Wで購入できますが、キャラクターがついたものや限定デザインのもの、ストラップ型のものなどは3,000~9,000Wくらいするものも。
「T-money」を購入したら、まずはチャージをしましょう。地下鉄の券売機や「T-money」のマークがあるコンビニ・街頭販売店、一部の銀行ATMなどでチャージ可能です。
韓国ソウルの「地下鉄」
はじめてソウルに訪れる方でも簡単・便利に使えるのが「地下鉄」!
ソウル市内には、地下鉄1号線~9号線の9路線走っているので、大体の場所には地下鉄を使って訪れることができます。
東京だと丸ノ内線、山手線、銀座線…と路線が多すぎて大混乱ですが、数字を使っているのでかなりシンプル。
地下鉄の切符の買い方
「T-money」カードを使わないのであれば、「1回用交通カード」を購入する必要があります。
日本と違うのは、1回限りの切符なのに立派なカードをつかうということ!(笑)駅の改札付近に、「1回用交通カード」の販売機があるので、そこで交通カードを購入しましょう。
- 画面下部にのボタンで「日本語」をタッチし、日本語表記にする
- 初乗り料金で行ける場所は「初乗り専用」をタッチ。それ以外は「目的地の選択」をタッチ。
- 目的地を英語で検索or駅番号or路線図で検索し目的地をタッチ
- 枚数を入力すると金額が表示されるので、お金を券売機へ(保証金の500W込みの値段です)。
- 「1回用交通カード」を受けとって改札へ
「1回用交通カード」を購入する場合、運賃+保証金として500Wかかりますが、あくまで保証金。交通カードを使い終わって回収機にカードを入れると500Wが返却されますのでご安心を!
地下鉄の乗り方
切符を購入もしくは「T-money」カードにチャージをしたら、さっそく改札を通り、駅のホームへ向かいましょう。
改札には日本と同じように、カードをかざす場所があります。一目見てすぐにわかるので大丈夫!交通カード、T-moneyカードどちらのカードでもカードをかざす場所は同じです。
ソウルの地下鉄の改札は駅によってまちまち。
photo by Josh Hallett
銀色のバーをお腹で押しながらまわして通るものと、問題があったときだけ自動的にバーが下りてくるタイプのものがあります。
地下鉄を降りたら保証金を返してもらうのを忘れずに!
「1回用交通カード」の場合は保証金として500Wを既に取られている状態なので、地下鉄を降り、改札を抜けたら交通カード回収の機械で返金しましょう!
韓国ソウルの「バス」
photo by liya Aoi
ソウル中を走っている市バス。地下鉄だけではカバーできない場所へ行くこともできるので便利ですよね!
ただ、やはり土地勘のない場所で初心者が市バスを乗りこなすのは結構難しいかも・・。乗り方自体は簡単なので、事前に路線や停留所をよく調べておくと良いと思います。
バスの支払方法
ソウルのバスは、基本的に前乗り・前払いです。
乗車してすぐにお金を払うので、後ろ乗り・後払いのシステムに慣れている人は要注意!
現金もしくは「T-money」カードで支払いをします。
「NAVER Map」というアプリを使うと、韓国のMAPやバスの乗換えなどを調べられるようなので、試してみてください。(日本語対応したようです)
NAVER Map, Navigation
NAVER Corp.無料posted withアプリーチ
バスの乗り方
バスの乗り方は基本的に、日本と同じ。
停留所で乗りたいバスが来るまで待ちます。いろんな番号のバスが停まるので、バスの番号をしっかり確認してから乗車しましょう。
ソウルの市バスは、スタバなどのテイクアウト用のコップ飲料を持ったまま乗車することができません。
前から乗車し、現金もしくは「T-money」カードで支払いを済ませましょう。
バスを降りたい時は、ブザーを押して知らせます。ちょっとややこしいのが、ソウルのバスは次に到着する停留所の名前と、その次の停留所の二カ所をアナウンスしてくるところ・・。
次に止まる所は「이번~(イボン・今回の)」、その次に止まる所は「다음~(タウム・次の)」と言うので、アナウンスによく耳をかたむけてみてください。
韓国の「電車」A’REX・KTX
ソウル市内の移動なら地下鉄でほとんどカバーできますが、釜山などの地方まで足を伸ばすなら、韓国の高速鉄道KTXを使うことになります。
また、空港からソウル市内へは「空港鉄道A’REX」を使うと便利!
韓国版の新幹線「KTX」
photo by U-ichiro Murakami
KTXは、韓国の各主要都市を結んでいる超高速鉄道。
ソウルと釜山間を結ぶ慶釜線(キョンブソン)や、全州(チョンジュ)、慶州(キョンジュ)などの観光地へも短い時間で足を伸ばせる便利な鉄道です♪
KTXの切符の買い方
KTXの切符は、事前にネットで購入するか現地の窓口で購入することができます。
KORAILの公式ページからも日本語で予約できます。また、外国人旅行者向けのKTX乗り放題パスもKKdayで取り扱っているので、地方に行かれる方にはおすすめです♪
現地の窓口で購入するなら、満席の場合もあるので、早めに駅に行くようにしましょう!
photo by Republic of Korea
わたしは現地の窓口で釜山までの切符を購入しましたが、トラブルもなくスムーズに購入できました。
韓国語がわからないので、「行き先・時間・一般席大人2枚」と事前に韓国語で書いたメモをスッと渡したら、無事購入できました(笑)
KTXの乗り方
チケットを購入してしまえば、あとは簡単!日本の電車と変わりません♪KTXは、出発時刻の20分前から乗車可能です。
駅には、自動改札機がありませんので、「KTX乗車場(タヌンゴッ、Tracks)」という標識の方に進み、ホームに入りましょう。
電光掲示板で、列車名・列車番号・出発時間を確認して、何番のホームへ行くのか確認しましょう!ローマ字表記もありますし、日本と同じ感じなので困ることはありません。
指定席のチケットを購入した方は、乗車券に記載の番号と同じ座席に座れば大丈夫。自由席(立席)の場合は自由席車両内で先着順で座ることになります。
車内は飲食可♪わたしは駅のダンキンドーナツでコーヒーとドーナツを買って持ち込みました。車両間には軽食やドリンクの自動販売機もあるので、出発してから購入することも可能です。
空港鉄道A’REXはほぼ地下鉄と同じ
仁川国際空港からソウル駅まで9,000Wで43分ほど(直通)で行ける便利な鉄道。空港から市内までの移動方法にぴったりですね♪
乗り方などは地下鉄とほぼ同じですが、こちらの記事で詳しく紹介しているので、あわせて読んでみてください。
韓国のタクシー事情&使える配車アプリ
韓国のタクシーは基本的にメーター制ですが、ぼったくりタクシーも少なくありません・・。
行き先を伝えたら、きちんとメーターを作動させたかどうかをチェックしましょう。夜の東大門ではタクシーでのトラブルが多いと聞きます。地下鉄が動いている時間に帰るのが一番良いかもしれませんね。
タクシーの乗り方・初乗り料金
タクシーの乗り方は日本と同じです。流しのタクシーをつかまえたり、ホテルやレストランのスタッフに頼んで呼んでもらうことも可能です。
深夜や早朝はタクシーがつかまりにくい傾向にありますし、近距離の場合だと乗車を拒否されるなんてことも。そのような場合は、前もってホテルやレストランのスタッフにタクシーの手配をお願いしておきましょう。
また、韓国のタクシーは種類によって料金が異なります。
大きなタクシーが高いのは想像がつくと思いますが、黒にゴールドのラインが入った「模範タクシー」と呼ばれるタクシーは一般のタクシーと料金が違うので、覚えておくと良いと思います。
料金 | 特徴 | |
一般 | 2kmまで3,000W | ・白、シルバー、オレンジ色の車体 ・日本語対応可能かは運転手による |
模範 | 3kmまで5,000W | ・黒の車体にゴールドのライン ・サービスや安全面で一般タクシーより優秀とされ、日本語可能な運転手も多い |
ジャンボ | 3kmまで5,000W | ・基本的に模範タクシーと同じ ・最大8名まで乗車可能な大型車 |
配車アプリ「カカオタクシー(カカオT)」が一般的
韓国で主に使われている配車アプリは「カカオタクシー(カカオT)」。Uberもソウルでは使えますが他の都市は×。
카카오 T – 택시, 대리운전, 주차, 내비, 카풀
Kakao Mobility Corp.posted withアプリーチ
カカオTのアプリをダウンロードしておけば、外国人旅行者も使うことができます。日本語表示もできるようになったので、便利ですね!
呼べるタクシーは、一般タクシーの「中型」、8人乗りの「大型」、高級タクシーの「模範」の3種類です。目的地をマップから選ぶか、英語で入力しタクシーを配車。
どこを走行しているかリアルタイムで確認できるので、遠回りによるぼったくりを回避できます。
ただ、スマホをインターネットにつないでいないと使えないので、フリーWiFiがある場所や、ポケットWiFiをレンタルするなど、ネット環境を用意しておく必要があります。
韓国・公共交通機関まとめ
韓国は、公共交通機関の使い方も日本と似ているので、個人旅行でも十分楽しめます♪
特に地下鉄は乗り方も簡単で、ソウル市内のいろんな場所に行けるのが嬉しいですね!T-moneyカードもとても便利なので、ぜひ購入して使ってみてください。
韓国をもっと知る
東京⇔ソウルの航空券はエアソウル・ジンエアーなどのLCCが1番が安いです。個人旅行が好きならエクスペディアで一括検索がおすすめ!
好きなホテルと組み合わせて自分のオリジナルツアーを作るのも楽しいですよ♪
公式リンクエクスペディアで格安航空券をみてみる
初めてのソウルならぜひ泊まっていただきたいのが高級ホテルのロッテホテルソウル!
地下鉄の乙支路入口駅(2号線)とロッテ百貨店に直結した便利な場所で口コミ評価も良い超人気ホテルです。立地も抜群なので子連れの滞在にもとてもおすすめです。
ロッテ百貨店でお買い物を楽しんだ後、すぐにホテル荷物を預けて遊びに行けますし、子連れの時はいつも利用しています。