せっかく旅行に行くならベストシーズンがいいですよね。
旅行会社に質問すると「上海のベストシーズンは春と秋」と回答されると思います。
なぜなら…
- 穏やかな気候で過ごしやすい
- 天気が安定していて晴天が多い
- 上海ガニのシーズン
このページでは、《観光に向いているベストシーズン》と《旅費の安さから見たベストシーズン》など様々な視点でベストシーズンを解説していきます。
四季ごとの気温やイベントなどもあわせてご紹介しているので、これから旅行の計画を立てる方はぜひ、参考にしてみてくださいね!
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中国をもっと知る
このページの目次(もくじ)
上海の観光ベストシーズンは春(4月5月)と秋(10月11月)
上海のベストシーズンはズバリ春(4月~5月)と秋(10月~11月)です!
上海の春(3月~5月)と秋(10月~11月)は短く、その中でも寒さが和らぎ、春らしい気候となる4月と5月、台風シーズンが去った後の天気が安定している10月~11月です。
春と秋の上海をおすすめする3つの理由をもう少し詳しく説明します。
穏やかな気候で過ごしやすい
上海の夏は湿度が高く、とにかく耐えられないくらい蒸し暑いです。
また、日差しも比べ物にならないほど強く、サングラスなしでの町歩きは目をあまり開けられず人相が悪くなってしまう程まぶしいです(笑)
一方、冬は北から寒気が流れ込むので日本の東北地方と同じくらい寒く、しっかりとした防寒対策が必要です。
そのような中、暖かい4月~5月と、涼しい10月~11月は気温・湿度ともに快適で上海旅行にピッタリのシーズン!
天気が安定していて晴天が多い
上海の気候は東京と似ている部分もあり、6月中旬から7月上旬にかけては梅雨、8月末から9月中旬ごろまでは台風シーズンとなります。
また、3月は日本と同じく天気は不安的で、6月~9月にかけては雨も多くなります。
過ごしやすい気温であることに加えて、天気も安定していて晴天が多いので4月~5月と10月~11月は上海旅行のベストシーズンと言えますよ!
上海ガニのシーズン
日本人の口に合う上海料理ですが、その中でも特に有名なのが上海ガニ(中国語では「大閘蟹」)です!
大きさは日本の蟹よりも小さく7~8センチ、重さは200グラム~250グラムと、カニの身よりも主にカニ味噌を楽しむ食べ物です。
10月頃には濃厚な黄色の卵が詰まったメスが、寒さが厳しくなる11月頃には白子がたっぷり詰まったオスが美味しいと言われています。

photo by sunoochi
まだ上海ガニを試したことのない人は、「成隆行蟹王府」や「王宝和上海餐庁」など上海ガニの専門店でぜひフルコースを試してみて下さい♪
上海の季節の特徴
上海には日本と同様に四季があり、それぞれの季節にそれぞれの魅力がたくさんあります。
上海の春(3月・4月・5月)

3月の平均気温は10.2度で、3月頭はまだコートが必要ですが、日が差していれば3月下旬以降スプリングコートで大丈夫な位に気温は上がります。
日本と同じく、3月の天気はわかりにくいので天気予報などをチェックしつつ、重ね着などフレキシブルに対応しましょう☆
4月以降一気に春らしい気候となり、日によっては汗ばむようなこともあるので、同様に調節できる服装が良いです。
しかし、夜は急に冷え込むことがあるので羽織りものやストールがあると便利です。
5月の平均最高気温が24.9度で、30度を超す日も出て来ますので、薄手の服装に重ね着などで対応することに加え、UVカットやサングラスなどの日焼け対策もしっかりとして下さい!
上海の夏(6月・7月・8月・9月)

上海の夏は湿度が高く、かなり蒸し暑く感じると思います。
6月中旬~7月上旬は梅雨のシーズンなので、折り畳み傘や防水対応の靴などがあると良いでしょう。
気候自体は蒸し暑いので半袖で大丈夫ですが、室内の冷房が強いこともあるので羽織りものもあると便利かと思います。
7月・8月の上海は一年の中で最も暑く、7月の最高平均気温は32.4度、この二ヶ月は40度を超す日もあり、旅行者が熱中症で倒れてしまうことも多いです。
長時間外にいることは避け、カフェなどで休憩をしたり、こまめに水分補給をして下さい。
この時期の日差しはかなりきつく目を開けるのが辛い時もあるので、日焼け対策の中でも、特にサングラスを持参することをおすすめします。
8月後半になると台風が来ることもあるので、折り畳み傘などの雨具も忘れずに♪
9月は暑さのピークは越したとはいえ、残暑は厳しく引き続き半袖など夏の格好で問題ありません。
日本と同じく台風が来ることもあるので、雨具を準備していくといいでしょう。
上海の秋(10月・11月)

10月の平均気温は19.7度で、10月中旬辺りから一気に秋らしくなり、日中は長袖、夜は昼間との気温差があるので、それにカーディガンやジャケットなどをプラスして下さい。
11月前半は引き続き10月中旬以降の服装でいいのですが、後半はニットやダウンと言ったしっかりとした冬の格好がいいでしょう。
毎年冬の気候になる時期がやや前後しますが、現地に行って寒いと感じた場合は町歩きの際にニットなどを買い足してもいいと思います。
春と並んで、晴れの日が多い秋も上海旅行のベストシーズンです!
上海の冬(12月・1月・2月)

冬は12月から2月かけての平均気温は4度で、12月以降本格的に冬のシーズンに入ります。
ダウンジャケット、ニットセーター、マフラーや手袋などしっかりと防寒対策をして下さい。
一年の中で最も寒いのは1月で、日中平均気温は3度です。雪はほぼ降りませんが、気温が氷点下になることもあります。
また、ホテルの室内はエアコンのために乾燥しているので、マスクやボディクリーム、リップなどの保湿対策もしっかりと。
上海の旅費が最も安くなる時期
- パックツアーが安くなるのは「11月~3月」
- 個人旅行(航空券)が安くなるのは「大型連休の後」
- 少しでも安くすませたいなら、まめに情報チェック!
パックツアーの場合
上海行きのパックツアーは、11月~3月が割安な場合が多いです。
逆に、上海に限ったことではありませんが、下記の期間はツアー料金が高騰します。
- 年末年始
- GW(ゴールデンウィーク)
- 4~5連休になった場合の秋の連休
- 7月~9月にかけての夏休み
一番高いのは、ゴールデンウィーク期間中と、7月~9月にかけての夏休みと4~5連休になった場合の秋の連休の期間です。
年末年始も高いですが、GWやお盆の時期よりは安いです。
個人旅行(航空券)の場合
一般的に上海行きの航空券が安くなるのは「大型連休の後」である、以下の時期と言われています。
- 正月明け~2月
- 4月上旬~中旬
- GW明け~6月
- 10月
この時期にLCCの経由便を使えば日本から上海までの航空券はなんと2万円台前半からと格安。
フルサービスキャリアの直行便でも、日にちによっては往復3~4万円台ということもありえます。
航空券の情報をまめにチェックするのがおすすめ
旅行にかかる値段は、航空会社や出発する曜日などによって金額が変動するので、一概には言えません。大切なのは、まめに情報をチェックすること!
できるだけ安く上海旅行をしたいなら、複数の旅行代理店の情報を比べたり、安い航空券が出ていないか、まめに情報収集をしてみましょう。
格安航空券を探すなら「エクスペディア」
ちなみに、格安な航空券を取るのにわたしが愛用しているのはエクスペディアというサイト。
用事もないのに時々のぞいて安いチケットがないかチェックしています(笑)
国際線はもちろん、国内線も格安チケットが見つかるので気づいたらポチっと買ってしまうことがあり恐ろしいです・・・。ぜひのぞいてみてください♪
公式サイトエクスペディア
ホテルを安く予約するなら「booking.com」「agoda」
1年のうちでホテルの値段も変動しますし、ホテルによってまちまちなので「ホテルが安い時期」というのは一言では言いにくいです・・。
そのため、ホテルの価格もまめにチェックするのが大切です。
わたしはいつも場所に応じてBooking.comとagodaを使いわけています。アジア、東南アジア圏は、agodaが最安となることが多いので本当に重宝しています。
もちろん日本語で簡単に予約できるので、難しいことはありません。100泊以上予約してきましたが、一度もトラブルになっていないのでご心配なく!
関連記事アジアの海外ホテル予約は「agoda(アゴダ)」が超おすすめ
上海旅行を避けたほうが良い時期

中国の大型連休(春節など)
絶対に旅行を避けたほうが良い!という訳ではありませんが、大型連休はたくさんの中国人が国内・海外を問わず旅行へ行き、観光地はどこも大変混雑しています。
また、普通の商店や食堂はお休みしていたりして旅行者にとって不便なことが多いので、初めて上海へ行く場合はこれらの時期は避けたほうがいいかも知れません。
お店によっては営業しているところもありますが、旅行者向けの場所であっても3日~1週間のお休みを設けています。
以下、中国の祝日・休日(2019年)ですが、この中でも最も大きな連休である春節と国慶節は特に注意が必要です。
元旦 | 12月30日~1月1日 |
春節(旧正月) | 2月4日~10日※ |
清明節 | 4月5日~7日※ |
労働節 | 5月1日~4日 |
端午節 | 6月7日~9日※ |
中秋節 | 9月13日~15日※ |
国慶節 | 10月1日~7日 |
毎年政府から公式発表があるので、2020年以降のカレンダーはあくまで予想ですが、こちらをご参考に。
上海の年間平均気温・降水量

上海の気候は東京と似ていると言われることも多いですが、夏は湿気が高くて蒸し暑く、冬は結構冷え込むと言うように、寒暖差が大きいのが特徴です。
また、6月は梅雨、9月は台風のシーズンなので降水量も多くなっています。
上海に滞在する予定が決まったら、次にチェックしておきたいのはどんな洋服を着ていくのか。
わたしのおすすめは現地で浮かない恰好をすること!日本人らしい恰好をすると意外と目立って犯罪に巻き込まれやすくなることも。
次の記事でおすすめコーデについて詳しく解説しているので、旅行前にぜひ読んでみてください。
関連記事上海旅行おすすめの服装と現地で浮かないシーズン別コーデ徹底解説
上海の季節イベント
上海(中国)で行われる、有名な季節のイベントをまとめてみました。
春節(旧正月)

中国では、日本のように1月1日ではなく、旧暦のお正月である春節(チュンジェ)を元旦とします。旧暦であるため、毎年日程は異なります。
「除夕(チュウシー)」と呼ばれる大晦日に、「
日本のお正月と似た雰囲気があります。普段実家を離れて暮らす人たちも、この時は一斉に帰省して家族団らんを楽しみます。(そのため、先程ご紹介したようにこの時期の交通機関は大変混雑しています!)
上海では、「八宝饭(バーバオファン)」(もち米にナツメやナッツ、砂糖などを入れて蒸したもの)や魚料理などが食べられています。

地方によって食べる食事が違うのですが、北方の人たちが餃子を食べるという習慣は有名ですね!
また、中国の春節でも子どもにお年玉を渡す習慣があります。「红包(ホンバオ)」と呼ばれていて、お金を赤い紙で包んで渡しますが、人によってはあげる人数が多く負担になることも多いと聞きます。

出典:https://www.chinatimes.com/cn/hottopic/20180217000013-260804?chdtv
また、春節と言えば爆竹が有名なのですが、近年ではPM2.5による大気汚染の対策として爆竹を鳴らすのは禁止されています。
端午節

端午節は、春節と中秋節に並び、中国の三大伝統節句とされています。端午節は旧暦ですので、毎年日程が変わります。
端午節と言えば、「龍船(ロンチュアン)」と呼ばれる、中国発祥のスポーツであるドラゴンボートレースと粽(ちまき)です!
なぜ、端午節にドラゴンボートレースをしたり、粽を食べるかと言うと、戦国時代(紀元前475年~紀元前221年)の楚の政治家で有名な詩人でもある屈原(くつげん)に由来しています。
屈原は国のために尽力しますが、王に聞き入れられることなく追放され、彼は楚の将来に絶望して川に身を投げ自殺してしまいます。
人々は彼を救おうと船を出し、人々は遺体を魚から守ろうと笹の葉に米の飯を入れて川に投げ込んだため、これらが後にドラゴンボートレースや粽を食べる習俗になったと言われています。
また、粽も地方によって異なり、北方の人は甘い粽を食べるのに対し、上海人はお肉が入った粽を好みます。
中秋節

中秋節は旧暦の8月15日の満月の夜に祝われる中国伝統行事の一つですが、日本にも「十五夜」として風習が伝わっていますね!
中秋節のシーズンになると、お菓子屋さんやスーパー、コンビニではたくさんの様々な種類の月餅が目立つところに並べられます。
月餅は厚みがあって小さめの丸い形が多く、薄い皮に具材と餡を入れ、それを押しつけて焼き上げたものです。保存食のために基本的に甘く、大きさの割にずっしりしていて食べ応えもかなりあります。
月餅の中身には様々な種類があって、小豆や黒ゴマ、ナッツからアヒルの卵やコンビーフのような細かい肉入っているものもあります。
中秋節も、春節・端午節と同様に旧暦なので、毎年日程が変わります。
国慶節

国慶節とは、中国の建国記念日のことです。毎年10月1日から7連休です。
1949年10月1日に毛沢東を主席として北京を首都に定め、正式に中華人民共和国の成立したことに由来しています。
春節は皆がこぞって帰省し、家族団らんで過ごすお正月ですが、国慶節はお祝いムードが強く、この休暇を利用して多くの中国人が国内・海外旅行へ出かけます。
上海のベストシーズンまとめ
上海には四季があり、それぞれ違った表情を見せてくれます!
近未来的な街並みとレトロな雰囲気や歴史的な建築物が混ざった「魔都」と言われる上海をより楽しむために、一つの季節だけではなく、違う表情を見せる上海を訪れてみてください♪
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上海でぜひ泊まっていただきたいのがザ リッツ カールトン 上海 浦東
世界有数の高級ホテルとして人気が高く、立地も抜群なので子連れの滞在にもとてもおすすめです。

ホテルから見える東方明珠タワー(パールタワー)には感動されることでしょう!お部屋も明るく朝食も美味しい誰にでもおすすめできる一押しのホテルです。
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