スウェーデン

2023年最新!スウェーデン世界遺産15件徹底解説【行き方・見どころ・ベストシーズン】

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マリ@オハヨーツーリズム
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みなさん世界遺産は好きですか?わたしは大好き(・∀・)!!

世界遺産ハンターではありませんが、認定されている場所はやはり見ごたえがありますね。

スウェーデンには15も世界遺産があります。13の文化遺産、自然と複合遺産が1つずつ。

《文化遺産》

  • ドロットニングホルムの王領地(1991年)
  • ビルカとホーヴゴーデン(1993年)
  • エンゲルスバーリ製鉄所(1993年)
  • ターヌムの岩絵群(1994年)
  • スコーグスシュルコゴーデン(1994年)
  • ハンザ同盟都市ヴィスビュー(1995年)
  • ルレオのガンメルスタードの教会街(1996年)
  • カールスクルーナの軍港(1998年)
  • エーランド島南部の農業景観 (2000年)
  • ファールンの大銅山地域(2001年)
  • ヴァールベリの無線局(2004年)
  • シュトルーヴェの測地弧(2005年)
  • ヘルシングランドの装飾農家群(2012年)

《自然遺産》

  • ヘーガ・クステンとクヴァルケン群島 (2000年、2006年)

《複合遺産》

  • ラポニア地域 – (1996年)

今回の記事ではスウェーデンの15件の世界遺産についてご紹介していきたいと思います♪

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スウェーデンをもっと知る

死ぬまでに絶対行きたいスウェーデンの世界遺産

スウェーデンのベストシーズンは夏!涼しく日の長い北欧の夏は一生で一度体験してほしいです。

文化と自然を楽しめる国なので、ぜひハイシーズンに足を運んでみてください。

ドロットニングホルムの王領地(Drottningholms slott)

ドロットニングホルムの王領地(Drottningholms slott)ドロットニングホルムの王領地(Drottningholms slott)

17世紀の末期、スウェーデンのローヴェン島に建てられたドロットニングホルム宮殿は、「北欧のヴェルサイユ」とも称されている優美な美しさを持つ宮殿です。

18世紀の姿がほぼそのまま残されており、1991年に「ドロットニングホルムの王領地」としてドロットニングホルム宮殿、宮廷劇場、中国離宮、庭園が世界遺産に登録されました。

ドロットニングホルムの王領地(Drottningholms slott)ドロットニングホルムの王領地(Drottningholms slott)

ストックホルムからのアクセスも良く、訪問したい場所です。

現在、1982年に転居した王家の住まいを除く一部が一般公開されています。東京ドーム19個分という広大な庭園をぜひ楽しんでみてください。

ビルカとホーヴゴーデン(Birka and Hovgarden)

ビルカとホーヴゴーデン(Birka and Hovgarden)ビルカとホーヴゴーデン(Birka and Hovgarden)

ビルカはストックホルムから西へ30キロのところにあるメーラレン湖に浮かぶ二つの島ビュルケ島とアデルスユー島には、ヴァイキングの故郷の古代遺跡があります。

一つはスウェーデン最古の街とされているビルカ。

もう一つはスウェーデン最古のキリスト教集会所のあるホーヴゴーデンです。

ホーヴゴーデンにはスウェーデン王族ゆかりの墳墓があり、墓や港は当時のまま残っているため、まるでタイムスリップしたような気分になれます。

この二つの町の遺跡はバイキング社会に関する貴重な場所として1993年に世界遺産に登録されました。

因みにこの地方で食された様々な料理を一つのテーブルに並べて提供するスタイル(スモーガスボード)を日本で最初に取り入れた帝国ホテルが「バイキング」と名付けて日本中に広まっていますね。

エンゲルスバーリ製鉄所(Engelsbergs bruk)

エンゲルスバーリ製鉄所(Engelsbergs bruk)エンゲルスバーリ製鉄所(Engelsbergs bruk)

良質な鉄鉱石が産出されるエンゲルスバーリでは、17世紀から18世紀にかけて数多くの製鉄所が建設されました。

製鉄業はスウェーデンの基幹産業であり、エンゲルスバーリの製鉄所は20世紀初頭までそれをリードしてきました。

この製鉄所はこの地の貴族ラーション・イッレンヘークが1681年に増改築した施設です。

今現在もそれらの製鉄所が当時のままの姿で残されており、1993年より世界文化遺産に指定されています。

ターヌムの岩絵群(Tanumshede)

ターヌムの岩絵群(Tanumshede)ターヌムの岩絵群(Tanumshede)

ターヌムの岩絵群はスウェーデン西部の町ターヌムスヘーデ周辺に残る岩石線画群で青銅器時代の岩石線画となっています。

ターヌムスヘーデは、スウェーデン西部の人口1,600人の小さな町です。

100枚ほどのパネル画に約3,000の岩石線画が描かれています。モチーフとしてはボートやワゴン、様々な道具や武器、そして狩りの場面。

ターヌムの岩絵群(Tanumshede)ターヌムの岩絵群(Tanumshede)

ここは過去8000年間の継続的に人々の生活の場となっており、青銅器時代のスウェーデンの歴史をひもとく鍵となっています。

青銅器時代から鉄器時代にスカンジナビア半島で暮らしていた人々は、洗練された木材加工技術を持ち、舟を使った移動にも長けていたそのままが描かれていますが、環境汚染による侵食のせいで劣化しており、鮮明に残されて見える岩絵は赤い染料で塗り直されています。

スコーグスシュルコゴーデン|森の墓地(Skogskyrkogården)

スコーグスシュルコゴーデン|森の墓地(Skogskyrkogården)スコーグスシュルコゴーデン|森の墓地(Skogskyrkogården)

スウェーデンの首都ストックホルムに位置する共同墓地。

後に同国を代表する建築家になる若き日のエリック・グンナール・アスプルンドとシグード・ローレンツが設計を手がけ、1917~1920年に自然との調和をテーマにしこの墓地は造られ、スウェーデン国内で最大規模を誇る共同墓地です。

スコーグスシュルコゴーデン|森の墓地(Skogskyrkogården)スコーグスシュルコゴーデン|森の墓地(Skogskyrkogården)

近代建築の最高傑作のひとつとして高く評価され、1994年に世界文化遺産に登録されました。

実はわたしが関わった映画でこのスクーグシュルクゴーデンのような墓地を探したのですが、日本では見つけることができず、このような景観地に墓を建てて撮影しました。

こんなお墓で永眠できれば嬉しいと思います。

ハンザ同盟都市ヴィスビュー(Visby)

ハンザ同盟都市ヴィスビュー(Visby)ハンザ同盟都市ヴィスビュー(Visby)

ハンザ同盟都市ヴィスビューは、中世時代のバルト海沿岸地域において、大きな影響力を有していた「ハンザ同盟」の中心核を担った、スウェーデンに属する都市で、かつてはバイキングの拠点でもありました。

同都市は、バルト海上に位置するゴットランド島北西部にあり、旧市街地は周囲を約3.5kmほどの城壁で囲まれていて、ジブリ映画「魔女の宅急便」の舞台になったと言われており、その可愛さにキュンとしてしまいます。

ヴィスビューは13~14世紀にバルト海沿岸部の都市として最盛期を迎えました。

しかし、16世紀になり、ヴィスビューと同様に、同盟都市の中核を担い、現在では世界遺産にも認定されている「ハンザ同盟都市リューベック」によって、ヴィスビューの街並みが破壊されてしまったと伝えられています。

とはいえ、城壁内に拡がる現在のヴィスビューにも、中世時代の建造物が数多く存在しており、当時の面影が色濃く残されています。

ルレオのガンメルスタードの教会街(Gammelstads kyrkstad)

ルレオのガンメルスタードの教会街(Gammelstads kyrkstad)ルレオのガンメルスタードの教会街(Gammelstads kyrkstad)

ガンメルスタードは北スウェーデンのボスニア湾に面した港町、ルレオの郊外にある小さな村。

ロシアとの領土争いの末、14世紀にスウェーデン領土となったこの地方は、ロシアへ国境を示すために石造りの教会を建てました。

その教会を取り囲むように、424軒の小さな木造家屋が建っています。

それら巡礼者のための宿泊施設として建てられた木造家屋群は、現在も同じように利用されています。また夏の観光客向けのカフェやお土産屋さんとしても使われています。

ガンメルスタード教会街は当時の典型的な街作りの形を知ることができる場所で、保存状態がよく現役で使用されていることなどから1996年に世界遺産に登録されました。

カールスクルーナの軍港(Naval Port of Karlskrona)

カールスクルーナの軍港(Karlskrona)カールスクルーナの軍港(Karlskrona)

「カールの王冠」という意味をもつカールスクローナは17世紀にカール11世によって造られた難攻不落の海軍都市です。

地形が複雑に入り組んだ沿岸に造られた海軍基地には、町全体を守るように7つの要塞が築かれ、約300年もの間、どの国からも攻撃を受けることがなく、当時建てられた貴重な建造物が今なお完全な状態で残っています。

海軍の港と街が一体化した他所では見られないような風景が広がり、旅人心をくすぐります。

バルト海に面しカールスクーナの港には多数の群島があり、まさに自然の要塞のようです。

エーランド島南部の農業景観(Öland)

エーランド島南部の農業景観はスウェーデンのエーランド島にある文化的景観です。

エーランド島は南北に細長くその大半は石灰岩に覆われた不毛の平原が広がっています。

この地形は島の4分の1以上にあたる260km²もの広さがあり、他では見られないような生態系が見られます。

その傑出した生物多様性と先史時代からの人類の苦闘の痕跡とが評価され、世界遺産に登録されました。

石灰岩の平原は、もとは氷河によって形成され、エーランド島からはオウムガイの祖先に当たるオルトケラスの化石も発見されています

16~18世紀につくられた数多くの歴史的な風車に混じり、住居跡やヴァイキングの墓が点在しています。5000年前の先史時代から現在までにいたる北国の農業の様子を今に残します

ファールンの大銅山地域(Falun)

ファールンの大銅山地域(Falun)ファールンの大銅山地域(Falun)

スウェーデン中部ダーラナ地方にあるファールンにはかつてスウェーデン最大の銅山があり、17世紀には全世界の銅の生産量の3分の2を占めていた程でした。

目をひくのは1687年に起きた大崩落事故の跡で地表直径400メートル、深さ100メートルの巨大な穴が地表にあいていて、坑内には落盤の跡や亡くなった人の墓標、運搬用に使役された馬の通路などが残っています。

この銅山で採掘される銅はヨーロッパ全土で使われ、ヴェルサイユ宮殿の屋根にも使用されています。

1992年委廃坑になりましたが18世紀に作られた従業員用の住居や聖堂などが残されています。

ガイド付きツアーで内部の見学ができるので、アドベンチャー気分が味わえそうです。

ヴァールベリのグリメトン無線局(Radiostationen i Grimeton)

ヴァールベリのグリメトン無線局には無線通信の歴史の中で非常に貴重な、アレキサンダーソン式無線機があります。

現存するものの中で唯一動作することを評価されて2004年に世界遺産に登録されています。

ヨーテボリから南へ約70km、ハッランド県ヴァールベリの郊外に位置する超長波送信局です。

第1次世界大戦が起こり、アメリカのロングアイランドにあるラジオ・セントラルと交信するため1922年から1924年にかけて建設され無線電話に使われてきました。

1996年に廃止になりましたが、毎年アレキソンデーの祝日にはモールス信号の記念放送が行われています。無線好きにはたまらない世界遺産、夏の間のみ見学可能。

シュトルーヴェの測地弧 (Struve Geodetic Arc)

シュトゥルーヴェの三角点アーチ観測地点群は、ノルウェーのハンメルフェルト岬から黒海まで10ヵ国を貫く、およそ3,000Kmにわたる三角測定地点の連なりです。

19世紀の天文学者シュトルーヴェが40年という歳月をかけ、2820キロという長距離の測量を行った跡が、小さな「穴」や「十字」の印で残っているのです。

シュトルーヴェの測量は、ニュートンの仮説「地球は、赤道が僅かに膨らんだ楕円体」を実証するもので、地球の大きさなどを正確に測る上で多大な貢献をしました。

当時設置された265か所の測量点のうち34か所が、世界遺産に登録されていて、ノルウェー・スウェーデン・フィンランド・ロシア・エストニア・ラトビア・リトアニア・ベラルーシ・モルドバ・ウクライナの10ヶ国の国境をまたいでいるという珍しい世界遺産です。

ヘルシングランドの装飾農家群(Hälsingland)

緑豊かな森林に囲まれたバルト海沿岸にあるヘルシングランド。

18世紀から19世紀に建てられた美しい装飾農家群が中世から伝えられる木造建築を象徴する建築物として残されています。

中でも7つの木造家屋で構成されている農夫の家々は、ヘルシングランドに残る1000以上の木造建築物の中から選ばれ、2012年に世界文化遺産として登録されました。

紳士階級の嗜好と民族的な伝統美術が見事に融合した装飾は、この土地ならでは!

デザインは地域性と民族性が混ざり合い、現在に通ずる北欧スタイルの素敵な建物と言えるのではないでしょうか。

ヘーガ・クステンとクヴァルケン群島(Höga kusten/Kvarken Archipelago)

ヘーガ・クステンとクヴァルケン群島(Höga kusten/Kvarken Archipelago)ヘーガ・クステンとクヴァルケン群島(Höga kusten/Kvarken Archipelago)

この群島一帯では、約9600年前から現在まで継続して土地が隆起するリバウンド現象が見られることで世界遺産に認定されました。

氷河期に形成されていた巨大な氷床が解けることで、地殻が盛り上がるアイソスタシーという現象によって起こる現象で、場所によっては一年間に300mも隆起した場所もあります。

特にハイ・コーストではその結果、断崖絶壁にたくさんの入り江、湖、島などからなる複雑な景観を形成しています。このような現象は世界中の世界遺産を探しても僅かしかなく、この地ほどのリバウンド現象を見ることはありません。

大地が動くという体験はめったにできるものではなく、大自然の力に圧倒されます。

ラポニアンエリア (Laponian Area)

ラポニアンエリア (Laponian Area)ラポニアンエリア (Laponian Area)

ラポニアンエリアは先住民が暮らす「ラップランド」のスウエーデン北部山岳地帯にあります。

夏場は白夜、冬場はオーロラを見ることができます。

この地方に暮らすサーミという遊牧民はトナカイと暮らし、彼らとトナカイの大移動を目撃しました。それは壮観で忘れることができない経験でした。

真冬の-40度の世界を体験するのも面白いし、太陽の沈まない白夜もきっと貴重な体験になるはずです。

スウェーデン世界遺産まとめ

スウェーデンらしい、自然と文化が融合した世界遺産。

すべてをまわることは難しいと思いますが、気になるものが沢山ありました。

ストックホルム近郊の世界遺産もありますので、ぜひタイミングが合えば足を運んでみてください。

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